山中伸弥のレビュー一覧

  • 人間の未来 AIの未来

    Posted by ブクログ

    ★4.0(4.18)ノーベル生理学・医学賞受賞の山中先生と将棋棋士で国民栄誉賞を受賞した羽生棋士の対談本。内容はIPS細胞やAIにより人類の未来はどうなるかを中心に今後の世の中について。羽生棋士は将棋だけがすごいのかと思ってましたが、今の世の中の動きもかなり解っているというか、山中先生と対等に対談する所は、流石一流の棋士は違うなぁという感じですね。対談本だけあって、難しいIPS細胞の話も、AIの話もかなり分かり易く話しを進めて頂いてますね。今後も二人の対談本を読んでみたいです。

    0
    2018年04月08日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    益川先生の恩師 坂田昌一研究室
    坂田先生の言葉
    「最良の組織と最良の哲学があれば,凡人でもいい仕事ができる」
    「研究は一人の天才によって行われるものではなく,組織的に行われるものだ」

    0
    2018年02月21日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    山中さんと羽生さんの部分を読んだ。本のテーマとしては、この人たちも同じ人間なんだ、と親近感を持ってもらうところに目標があったようで、確かに、山中さんは偉人伝を読んだ時のような別次元感はなく、自分も、、、という気持ちになったが、羽生さんはやっぱり異次元だった。

    両者とも、それぞれの専門領域で見つけた勘所を語っていて、とても勉強になった

    0
    2018年01月11日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    企画意図としては、それぞれの世界において凄まじい業績を残した人も若い頃は「何者でもなかった時代があるんだよ」という話伝える・・・ことなんだろうけど、通して読んでみると逆にみな「何者でもなかった時代から、何者かになるための条件」みたいなものをもっているんだな・・・ということを感じてしまい逆にやる気がなくなってしまうのではないかと心配になってしまった。

    例えば、将棋の羽生善治。彼の場合、中学生でプロになっているので「何者でもなかった時代」というのは極めて短くて、せいぜいプロになるまでの小学生の数年間の話と奨励会の話ぐらいである。企画本来の意図としては「小学校から血の滲むような努力をして・・・」み

    0
    2017年12月10日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう」 山中伸弥 羽生善治、是枝裕和、山極壽一、永田和宏
    ------------------------------------------------------------
    京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ一歩踏み出せば、何かが始まる!」。どんな偉大な人にも、悩み、失敗を重ねた挫折の時があった。彼らの背中を押してチャレンジさせたものは何だったのか。
    「BOOK」データベースより
    ------------------------------------------------------------
    すごい人たちの講演と対談をまとめた

    1
    2017年11月20日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

    Posted by ブクログ

    「技術者」の二人が、自分の人生と生き方について語っています。
    理系だし、どう考えても「天才技術者」レベルのお二人ですが、展開される話しは完全に、哲学そのもの。

    天国と地獄の話し、その光景をみて、自分ならどう関わるかを考えてショックを受ける話し、小さい善行が、本当は悪に繋がってしまうかもと悩む話し、どれも取ってもまさに哲学です。

    0
    2017年11月08日
  • 山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

    Posted by ブクログ

    iPS細胞のことは少し難しかったが、山中先生が苦労して研究を続けてきたことがわかった。
    山中先生が研究をマラソンに例えていることは、目標に向かって努力している人全員に通じることだなぁと思った。

    ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生がiPS細胞の研究過程と人生について振り返る。不器用でジャマナカと呼ばれていた臨床医時代からアメリカと日本で研究を続けた苦難の時代を語る。iPS細胞が生まれるまでの軌跡の物語。
    山中先生の研究内容が難しいのでついて行くのに必死な所もあったが、iPS細胞の研究過程を知ることが出来た。研究を、自身が行うマラソンに例え、実際にどちらも進歩させていることに感銘を受けた。

    0
    2018年06月30日
  • 賢く生きるより 辛抱強いバカになれ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    対談である
    稲盛さんは、もう、80歳をとっくに越えている。

    〇稲盛さん
    よく稲盛さんが、叱りとばした話が出てくる。
    ただ、人格については、怒らなかったとのこと。ソシテ必ず、最後に、ガンバれよ。とニコッと笑う。

    〇山中さん
    怒るのは大変なこと。でも、皆に同じように、同じことで、怒らないといけないと、井村きみ江さんという、シンクロのコーチが言っていたという
    〇稲盛さん
    利多の気持ちがあるなら、怒るべきだということ。だって怒るのは、大変なこと。相手のためだもの。

    〇山中さんが、怒るのは、
    1、意味のない実験をするな。実験のための実験してる人を怒るべきだということ。
    2、コントロールのない実験を

    0
    2017年05月27日
  • 「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~

    Posted by ブクログ

    成果を出す為には、VW ビジョンとハードワークが必要。日本人は、ハードワークするが、ビジョンが弱い。プレゼンのウエイトは、仕事の半分。人に伝わらなければ、成果にならない。アインシュタインは、「6歳の子供に説明できなけれは、理解したとはいえない」。研究者のレベルが高くないと一般の人に説明することができない。

    0
    2017年04月09日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    対談でわかりやすい。iPS細胞と小林・益川理論の概要も理解できる。

    <iPS細胞>
    分化して皮膚や筋肉になった細胞を受精卵ができた瞬間まで戻す。皮膚などの細胞に「ヤマナカファクター」と呼ばれる4つの遺伝子を放り込むと、iPS細胞になる。膨大な数の遺伝子からこの4つの遺伝子を発見したことがすごい。(現在は4つのうち癌を起こす可能性のあるc-Mycを除いた3つでiPS細胞を作り出す手法が開発された。)

    おまけ:iPS細胞の名前の由来
    iPS細胞はinduced Pluripotent Stem cellの略。"i"が小文字なのは、iMacやiPodにあやかろうという気持ちが

    0
    2017年03月29日
  • 「プレゼン」力 ~未来を変える「伝える」技術~

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞の山中さんが「研究は半分、残りはどう伝えるのか」と帯で言っているので、興味がわき購入。研究をどのように伝えるかが、研究費をいかに獲得するかなど、多岐にわたり有用であると。TED特番の採録だが、テレビでオンエアされていない部分も採録してあると。「me us now」でまとめるといいとか、伊藤さんはナウイスト(Nowist)になれとか、いろいろ面白いことが書かれている。TEDを見ての講評は、実際の動画を見て読んだ方がいい。

    0
    2016年10月27日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞を取ったお二人の対談本で非常に読み易かった。山中先生の挫折してきた人生がとてもためになった。増川先生の天才肌も。お二人とも素敵な人で研究者として尊敬できる部分が多くある。
    共感できる部分はまだ少ないけど、少しずつ目指していきたい。

    0
    2016年01月15日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    かなり、面白かったぁ。
    専門的なお話をされてる時は、む、難しい…という所もあったのですが(それでも専門外の人にも分かり易いよう説明されてます)お二人の歩んで来た道や、思考法なんかの話はとても興味深く読みました。お二人の人柄が伝わってきました。

    0
    2014年04月17日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    対談形式だったので、読みやすく一気に読めた。印象的だったのは、回旋型の生き方と益川先生の抽象化記憶術。研究に対する態度も勉強になった。私もがんばろう。

    0
    2014年03月26日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生と益川敏英先生の対話形式の本。

    「iPS細胞の開発はタイムマシンを発明したのと同じ」(立花隆)という益川先生の引用が印象的だった。

    文化した細胞を未分化の状態に戻せるなんて、よく考えたら凄まじいことだな。でも細胞レベルの話であって、人間まるまる一人分が若返る技術ではない(そうなったらエライことだけど)。SFのネタとしては良いかもしれない。

    iPS細胞に期待するのは、病気の解明とそれに対する創薬。患者が痛い思いせず、倫理的にも許される範囲で実験が簡単にできるそうなのは魅力。

    0
    2013年07月11日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    山中伸弥先生と益川敏英先生の対談を本にしたものです。
    対話形式でとても読みやすいです。

    この本が出たのは、山中先生がノーベル賞をとる前の年(2011年)。
    益川先生は、すでにノーベル賞をとった後です(2008年受賞なので)。

    益川先生は、いかにも研究者ですね。
    山中先生は、研究者以外でも成功できたんじゃないでしょうか。

    一流の研究をするためには、ひらめきが必要ですが、それは決して偶然ではなく、論理や経験の積み重ねによって得られるものなんですね。
    そのことを改めて感じました。

    0
    2013年07月08日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    益川敏英物理学者とiPS細胞、生みの親である山中伸弥先生との対談。ノーベル賞受賞者のお二人のこれまで歩んでこられたご様子が、とても面白く対談されてるお話だった。
    先ず、iPSのネーミングが人気の「iMac」「iPod」にあやかろうと名づけられたのには、フフフと笑えた。
    そして、お二人とも教育熱心なご家庭でなく自営業の家でほったらかしだったという環境、運動は好きだが国語は苦手、フラフラ癖と浮気性の山中先生。
    研究一筋ではなかったエピソードが凄く親しめた。
    一見無駄なものに豊かな芽が隠されているお二人の生き様が流石。

    0
    2013年06月27日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    対談です。
    お二人の研究に対する真摯な態度に好感が持てました。

    専門的なことは難しかったが、学生のときの話など楽しく読めた。

    0
    2013年03月01日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山中教授と益川先生の日本の研究者のあるべき姿がたくさん詰まった一冊。
    自分は研究者を技術者に置き換えて読みました。
    挙げればキリがないですが、下記などは共感しました。

    ・今は効率が最優先される社会ですが、一見遊びに見えたり、無駄に見えたりすることの中に、実は豊かなものや未知なるものがたくさん隠れているのかもしれないですね。無駄なものを削ぎ落とそうとして、そうした未来の種まで捨て去ってしまわないようにしたいものです。(山中教授)
    ・坂田先生は、「最良の組織と最良の哲学があれば凡人でもいい仕事ができる」という考えを持っておられました。「研究は一人の天才によって行われるのではなく、組織的に行われる

    0
    2013年02月11日
  • 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子

    Posted by ブクログ

    話の具体的内容が高度過ぎた。でも、益川先生、山中先生が生命、自然に対して真摯に立ち向かっているのが分かりました。

    0
    2013年02月09日