川瀬七緒のレビュー一覧

  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    著者の作品初めてで、
    表紙の桐ヶ谷に一目惚れ&服飾系の小説
    興味あって手に取ってみたけど、
    想像以上に面白かった。

    まず、服飾って簡単に考えてたけど、
    美術解剖学とかを推理能力に紐づけてるところ。
    そして、主人公に負けない
    周りのキャラの強さ、特に女性陣好き、笑った。
    あとは、解説にもある社会問題とか、
    後半から出てくる重めの話とか。

    こういう話の小説読んだことあるけど、
    何となく、自分には遠い現実って感じで
    リアルに考えると心が底冷えする。
    悲しいとか可哀想とか、
    軽い言葉や他人事では表せない、
    見たくないけど目を逸らしてはいけないリアルみたいな。

    最後の選択は、何が善悪かって
    正直法

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    2023年07月13日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    賑やかな商店街の空き家に越してきた得体の知れない若者と周りに思われているらしい桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の知識により、服のシワから病気やその人が受けた暴力などが分かる。ある日偶然見たテレビのニュースで十年前に殺害された少女が着ていたというワンピースに目をとめる。自分なら、ワンピースの出どころや、少女の境遇を推測できると思い動き出すが…。
    服飾ブローカーの京介と、ヴィンテージショップの小春、初めは胡散臭い若者にしか思えなかったが、その世界でプロとして生きている知識や経験により、殺害された少女や、その犯人に近づいていく。そして、全く聞く耳をもたなかった警察をも納得させていく様子にドキドキした。

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    2023年06月20日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    川瀬七緒『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』講談社文庫。

    仕立屋の桐ヶ谷京介が探偵として活躍する新シリーズ。

    なかなか面白いキャラを探偵役にしたものだ。涙もろい仕立屋というプロフェッショナルをどうやって探偵を演じさせようというのかと最初は懐疑的であったが、その考えは最初の数ページで払拭される。

    そして、10年前の未解決事件の真相に迫るプロセスが面白い。そのプロセスは美術解剖学と服飾への深い造詣を兼ね備えた仕立屋ならではなのだ。

    しかしながら、暴かれた犯人の正体だけは残念だった。散々、読者を振り回した割りには、短絡的で強引過ぎるようにも感じた。

    東京の高円寺にある南商店街で小

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    2023年06月13日
  • フォークロアの鍵

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    予想を超える話の流れで作品世界を楽しみました。やっぱり川瀬七緒さんの話は好きだな。
    それから、丁度、認知症や介護施設と関わっていて、どの様に接したら良いか分からなかった中で読めてよかったと思う。

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    2023年06月12日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    ネタバレ

    まさしく服飾界のホームズ!
    服についた皺や擦れ具合から、そこまで読み解くかと。
    今回のワンピースが特殊だったというのもあるけれども、にしてもだ。
    それでいて、すぐ涙腺崩壊するところが愛おしい。
    また彼でも分からない部分は、それぞれの職人さんたちが突き止めていくのも総力戦って感じで熱い。
    しかも一部を除いて皆さん70歳以上の人生の大先輩という。
    平均年齢高い探偵団(探偵団という名称が出てくる訳ではないけど、雰囲気はそんな感じ)というのも、ある意味新しかった気がする。

    解説にもあったとおり、言っても素人集団なので、警察が管理している証拠を見るという一点に関してもハードルが高い。
    そこを乗り越える

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    2023年06月11日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服の知識が増えた気がします。
    服の仕立てとは奥が深いものなのだな…
    服飾の知識と事件の推理を絡ませていて、とても斬新で面白かったです。
    刑事さんとの関係も良かったです。
    続編も読みたいです。

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    2023年06月02日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服飾と美術解剖学の知識で、その人の癖や病気などが立ち所にわかってしまう桐ヶ谷。テレビで見た未解決事件の公開捜査番組でたまたま見た少女のワンピースから事件への興味を持ち、同じ商店街のアンティークショップの店員小春とワンピースの謎を探ることに…
    服飾の知識がすごいと思ったら、作者は服飾デザイン会社に勤めていた経験ありなんですね。
    結構社会派のストーリーで思ってたより重めだったけど面白かった。
    登場人物も癖のある人たちだし、シリーズの今後も期待。

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    2023年05月26日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    2023.5 川瀬さんの小説はホントに出来不出来が激しいなぁ。今回は当たり!
    相変わらず朝倉先生のようなキャラ 一花がキラキラするストーリーでした。

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    2023年05月26日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    ネタバレ

    続編。一花ちゃんいいキャラしてるなぁと思ってたけど、子供たちとの砂場遊びでイカちゃん最高!笑ってなって、もう一花ちゃんの虜です。
    前作のテロリストも捕まらないままだし、今作も捕まってめでたし感は全然ないし。でも調査としてはきちんと終わってる。それでいいんだよね、調査官だもの。

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    2023年04月04日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    シリーズを大人買いして、第1弾の後すぐに読みたかったところをこらえて7カ月。何もこんなに辛抱しなくてもよかったのに(笑)。

    プロローグは三津田信三が混じった内藤了みたいな感じで期待が募る。赤堀女史が登場すると一気に明るくなるけれど、期待に違わず面白い。

    昆虫はわりと苦手な私ですが、なぜか昔からトンボを捕るのだけは得意で、今でも素手で捕まえられます。しかしトンボに性モザイクなんてあることも知らなかったし、昆虫業界がどういうことになっているのかもわかって、あらゆる点で興味を引かれました。

    刑事と女史のロマンスはないままでお願いします。(^O^)

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    2023年03月27日
  • 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ


    昆虫の生態も読んでいて面白かったし、法医昆虫学の先生のキャラもツボだった。ご遺体の虫の様子が詳細な事で、よりリアルさと生々しさを感じた。
    最後はあの状態で生きてるいのは不思議な状態で、虫に居場所を知らせる方法も、井戸の中にそんなに虫がいたのかなとこじつけ感を少し感じてしまったが、面白かった。
    次作も読んでみたい。

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    2023年03月18日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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     法医昆虫学捜査官シリーズの第三作。 遺体の第一発見者となった赤堀さん、今回は蟲を追って河から海へ・・・。
    自然に晒された屍は想像もよらない変貌を遂げる。 科学の力でどれだけ真相に近寄れるか見物です。 流石の安定したシリーズ。

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    2023年01月18日
  • フォークロアの鍵

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    「おろんくち」の言葉が出てくるまで長い!でも、そのおかげで物語の中に入りやすく、謎解きが始まってからのスピード感について行くことができた。
    想像以上にゾワッとする場面もあり、驚いた。
    途中から、姥捨山の話を思い出していた。

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    2023年01月07日
  • よろずのことに気をつけよ

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    ネタバレ

    おもしろかったー。
    グロい部分も多々あるけどそこは斜め読みしつつ、夢中で読んでしまった。
    真由がなんか色々、違和感があったけどまぁさほど気にならず。
    4人が捕まるのは嫌だなと思っていたので、ラストは納得!
    これ以上はないかなという感じだった。

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    2022年11月18日
  • フォークロアの鍵

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    口頭伝承を研究する大学生が、ある施設のコミュニケーションが取れない老人から『おろんくち』という謎の言葉を聞き出し、その不思議な言葉の意味を探っていく、謎解きのようなお話でした。
    核心に迫っていく様子がハラハラドキドキでした。

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    2022年10月13日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    川瀬氏の本は、初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたいと思えるほど、良かったです。
    謎を解決する三人の背景をうまく描きながらも登場人物の個性もしっかり出ているため、情景をイメージしやすく読みやすい作品と感じました。

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    2022年10月04日
  • 法医昆虫学捜査官

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    普通にミステリとしても面白いし、独特な設定や専門的な話も面白い。赤堀と岩楯が二度おいしくてお得な感じもある。なにより先が気になって、あっという間に読み切れた。実写にされたら見れないかも。

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    2022年10月03日
  • フォークロアの鍵

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    川瀬さんのこれまでの作品では、『テーラー伊三郎』が一番好きで、高校生の成長物語と、年齢を重ねた人が新しい時代に合わせた学びを積み重ねていくという、成長×成長のシナジー効果(汗)のお話に夢を感じていました。

    彼女の他の作品(昆虫法医学系)は、どちらかといえばおどろおどろしいところが多くて、それは悪くはないんだけど、ちょっと読みたいものと違うんだよなあと思っていたところに、介護+民俗学という新たな組み合わせにドロップアウトした高校生を加えるというやり方が、ぼくにとってはベストマッチでした。

    介護の現場のリアリティを残しつつ、そこに夢を加えた程よいバランスが素晴らしいです。敵役がちょっとあまりに

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    2022年10月02日
  • 法医昆虫学捜査官

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    ジャンルは違えどもデザインを専攻していた点が京極さんと重なって気になり、なんとなく読んだ『女學生奇譚』が私のツボにハマりました。

    こんなシリーズも書いていらっしゃるのねと読み始めたものの、昆虫は苦手なんです。しかもちっとも可愛いとは思えない、見かけたらギョエーッと叫んでしまいそうなやつばっかり。眉間に皺を寄せながら読みましたが、超面白かった。

    内藤了好きなら絶対これも好きでしょう。暴走気味の赤堀先生は藤堂比奈子とかぶる。虫の描写がかなりキツイけれど、死神女史が扱う事件がセーフだった人はたぶんこれも大丈夫かと。

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    2022年08月25日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    このシリーズはいつも読むのに時間がかかる。しばらく時間が空いてから読むので思い出すのに苦労した。物語の最後で明らかとなる殺人の動機であるが、初めはなぜドナーの父親である竹田も殺人に関与したのか理解できなかったが、竹田の言い分を聞くとやりきれない気持ちになった。

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    2022年08月22日