あらすじ
過去の世界でマーキス王家に力を貸す決意をした医学生の西條遊馬。遊馬は、マーキス王国からポートギース王国に嫁ぐ姫王子・ヴィクトリアのお供の一人として、随行することに。各国の賓客を招き、ポートギース王・ジョアンとヴィクトリアの結婚式が盛大に催される。しかし、盛大な結婚式が行われたその夜、フランク王国の使節が転落死しているのが見つかり……?
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Posted by ブクログ
お料理の工夫も、ポートギース王家のつながりが深まっていく様子もロデリックの伯父振りも好ましく、最後にローレンスのキャスリーンへのラブコールもあって楽しく読めた。
Posted by ブクログ
遊馬の料理のレパートリーの多さを尊敬します。式の余興とか色々よく思いついていて、頭柔らかいなぁとも。
医学生、しかも死体専門なのに、どんどん手術の腕前が上がってますね。帰る頃には実技練習必要ないのでは。
事件はざまぁみろと思う結果でしたが、まさかのキャスリーンに思わぬ出会いが。
もうみんな年の差半端ないです。
Posted by ブクログ
ジョアンとヴィクトリアの結婚式と奴隷女性を贈ろうとした使節の転落死。式はまだだったかと少々意外。相手を立てた解決は大事だなあ。料理案にも有能な遊馬が自然体で好ましく、遺体や傷を見ると途端にスッと冷静になる所も良い。キャスリーンのモテが不意で微笑ましい。素朴な中に確たる魅力の詰まった世界。炙りチーズ!
Posted by ブクログ
カタカナの名前ってどうも苦手で、毎回一瞬考えてしまう。そういう意味で、椹野さんのシリーズの中では読みにくい。でも今回キャスリーンの株が私の中で爆上がりしました。
Posted by ブクログ
死の真相を解剖学によって解き明かすのがメインのミステリーだと思って読んだら、ガッカリするのは毎回の事だけど
医学の常識が全く通用しない所で、アスマの素性を知らない大国相手に
鷹匠の弟子が死因は、コレコレなので殺人ではありませんと言ってますと説明して「あ、そうなの?病気じゃしょうがないよね」と納得するものか
Posted by ブクログ
ついにやってきた結婚式に向けて、何をするべきか
どうすれば意表を突く事ができる、か。
どう工夫して侮らせないか、が大変な状態ですが
あるもので賄う、というのも大事な事。
とはいえ、現代を駆使してのこれは
案外楽しいやも、です。
ただ、雨が降ったり風が強かったりしたら
悲惨な状態になっていたでしょうが…。
そこは突っ込まないべき?w
ものすごく血が薄い、と言わざるをえない人でしたが。
さすが商人…やる事がえげつない
というか、商売根性というか。
ものすごく侮ってます感が出ていますが
その後を考えると、商人としては普通?
さらに後を考えると単に自尊心と欲が強い人、で
間違いない気もします。
あまり大事にならなくてよかったね、という展開ですが
最後に…どうするつもりかと言いたくなる現実が。
そちらは事件と違って、当人同士、になるので
まぁ好きなように、という感じですが…w