川瀬七緒のレビュー一覧
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法医昆虫学捜査官シリーズ、8作目。
何か知らぬ間に発刊されてて、私としたことが、、、と、慌てて購入。久々にこのシリーズ読めて、嬉しいいいい。
今回、事件現場の昆虫から得られる情報が事件解明の糸口に結びつくといういつもの展開になかなかならない中、たった一匹のレア昆虫の発見のおかげで繋がらない点と点が次々と繋がっていくというお見事な展開に、やっぱりこのシリーズは最高だと唸らざるを得ない。願わくば、シリーズ初期のように、もう少し岩楯と赤堀がペアで行動する姿を見てみたいのだけれど、岩楯の相棒の深水くんも好きだし、捜査支援センターの波多野&広澤さんもとっても良きキャラだし、かつ皆がそれぞれちゃんと活 -
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焼け死体が発見される。解剖したら、なぜか、ウジの塊が出てきた。
なぜ、そんなウジの塊が出てきたのだろうか?
連続放火事件が起こっている中で、焼け死体が発見された。
それぞれ、放火の材料が、灯油、ガソリン、シンナーが使われていた。
ウジの塊を 昆虫学者の大学の准教授の赤堀涼子に、委託し解明をしてもらう。
この赤堀涼子の昆虫オタク的な発想が実に豊かで、昆虫学の奥深さを感じさせる。
捜査を担当する岩楯裕也刑事のキャラクターもよくできている。職人的な刑事だ。
それのパートナーが、鰐川宗吾刑事で、メモ魔である。
焼け死体は、乙部みちるで、32歳。仕事は、カウンセラーだった。出身は、 -
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法医昆虫学者の赤堀涼子が活躍するシリーズの第3作。
11月12日火曜日、朝6時過ぎ、大吉昆虫コンサルタントの辻岡大吉30歳。法医昆虫学者赤堀涼子36歳の弟子である。日本人とウズベキスタンのハーフ。カッパのような防塵マスクと透明なゴーグルをつけた、つなぎを着ている。江戸川区の役人と一緒に東京湾の荒川の河川敷で害虫駆除をしている。
川は生物化学酸素要求量が7ppmで、セスリユスリカが大発生している。死骸が多いだけでなく、これらがアレルゲンとなって、気管支喘息を引き起こす。ユスリカは、殺虫剤抵抗性を身につけているので、殺虫剤では効かない。
ユスリカは、羽音によるコミュニケーションを発達さ -
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6年ぶりの新作来た〜!!!
正直、これだけ間が空いたので、もう出ないと思っていたから、すごく嬉しい。
序盤で岩楯刑事が40歳と分かって、ショックだったけど、岩楯刑事も赤堀先生も健在!年齢設定ちゃんとしてるけど、キャラは変わらず、安心して読める。
稲城のゴルフ場と相模原のヤードで起きた死体遺棄事件。
いつもなら味方してくれるウジも、熱湯で流されてしまい、なかなか死亡推定も、殺された場所も特定出来ない。
そんな中、プロファイルを得意とする広澤の意見がヒントとなり、事件は思わぬ方向に進んでいく。
法医昆虫学の話なので、仕方ないことだとは思うのだが、警察が被害者の身元を調べてる感じがないのが、凄い違和 -
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ネタバレ東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを訪ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわか
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名前に7があるなど七に縁持ち作家による、七つの大罪がテーマの七つの短編集(岡崎さんは作家紹介読むまで何繋がりかわかりませんでした)。大罪ネタなだけに、スカッと爽やかな話ではありません。読みごごち重視の人には向かず。でも、どの作家さんも工夫が見られて面白かったです。殺人も強姦もエロも色々出てくるので高校以上向け。
「罪の名は傲慢」中山七里
古手川や渡瀬が最後に登場します。地位のある男が立場を利用して一服盛り、女性を犯す。しかし女性はめげずにすぐに訴えるための行動を起こす。お互いの行動や立場、発言、マスコミの報道のあり方。真実は?
「手の中の果実」(怠惰)岡崎琢磨
七歳の息子、櫂は学校に行きたがら