山中伸弥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
既に何冊か著作を読んでいる成田さん。
山中さんとの対談はカジュアルな雰囲気で読みやすいのに金言だらけでした。
世の中には様々な育児書がありますが、成田さんと佐々木正美さんの本が私には最も参考となっています。
成田さんは小児科医であり脳科学者でもあられるので、提唱していることに裏付けがあるというのが大きな理由。そして著作にはご自身の個人的な話がないというのも理由の一つです(私が読んだものの中では、の話)。
この対談で、成田さんご自身が子供時代にADHD的な行動が多かったこと、完璧を求めるご両親との葛藤が長くあったことを初めて知りました。
また山中さんもノーベル賞授賞までは決して順風満帆ではなく、研究テーマが定まらず、評価もされず苦しい時期を過ごされたようです。
対談を通してお二人の人格の素晴らしさが伝わってくるのですが、そういった経験を経て形成されたものなのか、元来人格者だからこそ結果が伴ったのか。とにかく驕りや知識のひけらかしなどが一切なく、力を抜いて読める一冊です。
以下はメモした中でも今の私の子育てに即役に立つと感じた内容の抜粋です。
・「心配されるってことは、信用されてないってことだから、子どもの自己肯定感はどんどん下がる。自分で選んだことを失敗しては立ち上がって続けて、自信をつけることが重要。『ほったらかし』は子育てに必要」
→これは「子どもの気持ちが分かる本」にも書いてありました。
・「物事を違う角度から見る、捉え直すこと(リフレーミング力)は子育てでもすごく重要。(中略)お子さんの一面だけ見ずに反対側からも見てみようか?と促す」
→ついつい大丈夫かなと心配になる我が子の性格。この文章にはっとしました。
良書です。
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Posted by ブクログ
AIと人間をテーマにした、研究者の山中伸弥さんと棋士の羽生善治さんの対談。
AIに負けじと、両者の仕事論が興味深い。
AIがスマホやインターネットに当たり前に搭載されている現代にAIにできること、今はできないけれどやれるようになる可能性のあること、AIだけでは難しいことなどが対談が進むにつれわかりやすく浮き彫りになる。
AIは、決定(判断)をするまでに深層学習といったことをするため、決定プロセスが人間には分かりづらく透明性が無い特徴がありその決定に人間側が腹落ちできるか、といった視点や、AIは忖度できない(接待勝負で人間に気持ち良く勝たせてあげられない)という指摘が個人的に面白かった。
山中伸弥さんの言う生命科学研究のブラックボックス化(リアルタイムで発表しづらい現状)は課題提起だと思う。
本書を読んで、人間は、なんだかんだいって人間が好きで、人間の不合理さ人生のままならさを俯瞰でき、それらを愛してるのではないかなとも思うのは、わたしの希望的観測だろうか。
世間的に見るとひとにぎりの、成功されているおふたり。
人間にできることを果敢に挑戦され続けているおふたりでもある。
追いたい、となる力強い大人の背中だ。
中学生や高校生など進路に迷えるひとにおすすめ。
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Posted by ブクログ
ノーベル賞を受賞した科学者の対談。面白くないわけがない。
山中さんは,NHKなどにもよく出てくるので,けっこう知っている人が多いだろう。一方,益川さんの方は,物理学ということもあり,一般的には忘れられているかもしれない人。でも,わたしにとっては,とても気になる人であり,以前にも著作を読んだこともある。ユニークな科学者だ。
お二人とも東京大学ではないというのが面白い。日本のノーベル賞受賞者は,東京大学よりもほかの大学から出ている。これはなぜなのか,興味深い問題である。
なかなか刺激的な本書だが,そのうち,「挫折」についての対話の部分を紹介したい。
山中さんが,外科医として挫折した経験を話した後の部分である。
山中 「小林・益川理論」は、4元クォークモデルでは解明できなかったわけですが、このときは一度は挫折したというお気持ちにはならなかったのですか?
益川 それが僕は挫折とは思わなかったの(笑)。「できる」と思ってやったことが間違いであって、できなかったこと自体は間違いではない。「できない」ということがわかったなら、それは一つの成功例だと考えるわけです。だから、僕は他人から見たら、「益川はそこで挫折したな」と思っているようなことでも自分では挫折と実感してないんだね。それは本人の自覚の問題です。(本書,154ぺ)
このような前向きな益川さんの態度は,いわゆる「どちらに転んでもシメタ」の発想とも言えるだろう。成功しようがしまいが,そこには必ず学びがある。失敗から学ぶことができれば,その失敗は,もはや成功へ行くための道筋でしかないのだ。そう,それこそ,研究の一部となっているのである。
ステキな話だなあ。 -
Posted by ブクログ
堀江貴文「チャレンジすれば、失敗する確率も上がる。逆に言うと、チャレンジしなければ失敗することはないかもしれない。でも、成功することもありえない。」
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」
山中伸弥「どんな人の人生にも、その人なりの『塞翁が馬』がある。だからこそ人生は楽しい。大変なことが起こった時こそ、それをチャンスと捉えよう。」
秋元康「どんなに一生懸命考えたとしても、『選択は必ず間違える』。だったら考えるな。直感でいいと思った方に全力で走れ。行き止まりになったら間違えたと思って戻ってくればいい。」
「『人生、無駄なし』出会った人、起きたことすべてに意味がある。」
「夢は全力で伸ばした手の、その指の一ミリ先にある」
どんな人の人生にも浮き沈みはある。
ハッとする言葉が多く、人の言葉の力って凄いなぁと思った。 -
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YouTubeで見ていた近代のスピーチを文章起こしてくれた1冊です。
1️⃣ 堀江貴文
① 生まれてから20数年間、敷かれたレールの上をただ走ってきた人生であるが、これからはレールがあるようでレールのない世界を歩まなければならない。
② 自分で情報を取りに行く
自分で仕入れた情報を、自分の頭で考えてそして自分で発信をする。
③ これからは、権威が当たり前じゃなくて、もう当てにならない時代になってくる。グローバル化に危機感を持たず、努力しない人は取り残されてしまう。
④ チャレンジすると言うことが、失敗する確率も上がる。チャレンジしなければ、失敗することもないかもしれないか、成功することもありえない。
2️⃣ 山中伸弥
① 「人間万事塞翁が馬」
何が正しいかは分からない。小さなことに一喜一憂するのではなく、どっしりと構える。
② 一見良くないことが起こった時こそ、「これはチャンスかもしれない」と考える。
3️⃣ 西野亮廣
① コミュニケーションの本質は、自分が喋りたいことよりも、相手が何を求めているかを事前に接してあげること。
② 未来を変えることはできないけれど、過去を変えることができる。ネガティブだった過去は、自分の捉え方次第で輝きを増す。
4️⃣ 三木谷浩史
① 未来を見るためのテクニックは、「要素を分解すること」
5️⃣ EXILE HIRO
① 誰もが自分自身の人生と言う物語では「主役」
6️⃣ 秋元康
① 特別なこともなく「平凡だなぁ」と思って送っている日々。実はそんな日々こそが一番幸せだったのだと、後になってから気づく。
② どんなに一生懸命考えても「選択は必ず間違える」。だったら考えない、直感で「良い」と思った方に全力で走る。
③ 夢の方から背を向ける事は無い
あと1ミリで夢に手が届くのに、もっと先にあるんだろうと思って手を下ろしてしまう人が多い。手を下ろした時点で、夢は消えてしまう。
夢は、全力で伸ばした手の、その指の1ミリ先にある。 -
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近畿大学でスピーチを行った堀江貴文さん、山中伸弥さん、西野亮廣さん、三木谷浩史さん、EXILE HIROさん、秋元康さん、つんく♂さんの言葉が一冊の本になっています。
西野亮廣さんのスピーチはYouTubeで観たことがあったので知っていましたが、その他にも名だたる著名人がスピーチを行っていたことは知りませんでした。
これから社会に出ようとする大学生たちに向けたスピーチ。おっさんである私が読んでも心が熱くなりました。
失敗しても、そこで止まらず、試行錯誤して、また挑戦する。止まらずに挑戦し続ければ、失敗は失敗ではない。
どの著名人もそのようなことを述べていました。
私も現状に甘んじず何かに挑戦しなければいけないと思いました。たった一度の人生、年をとって振り返った時に、
「もっと挑戦しておけばよかった。」
と後悔したくありません。
今日が人生で一番若い日。一歩を踏み出そうと、熱い気持ちにさせてくれる一冊でした。 -
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恥ずかしながら、私はお二人を存じ上げませんでした。
普段はテレビ自体もあまり観ないので、世間に疎かったからです。
そんな私がこちらの本を読んだのは、職場の方がオススメしてくださって、さらに貸してくださったからでした。
結果から申し上げると、たくさんの気づきを教えてくれた本です。
特に印象に残っているのは、チームプレーについての話でした。
平尾さんが『チームワークは助け合いではなく、個人が責任を果たすこと』とおっしゃってて、私の中ですとんと納得できたんです。
私の職場では、常に助けが必要な職員がいて、そして誰か助ける人がいないと回らないところです。これまでは、うまくフォローできているのだから、チームワークが良いと考えていたんです。
だけど、それはチームワークが良いということではなく、ただ『個人が責任を果たせない』状況になっていただけだと気付かされました。
そんな気づきがいくつか発見できただけでも、読む価値があると思いました。
お二人のファンの方はもちろんのこと、私のようにお二人のことを知らない方でも多くの気づきがあると思うのでオススメします。
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Posted by ブクログ
そもそもiPS細胞について理解出来ていなかったので
概要を理解出来ただけでも満足だった
iPS細胞は万能細胞とも言われており、名前の通りざっくり言うと何にでもなれる細胞ということだ。
この万能細胞自体は人間が生み出せるものではなく、受精卵の時にのみ万能細胞としての機能があるために、分化した細胞を初期化して未分化の状態(受精卵の状態)に戻す仕組みであると理解した。
バイオ3Dプリンターなる存在も初めて知るものだったが、今でもサイフューズという会社がバイオ3Dプリンタを用いた開発を行っており未来の創出の可能性を感じた。
この本自体はもう7年ほど前のものではあるがまだまだ今に通ずる話が書いてあり楽しく読めた。 -
Posted by ブクログ
本書は、大学の同級生であるという著名な医師のお二人が、子育てをテーマとして対談されたものである。大学時代のお話、ご自身の子育ての経験談や考え方などについて、お二人のさっぱりとした雰囲気の対談内容が記されている。その中から、感謝のこころ、ポジティブさや力強さといった人間性を感じることができ、何だか勇気づけられたような気持ちになった。著者の他の本も読んでみたいと思う。
【メモ】
●レジリエンス=乗り越える力
・つらい出来事があったとしても、しなやかに対応して生き延びる力のこと。
・どう鍛えるのか?感謝のこころ。
【目次】
第1章 「ほったらかし」が子どもを伸ばす
第2章 親子で「ええかっこしい」をやめる
第3章 良い習慣が脳を育てる
第4章 常識を疑える子どもに育てる
第5章 レジリエンスを身につけさせる
第6章 しぶとい子どもは目線が違う