川瀬七緒のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
皆さんのレビューから面白そうだなぁ…と思い、いつか読もうと思っていた作品がこちらです。赤ちゃんの表紙がインパクトありますよね!
ストーリーはネットを介して集まった集団自殺希望の4人が、遺棄されそうになった赤ちゃんを救うために奮起する内容で、その裏の大きな犯罪組織の存在をも明らかにしていくというもの…。死を覚悟して集まった4人が赤ちゃんを守りたいという共通認識のもと、疑似的な家族のような強い絆も生まれていくその過程は読み応えがありました。
この4人の出会いはネットだったけれど、犯罪組織を明らかにするために駆使したのもネット…、今ネットってすごい!そして小さな命を蔑ろにするこの犯罪組織の -
Posted by ブクログ
赤坂が実は大変な過去を持っていた事に驚いたシリーズ6作目。何となく何かありそうだなと薄々感じてはいたのですが、そんな切なそうな赤坂を見るのは悲しい。
そして岩楯の相棒にまたもや鰐川刑事が返り咲き。ワニさん好きなので嬉しかった今回は、やけど虫ことアオバアリガタハネカクシが大活躍。凄く艶々したオレンジと黒のボディーがスポーツカーを思わせますが凶暴な害虫の種類みたいです。
毎回傷だらけになる赤坂が今回は最大の虫被害に。可愛いお顔が瘡蓋まみれ、なんて事だ!早く治して!
いつもこのシリーズの犯行動機は切なかったり複雑な気持ちになるのですが今回も悲劇でした。
良心の押し付けって怖いですね。たまに人を救う -
Posted by ブクログ
川瀬七緒『うらんぼんの夜』朝日文庫。
昨年末から書棚代わりのカラーボックスに長らく積んでいたのを忘れていた。
古くから続く因習に縛られた福島県の寒村を舞台にした怪しい雰囲気の小説。ホラーなのか、ミステリーなのか、はたまた青春小説なのか、判然としないままにストーリーは展開していく。読み進むうちにホラーのテイストがやや強いかなと思ったのだが、最後に全てを覆すような結末が待ち受けてた。
福島県の寒村に暮らす女子高生の遠山奈穂は集落に古くから続く因習と束縛的な人間関係を苦痛を感じ、将来は村を出たいと強く願っていた。そんな中、奈穂は東京から村に移り住んで来た北方家の末娘である亜矢子と友達になる。 -
Posted by ブクログ
前作に比べると「虫」の活躍が目立ち、本シリーズらしい作品になっていると思います。
赤堀教授は警視庁にあらたに設けられた組織の一員となりますが、逆に場末の部署に囲い込まれた形になり、今までのように自由に動き回ることができなくなっています。とはいえ、岩楯刑事とのコンビは健在ですし、ひさしぶりに鰐川刑事とのチームでの捜査は、懐かしさもあります。
赤堀が自らの過去を岩楯刑事にこぼすシーンもあり、岩楯刑事が損得抜きに赤堀教授を信頼しているように見えるのは(恋愛関係には発展しなさそうなのは少し残念な気もしますが)、出会った当初の関係性を考えると感慨深いものがあります。まだまだ警視庁内では評価されていな -
Posted by ブクログ
主人公の女子高生、奈穂は田舎の農家育ちで、村の老人たちの古臭い思考や意味のわからないしきたりに辟易としながら農業の手伝いをする毎日をすごしている。
ある日村の空き家事業を利用して東京から一家が移住してくる。末娘の亜矢子と奈穂は同い年で高校も一緒になるとあって意気投合するが、村の老人たちは都会からの移住者にいい顔をしない。
田舎のしきたりを知らず苦労しながらも奈穂の助けを受けて村に馴染もうとする亜矢子と、亜矢子たち一家に嫌がらせととれる行為をはたらく村人たち、そしてそんな村の老人たちを心底恥じている奈穂。
よくある地方の移住トラブルのような話だが、村の地蔵信仰がほんのり不気味さを感じさせる。
-
Posted by ブクログ
あっ!ワニさんや!
しかも結婚してる〜
おめでとうございます!
今回は、出世というか何というか、科研の組織に組み込まれる。
「捜査分析支援センター」
でも、何か、左遷いうか、海外では捜査の手法として使われてる法医昆虫学、プロファイルなどの人らがおるんやけど、持て余して分離させた感じ。
ええ味(成果)出してるのに( *`ω´)
今度の主役は、またもや、ウジちゃんやなく、やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)。
何か、凄い痛そうで、あんまり触りたくない!まぁ、別にウジちゃんも触りたいとは全く思わんけど(^^;;
殺人事件か?
でも、死体はなく、指3本のみ!
それぞれ別人で、血ドバドバ。
でも、