川瀬七緒のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自殺をするために集まった4人組だったが、三郎によって4人が結託し、追ってからの逃亡を図る。千代子は男を扱うのが上手く、子守りもプロ、長谷部は車の修理と昔ながらの頑固おやじで怖いもの知らず、陸斗に至っては中学生の割に大人びていて頭も良い。夏美は悪知恵の働く美人という、ちぐはぐな4人が1人の赤ちゃんを助けるため、車で不便な生活をし、社会の目から逃げる。三郎をどうするかの話し合いの時に、千代子が念仏を唱え、長谷部は怒り、夏美と陸斗は喧嘩をしていて、三郎は泣いているというカオスな空間に笑えた。非日常を体験し、不思議な縁でつながった4人の絆は深い。きっと何年経っても家族以上に会いたくなるのではないだろう
-
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
こんな設定のミステリよく思いついたな。
そしてこんな変化球な証拠たちが並んでも、混乱することなく頭に入り、謎解きも鮮やかでストンと腑に落ちた。とても読みやすい。
犯人も捜査側もキャラが粒立っていて、顔が浮かぶようだった。
本書が手に取ったはじめての本だったけど、シリーズものなんですね。しかも、既に何冊も出てるとは!ごめんなさい。これは遡って読まねば。
唯一難点があるとしたら、私にとって、本を片手にお昼ご飯を食べるのが貴重な読書時間のひとつなのだが(行儀悪くてすみません)、この本はグロ過ぎて食べ合わせ悪かったなぁ…笑 -
Posted by ブクログ
ゆーき本さん症候群に罹っていました。(シリーズものの順番をすっ飛ばすお茶目な不治の病です)
本作はシリーズ4作目なのにすっ飛ばしておりまして、最後の巻を読んでないなあとか思っていたのです。
でもですね、結果的には本作を最後に読んで正解でした。ゆーき本さんありがとうございます。(感染源のような扱い)
シリーズ中で1番面白かったです。あと赤堀と岩楯の恋愛未満の甘酸っぱさが最高潮。
今回も赤堀が最後にピンチになるという水戸黄門的な展開もありますし、何より殺人の動機がシリーズ中で1番好きでした。
(と書くと既読の方からしたら、こいつとんでもないサイコパスだなと思われそうですが、こういう動機って怖くて