山中伸弥のレビュー一覧

  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    ネタバレ

    是枝監督のファンなので読みました。
    天才5人がみんなと同じ人間だということを実感してもらうための書籍とのことでしたが、やはり5人とも若くから頭角を現しているように思う。

    以下、備忘録。
    山中伸弥
    ・iPS細胞のiはiPhoneをパクって小文字にした
    ・アメリカではみんな「素晴らしい研究だから頑張れ」と励ましてくれた。
    日本では「こういうやり方ではダメだ」と忠告の方が多い。ディスカッションで大事なのは、身分の上下があっては絶対にいけない。
    ・学生時代に海外に行って欲しい。
    ・20代の失敗は宝物。財産。失敗してでも夢中になれることを見つけて欲しい

    羽生善治
    ・様々な物差しを身につける。3年

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    2022年09月11日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    二十代。何をやったら正解というものはない。でも何もしないのだけはやめてほしい。どんなことでもいいから、何かに夢中になっていたら、自分の成長につながっていく。なんでもいいんだ。


    一つでもいいけど、もう一つ何か力を尽くしてるものがあると、one of them で楽になれるかも。

    自分にしかできないことは何だ。

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    2022年09月05日
  • 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

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    山中教授が研究を通して失敗をチャンスと捉えられていること、研究がうまく行った際も周囲のおかげだと書かれていて、謙虚かつ発想転換できるところを見習いたいとおもった。

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    2022年08月17日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    本書は、ミスター・ラグビーと呼ばれ、2016年に53歳で死去した平尾誠二氏と、ノーベル賞学者の山中伸弥氏の交流・友情を記したノンフィクションである。2017年に出版、2021年に文庫化された。
    目次・内容は、以下である。第1章:平尾誠二という男・・・山中伸弥、第2章:闘病―山中先生がいてくれたから・・・平尾惠子(平尾誠二夫人)、第3章:平尾誠二×山中伸弥「僕らはこんなことを語り合ってきた」
    平尾氏は、伏見工業高校で全国大会優勝、同志社大学で史上初の大学選手権3連覇、神戸製鋼で日本選手権7連覇を成し遂げ、史上最年少(19歳4ヶ月)で日本代表に選出、日本代表キャップ35、日本代表監督、及び神戸製鋼

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    2022年08月04日
  • 友情2 平尾誠二を忘れない

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    それぞれの方が語るエピソードが見事に補足しあいながら、平尾さんの人柄を知れる素晴らしい一冊です。
    平尾さんは、「類は友をよぶ」という言葉通りの人生を歩まれたのだな、とよくわかります。そして、本当に気遣いの人。
    平尾さんのご家族についての言及もあるので、巻末に載せられている平尾さんのご家族の寄稿をまず先に読んでから他の方々の文章を読むことをおすすめします。

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    2022年07月15日
  • 友情2 平尾誠二を忘れない

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    慶応戦のトライさせろ、という戦略は戦慄もの。
    有名な話なんでしょうが、当方初めて知った次第。
    このエピソードだけでこの本を読む価値あり。
    天才とはかくあるもの。

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    2022年07月03日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    神戸大学医学部の同級生二人が子育てについて語る。あまり格式ばってなく気楽なムードの中に多くの金言。

    それぞれの未知で活躍したする同窓生。進んだ道は違えども会った瞬間学生時代に戻る。肩の力の抜けたガツガツしない対談だからこそ読者に伝わってくるものがある。
    得るところの多い一冊。

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    2022年06月04日
  • 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

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    本屋でふと気になって読んでみたのですが、手軽に読めて内容もおもしろくて、そして何よりも山中さんと成田さんが関西弁で楽しそうに話しているのが心地よかったです。

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    2022年05月25日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

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    京セラ、KDDIの経営、経営破綻したJALの再建に尽力した稲盛和夫とヒトIPS細胞の作成に成功しノーベル賞を受賞した山中伸弥の2人の対談を紹介した一冊。

    私自身、仕事で上司の言うことに納得出来なかったり、頑張ってはいるけれど思うような成果が中々出せない中で悶々とする日を送っていました。
    輝かしい実績を残している2人でも、自分と同じ様に上手くいかない時に悩んだりした経験があったのか、またどのような考え方でそのピンチを乗り超えてきたのか、学んでみたいと思って手にこの本を手に取りました。

    山中先生は動脈硬化の研究をしているところから、癌細胞の研究に転換しさらにES細胞と次々とその時の発見に身を任

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    2022年01月14日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

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    覚えておきたい3つのこと

    ①ビジョンを持つ。明確で、長期的かつ高い目標を。

    ②地道な努力の積み重ね。結果は、仕事に没頭することにより自然とついてくるもの。

    ②能力や技術だけでない「人間性」が大切。(謙虚、善行・利他行、私心なかりしか)


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    2022年01月01日
  • 人間の未来 AIの未来

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    とても読みやすい。わかりやすい。異職業であるがゆえにわかりやすく言い合っているから。対談の良さが出てる本。2人の頭の良さを感じる。自分も会話に入ったような気分になれます。
    人間は変化を恐れ、安定を求める傾向があるけれど、変化を恐れないで新しい知識を得、行動していくことが大事。そんなメッセージを感じました。

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    2021年12月24日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    立花隆『青春漂流』『二十歳のころ』にしろ、仮に美化されたものだとしても、誰かが己の青年期を回顧し、そこから人生訓を抽象化してくれるなら耳を傾けない手はない。そもそも正解がなく、比べられない人生。与えられるのではなく、掴み取ること。

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    2021年09月02日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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     若くして世を去った人は、美化されがちなものです。
    まして、ものすごくカッコよかったひとは特に。

    「人を叱る時の4つの心得」は、スポーツの関係者でなくても、納得できるものばかりです。

    ・プレーは叱っても人格は責めない
    ・あとで必ずフォローする
    ・他人と比較しない
    ・長時間叱らない

     ノーベル賞受賞者と、ラグビーの申し子のような平尾さんの接点がなんなのか以前からわからずにいましたが、この本でよくわかりました。
     まさに友達。まさに友情。そんな感情が、二人の間に流れていたことがよくわかります。

     「男の切れ味」を読んでみたくなりました。

    ふたりとも、同じ本を読んでいたのが不思議です。友達

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    2021年08月09日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    社会に出て気づいたのは気の合う友人を作るのは思いのほか難しいということ。
    そん中でラグビーという繋がりはあったものの別の世界で活躍する2人が大人になってからあそこまで親しくなれたのは利害を抜きにしたシンパシー的な何かを感じたのだと思う。
    作中の人柄を通じて第一線で活躍できる所以をし少しだが読み取れた。
    特に山中先生の平尾さんへの深い優しさには胸が打たれた。
    コロナ禍で人との繋がりが希薄になっているこんなご時世だからこそ、2人の友情は羨ましく思えたし、友人は大切にしようと改める機会にもなった。

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    2021年06月29日
  • 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

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    山中伸弥先生が、基礎研究者になることを決めた経緯、その後、ノーベル賞授賞につながったiPS細胞の作製に成功するまでの苦労や、研究室の仲間と共に工夫を重ねながら地道に研究を続けてきたこと、そして、ノーベル賞受賞後も、その技術を患者さんの治療に役立てたいという、臨床医になったときの気持ちを持ち続けて研究を継続されている様子などが綴られている。

    多くの幸運に恵まれたのも、先生の気持ちの持ち方、お人柄に依るところも大きいと感じた。
    これを読んだら、科学や研究を応援したい、その世界に入ってみたいと思う人が増えるかも。

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    2021年06月05日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

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    研究や経営において重要なのは、利益よりも人間力だと感じた。特に、内なる純粋な動機に耳を傾け、エンドレスに熱中•努力する行動は、課題を達成する精神力の柱として心に持ちたい。また、賢さ以上に、自己の成長や大善を真面目に継続することが、結果だけでなく支持する周囲の人間に恵まれる大切さも述べられていた。タイトル通り、人生における狡猾さよりも精神的深化を説いた本であった。

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    2021年05月26日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    どの人もさすが第一線で活躍されている方。こんな風に歳をとりたい。

    山中伸弥…20代はなんでもいいから失敗してでも打ち込めるものを見つけて貰いたい。それと体力は裏切らない。

    羽生善治…失敗を挽回できないほど重ねないこと。ミスを重ねないためには「その時点から見る」という視点が大事。「次の一手から始まる」とその場に集中していく。様々な物差しを持つと何かに挑戦する時に必要以上に不安にならないし考えすぎない。結果だけを求めると上手くいかず苦しくなることもあるが、プロセスの中で「面白い!やって良かった」という感動を見つけられることが挑戦を続けることの支えになる。挑戦をスムーズに続けるにはどこまでアクセ

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    2021年06月06日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    やはりどんな世界でも一流の人間は、人としてのあり方が美しい。
    一流のお二方の心のやり取りに、涙なしに読むことはできない。
    今後も読み返すことになるだろう。

    お二人の対談の中の組織論も個人的には学びがあった。

    人を叱る時の4つの心得
    ・プレーは叱っても人格は責めない。
    ・あとで必ずフォローする。
    ・他人と比較しない。
    ・長時間叱らない。

    平尾「いちばん素晴らしいチームワークは、個人が責任を果たすこと。それに尽きるんですよ。
    山中「なるほど」
    平尾「そういう意識がないと、本当の意味でのいいチームはできない。もっと言うと、助けられている奴がいるようじゃチームは勝てないんです。」
    山中「それはそ

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    2021年02月19日
  • 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

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    山中先生という偉大な人物も、一人の研究者、人間であって、失敗や挫折も味わいながら生きてこられたことがよくわかった

    患者さんのために研究してるという熱意がひしひしと伝わってきた

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    2021年01月23日
  • 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

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    芦田愛菜さんがお勧めされていたので購入しました。

    一番刺さった部分は、
    人間として成功するにはビジョンとハードワークが大切だが、いつの間にか目的を見失い、何のために働いているのかわからない状況に陥ってしまう。
    だからこそ、一喜一憂することなく、目的に向かって日々前進することが大切であるということ。
    この部分です。

    又、山中伸弥先生とiPS細胞について記されており、医者や研究者の偉大さ、医療の未来について少し学ぶことができました。

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    2020年10月31日