川瀬七緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【清々しいほど最低!】
集まれ!クズオブクズ!
今宵 キングを決めようじゃないか!
ってそんな話じゃないけど
五人の登場人物でだれが一番クズですか?と聞かれたら…
全員優勝!!笑
そういうお話でした。
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曲がったことが大嫌いな専業主婦の真佐美は窮地にたたされていた。「ゆかぴ」と名乗る美容整形ビフォーアフターを売りにする動画配信者のコメント欄に誹謗中傷を日常的に書き込んでいたことにより、名誉毀損で訴えられ300万円の慰謝料を請求される。
「なぜ私だけ?他の人もしてたのに?
というより、私 何か悪いことした??悪いのは視聴者を食い物にしているあの女の方だろ!!」
ネットで見つけた不届き者を追い詰めて、社会的な制裁を加えることは悪ではない。私が加害者?そんなはずはない。私が正義だ。
だが自分に勝ち目はなさそうだ。ある事情から夫にも実家にも頼れない。働き口も見つからない。いったいどうしたらいいのか…。
そんなある日、不登校の娘の様子を見に 担任が家庭訪問に来る。なぜか 担任の持っていた紙袋の中に100万円の札束が…!
真佐美の手は自然と紙袋の中へ…。
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世の中は馬鹿ばかり。
自分こそが正義(ビューティフル)だ!
なのに、なぜ?!
私の人生は破滅へと向かっているのか。
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この後 登場する四人の人物たち。
不登校の女子中学生。
動画配信者。
中学校教師。
コインランドリー経営者。
みーんなヤバい。かなりヤバい。
恐喝、窃盗、詐欺、盗撮…。
そして、全員に共通するのは強烈な
「自己正当化バイアス」と「認知的不協和」。
これがかなり気持ち悪い!いっちゃってるよアンタたち…。
イライラの止まらない読書に 読んではやめて、やめては読んで。これ挫折しちゃう?
しかし なぜでしょう。この五人が 大金をめぐって絡まりあい、騙し合い、蹴落としあうハチャメチャな展開になると、もうね、一周まわって笑けてくる笑 一番痛い目にあうのは誰なんだって気になって気になって笑
最後に笑うのは誰だ?!
それとも
全員破滅?!
それは読んでのおたのしみ♡
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Posted by ブクログ
表題は、2人の女詐欺師の事なのか?最後のどんでん返しで2人の女詐欺師を復讐から騙した大富豪女帝の事か?定かで無いが面白く読めた。
国際的な詐欺師藍と20年両親の仇を追う詐欺師みちるの2人女詐欺師は、腐れ法務大臣の松浦を協力して殺人者にでっちあげ騙す。みちるは、極悪殺人者を見分ける不思議な能力を宿しており松浦もその部類だと見分け、藍はみちるに興味を示しその詐欺仕事からみちるの両親の仇打ちに協力する事になり、本題のミステリーに突入する。
20年前、大企業経営者戸賀崎が事故で娘と亡くなり、右腕として働くみちるの両親も戸賀崎の横領の罪をきせられ自殺として亡くなる。みちるはその自殺は、戸賀崎が仕組んだ殺人という事で事故の生残りである妻喜和子を両親の仇として稼いだお金で探偵を雇い追うも見つからず。藍は雇った探偵がみちるを騙していた事を見破ると同時に喜和子の世話人芳江の存在を知る。藍とみちるは、芳江に上手く取り入り喜和子を追いやっと面会に成功して復讐が出来る状況なる。ここからがどんでん返しで藍は、喜和子、芳江、探偵(医者)と対峙して、過去の出来事が実は、みちるの両親が戸賀崎親子を殺して残った喜和子が逆に復讐をしていた事実を知る。みちるの両親は、探偵に扮した医者に20年に亘り監禁されていて、みちるは仇と追い続けた喜和子と気持ちが通じ合い両親の監禁事実を知らずに終える。最後、みちるは極悪殺人者を見分ける不思議な力を初めて悟ったのが実は愛していた両親を見た時だったと藍に語り本編は終える。 -
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傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲。
キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの悪徳をテーマに、名前が「七」にちなんだ作者さんが描く、7作のアンソロジー。
そもそも悪徳がテーマだから、どの作品も読後感は良くない。イヤミス寄り。それでも、どの作家さんもテーマにあった内容で、個性もありながら、テンポよく、あっという間に完読。
半分の作家さんが初読みだったけど、特に嫉妬は世界観も怖くて、読んでいて、引き込まれてしまった。
既存の4人の作家さんは安定。短編でもやっぱり面白い。
七つの大罪と言うと、どうしても、映画の「セブン」をイメージしてしまっていたのだけど、それに劣らないくらい、個人的には面白かった。 -
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美術解剖学を専攻し、卓越した才能を持つ服飾ブローカーの桐ヶ谷京介。著者の川瀬さんも服装科デザイン専攻、服飾デザイン会社での勤務経験があるため、その知識が存分に発揮された新たな探偵小説。
体の動き、見た目からどのような人物か言い当てることができる桐ヶ谷が偶然目にしたテレビ番組から始まる捜査は、本人も思いもよらぬ結末へと至る。ミステリー小説としてよくできていて、東野圭吾さんや平野啓一郎さんを彷彿するかのような事件だった。この手の物語はよく二時間サスペンスに取り上げる題材として申し分なく、面白くはあるが、差別化が難しいなといつも感じてしまう。結末もどの作品がどんな結末だったか思い出せないといったことが多く、ちょっと苦手だ。
主人公の能力からして新しく、面白く読めるのに⋯。とはいえキャラが立っているので、シリーズとしての展開は確かに望めるし、育てていくことで、まだまだ深掘れる魅力があることは間違いない。
桐ヶ谷と小春の美男美女感も、想像しながら読み進めるとさらに楽しめそうだ。 -
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法医昆虫学者・赤堀涼子は、荒川河口で水死体を発見する。
遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元の特定は困難。付着したウジと微物から、赤堀は鑑識や解剖医が打ち出した所見に疑問を抱いた。事件の真相とは?
法医昆虫学ねえ。
聞いたことなくて、着想としては面白いと思った。どんなものかと蓋を開けてみると、どうやらそれだけでは戦えないものだという結論に至った。ウジの成長から死亡指定日時を割り出すという方法は興味深かったが、結局のところ、昆虫学を用いた仮説は、解剖学や捜査による裏付けがないと事実として成立しえない。あくまでヒントとしてしか機能しないのだ。解剖医(助手)と刑事と昆虫学者の三位一体、手を取り合って頑張ろうというシーンがあるのだが、「貢献度的に昆虫学者はちょっと対等じゃないかも~」と苦笑を禁じ得なかった。法医昆虫学モノをやるなら赤堀涼子にもうちょっとカッコよく無双してほしかったかも、、、
ちょっと地味。
実直な岩楯刑事、部下の鰐川刑事、風変わりな赤堀という登場人物たち。そう悪くはないのだが、キャラクター性としては地味目で、割と小さくまとまっている。そして刑事二人+赤堀(時々大吉)という構成なので、思いの外刑事と学者のタッグマッチという感じもしない。刑事は刑事で、学者は学者で捜査調査して、学者が掴んだ仮説を警察に共有するというスタイル。相棒感は薄く、結構ビジネスライクである。
もっとキモくてもいい。
虫を全面に押し出して、いっそもっとグロくてもよかった。割と綺麗にまとまった作品。決して飽きるほどつまらないわけではないのだが、パンチは弱め。たぶん数ヶ月したら内容を全部忘れると思う。せっかく読んだことのない切り口の作品であるのだから、もっと癖強めでよかったかも。虫もっと強めにしたやつをちょっと読んでみたい。これ続編あるのかな?どうやらあるようだ。機会があればまた。 -
Posted by ブクログ
☆3.5
七つの大罪、それぞれをテーマにした七つの短編集というコンセプトはおもしろかったです。
名前に七がついている作者が6名(うち1名は三+四)というのもおもしろい。
●「十五分」
●「最初で最高のひとくち」
良かったのはこの二作。ミステリー要素強めで、真相が気になり気持ちよく一気読み。
●「移住クライシス」
不穏な雰囲気の描写に引き込まれましたが、犯人の本性や動機が結局よく分からず。おばあさんが信用に足る人物なのかも疑問… もう少し長編で読みたかった!
●「罪の名は傲慢」
途中まで良かったのですが、性被害にあった女性の人間性に問題があるような結末で、実際の性犯罪とリンクするような内容でもあるのにその設定はどうなの、と思ってしまい楽しめず。
●「手の中の果実」
ほっこり系に見えますが、大人を動かす方法を考え出せちゃう7歳の息子がなんか不気味で怖いな〜と思っちゃいました。
●「オセロシンドローム」
●「父親は〜」
物語の筋書きや結末はおもしろかったですが、途中がダラダラと長くページ稼ぎ?と少々うんざりする場面がありました…