椹野道流のレビュー一覧
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不幸すぎる浪人生正路がひき逃げにあい、死にかけていたときに妖魔が現れ、下僕になるなら生かしてやると言われ妖魔と契約する正路…
妖魔司野は骨董店を営んでおりその品には付喪神が…
BL作品とは知らずに読んでいましたが(そんなにBLしてない)、丁寧な描写で読みやすかったです。それに妖魔、付喪神、陰陽師と好きなものばかり…
正路と司野がどうなっていくのかも気になるし、陰陽師の辰冬も気になる…
最後の刊行によせてに書いてあった先生の言葉が素敵。
「日々の暮らしの中で、誰かが誰かを想う、互いに強い絆を結ぶ」ことを大切に綴った物語のひとつです。
まさにその通りの作品だと思います。ダークな部分もあるのですが、人と人、人と物の繋がりが感じられる暖かい作品だと思いました。
あと料理の描写でお腹空きます笑
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Posted by ブクログ
シリーズ第19弾
今回は主人公・海里の兄、一憲が抱える大きな心の傷に、家族が向き合う大切なストーリー
ただ、李英も倉持悠子も登場しなくて少し寂しいし、“最後の晩ごはん”の幽霊場面も控え目
控え目なんだけど、それがまた涙涙…
今回もまた感激屋さんのロイドが号泣だ
一憲と奈津の夫婦は、特別養子縁組の制度を利用し、子供を迎え入れることを考えている。
二人で充分に考え、準備をしてきたが、今になって一憲は「不安」と「恐怖」に押し潰されそうになっている。
不安は当然として、その恐怖の原因とは──?
一憲が高校生の時、父親が突然亡くなった。
母親も心身共に不安定な状態で、弟はまだ幼い。
一憲が家族を支えるしかなかった。
バイトをしながら年の離れた弟の「子育て」もしてきたのだ。
どれ程苦労してきたのか…
想像するだけで胸が苦しい。
このシリーズの登場人物は皆それぞれの苦しみを抱えているが、それを周りの人に打ち明ける事で乗り越えている。
人間はひとりで生きているのではない。
自分に関わる大切な人が苦しんでいたら、寄り添える人になりたいと強く思った。
でも心の内をさらけ出すのって、勇気が必要だよね。
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切ない、ひたすらに切ない。
その時良かれと思ってやったことが実は巡り巡って相手にとって不幸を呼び込んでいたことをもう取り返しがつかない状態で聞かされるってどうしたらいいんだ。
「夢ならばどれほどよかったでしょう」だもうそんなの。
という訳で鬼籍通覧シリーズ七作目。
何だか今までと話の構造が違ってておや?と思いながら読み進めていたら……今回はこういう終わり方のパターンで来ましたかという……いや、やっぱり重い。
ただ重いって感じが今までとちょっと違う感じで……何だろう、今までよりも「命」について考える描写が多かったからなんだろうか。
メインストーリーに絡む事件には遺体は出てこないのにこんなに命について考えてしまうのはやっぱり今回の事件に纏わる理由が理由だからなんでしょうか。
龍村先生の考え方私は好きです。でも実際にそういう場面に立たされたらミチルさんみたいな手法を取ってしまうかもしれません、なりふり構ってられないものだって。
余談なんですがこの前自分自身が書いたこのシリーズの本の感想を読み返していたら漏れなくほぼ全部に「後味が悪い」って書いてて少し笑ってしまったのだけど、このシリーズは後味悪くないです、本当に最後lemonが似合う感じの話なんです。
個人的に今までの鬼籍通覧シリーズで一番好きな話でした。
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後味が悪いとかじゃなくて救いがない。
本当に何と言うか、救いがない。
という訳で鬼籍通覧シリーズ6作目ですね。
今回は前回に比べるともうバリバリの法医学もの!って感じでしたね、解剖しまくってたし。
しかし実際に法医学者って招集かかったら正月だろうか何だろうが返上して出勤しなくちゃいけないものなのだろうか……近所の個人病院とか閉まるのにそこはダメなんだ……?と何だかモヤる思いを抱えてしまったりしましたがきっと年末年始だろうと関係なく頑張っている方はいるんでしょうね、今この瞬間にもいるのかも。
身体に傷が多い遺体は解剖するまでに時間がかかるというのもどこで使ったらいいか分からないけどきちんと知識として頭の中に記憶されました。
それにしても今回の事件もまぁ何というか今この瞬間にもどこかで起こってそうな事件で何とも言えなかったですね。
実際に多分あるもんねこういう事件……やっぱり私自身が生きているこの世界と地続きで起こってるようなタイプの話は読みながら唸ってしまう。
この話はここで終わっているけれど、この後事件の関係者はどうなってしまうんだろうと考えたらもうホラーですよね……そして結末も想像がついてしまう分何と言うか……もう、本当に救いがない。
やっぱり怖いのは生きた人間だなぁというのを実感します。
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Posted by ブクログ
お、お、思てたんと違うー!!!
いや違ってはないんだけど信じられないくらい重たい話だったんですけど!?けど!?!?!?
最近ね、ちょっとアンナチュラルを見直しましてね、めちゃくちゃ個人的に自分の中で法医学もののブームが来てるんですよ。
で、せっかくだからこれを機にまだ読み終わってなかったこの鬼籍通覧シリーズ読破しちゃうかー!とか意気込んで読み始めてたんですけど。
……何か、あれ?うん???今回の話やけに解剖少ないね???とか思ってたら……うわーこう来たかーって感じで……。
何かもうね、後半ゴリゴリメンタルやられました、残酷描写と後味の悪さに。
このシリーズ結構後味の悪い終わり方多いんですけど、今までのどれとも違う、言ってしまえばどこででもこれが起こってしまう現実にまで嫌気がさす感じというか。
でもきっとね、起こるんですよねこれは……今この瞬間にも起こってるかもしれないんですよね……。
そう考えたらちょっと凹むなぁ。
そして今回は本編がめちゃくちゃ重かった分ししゃもの癒しパワーが半端なかったなぁ。
もはやししゃもの登場シーンくらいしか安心して読めないまでありました。
どんどん美人で我儘お嬢様に育って欲しいです、ししゃも。
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匿名
ネタバレ「イギリス留学経験があったので
手にした本だけど」と勧めてもらって
読んだ本ではありますが
経験なしでも
楽しい旅が出来ました
さすがはジェントルマンの国
バトラーもドアマンも素晴しく誇り高く
スマート
著者が祖母と旅する中で
気付かされる若かりし頃の自分自身
祖母を祖母姫とする事に納得
祖母姫の自己肯定感と気品と自信が
努力の賜物であることに著者が気づくあたりから
エッセイ本以上のものであることに
こちらも気づく
楽して手に入れられるものなんて
すぐ消えてなくなってしまうのかな
祖母姫いわく
「自分を信じて努力して結果が生まれるのが
自信なのよ」
著者がロンドンを南下して
何年振りかで会いに行った友人との関係を
一緒にいない人のことが
頭から抜け落ちらのは当たり前だけど
何かあった時 お互いの顔が浮かぶような
根っこで繋がってる関係に
わかるー
面白い中に名言があっておすすめです -
Posted by ブクログ
最後の晩ごはん18巻目。
芦屋さくらまつりにて、晩めし屋初めての昼営業。そして、夏神さんの恋人の香苗さんの幽霊がばんめし屋に現れる。
彼女が現れるのはシリーズが終わるときかなぁと思ってたけどそうでもなかった。姿を現すまでにこんなに時間がかかったのも理由があって、その理由もすごく切ないけど、会いに来られて本当によかった。香苗さんがあっけらかんとした性格でとてもお似合いで素敵なカップルだったな。別れのシーンは思ったよりあっさりだったけど、きっと夏神さんの心の中にはずっと香苗さんが生き続けてるんだろうなと思った。
一方、朗読の舞台に立つために稽古を重ねる海里と李英。海里と李英は親友でありライバルであり、切磋琢磨できるとてもいい関係だな。
そんな中、帯状疱疹で再び入院する羽目になった李英の分まで1人で舞台に立つことになる海里。ササクラカケルから芸能界復帰の話を持ち掛けられて心が揺れたり、不安で押しつぶされそうになりながらも無事舞台を務めあげる。ずっと引きずっていた彼女への思いに一区切りをつけた夏神さんも、さくらまつりで好評だった「ひるめし屋」について前向きに考え始める。
夏神さんも海里も、新しい一歩を踏み出す巻でした。