川瀬七緒のレビュー一覧

  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    昆虫たちの痕跡を追えば、知らず知らずのうちに捜査官自身も獲物になりうるってこと。「法医昆虫学捜査のフィールドには、調査の境がない」シリーズ第8弾も地雷作動。蜘蛛の網は至るところに。
    次なる事件への余力を十分に残したターンだった。

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    2026年05月30日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    今回は赤堀先生がいなければ迷宮入りしてたであろうくらいの活躍だった。巻が進むにつれて昆虫に対する嫌悪感は少なくなったようななっていないような。3.7

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    2026年05月25日
  • 法医昆虫学捜査官

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    個人的にテンポは良かったけれど、少し気持ち悪くなってしまった。虫が大丈夫な方なら、すごく楽しい作品。

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    2026年05月23日
  • 七つの大罪

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    傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲。
    キリスト教において、人を罪に導くとされる七つの悪徳をテーマに、名前が「七」にちなんだ作者さんが描く、7作のアンソロジー。
    そもそも悪徳がテーマだから、どの作品も読後感は良くない。イヤミス寄り。それでも、どの作家さんもテーマにあった内容で、個性もありながら、テンポよく、あっという間に完読。
    半分の作家さんが初読みだったけど、特に嫉妬は世界観も怖くて、読んでいて、引き込まれてしまった。
    既存の4人の作家さんは安定。短編でもやっぱり面白い。
    七つの大罪と言うと、どうしても、映画の「セブン」をイメージしてしまっていたのだけど、それに劣らないくらい、個人的には面白かった。

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    2026年05月22日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学シリーズ2巻
    前回同様に赤堀先生が大活躍かつ犯人も最後まで分からず一気読みしてしまった。3.9

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    2026年05月15日
  • よろずのことに気をつけよ

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    ネタバレ

    舌を切られ心臓ズタズタにされた老人の死体。
    その後に元警察庁大臣の娘、今は老婆の惨殺死体も見つかる。愛宕神社や祈祷師やら呪いの匂いがプンプンする展開ではある。老人の孫娘が殺人の真実を暴きにくるが、なかなかきな臭い過去がわかる。子供達が惨殺された村の夫婦たちの執念が実った証だと。49年かけて犯人は復讐をした。なかなか因習めいた展開だった。

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    2026年05月11日
  • 法医昆虫学捜査官

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    法医学の中でも蛆虫をはじめとした虫にフォーカスした法医昆虫学で事件の核心に迫っていくシリーズの第一弾。
    虫嫌いには中々しんどい描写もあるが、虫の成長速度の違いなどから科学的に検証していくところは非常に興味深く読ませてもらった。3.7

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    2026年05月09日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    ひさびさの法医昆虫学シリーズ。あいかわらずむちゃくちゃな話だったけど、おもしろい。ただし、絶対に映像化はしないで欲しい。(虫苦手)

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    2026年04月08日
  • 七つの大罪

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    「七つの大罪」をテーマにした短編7編。7に縁のある作家が書いていますが、3+4とか7月7日生まれはなかなか強引です。
    イヤミスに近いものからほっこりするものまでありますが、個人的に好きなのはカモシダせぶん作品。エロ本からの広げ方が面白い。
    最後の作品に「葉村晶」が出てきた。アンソロジーの短編集に出てくるとは・・・

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    2026年03月30日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    美術解剖学を専攻し、卓越した才能を持つ服飾ブローカーの桐ヶ谷京介。著者の川瀬さんも服装科デザイン専攻、服飾デザイン会社での勤務経験があるため、その知識が存分に発揮された新たな探偵小説。
    体の動き、見た目からどのような人物か言い当てることができる桐ヶ谷が偶然目にしたテレビ番組から始まる捜査は、本人も思いもよらぬ結末へと至る。ミステリー小説としてよくできていて、東野圭吾さんや平野啓一郎さんを彷彿するかのような事件だった。この手の物語はよく二時間サスペンスに取り上げる題材として申し分なく、面白くはあるが、差別化が難しいなといつも感じてしまう。結末もどの作品がどんな結末だったか思い出せないといったことが多く、ちょっと苦手だ。
    主人公の能力からして新しく、面白く読めるのに⋯。とはいえキャラが立っているので、シリーズとしての展開は確かに望めるし、育てていくことで、まだまだ深掘れる魅力があることは間違いない。
    桐ヶ谷と小春の美男美女感も、想像しながら読み進めるとさらに楽しめそうだ。

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    2026年03月22日
  • 七つの大罪

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    各話ごとに実はみたいな裏をかくような流れになっていた。
    一番印象的だったのは、最後の『最初で最高のひとくち』かな。

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    2026年03月16日
  • 法医昆虫学捜査官

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    最初はグロすぎてうんざりしたけど、徐々にのめり込んだ。
    登場人物の魅力も含め、
    久しぶりに心底ハラハラさせられた新鮮なミステリだったと思う。

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    2026年03月09日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学者・赤堀涼子は、荒川河口で水死体を発見する。
    遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元の特定は困難。付着したウジと微物から、赤堀は鑑識や解剖医が打ち出した所見に疑問を抱いた。事件の真相とは?

    法医昆虫学ねえ。
    聞いたことなくて、着想としては面白いと思った。どんなものかと蓋を開けてみると、どうやらそれだけでは戦えないものだという結論に至った。ウジの成長から死亡指定日時を割り出すという方法は興味深かったが、結局のところ、昆虫学を用いた仮説は、解剖学や捜査による裏付けがないと事実として成立しえない。あくまでヒントとしてしか機能しないのだ。解剖医(助手)と刑事と昆虫学者の三位一体、手を取り合って頑張ろうというシーンがあるのだが、「貢献度的に昆虫学者はちょっと対等じゃないかも~」と苦笑を禁じ得なかった。法医昆虫学モノをやるなら赤堀涼子にもうちょっとカッコよく無双してほしかったかも、、、

    ちょっと地味。
    実直な岩楯刑事、部下の鰐川刑事、風変わりな赤堀という登場人物たち。そう悪くはないのだが、キャラクター性としては地味目で、割と小さくまとまっている。そして刑事二人+赤堀(時々大吉)という構成なので、思いの外刑事と学者のタッグマッチという感じもしない。刑事は刑事で、学者は学者で捜査調査して、学者が掴んだ仮説を警察に共有するというスタイル。相棒感は薄く、結構ビジネスライクである。

    もっとキモくてもいい。
    虫を全面に押し出して、いっそもっとグロくてもよかった。割と綺麗にまとまった作品。決して飽きるほどつまらないわけではないのだが、パンチは弱め。たぶん数ヶ月したら内容を全部忘れると思う。せっかく読んだことのない切り口の作品であるのだから、もっと癖強めでよかったかも。虫もっと強めにしたやつをちょっと読んでみたい。これ続編あるのかな?どうやらあるようだ。機会があればまた。

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    2026年02月25日
  • 七つの大罪

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    ☆3.5
    七つの大罪、それぞれをテーマにした七つの短編集というコンセプトはおもしろかったです。
    名前に七がついている作者が6名(うち1名は三+四)というのもおもしろい。


    ●「十五分」
    ●「最初で最高のひとくち」
    良かったのはこの二作。ミステリー要素強めで、真相が気になり気持ちよく一気読み。


    ●「移住クライシス」
    不穏な雰囲気の描写に引き込まれましたが、犯人の本性や動機が結局よく分からず。おばあさんが信用に足る人物なのかも疑問… もう少し長編で読みたかった!


    ●「罪の名は傲慢」
    途中まで良かったのですが、性被害にあった女性の人間性に問題があるような結末で、実際の性犯罪とリンクするような内容でもあるのにその設定はどうなの、と思ってしまい楽しめず。


    ●「手の中の果実」
    ほっこり系に見えますが、大人を動かす方法を考え出せちゃう7歳の息子がなんか不気味で怖いな〜と思っちゃいました。


    ●「オセロシンドローム」
    ●「父親は〜」
    物語の筋書きや結末はおもしろかったですが、途中がダラダラと長くページ稼ぎ?と少々うんざりする場面がありました…

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    2026年02月22日
  • 七つの大罪

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    七つの悪徳を、7名の作者がそれぞれ描く
    どの罪も現代的なものになっていて
    若竹七海さんの「暴食 最初で最高のひとくち」が
    なかなか良かった
    怖っ!!と思ったのは、
    川瀬七緒さんの「憤怒 移住クライシス」

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    2026年02月05日
  • 七つの大罪

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    SL 2026.1.19-2026.1.21
    七つの大罪をテーマに七に縁のある7人の作家のアンソロジー。
    「傲慢」「暴食」は作者の実力を感じる。

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    2026年01月21日
  • 七つの大罪

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    「罪の名は傲慢/中山七里」
    「手の中の果実/岡崎琢磨」
    「移住クライシス/川瀬七緒」
    「オセロシンドローム/七尾与史」
    「十五分/三上幸四郎」
    「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ/カモシダせぶん」
    「最初で最高のひとくち/若竹七海」

    キリスト教において、人を罪に導くとされる『傲慢・怠惰・憤怒・嫉妬・強欲・色欲・暴食』をテーマにした7話収録の短編集。

    作家陣には漏れなく数字の『七』が絡んでいる。
    三上さんは三+四=七。
    岡崎さんは誕生日が7月7月。

    特に強烈な印象を受けたのは悪意に戦慄する「移住クライシス」

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    2025年12月22日
  • 七つの大罪

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    テーマが明白だと小説の楽しみ方が増える小説。

    すべての話が面白く、ドキドキハラハラしながら読みました。
    ミステリー作家が描く7つの物語を楽しめます。

    個人的には怠惰の「手の中の果実」が好きでした。
    なんとも切なく知る努力が大切だと感じました。

    もちろん他の話もこんな展開になるの・・・と思いながら読めます。
    色々な感情を楽しめるのも良いと感じました。
    小説ってテーマがはっきりある状態で読むとまた違った楽しみがあることを知れてやかったです。

    また、短編集は知らない作家を知れる良い機会なので、他の作品も読みたくなりました。

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    2025年11月30日
  • 七つの大罪

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    アンソロジーの説明は七尾さんの作中でされていた。若竹さんの作品は葉村が出てきたので災難にあうのかと思いきや、グロテスクすぎて引いた。

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    2025年11月26日
  • 女學生奇譚

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    前半はかなり怖い雰囲気でしたが、徐々に普通の?素人探偵ミステリーの様相になってきて、事件の真相に辿り着く過程もそれなりに面白い。
    だけど何故か満足度が足りないのは、ウルバッハ・ビーテ病の双子というあまりに特殊過ぎる設定や、火野編集長の共感性も納得性も低い行動原理になるのかも。
    これまで読んだ川瀬作品は全て良かったので、今回は少し残念でした。

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    2025年11月24日