川瀬七緒のレビュー一覧

  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    ラストが結構イヤミス展開だなー。
    喜和子を見つけるあたりまでは結構悪女展開で面白かったのだけど。藍の詐欺師っぷりが良かったけど、途中からみちるへの想いが強くなっちゃって、なんとなく最後がモヤモヤかも。

    0
    2025年02月04日
  • Jミステリー2024~FALL~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】
    「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
    「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
    「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
    「沼の底、さらに底」川瀬七緒
    「神通力」秋吉理香子
    「いじめの子を殺しに」平山夢明

    「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
    「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
    「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
    「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
    「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
    「いじめの子を……」は、テーマはともかく

    0
    2025年01月09日
  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

    Posted by ブクログ

    「仕立屋探偵 桐ヶ谷京介」の2冊目。

    警察業務の民間委託って、一部の仕事では実際にあるようだが、捜査まで委託するのはかなりハードルが高そうね。
    お話の中では、一足先に“捜査業務の一部民間委託依頼”が成立。『日本の法の隙間で苦しんでいる子どもを見つけ次第、行動に移せるコネがほしい』という桐ヶ谷と迷宮入りの事案を数多抱える未解決事件専従捜査対策室の利害が一致したところで、南雲警部が持ち込む6つの事件の顛末が描かれる。
    相変わらずに持ち前の服飾技術や美術解剖学の知識からバッサバッサと事件解決へ辿り着くが、特異な能力から炙り出される事実はちょっと生々しくて重たい。で、ひと月も穿いたまま洗っていない男

    0
    2025年01月10日
  • 四日間家族

    Posted by ブクログ

    このタイトルとこの装丁で
    気になっていた「四日間家族」
    今ならすぐ読めるコーナーからお借りしました

    ネットで知り合った自殺志願者の四人
    さて、いよいよ決行かという時に
    生後間もない赤ちゃんを拾ってしまう
    その儚さ可愛さに社会的には悪人の四人の善人の側面が出てしまう
    そこから 赤ちゃんを抱えて誘拐犯として追われ
    赤ちゃんが関わる人身売買組織を追い詰めるというエンタメ傾向
    ネットで集まった4人がネットに追われるという
    フィニッシュまで駆け抜けるような小説でした

    0
    2025年01月07日
  • よろずのことに気をつけよ

    Posted by ブクログ

    民俗学ミステリーは珍しくはないが、殺人事件と呪いの関わりが、少しずつ明らかになっていくストーリーは読んでいて楽しい。
    誰が呪いを掛けたのか、その想いの強さたるや、には鳥肌が立つ。

    0
    2025年01月05日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    読み進めたくなる内容なのだが、どこか詰めが甘い。
    藍がみちるに力を貸す理由もいまいち甘いし、終わり方も個人的には物足りなかった。

    0
    2024年12月28日
  • Jミステリー2024~FALL~

    Posted by ブクログ

    「刑事の食レポ・誉田哲也」
    「あなたは知る由もありませんが・辻堂ゆめ」
    「Black Beady Eyes黒きつぶらな君の瞳・矢樹純」
    「沼の底、さらに底・川瀬七緒」
    「神通力・秋吉理香子」
    「いじめっ子を殺しに・平山夢明」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第6弾。

    お目当てにしていた、辻堂さん、矢樹さん、川瀬さん、秋吉さん、どれも面白かった。

    短編ならではの切れ味が秀逸だったのは矢樹さんと川瀬さん。
    この二作は完全にやられた感。

    心拍数を上げながら読み進め最後に待ち受けるどんでん返しに驚愕。

    これぞ短編の醍醐味。

    0
    2024年12月21日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    なかなかユニークな作品で面白かった。
    詐欺師と詐欺師というタイトルほどみちるは詐欺師然としたものではなかったけど藍との関係性が濃くなっていく過程は興味深く読めた。
    クライマックスに至る展開もミステリー要素もあり、驚きを交えたもので引き込まれ、登場人物の関係性もハッキリしてどんよりとしたものにならなくてよかった。
    そして最後の行動を匂わせつつ曖昧なものにした点が個人的には良い終わり方だなと感じた。

    0
    2024年11月16日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    天才詐欺師同士のスリリングな騙し合いを想像して読んだら、全く違った話でした。凄腕詐欺師の藍は、政治家パーティーで三流詐欺師のみちると出会う。みちるは親の仇を探していて、藍は彼女に協力する事に。相手は大富豪、戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎貴和子。彼女は本当にみちるの両親を殺害したのか?終盤はダークな展開に驚かされます。
    イヤミスの好きな人向け

    0
    2024年10月30日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

    Posted by ブクログ

    キャラの濃さを楽しみつつ、得体の知れない事件の真相が段々と明かされていく様子は少し冗長に感じてしまった。

    0
    2024年10月26日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    2人の詐欺師のお話。
    タイプの違う2人の女詐欺師のスカッとする騙し合いを期待して読んだら全然違った。
    いやもう本当に全然違った。
    騙されている人が被害者で、でもとんでもない復讐をしていて、味方に付けていた人が敵。
    でもなくもう何が何だか。
    中盤まではシリーズ化して欲しいなと思っていたんだけど、いや無理どうなったか見たくない聞きたくない。想像もしたくない。
    読後とんでもないイヤミスだった。
    でも、面白かった。

    0
    2024年10月10日
  • 四日間家族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スピード感もあるし読みやすいし
    エンタメとして楽しめた。
    脚本のような劇感ある感じ。

    ただ、四日間でこの結末は無理だろなー

    猪ノロの執着については、確かにヤクザを弄び手玉に取るとあんな感じなのはリアルだと思った。
    とにかくしつこいから。

    臓器人身売買のアジトまでたどり着くのは、都合よく終わった感じで…イマイチかな。
    スッキリしたラストだから満足感はあるけどね。

    中年女がそんなすんなり寝返ると思えないしなー
    所々うまく行きすぎ感あるなと。



    0
    2024年10月10日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凄腕の詐欺師藍と若手の詐欺師みちる.
    二人はコンビを組んで一仕事終えた後,みちるが20年前に両親を自殺に追いやった喜和子探しに取り掛かる.二人の真逆のライフスタイルがいい味わいを醸し出し,最後のえげつない真相が少しは薄められている.後味の悪い物語だった.

    0
    2024年09月09日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    先が気になり読み進められる一冊。
    第五章の展開にはびっくりしたけど
    あ、そういう終わり方ね
    と思うほどあっさりしたラストだった

    0
    2024年09月08日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

    Posted by ブクログ

    誰も発掘してなかった視点の服飾ブローカー×ミステリが新鮮でキャラも立ってておもしろかった。
    でも事件の結末がイマイチ。シリーズ化するようなので次に期待かな。

    0
    2024年09月05日
  • 四日間家族

    Posted by ブクログ

    SL 2024.8.26-2024.8.29
    SNSに悪意を持って晒されることのなんたる恐怖。この人たちに「証拠」は必要ないからねー
    自殺志願者たちがひょんなことから赤ちゃんを守るべく追手、警察、SNS民から逃げる逃走劇。
    どいつもこいつも性格が曲がったような4人だけど、どうしても赤ちゃんを守り通したい気持ちが歪な心を変えていく。
    スピード感のある展開で、ラストもいいかんじ。面白かった。

    0
    2024年08月29日
  • 詐欺師と詐欺師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイプの違う詐欺師の騙し合いが、面白くてターゲット宅にのりこんだのはいいけれど。そこから先はグダグダで残念感が半端ない。そんな結末って、といいながらもどこかに期待する気持ちもあったが、なんだか煙にまかれたように終わってしまった。好きな作家さんだけにとても残念な作品だった。

    0
    2024年08月13日
  • 四日間家族

    Posted by ブクログ

    集団自殺で集まった4人の前に置き去りにされた赤ちゃんが、、、。あれよあれよという間にネット上で赤ちゃんの連れ去り犯に仕立て上げられ、4人は逃亡の末に追い詰められる。

    最初の方は、ちょっとご都合的過ぎない?と思う展開の連続で興醒めしかけてたんだけど、そこはやっぱり作者の凄さといいますか、だんだんこっちも乗せられて、しまいにはページを捲る手が止まらなくなってしまった。昨今のSNSを使った炎上商法や人物特定などのやり口を、やられた上で逆にやり返す展開が痛快で面白かった。とは言え、私がその界隈にあまり首を突っ込まないように避けてるからかもしれないが、いくら何でもネット警察的な人間が多すぎだし、多くな

    0
    2024年07月24日
  • 四日間家族

    Posted by ブクログ

    70/100

    んーーー、なんかめっちゃ読みやすいけど内容は予想出来てしまうものだった。
    登場人物がたった一人の赤ちゃんによって心情の変化、成長、人との関わり方が変わっていく姿がすごく分かりやすかった。

    しかし、猪ノロを登場させる理由や、夏花の過去エピソードの薄さ、連携する上での役割分担の比重などが気になってしまい、そこまでたった4日間で絆が深くなる理由や、赤ちゃんに固執する理由があまり感情移入出来ずに終わってしまった感じ…


    0
    2024年07月20日
  • 賞金稼ぎスリーサム!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特殊技能を金に換える方法のひとつに賞金稼ぎ
    があります(´・ω・`)捜査特別報奨金
    まるで漫画の冒険者がギルドにある仕事の依頼
    かのように警視庁のサイトに掲げてある懸賞首
    を私的に捜査して設ける話
    今回の大物犯人の動機はなんだったんんだ?
    (逃げ失せたってことは次回作にも出る?)

    0
    2024年06月05日