川瀬七緒のレビュー一覧
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集団自殺で集まった4人の前に置き去りにされた赤ちゃんが、、、。あれよあれよという間にネット上で赤ちゃんの連れ去り犯に仕立て上げられ、4人は逃亡の末に追い詰められる。
最初の方は、ちょっとご都合的過ぎない?と思う展開の連続で興醒めしかけてたんだけど、そこはやっぱり作者の凄さといいますか、だんだんこっちも乗せられて、しまいにはページを捲る手が止まらなくなってしまった。昨今のSNSを使った炎上商法や人物特定などのやり口を、やられた上で逆にやり返す展開が痛快で面白かった。とは言え、私がその界隈にあまり首を突っ込まないように避けてるからかもしれないが、いくら何でもネット警察的な人間が多すぎだし、多くな -
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ネタバレ集団自殺志願者の4人。
自殺予定現場で捨てられた赤ちゃんを偶然保護してしまう。
そこから4人と赤ちゃんひとりが追われる4日間を描いている。
16歳の陸斗、20代の夏美、60歳の長谷部、70代の千代子。
SNSを使って相手を操る2人と、SNSにやり込められた2人。逃走中、互いのバックグランドを理解するにつれ、チームとして機能し始める。
「クソみたいな」(本文より)人生を送ってきた人間にも得意分野はあり、それでギリギリのところをすり抜けたりする。読み始め、全員嫌な人間だと思ったが、ラストでは最高にまとまった家族のようになり、解散が惜しいと思うほどだった。
でもそこで他人に戻ることを選択するのがスッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回の目玉は赤堀の深刻な身の上こそが昆虫博士になる動機だった事、この過去も6作目だから小出しに出したという「ネタ」ではなくて、今回の謎解きに関わる構成になっている
岩楯と鰐川刑事コンビはおかしみがあり過ぎるのと、今回は機能していないが「捜査分析支援センター」に変人赤堀(昆虫)・広澤(プロファイリング)・波多野(指紋)という3奇人が架空警視庁を支えるのだ・・・多分
今回は「やけど虫=アオバアリガタハネカクシ」がウジ虫以上大活躍したが、それ以上にお菓子を食べるのが嫌になった作品
ゼリービーンズのフレバーにカストリウムが使われているがビーバーの肛門にある香嚢に溜まる分泌物である(日本のアイスにも使