川瀬七緒のレビュー一覧

  • よろずのことに気をつけよ

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    著者あとがきにあった願いの如く、時間を忘れてこの小説の世界に浸ってしまった。
    ハッピーエンドというのとは違うのだけど、おどろおどろしい展開から抜けた先は、なんというか爽やか?やっぱり違うな。兎にも角にもそういう点では不思議な小説だった。

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    2024年06月01日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    伊豆諸島の感じが懐かしい。昆虫のみならず風土風習が入ってきたのはおもしろかった。

    しかし、毎回最後にドタバタ劇を入れる必要があるのかは?である。刑事も学者も毎回学習しないし…

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    2024年04月30日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    今回もウェアダニットが炸裂したが、半分ほどは普通の推理小説とのハイブリッドだった。今回も最後の急転直下があった。動機に今回は少し凝っていてこの作者らしさを感じた。結末を曖昧にしたのはこの先を見据えているからなのか?
    いずれにせよ、実写化されないシリーズ。

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    2024年04月15日
  • うらんぼんの夜

    購入済み

    うらんぼんの夜

    最初は福島の山の中の集落に根付く因習、風習の何と閉鎖的で一体誰が最初にこの様な風習を始めてしまったのだろう?と疑問。それを疑う事なく護り続ける部落の人間達。私も田舎暮らしなので嫁に来た頃は信じられない習慣が多々あった。が、コロナによって簡素化されたり無くなったりした。高校生である主人公のあがきが痛いほどわかった。口では反抗的だが、かなり優しい。最後は怖かった。

    #共感する #怖い

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    2024年04月12日
  • よろずのことに気をつけよ

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    法医昆虫学シリーズきっかけでしった作家さんの、デビュー作ということで読んでみました。
    被害者の描写がリアル過ぎて、ややグロい部分もありますが、
    メインキャラの個性がしっかり書かれてた事もあり、引き込まれました。
    全体的にテンポもよくて、個人的には読みやすい文章だなという印象です。
    久しぶりに好きなタイプのミステリー作家さんに出会えて、嬉しい。

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    2024年04月03日
  • 賞金稼ぎスリーサム!

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    ユニークなデコボコトリオの賞金稼ぎグループ誕生!3人の異質の出自も面白いし、とある放火事件の謎を解いていく中で、とんでもないしろものと関わっていくという展開もとても面白かった。

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    2024年03月27日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    ファッションには疎いのだけれど…、ヴィンテージの洋服や、オーダーメイドの洋服、職人さんの技術や、緻密に計算された仕立など、興味深いトピックスがたくさん。
    美術解剖学という分野も初めて知ったし、本当にこんな人がいたらすごいなぁと思いながら、興味深く読めた。

    桐ヶ谷さんと小春さんコンビも、2人のキャラクターのギャップが良い味で、ミステリ要素もこれまで私が読んだことのあるものとは一味違う感じで面白かったし、深かった。

    2作目を読むのも楽しみ。

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    2024年03月07日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    今回はやけど虫
    想像しただけでぞくっとする
    赤堀先生 奇行で自分を偽ってたんだね
    弱い人ほど自分を偽るからなぁ
    岩楯刑事の慌てようが…笑

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    2024年03月05日
  • 女學生奇譚

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    女學生奇談

    始めはただの日記か手記だったので、これがどう変わるとホラーになるのか気になり夢中で読んだ。段々背景が見えてくると頭のおかしい女学生の空想なのか?とおもえた。でも最後はとんでもない結末!巻き込まれたフリーライターとカメラマンの2人の酒盛りの続きが知りたい

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2024年02月27日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    赤坂が実は大変な過去を持っていた事に驚いたシリーズ6作目。何となく何かありそうだなと薄々感じてはいたのですが、そんな切なそうな赤坂を見るのは悲しい。
    そして岩楯の相棒にまたもや鰐川刑事が返り咲き。ワニさん好きなので嬉しかった今回は、やけど虫ことアオバアリガタハネカクシが大活躍。凄く艶々したオレンジと黒のボディーがスポーツカーを思わせますが凶暴な害虫の種類みたいです。
    毎回傷だらけになる赤坂が今回は最大の虫被害に。可愛いお顔が瘡蓋まみれ、なんて事だ!早く治して!

    いつもこのシリーズの犯行動機は切なかったり複雑な気持ちになるのですが今回も悲劇でした。
    良心の押し付けって怖いですね。たまに人を救う事で自分を優位に見せる困った人が居ますが、その極端な例が3人も出てきます。
    岩楯も言っていましたが行きつくとカルトまがいになりますよね。そうなると傷付いて憔悴しきった人は心酔してしまい、身を滅ぼす事になり兼ねない。
    いつも元気で可愛い赤坂も今回はどことなくしょんぼりしてる時が多いし色々と考えさせられる回でした。

    いよいよ赤坂が警視庁に正式に雇われる事になっていて喜んだのも束の間、中々に複雑なようで犯罪心理学の広澤とおまとめ方式で『捜査支援分析センター』という部署に配属。
    捜査会議にも出して貰えないしまだまだ警視庁からは軽く扱われている2人。
    確かに犯罪心理学も日本では発展途上の分野ですが、赤坂の昆虫学と組めば凄い力を発揮しそうです。
    これから犯罪心理学も読めるんだと楽しみにしていたら、このシリーズあと1冊でした。

    おや?次で現行している分は最後なのに…岩楯と赤坂…ラブ度が上がっていないじゃないか!
    信頼度は確実にうなぎ登りですよ、違うんですよ、ラブ注入して欲しいんですよ!(古い)

    私の個人的な願望はさておき、本作は事件現場がシリーズ中最も壮絶で、チャーハンを作っていた時にウインナーを思わず凝視してしまいました。(ヨモツイクサでも同じ目に遭ったなあ…)
    凄い量の血と現場に残されていたある物。被害者は3人ですが遺体が何処へ運ばれたかは不明。警察犬すら手を焼く始末。
    いつも岩楯は大変そうではあるんですが、今回は特に難事件に苦労をしていました。更に捜査の上で聞き込みをする人物たちが自分勝手。というか癖が強い。
    被害者である遠山夫妻の隣に住む貝塚夫人なんか強烈の極み。だけど実際に居そうなラインなので、実生活で出会わずに済む事を祈ります。

    広澤と赤坂のコンボ技に岩楯とワニさんの粘り強い捜査で見事に行方不明になっていた死体にたどり着くのですが、場所が…ヤバすぎる…。
    現場には人間の血肉も好んで食べると言うやけど虫が大量に沸いており、画像で検索していたので想像してしまい、こんな所でこんな状況とはこれは事件ですよ、金田一さん!

    そして冒頭で書いたように事件の真相を知って複雑な気持ちになるのでした。

    赤坂が赤坂を演じていると言った時は、皆こうして踏ん張って生きているのかも知れないなあと、彼女の事がまた更に好きになりました。
    あと一冊!寂しくなるなあ。…と思っていたけど4巻目をまだ読んでいなかった。先に4巻を探しましょう。

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    2024年02月26日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ前作を読んで、この先、赤堀先生の原動力になっている過去が読めるのか?と思っていたら6作目ですぐに知ることになった。
    次の『スワロウテイルの消失点』で発行されているものを読み終えてしまう。ここ数年は刊行が止まってるけど、ここまで来たらシリーズに決着つけるまでは書いてほしい!

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    2024年02月24日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。こう言ってはなんだけど毎回、特に何か派手な事があるわけじゃなくて、お決まりのようにヒロインの赤堀先生が命の危険に晒される場面があったりするのは水戸黄門チックだったりもするけど、派手さはなくとも堅実な筆ぶりの人情派ミステリーだと思う。
    この後、赤堀先生が何故あの過酷な道を歩んでいるのか描かれるお話が読めるのか。それともそこは描かれないまま進むのかなあ。気になる。

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    2024年02月23日
  • うらんぼんの夜

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    ネタバレ

    女子高生の奈穂を通して知る田舎の集落の排他的な閉塞感に辟易、根強い男尊女卑に縛られる村の窮屈な日常が何も起こらないうちからもう既にホラーだった。他所からの嫁大事にした方が手っ取り早いんじゃなかろうか。
    村社会の嫌な部分しか見えないが、奈穂の賢明な冷静さ、曾祖母や祖父母が時折見せる孫への厳しくも深い愛情に救われる。
    意外な展開を見せる奈穂と転校生の亜矢子との友情に感じたのは本編を前にした前日譚の終わりの始まりのようなゾクワク感。怖さと破滅を感じさせながら、この先の二人の生き方を知りたくなる幕切れも意外な魅力。

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    2024年02月23日
  • うらんぼんの夜

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    川瀬七緒『うらんぼんの夜』朝日文庫。

    昨年末から書棚代わりのカラーボックスに長らく積んでいたのを忘れていた。

    古くから続く因習に縛られた福島県の寒村を舞台にした怪しい雰囲気の小説。ホラーなのか、ミステリーなのか、はたまた青春小説なのか、判然としないままにストーリーは展開していく。読み進むうちにホラーのテイストがやや強いかなと思ったのだが、最後に全てを覆すような結末が待ち受けてた。


    福島県の寒村に暮らす女子高生の遠山奈穂は集落に古くから続く因習と束縛的な人間関係を苦痛を感じ、将来は村を出たいと強く願っていた。そんな中、奈穂は東京から村に移り住んで来た北方家の末娘である亜矢子と友達になる。亜矢子は精神的な病に苦しむ母親と兄と姉との4人暮らしで、何か秘密を抱えている様子だった。

    他所者を徹底的に排除しようとする村の老人たち。そして、日増しに強くなる村の老人たちの亜矢子に対する風当り。それと並行して起きる奇怪な事件の数々。老人たちが大切に護って来た古い地蔵の周りの板や鈴が破壊されたり、徘徊老人が釜を持って廃墟に立て籠もったり、駐在が増水した川で溺死したりと様々な事件が起きる。

    やがて奈穂は村の長老である大婆から村に伝わる古い地蔵の話を聞かされ、奇怪な事件の正体を知ることになる。しかし、さらなる驚愕の真実が奈穂を待ち受けていた。


    田舎というのはなかなか厄介だ。特に昔から続く風習や面倒臭い人間関係が嫌になる。昨年の春に隣近所に家も商店も無いポツンと一軒家に移住した。そんな田舎でも町内会的な地域の班があるようで、半ば無理矢理10軒の班に入れられた。自分の家は他の家とは歩いて15分とかなり離れているのだ。後に班長から渡された班員名簿を見ると、自分以外の10軒全てが同じ苗字であることに驚いた。しかも余り馴染みの無い苗字で、親戚関係は無いのだと言うからさらに驚いた。

    本体価格900円
    ★★★★

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    2024年02月16日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    今回は海の虫たち
    赤堀先生の奇行 増してってるような
    でも 真っ直ぐなところは魅力的
    今回は鰐さんが登場
    次は誰かな

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    2024年02月12日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    『法医昆虫学捜査官』シリーズ二作目。一作目が面白かったし、心配してた虫の描写も大丈夫だったので手に取ってみたんだけど虫の描写に関しては一作目よりもどぎつく感じて眉間に皺を寄せながら読んだものの、やはり面白かった。
    なんかこう川瀬七緒さんの業を感じるけど。(何故好き好んでこんなシンドイ描写を…)でもまあ、それは読んでいる自分も同じ何か、という気がした。

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    2024年02月11日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    前作に比べると「虫」の活躍が目立ち、本シリーズらしい作品になっていると思います。

    赤堀教授は警視庁にあらたに設けられた組織の一員となりますが、逆に場末の部署に囲い込まれた形になり、今までのように自由に動き回ることができなくなっています。とはいえ、岩楯刑事とのコンビは健在ですし、ひさしぶりに鰐川刑事とのチームでの捜査は、懐かしさもあります。

    赤堀が自らの過去を岩楯刑事にこぼすシーンもあり、岩楯刑事が損得抜きに赤堀教授を信頼しているように見えるのは(恋愛関係には発展しなさそうなのは少し残念な気もしますが)、出会った当初の関係性を考えると感慨深いものがあります。まだまだ警視庁内では評価されていない赤堀と法医昆虫学ですが、岩楯刑事をはじめとして彼女の「凄さ」を実感した捜査官により、その立ち位置が確固たるものになることを祈るばかりです。

    周囲からの理解が得られないという点では赤堀と同じような立ち位置である、同部署に配属となったプロファイラーの広沢、研究者の波多野という新しい「トリオ」の今後の活躍も楽しみです。

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    2024年02月07日
  • スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    虫の表現は苦手で少し読み飛ばしながら、、だったけど、独特な視点で解決されていくのが新鮮で面白かった!
    キャラクターも魅力的で、いじめという解決の難しい問題にもある種の答えを提示していてすごい。
    著者の作品は初めて読んだけど他の作品も読みたくなった。

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    2024年02月06日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    「法医昆虫学捜査官」シリーズの5作目です。久しぶりに読みましたが、岩楯刑事と赤堀の信頼関係は安心してみていることができます。
    岩楯刑事の新しい相棒、兵頭のキャラクターもよかったです。

    一方で、これまでのように「虫」の存在が顕著にみられない(その「昆虫相が形成されない」ということが今作のキモになるのですが)ということで、ウゾウゾと蠢く虫の様子に嫌悪感を抱きながらもワクワク読み進める、という楽しみ方ができなかったのが少し残念でもありました。

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    2024年02月06日
  • 法医昆虫学捜査官

    購入済み

    法医昆虫学捜査官

    最初は蛆虫を想像して気持ち悪かったが、その理屈を知ると、なるほどと感心して興味が湧いた。他の作者の作品にも法医昆虫学を描いたものがあったが、同じシデムシを語るにしても印象が違った。

    #ダーク #怖い

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    2024年01月27日