川瀬七緒のレビュー一覧

  • よろずのことに気をつけよ

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    呪術に詳しくない人にも、犯人側の異常なまでの恨みの強さがしっかりわかるようになっていて、話にすんなり入っていくことができた。最後があっさりし過ぎていたかな、と思われたのが本当にもったいない。

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    2016年12月30日
  • 桃ノ木坂互助会

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    町内の平和を守るため、熊谷光太郎ら老人会の面々は町内の危険人物の追い出しを計るが、偶然、同じ人物を抹殺しようとする幽霊コンサルの沙月が現れ、事態は思わぬ方向に向かう。

    広く浅く、色々と詰め込まれているが、もう少し波乱の展開があっても良かった。ライト・ミステリーという感じかな。個人的には『法医昆虫学』シリーズの方が好み。

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    2016年02月08日
  • 桃ノ木坂互助会

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    河瀬七緒による、お隣さまミステリ。
    前半ゆっくり作り込んでいき、中盤で方向転換、終盤にそれを壊す、流れがとてもよかった。
    物語の進みに伴い、スピード感の加速と、色味が変化していく感じもよく、結構のめり込める。
    ひっかかったのは、途中までむしろ丁寧過ぎるくらいだった主人公の心情描写が後半イマイチ粗っぽかったのと、クライマックスに唐突感が否めなかったことの二点。
    ノンシリーズは初作だと思うが、今後も読みたい。
    4-

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    2016年01月19日
  • ビューティフルワースト

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    え、待って、、ここで終わるの?なんてこと!!
    登場人物誰も彼もがイヤなやつ。おばあちゃん除く。まぁまぁ、よくもこんなにいろんなタイプのイヤなやつ集めたな。
    類は友を呼ぶってやつなのか。
    イヤなやつばっかり出てくるんだけど、不思議と読むのはいやじゃない。なんでだ。
    たが、しかし、、
    勧善懲悪されるのかと思ってた。

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    2026年10月07日
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

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    こっちが1作目でしたか。
    南雲さんともここで出会うので『クローゼット・ファイル』とは趣が違ってたな。
    それも面白かったですが、2作目の方が好きでした。

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    2026年09月24日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    オーディブルで聴きました。
    法医昆虫学者なるものについて初めて知った。アメリカでは実際にそういう人たちが警察に協力しているそうな。(日本ではいないらしい。)仕事場にも虫の好きな人がいるので、ああいう人の成れの果てが、赤堀先生なのだろう。
    ずっと虫関係の話が主で、面白いけれど、そこまでは面白くないと思っていたら、最後の方で、変な人たちが出てきて、ぐーっと面白くなった。変な虫の生態より変な人のほうが、やはりリアルに想像できるせいか面白い。

    ドラマ化するとしたら、赤堀先生はのんさんなどどうかしら。ぱっつん前髪似合うと思うな。

    そしてどんなことがあろうと、死体を見なくてはいけない刑事にはなりたくない。(なる理由もないし、なる能力もないが)

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    2026年09月23日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ三作目。
    過去作より余計なものが削ぎ落とされてミステリーの純度が高まってきた印象。
    最後必ず命の危険が迫る展開も好みです。
    新たに魅了的なキャラ鑑識の堀之内が出てきたので今後の登場が楽しみー

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    2026年09月20日
  • 七つの大罪

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    「七」にゆかりのある作家陣によるアンソロジー

    「罪の名は傲慢」中山七里/傲慢
    なんかすごいお互い様な人たちだなぁ

    「手の中の果実」岡崎琢磨※7月7日生まれ/怠惰
    いいお話だった。子供の計画が見事だった

    「移住クライシス」川瀬七緒/憤怒
    ばあちゃん怖いw

    「オセロシンドローム」七尾与史/嫉妬
    漱石「こころ」の新解釈がすごかった

    「十五分」三上幸四郎/強欲
    承認欲求は麻薬

    「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」カモシダせぶん/色欲
    息子が賢い!

    「最初で最高のひとくち」若竹七海/暴食
    ちょっと理解できませんね(汗

    結構悪い人たちがいっぱい出てきたw
    大罪だもんね
    いろんなお話を面白く読ませていただきました

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    2026年09月18日
  • ビューティフルワースト

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    3.5
    滅茶苦茶だー!
    みんな悪い奴と思うけど、真佐美も力の使い所がまずかったな、正義があるのはいいけど誹謗中傷はダメだね。どれも最終的なところが不明だけど楽しく読めた。というかハラハラできた。
    胸糞悪かったー!

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    2026年09月13日
  • ビューティフルワースト

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    なんかモヤモヤする終わり方
    まともな人間一人も出てこない
    最後に勝ち残ったのは真佐美母娘??
    ごちゃごちゃとややこしくなってたけど結局これで終わりなの?という最後…

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    2026年09月10日
  • ビューティフルワースト

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    登場人物の全てがクズ!
    そして次々にリンクしていく!
    最後に真佐美が妹を追い詰めて終わるが…いずれ誰もが詰んでしまうんだろうなと。
    どこから何から正す?何も手がつけられない人々の話。

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    2026年09月08日
  • ビューティフルワースト

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    なんだろうか終始モヤモヤして終わった笑
    なに読んでも今まですごく面白かったから期待してたんだけど、川瀬さんはかっこいい大人描くのがすごくお上手なのでそっち方面読みたかったなぁ
    クズの解像度高めで凄かったけど逆に

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    2026年09月01日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ2作目。
    今作では虫たちを辿ることで殺害現場を特定します。
岩楯刑事の相棒は捻くれ方が可愛い月縞刑事。
前回と違い今回は悪党しか殺されてないので気持ちの良い読後感でした!

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    2026年08月26日
  • 18マイルの境界線 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    顔面を潰し、歯や髪まで奪う徹底的な身元隠蔽。30キロ離れた2つの現場。一見すると計画的なシリアルキラーの猟奇殺人に思えるが、その真相にあるのはあまりにも浅はかで場当たり的な「素人の悪あがき」だった。
    何より胸に刺さったのは、犯人たちのあまりに歪んだ利己主義だ。
    自分たちの夢やこれまでの苦労を守るためなら、他人の命も尊厳もゴミのように扱って構わないという傲慢さ。保身の焦りから重ねられた残忍な工作と無計画な暴走に、激しい憤りと胸の悪くなるような虚しさを感じずにはいられない。

    展開や登場人物のテンポの良い掛け合いはどこかコミカライズ向けのような雰囲気もあり、正直なところ虫愛が強すぎて浮世離れしている法医昆虫学者・赤堀涼子のマニアックな解説にはつき合いきれない部分もあった。個人的には人間の心に向き合おうとするプロファイラーの広澤さんに強く共鳴しながら読んでいた。
    とはいえ、虫たちが淡々と刻むタイムラインによって、素人の浅知恵や嘘が容赦なく暴かれていく展開の鮮やかさは見事の一言。人間の持つ一番浅ましく恐ろしい暗部を鋭く突きつけてくるサスペンスエンタメだった。

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    2026年08月23日
  • ビューティフルワースト

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    ネタバレ

    みんな最悪の人ばっかり、誹謗中傷で訴えられる主婦から始まり、最悪繋がりで進む。配信者ゆかぴ、彼女に課金するひなみ。ゆかぴを誹謗中傷するのは、ひなみの母親、真佐美。不登校のひなみを盗撮し商売する担任水口。水口がひなみに払う示談金を盗む真佐美、真佐美の父親はゆかぴの隣人でお金を盗み、その金を資金洗浄するという真佐美の妹。こんなにぐるぐるお金が回れば傍目には楽しいエンタメ。おもしろかった。

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    2026年08月22日
  • ビューティフルワースト

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    なんかラストで決着ついたような雰囲気だけど、何一つ終わってないし、解決してない
    救いのないダメダメループ

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    2026年08月19日
  • ビューティフルワースト

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    ネタバレ

    ぐるぐると繋がっていて、誰が悪いのか、みんな悪いのかモヤモヤする本でした。この中の誰にもなりたくない。川瀬さん割と読むけど、自分的には「テーラー伊三郎」みたいなのが好きです。

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    2026年08月18日
  • 四日間家族

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    集団自殺直前の老若男女四人が、捨てられた乳児を抱き上げてしまった瞬間から始まった、得体の知れない組織とSNS警察との鬼ごっこ。
    四人に死の暇を与えない展開は、紆余曲折なく一直線で突っ切るエンタメでした。

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    2026年08月15日
  • 法医昆虫学捜査官

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    遺体から出てきたウジの異常成長から犯人を突き止めようとするミステリー。
昆虫がたくさん出てきて気味の悪い描写も多いけど、最後の自分の居場所を伝えるトリックは幻想的でした!
    
ノンストップで読める面白さだったのでこのシリーズの続きも読んでみます。

    乱歩賞を受賞した「よろずのことに〜」よりダンゼン面白いので、あちらで挫折した人にもおすすめです。

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    2026年08月05日
  • よろずのことに気をつけよ

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    ネタバレ

    著者の原点って感じだった。
    小説のクオリティとしては、推論に飛躍があったり、キャラ造形がイマイチ。主人公は特に呪いを研究してる変人という面と、あまりにも若い正義感のようなものが同居してるのに納得感がない。あと、心内語があまりに説明的で、感情が感じられない。
    ラストも曖昧な人情での解決に逃げないでほしかった。ここまで読んだのに・・・って感じ。

    この辺の問題を克服してできたのが法医昆虫学捜査官なのだなと感じた。話の筋も典型的な地方因習タイプで非常に似てる。

    東京で起きた事件の根が地方にある。→単身でそこに乗り込む→トラブル発生からのギリギリで助かる。

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    2026年08月01日