川瀬七緒のレビュー一覧

  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できるという技術を持つ桐ヶ谷京介は、偶然テレビの少女殺害事件の公開捜査で、遺留品の一つ、少女が着ていた奇妙な柄のワンピースに目を奪われた。そのワンピースの謎を追いかけるうち、事件解明の糸口を見つけるが…。法医昆虫学シリーズも大好きな作家さんの新シリーズ。面白かった。こちらもまた楽しみなシリーズとなりました!

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    2025年07月21日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ2作目。最初に読んだのが4作目だったが、このシリーズはバラバラに読んでも大丈夫ということなので、こういう順番になった。殺人の現場に残る虫からわかることの多さ。ちょっと都合が良すぎないかと思う一方で、それを納得させるだけの蘊蓄。法医昆虫学者と警察との関わり方が変化していくという意味では、シリーズの順番通りに読むべきだったかもしれない。出てくる虫の量が半端ないので、苦手な人には勧められない。

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    2025年06月13日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    刑事の食レポ 誉田哲也
    展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!

    あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
    ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!

    Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
    まさかの結末!ミスリードが上手い!

    沼の底、さらに底 川瀬七緒
    最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。

    神通力 秋吉理香子
    詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…

    いじめっ子を殺しに 平山夢明
    これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。

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    2025年06月02日
  • 詐欺師と詐欺師

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    ネタバレ

    続きが気になる展開で面白かった。それぞれの人物像がしっかりと伝わってきて、頭の中で映像を思い浮かべながら読み進められた。終わり方はあえて余韻を残しているのだと思うが、少し物足りなさを感じてしまった。

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    2025年05月30日
  • フォークロアの鍵

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    ネタバレ

    問題行動ばかり起こす老人を集めた介護施設(老人ホーム)を訪ねた民俗学を研究する大学生、羽野千夏。各種の老化症状により記憶が消えていく老人たちにも残る記憶の中に口伝による民俗学の可能性があるのか?

    母親の極度の過干渉で高校生活に行き詰まりを感じる立原大地、ネット世界に逃げ道をみつけ消耗する生活を続ける中、「おろくんち」という言葉を探しているという掲示板の書き込みを見つける。

    老人介護の現場はこんなに甘いものではないと、お叱りを受けそうな展開もあるんだが、介護問題と民間伝承民俗学とミステリーを見事に融合させたストーリーは読ませる。

    久々に川瀬七緒を読んだが、やはり上手いなぁ。

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    2025年05月29日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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     非常に面白いミステリー小説だと思います、核心に迫っていく展開がドキドキでした。主人公も天才なんだけどなんか普通っぽいしそこが魅力的に感じました。

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    2025年05月26日
  • 賞金稼ぎスリーサム!

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    ネタバレ

    チームの構成は面白かったけれど、風呂敷がどんどんと広がっていってしまって読み進める中で情報の取捨選択ができなかったのが少し残念。犯人も唐突だったりと思うとなんだか。でも続編出たらきっと読んじゃうくらいにチームメンバーは好き。

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    2025年05月06日
  • 四日間家族

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    正直、この人の書くおじさん・おばさん口調は苦手なんだが話はどれも面白い。ちゃんとした現代の設定で違和感なし。主人公のメンタルの書き込みは今ひとつだったかも。

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    2025年05月04日
  • 四日間家族

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    ネタバレ

    SNSで知り合い集団自殺をしようとした四人が計画実行のために入った山奥でとんでもない事態に遭遇し、何とか解決しようと奮闘する話。

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    2025年03月25日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    事件現場に残っていた僅かな生き物の破片と、得意技であるウジのライフサイクルを武器に真相に迫るプロセス、及び真実を証明するためなら多少の軋轢をものともせず突き進む姿勢がとても良い。おまけに今回は涼子さんのフィジカル面でのタフさと刑事たちへの優しさも加わり、シリーズ3作目にしてその魅力に磨きがかかってきました。

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    2025年02月08日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    昆虫から事件を追うシリーズですが、今回は自殺死体がミイラになっていたところから捜査が進んでいく過程で、いろいろな方向からの繋がりや被害者の人となりや機能不全家庭で育った狂気と怖さや過疎化した島で起こる金に対する執着など現代を表す作品で、良かった。

    2796冊
    今年24冊目

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    2025年01月25日
  • 革命テーラー

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    福島で母と暮らす男子高生が紳士服仕立て屋「テーラー伊三郎」のウィンドウに現われた美しいコルセットに心奪われたことから始まる色鮮やかな“革命”。「自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな」など、登場するシニア世代の方たちの言葉が色々と刺さる。他の登場人物も生き生きとしていて読んでいて楽しかった。

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    2025年01月21日
  • 四日間家族

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    ネタバレ

    文章が読みやすく、また展開にもスピード感があって一気に読むことができた作品。
    伏線も最後には全て回収されてスッキリ!!と思ったのだが、三郎が警察官とパパ活女子高生との間に生まれた子で処分を依頼されていたのなら、一時的にでも警察等の手に渡ることで三郎の安全性は保証されてるのか?という点だけ気になりました。(読み落としがあったらすみません)

    自殺したい!というのは衝動で、またその衝動も自分だけの閉じた世界で考えているから引き起こされるもの。
    ふとしたきっかけや人の言葉、新しい視点に出会うことで生きる方へ切り替えられる。
    自殺を考える人向けダイヤルや自殺しようとしてる人を一旦引き留めるって一定の効果はあるかも。


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    2025年01月13日
  • 詐欺師と詐欺師

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    川瀬七緒はどれも面白いんだが、こちらもなかなか。
    ベテランが若者を育てていく話といえば、映画版の『ハスラ―2』とかが思い浮かぶ。この小説の中でも主人公の藍とイギリス人大学講師との関係がそれにあたるかもしれない。そうして育てられた藍が頼りない女の子の詐欺師の復讐に関わっていくお話なんだけど、冒頭のバラバラ殺人事件が伏線になって、意外な展開をしていく。
    騙し騙されの世界だからこそ、若者を育てていく中で、べたべたしない緊張関係が良い。途中からんでくる探偵がもう少しいい味を出していたら、一層人気がでたかもと思うと少し惜しい。

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    2025年01月09日
  • 詐欺師と詐欺師

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     期せずして出会った2人の女詐欺師。超1流の伏見藍と3流の域を出ない上条みちる。 
     格の違う2人が、成り行きとは言えタッグを組むことに。しかも目的はみちるの両親の仇討ちで……。
     厳重にガードされたターゲットに、みちるの執念と藍の知略は届くのか!?

     2人の女詐欺師の無謀とも思える冒険を描くサスペンスミステリー。
              ◇
     適度な暗さの照明。赤みがかったチーク材のカウンターにさりげなく置かれたキャンドルの炎が映える。落ち着いたアンティークの調度も気品に満ちた雰囲気を醸している。小さく流れるBGMはフォーレの舟歌だ。

     そんな隠れ家的なワインバーの調和を乱す存在が、カウンター席に座っている。その男がスマホで見ているのは、自由が丘のコインロッカーで見つかったヒトの両足首についてのニュースらしい。
     俗世の毒はこの空間には似合わないのにとため息を吐いた私が、隣に腰掛けて話しかけると男は目頭を指で押してからスマホを切った。

     男の名は松浦秀和。47歳で法務大臣の座に就いた世襲議員だ。
     資産家の家に生まれた松浦は、錚々たる学歴と弁護士資格を持つ見目麗しい男だ。常に洗練された言動を取り、自分をよく見せるという努力を怠らないが、傲慢で女にだらしがなく不誠実な男であることはわかっている。
     松浦の政治資金パーティーで私は彼の関心を引き、このワインバーのプレオープンに来させることに成功したのだった。

     自分のことを小出しに話しながら松浦の気を引いていたとき、ドアがいきなり開き1人の若い女が入って来た。Tシャツの上に着古したパーカーを羽織り、草臥れて膝の破れたデニムと薄汚れたスニーカーを履いた女は、無造作に伸びた前髪の間から覗くひと重の目をこちらに向けている。スタッフ募集のネット求人を見て来たというのだが……。( 第1章「嗜虐は黒く縁取られる」) ※全5章。

          * * * * *

     主人公は伏見藍。アメリカと日本、2つの国籍を持ち、主に欧米で芸術的とも言える詐欺の腕を振るってきた33歳の女性です。
     相棒は上条みちる。両親の仇討ち費用捻出のため、詐欺まがいの荒業で金を稼ぐ27歳の女性です。
     

     本作の面白さは3点あります。

     1つ目は、みちるの仇討ちを2人がいかにして成し遂げるかです。
     これこそ話の本筋なので、ターゲットにたどり着く過程も合わせて、藍が見せる知略の冴えを終盤まで楽しむことができます。

     2つ目は、藍とみちるの珍道中です。
     詐欺師としてのスケールから身に着けた教養や価値観まで、すべてが対照的な2人。彼女たちのやりとりがコミカルで笑えます。

     そして3つ目は、2人の行動と並行して起こる、切断された「ヒトの両足首」遺棄事件の謎です。バラバラ殺人を匂わせるこの猟奇的な事件の真相も大きなポイントです。

     他にも、ターゲットの女性に付き添う妙に影のある家政婦と敵か味方かわからない探偵の男の正体や、藍の持つ高いスキルやみちるの持つ不思議な力など、作品に彩りを加える要素がふんだんに盛り込まれています。


     最後に、すべての謎が明かされる終盤について触れておきます。
     このクライマックスシーンには批判的な感想も多いようです。確かに川瀬七緒さんの他作品と比較すると、スッキリとした締めくくりになっていないのは事実です。
     けれど、本作が続編のためのプロローグであるとしたら、評価が変わってくるのではないかとも思えるのです。

     なぜならば、主人公の藍にはそれだけの魅力があり、1作だけで終わらせるにはあまりに惜しいと感じるからです。
     豊かな教養、優れた鑑定眼、繊細な味覚、変幻自在の変装技術。用心深さと周到さ。心理学に基づく分析力。申し分ないスキルを身に着けた超1流の詐欺師。
     伏見藍が真価を発揮する作品を、ぜひとも読みたいと強く希望してレビューを終わります。

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    2025年01月05日
  • 詐欺師と詐欺師

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    2024年年内最後に読み終えました
    最初から読みやすく世界観に入っていきやすかったです
    みちるは
    アンバランスなキャラクターだと思いながら
    復讐に燃えるのが凄かった
    でもたまに出る素直な1面に笑ってしまい
    魅力的にな所にも惹かれた
    盛り上がった最後の最後で
    ちょっとスカされたような終わり方が
    残念でしたが楽しめました

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    2024年12月31日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    さすが川瀬七海
    ストリーも面白いし
    なんと言ってもキャラクターが
    いい!
    一人一人が生きている感じ
    新しい探偵?ヒーローという感じ

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    2024年12月19日
  • 四日間家族

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    性別、年代の違う4人が集まったそのただ一つの共通点は自殺を希望しているということ。
    それぞれ訳ありな人生を歩いてきて、一緒に死ぬために集まったのに、捨てられた赤ん坊を見つけたことにより、事件に巻き込まれ、一瞬にしてSNSで拡散され犯罪者として追われる立場に。
    そこからの逃走劇&自分たちをはめた輩への反撃。
    話にスピード感があって、どんどん読み進んでいく感じが良かったです。
    てんでバラバラでお互いを胡散臭いと思っていたメンバーが、赤ん坊という守るべき存在を持ち、徐々に一つにまとまって、一つの目標に向かって進んでいくところも気分が良く、ラストも、新たな一歩を踏み出す勇気を得たというところに救いが見えました。
    赤ん坊という圧倒的弱者でありながらも、圧倒的な生命力。生きることに真っ直ぐなところもこの4人が方向性を変える大きな要因になっています。
    赤ちゃんの力、誰もかなわないかも。

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    2024年12月15日
  • 法医昆虫学捜査官

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    再読。読みやすいし、虫の知識が増えて楽しい。役に立つかどうかはわからないけれど。
    岩楯刑事と赤堀の会話が楽しい。
    赤堀涼子のキャラは、刑事モノの女性バディには珍しいタイプだったのでとても新鮮だった。

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    2024年12月11日
  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    「服を見ればすべてがわかる」服飾ブローカー・桐ヶ谷さんが"正式に”?警察の捜査協力者に。「服を見ればすべてがわかる」服飾ブローカー桐ヶ谷さんが人の複雑な心情が絡む事件の謎を自分の専門知識を駆使して解く過程が面白い。未解決事件の遺族の心情は想像するだけで辛くなる。他にも代理殺人計画の話とアナフィラキシーショックのお話が特に印象に残った。

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    2024年12月09日