川瀬七緒のレビュー一覧

  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    好きで好きで仕方ないこのシリーズ。存在を数年前まで知らなかったおかげで既刊の7巻を大人買いしたから、まだ続けて読めると思うと嬉しい。

    本巻の単行本が出版されたのは2016年で、主役はいつものウジより遙かに目立つ、世にも恐ろしいアカカミアリ。当時日本では硫黄島や沖縄島などでしか見られなかったこのアリが、本巻発行の数年後に東京や神戸の港でも発見されたらしく、先取りしているのも凄い。

    今までの岩楯刑事の相棒に比べると、今回の兵藤刑事にはあまり愛着が湧きません。でも赤堀先生に振り回されているうちに変わってゆくのでしょうね。

    「私を信じなさいって、悪いようにはしないから」「今まで、悪いようにしかし

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    2023年09月13日
  • 賞金稼ぎスリーサム!

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    川瀬七緒『賞金稼ぎスリーサム!』小学館文庫。

    元有能な刑事と女たらしで警察マニアの御曹司、あらゆる狩猟資格と銃所持許可証を持つ謎多き天才ハンター女性のクセの強い3人がチームを組んで賞金の懸かった事件の謎を追うノンストップ痛快ミステリー。

    終盤に真犯人の正体を巡る驚愕の展開が待ち受ける解らないのだが、煮え切らない結末が非常に勿体ない。続編があるのだろうが、これは無い。


    ノンキャリアながら将来の出世が約束されていたにも関わらず、突然の病で寝たきりとなった母親の自宅介護のために42歳の若さで1年前に退職した麻布署捜査課の元警部・薮下浩平の元に弁護士の益田総一が訪れる。

    弁護士の益田は何者か

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    2023年09月01日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    ネタバレ

    可愛げな装丁に騙されるところだった。
    めっちゃゾクゾクするミステリーでした。
    面白いから読みたいけど、読み終わるの勿体無い…っていう気持ちになったの久々かも。

    でてくる元気なシニアが皆様魅力的。
    やっぱり何かを極めている人は素敵ですね。

    真相は切なかったですねぇ。
    少女の境遇まではなんとなく想像できましたが、人間関係までは想像できなかった。

    お話の重さはずっしりあるんだけど、小春さんとミツさんのキュートさがホッコリ感を与えてくれて読みやすかったです。

    続編も読みます。

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    2023年08月12日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服飾のキラキラ感が全く無く、被服を着たヒトの生態や心理状況を解き明かす、新ジャンル。
    見えてしまう人って結構不幸ですよね。

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    2023年08月05日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服の皺や傷から着ている人の癖や病気を見抜き、布、縫製、使われている糸などからその服の来歴を明らかにする。そんな手法で身元不明少女の死の謎に挑むお話です。
    帯に書かれている通り服飾に関する認識が変わる1冊です。深い世界だ。

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    2023年08月05日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    頁を開くと「夏からの知らせ」の文字があり、いま読むのにピッタリだと思ったら、舞台は北風吹く時期じゃあないですか。まぁ、夏にウジを見るよりは良さそうだけど、毎度想像すると耐えがたいシーンの連続なのがこのシリーズ。そこを我慢して読む価値はじゅうぶんにあります。

    本作では昆虫のみならずシャコについても詳しくなれそう。見目麗しいとは言えないシャコが性格も獰猛ならば、もう食べる気がしない(泣)。

    赤堀女史には惚れざるを得ません。岩楯刑事とのロマンスは今後も要らないけれど、鰐川刑事の懐きぶりはちょっとカワイイかも。

    いちばん悪事に絡んでいてほしくなかった人の関わりはかなりショックでした。漁師の実情が

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    2023年07月24日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    著者の作品初めてで、
    表紙の桐ヶ谷に一目惚れ&服飾系の小説
    興味あって手に取ってみたけど、
    想像以上に面白かった。

    まず、服飾って簡単に考えてたけど、
    美術解剖学とかを推理能力に紐づけてるところ。
    そして、主人公に負けない
    周りのキャラの強さ、特に女性陣好き、笑った。
    あとは、解説にもある社会問題とか、
    後半から出てくる重めの話とか。

    こういう話の小説読んだことあるけど、
    何となく、自分には遠い現実って感じで
    リアルに考えると心が底冷えする。
    悲しいとか可哀想とか、
    軽い言葉や他人事では表せない、
    見たくないけど目を逸らしてはいけないリアルみたいな。

    最後の選択は、何が善悪かって
    正直法

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    2023年07月13日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    賑やかな商店街の空き家に越してきた得体の知れない若者と周りに思われているらしい桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の知識により、服のシワから病気やその人が受けた暴力などが分かる。ある日偶然見たテレビのニュースで十年前に殺害された少女が着ていたというワンピースに目をとめる。自分なら、ワンピースの出どころや、少女の境遇を推測できると思い動き出すが…。
    服飾ブローカーの京介と、ヴィンテージショップの小春、初めは胡散臭い若者にしか思えなかったが、その世界でプロとして生きている知識や経験により、殺害された少女や、その犯人に近づいていく。そして、全く聞く耳をもたなかった警察をも納得させていく様子にドキドキした。

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    2023年06月20日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    川瀬七緒『ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』講談社文庫。

    仕立屋の桐ヶ谷京介が探偵として活躍する新シリーズ。

    なかなか面白いキャラを探偵役にしたものだ。涙もろい仕立屋というプロフェッショナルをどうやって探偵を演じさせようというのかと最初は懐疑的であったが、その考えは最初の数ページで払拭される。

    そして、10年前の未解決事件の真相に迫るプロセスが面白い。そのプロセスは美術解剖学と服飾への深い造詣を兼ね備えた仕立屋ならではなのだ。

    しかしながら、暴かれた犯人の正体だけは残念だった。散々、読者を振り回した割りには、短絡的で強引過ぎるようにも感じた。

    東京の高円寺にある南商店街で小

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    2023年06月13日
  • フォークロアの鍵

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    予想を超える話の流れで作品世界を楽しみました。やっぱり川瀬七緒さんの話は好きだな。
    それから、丁度、認知症や介護施設と関わっていて、どの様に接したら良いか分からなかった中で読めてよかったと思う。

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    2023年06月12日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    2023.5 川瀬さんの小説はホントに出来不出来が激しいなぁ。今回は当たり!
    相変わらず朝倉先生のようなキャラ 一花がキラキラするストーリーでした。

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    2023年05月26日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    ネタバレ

    続編。一花ちゃんいいキャラしてるなぁと思ってたけど、子供たちとの砂場遊びでイカちゃん最高!笑ってなって、もう一花ちゃんの虜です。
    前作のテロリストも捕まらないままだし、今作も捕まってめでたし感は全然ないし。でも調査としてはきちんと終わってる。それでいいんだよね、調査官だもの。

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    2023年04月04日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    シリーズを大人買いして、第1弾の後すぐに読みたかったところをこらえて7カ月。何もこんなに辛抱しなくてもよかったのに(笑)。

    プロローグは三津田信三が混じった内藤了みたいな感じで期待が募る。赤堀女史が登場すると一気に明るくなるけれど、期待に違わず面白い。

    昆虫はわりと苦手な私ですが、なぜか昔からトンボを捕るのだけは得意で、今でも素手で捕まえられます。しかしトンボに性モザイクなんてあることも知らなかったし、昆虫業界がどういうことになっているのかもわかって、あらゆる点で興味を引かれました。

    刑事と女史のロマンスはないままでお願いします。(^O^)

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    2023年03月27日
  • 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ


    昆虫の生態も読んでいて面白かったし、法医昆虫学の先生のキャラもツボだった。ご遺体の虫の様子が詳細な事で、よりリアルさと生々しさを感じた。
    最後はあの状態で生きてるいのは不思議な状態で、虫に居場所を知らせる方法も、井戸の中にそんなに虫がいたのかなとこじつけ感を少し感じてしまったが、面白かった。
    次作も読んでみたい。

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    2023年03月18日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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     法医昆虫学捜査官シリーズの第三作。 遺体の第一発見者となった赤堀さん、今回は蟲を追って河から海へ・・・。
    自然に晒された屍は想像もよらない変貌を遂げる。 科学の力でどれだけ真相に近寄れるか見物です。 流石の安定したシリーズ。

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    2023年01月18日
  • フォークロアの鍵

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    「おろんくち」の言葉が出てくるまで長い!でも、そのおかげで物語の中に入りやすく、謎解きが始まってからのスピード感について行くことができた。
    想像以上にゾワッとする場面もあり、驚いた。
    途中から、姥捨山の話を思い出していた。

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    2023年01月07日
  • よろずのことに気をつけよ

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    ネタバレ

    おもしろかったー。
    グロい部分も多々あるけどそこは斜め読みしつつ、夢中で読んでしまった。
    真由がなんか色々、違和感があったけどまぁさほど気にならず。
    4人が捕まるのは嫌だなと思っていたので、ラストは納得!
    これ以上はないかなという感じだった。

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    2022年11月18日
  • フォークロアの鍵

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    口頭伝承を研究する大学生が、ある施設のコミュニケーションが取れない老人から『おろんくち』という謎の言葉を聞き出し、その不思議な言葉の意味を探っていく、謎解きのようなお話でした。
    核心に迫っていく様子がハラハラドキドキでした。

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    2022年10月13日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    川瀬氏の本は、初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたいと思えるほど、良かったです。
    謎を解決する三人の背景をうまく描きながらも登場人物の個性もしっかり出ているため、情景をイメージしやすく読みやすい作品と感じました。

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    2022年10月04日
  • 法医昆虫学捜査官

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    普通にミステリとしても面白いし、独特な設定や専門的な話も面白い。赤堀と岩楯が二度おいしくてお得な感じもある。なにより先が気になって、あっという間に読み切れた。実写にされたら見れないかも。

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    2022年10月03日