川瀬七緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。
法医昆虫学者なるものについて初めて知った。アメリカでは実際にそういう人たちが警察に協力しているそうな。(日本ではいないらしい。)仕事場にも虫の好きな人がいるので、ああいう人の成れの果てが、赤堀先生なのだろう。
ずっと虫関係の話が主で、面白いけれど、そこまでは面白くないと思っていたら、最後の方で、変な人たちが出てきて、ぐーっと面白くなった。変な虫の生態より変な人のほうが、やはりリアルに想像できるせいか面白い。
ドラマ化するとしたら、赤堀先生はのんさんなどどうかしら。ぱっつん前髪似合うと思うな。
そしてどんなことがあろうと、死体を見なくてはいけない刑事にはなりたくない。(なる理由もないし、なる能力もないが) -
Posted by ブクログ
「七」にゆかりのある作家陣によるアンソロジー
「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢
なんかすごいお互い様な人たちだなぁ
「手の中の果実」岡崎琢磨※7月7日生まれ/怠惰
いいお話だった。子供の計画が見事だった
「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒
ばあちゃん怖いw
「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬
漱石「こころ」の新解釈がすごかった
「十五分」三上幸四郎/強欲
承認欲求は麻薬
「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲
息子が賢い!
「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食
ちょっと理解できませんね(汗
結構悪い人たちがいっぱい出てきたw
大罪だもんね
いろんなお話を面白く読ませていただきました -
Posted by ブクログ
ネタバレ顔面を潰し、歯や髪まで奪う徹底的な身元隠蔽。30キロ離れた2つの現場。一見すると計画的なシリアルキラーの猟奇殺人に思えるが、その真相にあるのはあまりにも浅はかで場当たり的な「素人の悪あがき」だった。
何より胸に刺さったのは、犯人たちのあまりに歪んだ利己主義だ。
自分たちの夢やこれまでの苦労を守るためなら、他人の命も尊厳もゴミのように扱って構わないという傲慢さ。保身の焦りから重ねられた残忍な工作と無計画な暴走に、激しい憤りと胸の悪くなるような虚しさを感じずにはいられない。
展開や登場人物のテンポの良い掛け合いはどこかコミカライズ向けのような雰囲気もあり、正直なところ虫愛が強すぎて浮世離れしている法医昆虫学者・赤堀涼子のマニアックな解説にはつき合いきれない部分もあった。個人的には人間の心に向き合おうとするプロファイラーの広澤さんに強く共鳴しながら読んでいた。
とはいえ、虫たちが淡々と刻むタイムラインによって、素人の浅知恵や嘘が容赦なく暴かれていく展開の鮮やかさは見事の一言。人間の持つ一番浅ましく恐ろしい暗部を鋭く突きつけてくるサスペンスエンタメだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の原点って感じだった。
小説のクオリティとしては、推論に飛躍があったり、キャラ造形がイマイチ。主人公は特に呪いを研究してる変人という面と、あまりにも若い正義感のようなものが同居してるのに納得感がない。あと、心内語があまりに説明的で、感情が感じられない。
ラストも曖昧な人情での解決に逃げないでほしかった。ここまで読んだのに・・・って感じ。
この辺の問題を克服してできたのが法医昆虫学捜査官なのだなと感じた。話の筋も典型的な地方因習タイプで非常に似てる。
東京で起きた事件の根が地方にある。→単身でそこに乗り込む→トラブル発生からのギリギリで助かる。