山中伸弥のレビュー一覧

  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

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    最近のノーベル賞受賞者のお二人の対談。
    科学をテーマに語り合っているが、やはり視点が興味深い。
    やっぱり二人とも努力家で、物好きだ。お二人の見えてる世界は別世界なんやろうなあ。
    時々、研究の説明をしている箇所とかあるけど、全然わからなかったりする。ムズカシイ。
    対談で読みやすく、いい本です。そうなんだーと思わされるところが多かった。

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    2013年01月30日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

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    iPS細胞の山中教授、素粒子物理学の益川教授という
    ノーベル賞受賞者による対談。
    ふたりともいわゆる「天才」ではない。
    むしろ挫折や遠回りをした後にそこに偶然辿り着いたという。
    一般には最短距離で効率よく欲しいモノを手にする、
    というのが善とされがちだけれども、少なくとも学術の世界では
    必ずしもそうではないようだ。

    若い山中教授が難病患者を救うという使命に燃えているのに対して、
    年配の益川教授は好きなことを勝手にやっているだけ、というコントラストも面白い。けっこう世相を反映しているような気がする。

    なんだかまだまだこの世界も捨てたもんじゃないという期待を抱かせる一冊でもある。

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    2013年01月16日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

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    科学の基本は、言語力である。読んで、聞いて、その世界を正しく頭に思い浮かべられるかどうかが、すべての基本となる。その後は、吸収した知識も用いて、その考えを、頭の中で発展させていけるか。
    具体的な客観データを集めた上で、徹底的に抽象化してシンプルにして推論するのが理論化である。

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    2018年10月14日
  • 近大スピーチ 15分で人生が変わる心に刺さる言葉

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    人生の門出に心に響くスピーチ。
    塞翁が馬
    理論上、失敗なんか存在しない
    世界標準で考える
    決して諦めない
    戻ってくる力こそ若さの特権
    根拠のない自信こそ最強

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    2025年11月28日
  • 近大スピーチ 15分で人生が変わる心に刺さる言葉

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    たまたまYouTubeで、西野亮廣氏のスピーチを視聴して興味を持ち、手に取った。自分にとって新たな心に響くワードは見つけられなかったけど、西野氏の「未来を変えることはできないけれど、過去を変えることはできる。ネガティブだった過去は、自分のとらえ方次第で、輝きを増す」は、やっぱりよかった。

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    2025年10月04日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

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    我が社は、稲盛和夫さんを大リスペクトなので、たまにこうして稲盛さんの本を見かけると読みたくなる。

    お二人の対談形式の本書は、読んでいて、学びになることが多くあった。
    稲盛さんの聞き方も良いよなと。
    お二人が互いのことを知りたいという気持ちや敬意を持っている気持ちが伝わってくる。

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    2025年09月27日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    レジリエンスの三要素
    自己肯定感
    社会性(周りの人と関係性をうまく保てるか)
    ソーシャルサポート(周りの人に助けられていることを実感する力、おかげさま)

    いいことはおかげさま、悪いことは身から出た錆

    子供のバイト、広く社会を知る機会だから、塾や家庭教師だけではなく、いろんなものをやらせたい

    海外キャンプに親子で通う 楽しそう 私も行きたい
    クルーズ船とか手始めにいいかも

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    2025年07月26日
  • 近大スピーチ 15分で人生が変わる心に刺さる言葉

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    アメリカでは通常の卒業式スピーチ。批判がありながらも、日本でこれを取り入れた近畿大学はすごい。必ずや、何人もの心に刺さり、日本、世界を変える人材が出てくるであろう。近畿大学は、受験者数ナンバーワンを誇りながら、入学者のレベルも年々上昇している。近大にはどんどん突き進んでほしい。

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    2025年07月06日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    さらっと読める。
    山中教授に励まされた。
    とにかく、子どもを信じる!それだけ!

    以下、覚え書き。
    ・ほったらかされた子ほど自立する
    ・早寝早起き朝ごはん、夜8時に寝て5,6時起き
    ・レジリエンス、立ち直る力・乗り越える力を身につけさせる。そのためには「感謝できる心」が欠かせない。
    ・親が子供を信じて任せれば、自己肯定感は育つ。
    ・人生上手くいかなくて当たり前。人生は理不尽なもん。だからどんなオプションがあるか考える

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    2025年04月21日
  • 「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~

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    ちょっと気の張るプレゼンというか、人前で話をする機会が控えているので読んでみた。プレゼン技としてなるほどと思ったのは、ポインターは動かさずピタッと止めて使用すること(p.36)、上級者なら耳を引きつける技としてわざと小声で話すことも有効(p.83)といったくらい。後者は自分レベルで使える技ではないし。
    それよりもやはり一門のお二人。この本は二人の対談番組から派生したもののようだけど、プレゼン技術にとどまらず生き方、物事への取り組み方の話になっていくんだよね。同じリスクなら、やらないリスクよりやるリスクみたいなところはあらためてそうだよなと教訓的に思いながら読んだ。伊藤さんなんかは「リスクを取る

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    2024年12月08日
  • 還暦から始まる

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    お二人の対談を通して、それぞれの人柄やこれまでの経験してきた事、人生観など教えて貰いました。
    人生上り坂だけでなく下り坂もあるが、大きな人生の下り坂を楽しむというところが、とても気持ちよく捉えられました。

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    2024年10月04日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    山中伸弥氏と小児科医成田奈緒子氏の子育てについての対談。
    この本を読む前に成田氏の「高学歴親という病」を読んでおり、その時は成田氏がやや冷徹な人という印象を持った。しかし、今回の本は対談だったのが良かったのか、成田氏の人となりも見えてきて、素敵な小児科医だな~と思った。
    子どもを診察するときに、子どもの家庭環境や家族関係、両親の仕事についての情報をある程度聞き取り、課題やリスクがどのようなところにあるのかまで見立てをたてる。これまでの知識や経験をフルに稼働させるそう。
    そこまでやるの?と山中氏に聞かれて、そこまでまでやるよ~と普通にスラっと言える成田氏がかっこいい。

    あと、成田氏の研究結果

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    2024年09月06日
  • 還暦から始まる

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     最近『60代からの~』や『老後に~』といった、退職後生き方How To新書をやたら手に取っている。もうそろそろええ加減にせんとな、と思っているけれど山中先生や谷川名人の還暦対談となると、ほうっておくこともできず手に取った。

     お二人とも還暦越えとは言え現役の先生方で、新人隠居の私とは立場が違う。まっ、年齢を言い訳にせず、また老齢を自覚し、無理せず頑張りましょうよ、ご同輩といったところでしょうか。

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    2024年07月28日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    著名な方々(山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏)の講演・対談集。この著名人の中に興味がある人がいれば楽しめる。何者でもなかった頃、いわゆる若手時代が語られている。自分に響いた箇所は以下。

    「どうしたってインターネットで得られないものがある。それは、考え方です。知識をどう使うか。どうやっておもしろいことを見つけ出すか。」

    「人間の一番重要な能力は、諦めないということです。動物はできなかったら諦めちゃう。人間はしつこいんです。」「失敗しても失敗しても諦めない。だから人間は空を飛べるようになったし、海中深く潜れるようになったし、様々な道具を発明して、人間の身体以上のことができるよう

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    2024年06月08日
  • 前人未到

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    今をときめく将棋八冠(対談の時点では四冠)の藤井聡太と、ノーベル賞受賞者の研究者山中伸弥との注目すべき対談本。
    主に、山中氏が藤井八冠に問いかける形で対談が進むが、40歳の年齢差がありながら、山中氏は謙虚に問いかけ、藤井八冠もまた真摯に答える。
    それぞれの分野での「前人未踏」を成し遂げている天才は違うと、二人の人間力に感心するばかり。

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    2024年04月03日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    30分ぐらいで読めるので、
    リラックスして本を読みたい人におすすめ。
    関西弁やからか、めちゃくちゃ読みやすかった(笑)
    早寝早起き朝ごはん、レジリエンス(自己肯定感・社会性・助けてと言える力)が大事。

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    2024年03月12日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    山中教授と成田先生の仲良しトークを盗み聞きしている気持ちになりました。
    御二方の人柄や生い立ちが知れて面白かったです。

    子育てについては、あんまり構い過ぎず、でも信じてあげるのが良いのかなと感じました。

    早寝早起き朝ごはんが大事とのことで、それくらいは頑張ろうと思った。難しいですが。。

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    2024年02月11日
  • 前人未到

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    「AIを良き同僚、良き部下として使いこなしたい」

    私は新しいものを取り入れるのに、慎重過ぎる傾向があります。

    AIに関しても、人間の仕事が乗っ取られるのではないか、AIに人間が翻弄させれるのではないかと否定的に考えがちです。

    しかし、その道の第一人者である山中伸弥さん、藤井聡太さんは、AIとの付き合い方を冷静に考えるというスタンスなのだとわかりました。

    私もびくびくしてばかりいないで、AIを上手く活用できるようになりたいと思いました。

    物事に対する気の持ち方の参考になる言葉もたくさんあり、自分も積極的に取り入れていきたいと思いました。

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    2024年02月02日
  • 走り続ける力

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    iPS細胞を皮膚細胞から作ることに成功してノーベル賞を受賞した山中教授の考え方が垣間見える書籍。仕事には高い水準を求め、毎日1時間のランニングを欠かさないストイックな山中教授だが、人間万事塞翁が馬、偶然を楽しむといった柔軟さも兼ね備えられていることが箇所箇所から読み取れた。自分も根幹はしっかりとしつつも、余裕をもっていきたいものだ。

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    2023年11月22日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    「ありがとうとごめんなさいがきっちり言えて、人に寄り添えて、人の心をきちんと読みとれる人になれたら、どんな職業になっても絶対成功していく。」

    「子どもは早寝早起きさせて、ちゃんと朝ごはんを食べさせていれば全てうまくいく」

    レジリエンス=乗り越え力
    「乗り越える力って「自己肯定感」「社会性」「ソーシャルサポート」という3つのパーツからできている」「ソーシャルサポートというのは、「周りの人に助けられているっていうことを実感する力」。つまり「おかげさま」と思える力。」

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    2023年11月19日