川瀬七緒のレビュー一覧

  • 法医昆虫学捜査官

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    川瀬七緒。放火現場から出てきた遺体には胃と食道がなかった。そして大量の蝿の幼虫が蠢いていた。コレは何を意味するのか、法医昆虫学を試験的に導入することにした。
    日本ではあまり知られていない法医昆虫学を軸にした警察小説ということで、手にとったがあまりこの法医昆虫学が事件解決の中心ではなく、通常の捜査とは別の切り口での捜査であり、最終的同じく犯人のところに辿り着くかたちに書かれている。犯人が馬脚を現すのが少し雑に感じた

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    2023年03月01日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    前作が面白かった人ならまぁ間違いは無いかと。虫が脇役というかメインストーリーの飛躍を埋めるカギという感じになっているが、少々飛躍しすぎなのが気にはなった。赤堀は飛躍してナンボだけど。

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    2023年02月05日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    読み始めてから前作がある事に気がついたけど、やめられない止まらない。一気読みしてしまいました。訳の分からなさが気になって仕方ない。相変わらずすごい作家さんだ。

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    2022年12月23日
  • スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官

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    捜査のディテールが丹念に書き込まれることが特徴のシリーズ。こうしたお話では、犯人側の描写にもページが割かれることが多いが、そうした部分は思いきりよく切り捨てられている。更に、捜査員の捜査に関わらない部分の日常まで、ほとんど触れられない。だから、捜査の現場で何が起きたかだけが、淡々と描写される感じ。これはかなり異色。この手のお話は大風呂敷を広げがち(で畳みそこねがち)なので、そうした傾向へのアンチテーゼにも思える。ただ、シリーズの愛読者には言わずもがなだが、こういうものだと思って読まないと、多少とまどうかも知れない。

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    2022年07月18日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    この作品は食事中に読む事をオススメしません
    なにせ、ハエを主研究にする学者が、法医昆虫
    学捜査官として死体の生前・死後(死体の死後?)
    の環境を学術的に顕にすることで捜査に役立つ
    そして、結構危険な目に合うのがスリリングw

    今度の赤堀先生は海に潜る(´・ω・`)

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    2021年11月10日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学についての蘊蓄に加え、呪われた家系に産まれた美女と人形師の恋、更に臓器移植の闇と盛りだくさん。やっぱり盛り込み過ぎな気はする。お話の性格上、捜査側と犯人側の物語が分離するから、どうしてもそうなるのか。

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    2021年11月01日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    今回もプロフェッショナルの意地と意地のぶつかり合いが見られて嬉しかった。
    救いようのないラストで切なくなった。

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    2021年08月23日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    今回は赤堀先生のいつもと違った一面が見られたけど、殺人事件の動機がいまいち弱い気がした。もっと虫の活躍があったら面白かったかな。

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    2021年07月24日
  • 女學生奇譚

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    この作者の本は初読となる。最初、あらすじを読んだ時にはありきたり、とまではいかないが結構ありふれている導入部だったので、そこまで期待せずにミステリならいいや気分で読み始めた。そして読み終わって正直言うと、エンタメ小説としてはとても面白かった。まずキャラが良く、主人公やその相棒のカメラマンも最初は薄い人間性しか感じられなかったのが、読み進めるうちに段々と愛着を持てるようなキャラクターとなっている。本格ミステリを求めて読むと物足りないだろうが、ミステリ風のエンタメ小説としては上等の部類に入るだろう。続編があるのならば読みたいと思うぐらいには面白かった。

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    2021年04月23日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ第四弾。
    今回は何だか、気が滅入る事件だった。
    虫の真実を追う赤堀は、やはり面白いのだけれど、現場となった村の登場人物が感情移入しにくかった。

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    2021年03月07日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    賞金稼ぎスリーサム!シリーズ、2作目。

    元敏腕刑事の薮下、御曹司でありながら警察マニアの淳太郎、乙女系の風貌でありながら実は凄腕のハンターである一花の三人により、刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」が立ち上がった。

    川瀬さんの作品は、なかなかの個性強めなキャラクターがとても魅力的なのだけれど、このシリーズはあまりにも皆が皆、それぞれ方向性のバラバラな個性が強すぎて未だに付いていけていないのが正直なところ。本来であれば、一花に一番魅力を感じなきゃいけないところなのだろうけれど、私の想像力が乏しすぎるのか、なかなか彼女のイメージが定まらず、モヤモヤしてしまう。凄腕ハンターならではの魅力が

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    2021年03月01日
  • 女學生奇譚

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    帯の
    “ 警告「この本を読んではいけない。」 ”
    に惹かれてジャケ買いした本。

    また、タイトルや装丁から江戸川乱歩の香りがした事も購入の決め手となったのだけど、乱歩賞でデビューした作家さんと知り受賞作も気になった。

    「女學生奇譚」を読み進める部分は面白かった。
    警告はどこに繋がるのだろうと興奮したが、落ち所が弱く伏線もうまく回収できていないのはシリーズ刊行予定だからなのか?
    とにかく属性やトリックが多すぎて忙しない印象を受けた。最後の編集長とのくだりは要らなかったと思う。

    オカルティックな事件を追う冷静沈着フリーライター(料理好き)×長身豪快女子の男女バディもの、シンプルにそれだけでも充

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    2021年01月30日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    前作が面白かったのでシリーズ化したことに喜んだ。多少現実離れしているけれど、そこは娯楽小説と言うことで素直に楽しむ。とにかく三人の個性が光る。一花がダントツだけど、乙女的なはずなのに猟銃を持っているそのギャップがいい。子供との戯れ方に笑う。淳太郎の洞察力や女性を虜にする技?も見事だけど。そんな濃すぎる二人を藪下がうまくフォローしているからこそ面白いトリオなんだろう。今回もまた恐ろしげな人物が出てくるけれど、この純粋に楽しむ悪意を持つ人間って現実にいそうな気はする。現実離れの面白さと現実的な怖さがあるところがこの小説の魅力なのかもしれない。次も期待して待とう。

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    2020年10月26日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    ネタバレ

    シリーズものだと知らずに、ついこちらから読んでしまったので、評価は参考程度に。でもキャラはよくたっているので前作を読まなくても理解に困難はなかった。複雑そうにみえる物語が、一点にシュルシュルと回収されていく様は見事。ただ犯罪者の脇が甘いというか、すご腕の調査官たちの前で、そんなに大事な情報を出しちゃったらそりゃあつかまっちゃうでしょうというのはあった。あと、精神医学的にダブルバインド仮説って、今ではかつてほどの信用はないのではとも思った。フィクションとしてなら、よくできた装置として受け入れられるが。

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    2020年10月23日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    ホラー仕立てにしなくてもいいんじゃないかな、と思ったけど、
    人魂を「発光バクテリアに寄生され光り病にかかったユスリカの蚊柱」として、
    ゲットする赤堀が面白かった。

    安富和男『虫たちの生き残り戦略』には
    「ユスリカの群れ(蚊柱)。ユスリカ細菌(発光バクテリアの一種)に寄生されたユスリカは光り病を発し、青く光る」
    とある。

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    2020年10月14日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    10月-9。3.5点。
    賞金稼ぎ3人組、第二弾。調査事務所を設立した3人。
    最初の依頼者は、娘夫婦が3年前に互いを殺害し合った事案。両親は真相を知りたいと依頼。

    再捜査、簡単に終わるのかなという印象とは裏腹に意外な方向へ。SROシリーズの近藤房子とは違った怖さがある。
    面白かった。

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    2020年10月09日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ3作目。
    全2作もそうだったのだけれども、どの作品も面白い。面白いのだけれども、でも何かが違うんだよなぁ。

    読み終えた時の満足感というか、高揚感というか、そいういものが全然感じられなくて、

    「ふーん、そうなんだ」

    で終わってしまう。

    次に読みたい本がどうにもこうにも見つからない時には、きっと次の作品にも手を出すんだろうけど、そうでなければ積極的には読まないかな、的な作品。

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    2020年08月20日
  • よろずのことに気をつけよ

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    ネタバレ

    面白い、くない、という議論ならむしろ面白い方に入ると思う。
    ただ、個人的には非常に入り込みづらかったので、備忘録的に書いておこうと思う。ネタバレありなので、読む際には注意。

    面白いな、と思ったのは呪術に関する丁寧な表記。
    オタク気質なのかどうしてもディテールがしっかりしていると読み込んでしまう。文化人類学者とJKという取り合わせ、え、作者はそういったバックグラウンドの人?と思ったら文化服装学園出身とのこと。え、じゃあご自身でここまで研究したのかすごいな、と、読み進む。陰惨な殺人、温和であったはずの被害者、おどろおどろしい呪術の道具、禁忌の呪術集団…すげ~~!

    ただ、どう~~~~しても納

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    2020年01月17日
  • よろずのことに気をつけよ

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    呪いを主題とした作品だが、推理小説というより、SF寄り?に感じた。
    知識がやや表面的な部分をなぞったのみという印象を受けたが、謎が謎を呼ぶテンポの良い展開や「呪い」という人を惹きつけるテーマのおかげで、一気に読破できた。救いのある終わり方であったため、後味も悪くない。
    作品にリアリティを求める人には向かないかもしれない。

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    2019年12月14日
  • フォークロアの鍵

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    昔話の伝承を研究する大学院生が、痴呆症の老人が集まる介護施設に。
    一方、母親の教育方針に耐えられず高校に行かなくなった少年。
    ふとした事で大学院生と知り合いになり、共に調査に赴く事で次第に自分らしさを取り戻して行く。

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    2019年11月23日