川瀬七緒のレビュー一覧

  • 詐欺師と詐欺師

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    藍の詐欺師としてのスキルと、みちるの殺人を犯した人が分かるという特殊能力を駆使し、みちるの両親を死に追いやった人物の謎に迫る。

    2人はそれぞれが足りないもの補うことが出来て良い関係。もちろん危うさもあるけど。

    個人的にみちるのネガティブ加減がずっと続いたのが、読んでいてやや面倒になってしまった。藍のアトランティ詐欺?も受け入れにくい。

    ただ最後のどんでん返しは、予想外で良かった。少し気味が悪かったけど。

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    2025年10月13日
  • 七つの大罪

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    七つの大罪
    7人の作家

    どこか後を引くイヤミス感がある話もあれば、
    ひねりを利かせながら、更に味変してメインを
    挿げ替えたようなコミカルの話もあり。

    罪深さの多様性。

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    2025年10月10日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    高級カントリークラブと、違法ヤードで見つかった女性の死体は顔と両手を焼かれ歯も抜かれていた。身元も特定出来ずに捜査も難航している所に虫の生態を通して死んだ日時や場所を特定する、法医昆虫学の准教授、赤堀先生が活躍する、と言うシリーズもの。赤堀先生と岩楯のコミカルな会話や深水のキャラが凄惨な事件とのバランスをとっている。

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    2025年10月09日
  • 詐欺師と詐欺師

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    作品のあらすじ読んで、藍はイメージ通り・みちるはあざといドジっ子系だと思ってたのに、全然違ってた(´ε`;)ウーン…黒いオーラが見えるから犯罪者だって分かる設定、もっと深掘りしてほしかったな。

    『よく知らない者同士が情報交換しても互いにメリットはない。探偵さんがウソを教えて相手から情報を得たように、向こうも当然事実を言うわけがないから単なる騙し合いにしかならない。それなのに、探偵さんは向こうの言い分はすべて正しいと言う。なぜです? -第三章ピレウス・ヴィラ・キワエナ-』

    仕組まれた進展かもしれない、それでも進んでいくかどうか天秤にかける。いつも頭使わず、ただ読んでいるので、疑い深い藍の視点

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    2025年09月22日
  • 詐欺師と詐欺師

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    なかなかに個性的なキャラクターのみちる。ネガティブ全開でとにかくお金を使いたくない。
    そんなみちると大規模詐欺で桁外れのお金を手に入れた藍。
    藍がみちるの復讐を手助けするのだが、バリキャリ詐欺師の藍がみちるに情を抱くようになりどんどん霞んでいっちゃう。残念。
    もっと華麗な詐欺による復讐劇みたかったなぁ。

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    2025年09月17日
  • 七つの大罪

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    キリスト教における七つの罪とされる「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」をテーマにしたアンソロジー
    「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢 
    「手の中の果実」岡崎琢磨/怠惰
    「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒 
    「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬 
    「十五分」三上幸四郎/強欲 
    「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲
    「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食  
    どれも面白かったのですが、川瀬さんのと若竹さんのがお気に入りです。

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    2025年09月12日
  • 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    【2025年108冊目】
    全焼したアパートから発見された焼死体。死因は一般的な一酸化炭素中毒かと思いきや、死体には胃がなく、代わりに10cm大の白いボウルが発見される。正体を知って慄く捜査官は同時に、その不可解さに疑問を持つことに。日本初、昆虫学者を捜査官に任命して真相を探し始めるが――。

    いいですね、冒頭のショッキングな始まり方!映像化は絶対して欲しくないですけどね!文体も読みやすいのでするする読めちゃいますし、真相も想像つかない感じなのが良かったです。ただ、若者が死ぬのは辛いなぁと思いましたが…。

    虫が好きな方なら尚更楽しめるはず!というか実際に役立ちそうな分野なんですけど、どうなん

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    2025年09月11日
  • 詐欺師と詐欺師

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    ネタバレ

    2025.8 相変わらず波のある川瀬さん。この小説はラストに少し意外性があったのを楽しんだ感じでしょうか。

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    2025年09月01日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    ピッピッピッ!
    ピッピッピッ!
    ニュース速報!ニュース速報!

    一部のブク友さんたちの界隈で爆発的人気を誇ったあのシリーズが戻ってきたぁぁぁー!


    それは「法医昆虫学シリーズ」だ!




    ムシですよ!ムシ!あのシリーズですよ!
    興奮せずにはいられません!
    完結したと思っていた「法医昆虫学シリーズ」の新作が出たとは!
    興奮せずにはいられません!

    (やかましい!一旦落ち着け!)


    はい、大きく深呼吸〜
    すぅーーーーっ、はぁーーーーっ


    落ち着いたところで、まだこのシリーズを知らない人のためにちょこっとだけ説明します

    このシリーズは法医昆虫学者の赤堀ちゃんこと赤堀涼子が、死体に集まる虫か

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    2025年08月26日
  • フォークロアの鍵

    購入済み

    そこじゃないかも

    グループホームが舞台のよくある福祉系の小説。若干、大げさかなと思いつつ読み進める。急に毒親に悩む高校生が出てきて、短編集だったのかと混乱。やがて、千夏と大地が協力して問題解決となる。認知症高齢者の残存機能を理解して活用する、そうあるべきだと確かに思う。やがて、予想しない方向に物語が動く。うーん、そっちの方がすごく気になるんだけど。その犯人の目的とか、人格とか。そんな、もやもやが残る作品だつたかな。

    #じれったい #ドキドキハラハラ

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    2025年08月25日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    人を罪に陥れる【七つの大罪】(傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲)をそれぞれ七に関係する7人の作者(中山七里、岡崎琢磨(7月7日生)、川瀬七緒、七尾与史、三上幸四郎(三+四で七)、カモシダせぶん、若竹ななみ)が書く短編集。 どの話も個性的で、作者が作品に登場したり、自分のシリーズの人物が登場したりという面白さもある。怠惰の話は出来すぎと思いながらもホッとした。嫉妬と憤怒は罪が罪だけに心がずーんと重くなる…特に憤怒はちょっとホラー寄り。最後の暴食はちょっと気持ち悪い。

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    2025年08月19日
  • 七つの大罪

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    大罪のひとつひとつを「七」ゆかりの名前をお持ちの作家が書き下ろした短編集。る三上幸四郎氏はなぜ⁉と思いきや、三と四を足したのね(爆)。『名探偵コナン』の脚本で知られるだけあって、実に視覚的なトリック、面白かった。あと、ラストのく若竹七海氏による<暴食>テーマが、幾重にも謎が仕掛けられていて出色。

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    2025年08月03日
  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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     6つの短編集だった、どれもストーリーが凝っていて面白かったが短編集だけにちょっとだけ読み応えがなかったかな。続編希望です。

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    2025年06月08日
  • 詐欺師と詐欺師

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    なかなかラストの展開が…人により…

    復讐に執着する彼女、聞けば聞くほど、穴だらけの計画に不安しかない…そんな彼女とタッグを組む詐欺師は海外で荒稼ぎして、お金には不自由しない彼女は、なぜか、彼女を放って置けない…

    世界的に発展した大企業を率いる会長をターゲットにその復讐は成功裡におさめることが出来るのか…

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    2025年04月13日
  • 詐欺師と詐欺師

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    ホンモノの詐欺師の女性と詐欺師の卵みたいな女性のコンビ。

    著者のあらゆる方向にぶっ飛んだキャラ作りには毎度驚かされるし、楽しませてもらっており、今作も然り。詐欺師として万能な藍と、キワモノでありながらどこか捨て置けないキャラのみちるの掛け合いがとにかく楽しかった。ただ、ラストが、、、帯文句の通り、衝撃的ではあったものの、こんなラストでいいの?って感じ。少し曖昧にして終わるやり方がダメなわけじゃないけど、決して読後感が良い結末ではないし、私個人的には何だかモヤモヤとすっきりしないまま終わっちゃったなという感想を最後の最後で感じてしまった。

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    2025年03月27日
  • 革命テーラー

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    200ページくらいから一気に物語が動き出す。
    ヒヤヒヤする感覚が背中の後ろに常にあったお陰で、革命の世界にのめり込み切ることができず。
    あぁ、私って、心配性で物事を悪く捉えがちなんだなぁー、安心してその世界に没頭できる環境が重要だったりするんだなぁーなんて、めちゃくちゃ安全な本の外の世界にいるのに、そんなことをぼんやり思い浮かべる。
    375ページから、喉の奥にツーンとする心の動き。
    最後は後味の良い終わり方で良かった。
    極限した部分であっても、こんなに夢中になれることがあるって素晴らしい!
    ・・・・・
    2017年12月刊行 単行本『テーラー伊三郎』を加筆・改題のうえ文庫本された作品。

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    2025年03月16日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    『Jミステリー2024』は、豪華作家陣による書き下ろし短編ミステリーのアンソロジー。誉田哲也先生の『刑事の食レポ』が読みたくて手に取ったけど、ほかの作品もめちゃくちゃ面白かったです!

    なかでも、川瀬七緒先生の『沼の底、さらに沼』は衝撃的。タイトル通り、自業自得なまるで蟻地獄に引きずり込まれるような、逃れられない展開が続き、読んでいて恐怖と驚きでいっぱいになった。短編ながらも強烈な余韻を残す作品でした。

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    2025年03月08日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ちょっといい話系、ややホラー味系、
    一回りしてファミリー系など、
    多彩なアンソロジー・ミステリー

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    2025年03月08日
  • 詐欺師と詐欺師

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    いつものとおり想定を超えてくるダークな話で面白かった。この著者の書く30歳過ぎの女性の口調はおばちゃんすぎてちょっと苦手。

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    2025年02月25日
  • 詐欺師と詐欺師

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    あまり詐欺師感はなかった

    両親を殺された復讐に燃えるみちると、凄腕の詐欺師佐々木藍

    ミステリーのようにみちるの両親の死の真相が明らかになっていく

    あっという間に読み終えてしまいました

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    2025年02月13日