川瀬七緒のレビュー一覧
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主人公の女子高生、奈穂は田舎の農家育ちで、村の老人たちの古臭い思考や意味のわからないしきたりに辟易としながら農業の手伝いをする毎日をすごしている。
ある日村の空き家事業を利用して東京から一家が移住してくる。末娘の亜矢子と奈穂は同い年で高校も一緒になるとあって意気投合するが、村の老人たちは都会からの移住者にいい顔をしない。
田舎のしきたりを知らず苦労しながらも奈穂の助けを受けて村に馴染もうとする亜矢子と、亜矢子たち一家に嫌がらせととれる行為をはたらく村人たち、そしてそんな村の老人たちを心底恥じている奈穂。
よくある地方の移住トラブルのような話だが、村の地蔵信仰がほんのり不気味さを感じさせる。
終盤は怒涛の急展開。まさにどんでん返し。
奈穂の選択も少し予想はできてたけど、そうなるのか…!
村や農家に対する不満タラタラなわりに実際は農業に前向きに取り組んでいる様子だったし、老人たちの古い考えにうんざりとはしていたけど村そのものは心から嫌ってるわけではない感じだったけど、村を守るためのあの選択は皮肉だな…と。
亜矢子のその後も気になるところ… -
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あっ!ワニさんや!
しかも結婚してる〜
おめでとうございます!
今回は、出世というか何というか、科研の組織に組み込まれる。
「捜査分析支援センター」
でも、何か、左遷いうか、海外では捜査の手法として使われてる法医昆虫学、プロファイルなどの人らがおるんやけど、持て余して分離させた感じ。
ええ味(成果)出してるのに( *`ω´)
今度の主役は、またもや、ウジちゃんやなく、やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)。
何か、凄い痛そうで、あんまり触りたくない!まぁ、別にウジちゃんも触りたいとは全く思わんけど(^^;;
殺人事件か?
でも、死体はなく、指3本のみ!
それぞれ別人で、血ドバドバ。
でも、本体が見つからない!
どんなに探しても…
そこで、今回の主役やけど虫登場!
何か凄い虫やな。体液とか体に付くと火傷みたいになって、痛い!痒い!嫌や!
でも、肉食らしく、その大量発生を地道に分析!
おった〜!こんなとこに〜!
相変わらず、傷だらけ赤堀さん!
今回は、プロファイルの広澤さんもええ感じ。
赤堀さん、相変わらず、鬼のように明るくて、変人やけど、裏には…
案外、こんな人の方が、色々あるのかもね。
今回、ウジちゃん出番少ないのは寂しい(T . T)
「いや、だって。お米掴み取りみたいに、穴んなかが虫でいっぱいだったからさ。一粒でも多くゲットしたいでしよ」
ムシとお米一緒にすんな〜
そんなの掴み取りしたないわ〜(−_−;) -
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呪禁道出て来た!孔雀王や!鬼丸や!
興奮冷めやらぬ…笑。
掴みは、OKやな。
まぁ、この掴みがOKな人少ないかもしれんけど(^◇^;)
呪術ミステリーって言うんかな?
呪術みたいな怪しいなの好きやから、ええ感じ。
しかし…呪いもここまで深い呪いは怖いけど、動機は凄く悲しい…
こら、呪われて当然やとは思うけど、「人を呪わば穴二つ」って言葉もあるように、自身にも返って来る。当然、それも覚悟の上なんやろうし、もっと悲しい…
歴史に隠れた呪術師たちの話でもあるけど、あくまでも復讐の道具だけ。
悲しい被害者と加害者、長い年月をかけての復讐…
「だろうな。その隔たりは埋まらん、どうやっても無理なんだ。だから、罪人も被害者も一生苦しむしかないってことなんだよ」
結構、キャラ立ちしてて、面白い。
主役の学者中澤さん、
ヒロイン由真さん
もええ感じやし。
白魔術のおっさん湯山(もと神主)が良い。
更にホームレスの鳥に詳しい野呂さん。
これだけ役者揃ってたら、続編出して欲しいな! -
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2023年を締め括るのはこちら。虫シリーズ3作目です。
最近懐メロにハマっておりましてWinkをヘビロテしているせいか、本世界でお近付きになりたい女性No1の昆虫学博士の赤坂が相田翔子さんのヴィジュアルで定着しつつあるのですが、文庫版の表紙の赤坂と全然違うので軽くショックを受けております私、実際は単行本で拝読しております。
毎度今回はどんな虫が活躍するんだろうと、幼少のみぎり蝉を追い回していた頃の懐かしいわくわくした気持ちで読み始めるのですが、まずはウジさんですね。やはり彼らの前座が無ければ始まりません。
タイトルから何となく川底の虫なのかと予想しておりましたらびっくり。そっちですか!
みんみんさんのご助言通り毎回知らない虫が出てきたら検索しているのですが、水底にこんな子がいるなんて!(赤坂が虫をあの子、と表現するのが大好きです)その名もウミケムシ。そのまんまの見た目がとてもセクシー。
今回は絞殺されたと思しき溺死体が発見されるのですが死亡時間だけではなく死因を探るのにも虫が大活躍。そして1番嬉しかったのは1作目以降もう会えないと思っていた刑事の鰐川が復活した事でした。犯罪心理学を学んでいる彼のメモがついに1800枚に到達しようとしているのを見て、いつか鰐川の事件簿ばりにプロファイラー能力を駆使して大活躍する話が読みたいと思いましたがスピンオフでも出ない限り無理そうですね。主役は虫さんなので。
1作目でもやられていましたが今回も鰐川は赤坂にとんでもない物を食べさせられており、もし赤坂とお近付きになれたらこういう拷問に耐えなければならないのか…と苦手な鯛が益々苦手になりましたが、そうだ赤坂は岩楯のものだった!今回もキュンが、キュンが足りない!!
ついに岩楯の奥さん出ていかはりましたけど、キュンは?!
虫シリーズの私の楽しみ方は、虫さんを調べる、赤坂のキュートさを愛でる、岩楯と相棒とのやりとりを楽しむ、そして岩楯と赤坂のキュンでキュンする事なのに!!
日向坂46の表題曲みたいになっていますが、次回に期待します!
今回は脇のキャラクターが全員好きでした。解析不能と思われる刺青の跡からなんとか手がかりを浮きぼらせるオタク気質の城之内、プライドの高い一見嫌な奴の解剖医九条、シングルマザーで苦労している解剖医助手の由美、川辺で市を相手に喧嘩してまで畑を耕すおばあちゃん、家出して刺青屋に出入りしてたけどしっかり夢を持っている女子高生、シャコ漁をしている漁師の皆さん。個性的な面々の誰1人欠けても犯人逮捕には至らなかったと思うと、今回の事件は岩楯も苦労していましたが細い糸を繋いで行くようで気になりすぎてあっという間に読んでしまいました。
唯一どうでも良かったのが被害者のマサキでした。憧れのイーストウッドになるにはまず痩せような…。
このシリーズで実は1番好きなのが最後の大団円シーンなのですが、毎回ほっこりします。
今回は鰐川と岩楯がイチャイチャしていて良いぞもっとやれ、と思いましたが赤坂ともイチャイチャして欲しい!!(まだ言っている)
虫がO型説は本当なのか、遠い未来は虫で足りない輸血を補えるのか、本物の昆虫学博士の方にお話を聞いてみたいですが、アリの干物を使ったアリマテラピーだけは絶対にしたくないです。くしゃみしたら干物が散らばる地獄絵図。想像しただけで鼻が痒くなってきました。
2023年の最後の文章がアリの干物の話となりましたが、本年度は大変お世話になりました。このような勢いで書いている感想を見て頂き、またコメントも頂きまして誠にありがとうございます。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。2024年も皆様の感想が楽しみです!
良いお年を!(BGM/寂しい熱帯魚) -
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第5弾!
今回は、ウジちゃんより、メインはアリさんやった〜
まぁ、ミイラ化してもうたら、ウジちゃん食べた跡ぐらいしか分からんし、更にアリさんが強かった〜
なので、今回は、腐乱死体やなく、更にそれ以上に経過した状態みたいで、グロくない?
…でもないか(^◇^;)
何か、神さんも色々とバラエティー豊富で自殺の女神とかおるんやな。(マヤ神話)首吊り自殺は名誉な死に方と考えられていて、女神さんが楽園に連れてってくれるらしい。
それを信じて、何人も…
でも、どこで、どうして亡くなったか分からん…それをアリさんから、解決に導く…
こんな獰猛なアリさんが、集団で襲って来たら、怖わ〜
いつも通り、最初はミイラ発見とショッキングな始まりやけど、それ以降は、ムシの行動をコツコツと。
生存本能のみで、生きてるだけに行動パターンを読み解くと正確な情報が!
しかし、調査が山とか森とか草叢とか…生傷だらけになりながら…
真実に迫るのは良いし、一番最初に辿り着くのも凄いけど、その分、身の危険がハンパない!
やはり、怖いのは人間様っすね!
アリさんより、ウジちゃんの方が好みではある^^; -
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川瀬さんの本が好きでわりといろいろ読んでいる。その中でこの本はわりと若い人に読んで欲しいなーというエンタメ小説だと思う、思うんだけど、大人にも刺さるんだよなーというかんじ。
高校生も、80歳を超えたお年寄りも、登場人物の熱量の高さに目頭が熱くなってしまう。特にお年寄りたちはみな、腕は一流の職人さんだったりその道を極めた人ばかりで、だけど寂れゆくステレオタイプな商店街のようすに何かを諦めてしまった人たちばかり。そんな人たちが1人の紳士服テーラーが作った一流のコルセットをきっかけにまた情熱を燃やしていく、瞳を輝かせながら自分の技量を遺憾なく発揮して。そんなの読んでて気持ちよくないわけないじゃん!
誰しも大人になる過程で色々諦めてきたことがあると思うけど、一度「これまでの人生」で諦めた経験のあるお年寄りが奮起する様は本当に痛快!そしてそれと対照的に、「これからの人生」を悲観していた高校生の主人公が未来に希望を見出していくのもとてもよい!
悪役として登場する頭の固い人たちも、それはそれで言っていることは分かるんだよな、と思えるところもよかった。色々な意味で元気になれるし、人生に希望を持てるお話。
ごちゃごちゃ言ってみたけど、この物語を読んでいる時に何度も自分の中にも、こう、胸が熱くなって湧き上がるものがあって。自分もこんなふうに何かに興奮して、感動して、一生懸命になりたいってそわそわした!!登場人物の興奮が伝わってきて、ワクワクした!!それが一番大切な部分かな! -
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ジャポニカ学習帳って、昆虫の写真無くなってたのか!知らんかった…
いきなり解説に衝撃を受けて解説の話からになってもうた…(また、今は、復活してそうな)
解説の話から入ってしまったけど、本編もええ感じ。
出だしはお決まりの腐乱死体から…
今度、赤堀先生自ら発見!
今回もウジちゃんも頑張ってくれたけど、シャコちゃんも活躍!
しかし、絞殺と酷似するとか色々あんねんな。
とりあえず、私は、そんな間違いされんように太らんとこ!(決して、絞殺を望んでいる訳やないです〜)
しかし、人間より、昆虫の方が嘘つかんし、キッチリ動いてくれるから、解明には最適なんかもしれんな。
感情に迷わされる事もないし、実に忠実に生きる為に真っ直ぐ!
なので、論理的に解明できる。
真っ直ぐで、真面目だとはいえ、友達にはなりたいとは思いません。
そんなの隣りで、ゴソゴソしてたら、多分、病む!
そういうのは、赤堀先生にお任せします〜これからも仲良くね!ウジちゃんと!
ゾッ〜〜…ゲロゲロ〜〜 -
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シリーズ第2弾!
相変わらず、はじめは、凄い状態の遺体発見から…
まぁ、ウジ虫が主役?なんで仕方ないけど…ちゃうわ、主役は赤堀先生!
法医昆虫学の先生!
今回は、トランクルームで発見!
でも、ウジちゃんから、ここでは殺されてないとか、冷凍されてたとか色々分かる。
トンボから、殺害場所まで分かるというこの学問!凄い!
しかし、赤堀先生!ウジちゃんとかに…
「この子」って言うのは…
確かに、事件に貢献してるし、敬いたい気持ちはないではないけど…(^◇^;)
そんな言葉使って、喜んで懐いたら、どうすんねん!
私なら病む!
あっ!私もちゃん付けしてる…(・_・;
心臓などの移植は、日本では、なかなか厳しいとはいえ…
そら、殺されても、同情は出来んな…
可哀想なのは、瑞希ちゃん…
「わたしは、死んだ方がいいですか?」
って…
頑張って、生きて下さい〜
家の呪いとか、そんなん吹き飛ばして! -
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ネタバレ好きで好きで仕方ないこのシリーズ。存在を数年前まで知らなかったおかげで既刊の7巻を大人買いしたから、まだ続けて読めると思うと嬉しい。
本巻の単行本が出版されたのは2016年で、主役はいつものウジより遙かに目立つ、世にも恐ろしいアカカミアリ。当時日本では硫黄島や沖縄島などでしか見られなかったこのアリが、本巻発行の数年後に東京や神戸の港でも発見されたらしく、先取りしているのも凄い。
今までの岩楯刑事の相棒に比べると、今回の兵藤刑事にはあまり愛着が湧きません。でも赤堀先生に振り回されているうちに変わってゆくのでしょうね。
「私を信じなさいって、悪いようにはしないから」「今まで、悪いようにしかしてこなかっただろうが」にふきました(笑)。 -
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川瀬七緒『賞金稼ぎスリーサム!』小学館文庫。
元有能な刑事と女たらしで警察マニアの御曹司、あらゆる狩猟資格と銃所持許可証を持つ謎多き天才ハンター女性のクセの強い3人がチームを組んで賞金の懸かった事件の謎を追うノンストップ痛快ミステリー。
終盤に真犯人の正体を巡る驚愕の展開が待ち受ける解らないのだが、煮え切らない結末が非常に勿体ない。続編があるのだろうが、これは無い。
ノンキャリアながら将来の出世が約束されていたにも関わらず、突然の病で寝たきりとなった母親の自宅介護のために42歳の若さで1年前に退職した麻布署捜査課の元警部・薮下浩平の元に弁護士の益田総一が訪れる。
弁護士の益田は何者かからの依頼で、薮下に東京の下町で起きた死者6人にも上るペットショップ放火事件で容疑者となった店主の相原幸夫の無実を証明し、真犯人を見付けて欲しいと高額の報酬と報奨金を提示する。警察を退職してから貯金と保険で食いつないでいた薮下は渋々、調査を引き受ける。
薮下は、弁護士の益田に依頼したのはアジア圏シェア1位の製糖会社の御曹司で、度を超えた『警察マニア』の上に稀代の女たらしの桐生淳太郎であることを見抜く。
薮下、桐生淳太郎に加え、真っ白いレースの日傘とワンピースで事件現場に通う、謎多き若き天才ハンター・上園一花の3人で、報奨金を共通の目的にチームを組み、得体の知れない放火事件の謎を追う。
本体価格820円
★★★★