川瀬七緒のレビュー一覧

  • 四日間家族

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    誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。ノンストップ犯罪小説!

    自殺を決意した夏美は、ネットで繋がった同じ望みを持つ三人と車で山へ向かう。夜更け、車中で練炭に着火しようとした時、森の奥から赤ん坊の泣き声が。「最後の人助け」として一時的に赤ん坊を保護した四人。しかし赤ん坊の母親を名乗る女性がSNSに投稿した動画によって、連れ去り犯の汚名を着せられ、炎上騒動に発展、追われることに――。暴走する正義から逃れ、四人が辿り着く真相とは。





    この間読んだ『フォークロアの鍵』が思いのほか面白かったので 評価の高かったこの作品を読んでみることに…

    ネットで知り合った自殺願望のある4人が ひ

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    2025年10月05日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    アンソロジーのタイトル通り「七つの大罪」なので、後味悪い物もありますが、その中でもホッコリだったのが岡崎さんの「手の中の果実」

    子供ながらに機転の効く子ですね。それを見破ったのもまた親ではなく子供。
    登校拒否の理由が判って一安心でした。

    川瀬さんの「移住クライシス」
    発達障害の子の為田舎に越してきて、息子は少しずつ笑顔が増えてきた。だがそんな矢先、息子の音也は川で溺死してしまった…

    音也が亡くなってからなぜかストーカーのごとく、吾妻家に嫌がらせをしていたお婆さんを疑い始める吾妻。真実はとても残酷でした。ゾッとしたラストが『憤怒』ですね…

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    2025年10月02日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    大好きな虫シリーズが久々に帰って来た!
    読むのは4年ぶりくらいなので
    シリーズ直近の二作を再読し
    人間関係をおさらいしたのち、期待を胸にいざ!

    物語の中では前回のお話からそれほど時間は経っていない様子。
    赤堀は相変わらずの奇人変人ぶり。
    雨のシーンが多かった今作では
    ビニールの安物レインコートにゴーグルを付け、
    おなじみの虫取り網を持つ姿は
    でっかいてるてる坊主のよう。
    常に冷静で理性的なスーパー補佐的な存在
    波多野を従え、生き生きとフィールドを駆け回る。

    岩楯、深水のコンビも
    気は合わないものの、捜査の上ではお互いを信頼し合い阿吽の呼吸を見せて小気味良い。

    事件に関してはかなり陰惨。

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    2025年09月29日
  • 革命テーラー

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    主人公は、官能漫画家の母にアクアマリンと名付けられ、閉塞的な寂れた地方都市で人生を諦めたように暮らす男子高校生。
    ある日商店街の仕立て屋のショーウィンドウに突然飾られた美しいコルセットに心を奪われ、そのコルセット(コール・バレネ)で革命を起こしたいと考える老店主に共鳴するアクア。
    その計画に加担することで、彼の日常は思いもよらぬ方向へと転がっていく――。

    最高に面白かった!
    最初は伊三郎とアクアの二人で計画を練っていきますが、だんだんスチームパンク趣味の同級生少女や商店街のクセ強めの老人たちを巻き込み協力者を増やしていき、極上の化学反応を起こしていきます。
    それぞれの特技や才能を持ち寄り、コ

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    2025年09月26日
  • 七つの大罪

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    人を破滅させるとされる7つの大罪について、名前に「7」を持つ作家さんが書いたアンソロジー。どれも直ぐ読める。「暴食」はゾワッとさせられ、「強欲」は今の世相を現していて面白かった。初めての作家さんもいたが、これを機に読んでみようかなと思えた。

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    2025年09月22日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    ストーリー自体よりも、赤堀と岩館、深見のやりとりが最高に面白い。そこに波多野さんまで加わると最強になる。
    キャラが癖になる。続くといいなぁ。

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    2025年09月19日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    2025/9/12
    アンソロジー。
    お目当ては川瀬七緒。
    めちゃくちゃ後味悪いの書いてきた。
    がんばれよ、それひっくり返せよ、とも思うけど主人公も愛すべき人ではないので「うん、まあ…」みたいな読後感。
    実際にとんでもない暴言書いてる人ってこういう人なのかもな。
    正義の味方ヅラして憂さ晴らししてるだけ。
    怖いなぁ、気をつけよ。
    我こそが正義だと思っても1回立ち止まろ。
    とは言え、物語には救いが欲しいのですよ。
    なのでこの中では『神通力』とかちょっとは救いがあってよかったよね。と思いました。

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    2025年09月18日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ第8弾。

    会員制高級ゴルフ場の雑木林と違法スクラップヤードで発見された二つの遺体。どちらも死後徹底的に損壊され、身元を辿れない状態で遺棄されていた。
    殺害態様から同一犯と見做され合同捜査本部が立ち上がるも、依然遺棄現場の繋がりも、被害者の身元も掴めず捜査は暗礁に乗り上げるが…。

    待ちに待ったシリーズ最新作!
    赤堀博士とお馴染みの面々とのやりとりに思わずニンマリ。
    事件はといえば、今回は虫の登場が控えめで、ちょっと物足りない気もするが、“ツチクラゲ”が関与していることがわかったあたりからは怒涛の展開。
    一見繋がりがなかった2つの遺体発見現場がつながり、すべての違和感が

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    2025年09月18日
  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の2作目。短編6作でそれぞれの事件を服や生地やシワなどから解決の糸口を見つけていく。個性の強いキャラクターが揃い、プロならではの視点で指摘していく過程が斬新で面白い。続編を期待したい。

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    2025年09月17日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    今回はかなり猟奇的な雰囲気が漂う事件で、かつ真相も尋常ではない心理によるものでしたが、赤堀さんの観察眼、知識、推理力と粘りはこれまでの作品以上に秀逸でした。
    マニアックな舞台設定のせいか、作品の魅力に比べて知名度が低い印象ですが、これからも続けて欲しいシリーズです。

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    2025年09月14日
  • 七つの大罪

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    七つの大罪を、「七にまつわる」(ちょっとこじつけも…)作家さんたちが、一つずつテーマとして扱ったアンソロジー。

    馴染みのない作家さんもいるけれど、どれも面白かった。けど、ホラー寄りで怖いのも多かったなぁ。罪の話だから仕方ないか。

    岡崎琢磨さんの「怠惰」は、ほっこりいい話で、よかった。
    川瀬七緒さん「憤怒」と若竹七海さん「暴食」の話が、怖かったな。
    中山七里さんは、安定の、という感じ。渡瀬・古手川コンビが登場して、ちょっと嬉しい。

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    2025年09月13日
  • 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    海外ドラマのCSIシリーズが好きで、そこに死体から出てきた昆虫の話があったような…。海外が死体農場とかあったりして、こういう研究が盛んなのかと思って、興味が湧いて読んでみた。
    赤堀先生、お転婆で、それはフラグですと思ってたら巻き込まれて大怪我おって、あーやっぱり!という展開でしたが、被害者の体内から出てきたものが実は…という核心に迫る知識が面白かったです。

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    2025年09月07日
  • 詐欺師と詐欺師

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    海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜しており、そのために金がいるという。仇とは、世界的企業に成長した戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力することになるが……。
    藍がひたすらかっこいい。最後まで一気読み。面白かったです。

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    2025年09月01日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    本屋に何となく入ったら
    見つけたシリーズ新作。

    大好きな法医昆虫学シリーズだから
    すっごくテンション上がって爆速で購入!
    (給料前とか関係なし)

    からのすぐに読んでしまうのがもったいなくて
    ちまちま読んでしまいました(笑)

    今回の死体も中々に損壊が酷くて顔を燃やされ
    歯も抜かれて…
    そこまでする人間って本当に何考えてるんだかと
    恐ろしかったです。

    そんな事件を今回も岩楯刑事や相棒の深水、
    そして法医学昆虫学者の赤堀が
    解決していくお話です。

    岩楯刑事と赤堀のやりとりは
    毎回、残忍な事件の中のちょっとした
    オアシスになっていて今回もそこで
    癒されました。
    相棒の深水さんの軽いキャラ感も

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    2025年08月27日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    川瀬七緒さんの法医昆虫学捜査官シリーズ第8弾です。
    第7弾からおよそ6年ぶりの刊行!予告もなく(自分的には)びっくりで嬉しい悲鳴です。前作の終わりはシリーズが終わるという雰囲気も無かったのに、今まで1年に1冊ペースで出ていた本が待てど暮らせど出ない。
    あれでシリーズが終わりかと思うと消化不良。あれもこれもまだまだ中途半端。なので新刊が出て、めっちゃ嬉しかったです!
    内容はゴルフ場で顔を焼かれ歯を抜かれ身元を判らないようにした、女性の死体が発見されて、警視庁の岩楯、深水、法医昆虫学捜査官の赤堀が捜査する。
    今回は赤堀先生の出番はちょっと控えめ。破天荒で行動が突飛な赤堀先生がちょっと苦手な私にはち

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    2025年08月27日
  • 七つの大罪

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    著者名が七縛りで、かつ七つの大罪のどれかをテーマにした小説っていう意味のわからないオムニバス本を出すのはさすが宝島社という感じではあるが、思いのほか粒揃いでまあまあ楽しめる。流石川瀬七緒はこのくらいの文量でも十分一冊読んだような充足感ある。初見のカモシダせぶんも、芸人らしいクセのある内容と文章で他6作とは全く肌合いが違うが、まあこれはこれでアリで面白い。

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    2025年08月22日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    キリスト教の七つの大罪をモチーフに、七に縁のある作家さんのアンソロジー。どれも謎解きミステリーで面白かった。最後の話はかなり衝撃的。

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    2025年08月18日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できるという技術を持つ桐ヶ谷京介は、偶然テレビの少女殺害事件の公開捜査で、遺留品の一つ、少女が着ていた奇妙な柄のワンピースに目を奪われた。そのワンピースの謎を追いかけるうち、事件解明の糸口を見つけるが…。法医昆虫学シリーズも大好きな作家さんの新シリーズ。面白かった。こちらもまた楽しみなシリーズとなりました!

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    2025年07月21日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ2作目。最初に読んだのが4作目だったが、このシリーズはバラバラに読んでも大丈夫ということなので、こういう順番になった。殺人の現場に残る虫からわかることの多さ。ちょっと都合が良すぎないかと思う一方で、それを納得させるだけの蘊蓄。法医昆虫学者と警察との関わり方が変化していくという意味では、シリーズの順番通りに読むべきだったかもしれない。出てくる虫の量が半端ないので、苦手な人には勧められない。

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    2025年06月13日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    刑事の食レポ 誉田哲也
    展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!

    あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
    ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!

    Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
    まさかの結末!ミスリードが上手い!

    沼の底、さらに底 川瀬七緒
    最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。

    神通力 秋吉理香子
    詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…

    いじめっ子を殺しに 平山夢明
    これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。

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    2025年06月02日