川瀬七緒のレビュー一覧

  • スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官

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    今回も赤堀先生の昆虫学からの視点と、岩楯刑事の捜査からとそれぞれで犯人に辿り着いていく過程が面白い。読んでる間、なんかどこか痒い感じがするんですけど。

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    2021年07月28日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ第5弾。
    今回の遺体は、伊豆諸島の神ノ出島でミイラ化した状態で発見され自殺と断定されている女性。
    虫の動きが通常とは違う、その謎に赤堀が挑んでいくのは相変わらず面白い。
    また、島と都内の女性自宅を行き来する岩楯の捜査にも引き込まれて、一気にラストまで読み進めた。

    赤堀が危険な目にあうのが、ほぼお決まりで、そこはちょっとマンネリ化のような気もするが、それも込みで楽しむのもアリかな。

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    2021年07月16日
  • 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

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    今度は島だぁ!島独特の因習と雰囲気がまた良かった。岩楯刑事と赤堀先生の関係性も気になるところ。次が楽しみ!

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    2021年06月27日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    シリーズ二作目?
    超個性的なキャラクターたちの活躍が楽しめる。展開が全然予想できなくてどうなるのだろうと思いながら読んだ。一花ちゃんの強烈なキャラがなんとも言えない。続きが読みたい本です。
    小鳩村のモデルは何処なのでしょうか?気になります。

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    2021年06月22日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    川瀬七緒の作品は、法医昆虫学捜査官シリーズを偶然目にしてから、ファンになりました。
    登場人物の独特の魅力は、この作品でも健在です。思わず読み続けてしまう作風は川瀬独特のものです。
    ただ、終わり方が何か尻切れトンボみたいで、その後を期待してしまいます。でも、面白かったですよ。

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    2021年06月15日
  • メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ第4作。一気読みした。このシリーズは外れないな。
    今回の岩楯警部補の相棒は、よく通る良い声の山男、牛久刑事。通称ウシさん。声が良いって美味しい設定だと思うので、もうちょっと活かしてほしかったかも。
    これまでの作品でもウジの湧いた腐乱死体の描写があったが、今回はバラバラ殺人ということもあって特に凄惨。犯人は途中から、消去法でなんとなく目星がついたんだけど、それでも真相には驚いた。

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    2021年06月13日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    赤堀先生面白すぎる。途中で何回も吹き出してしまった。圧倒的な知識と実践力で事件解決に導いてくれるのが読んでて気持ちいい。このシリーズ追いかけようっと。

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    2021年06月12日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    シリーズ3作目!
    順調に読み進んでる。
    今回は昆虫だけでなく水中生物まで範囲が広がっていた。
    赤堀先生がダイビングまで得意とは!
    今回もクライマックスはハラハラドキドキ。
    最後の岩楯刑事と鰐川刑事の救出シーンは、万が一の確率くらいに思える出来過ぎ感はありましたが、面白かったのでヨシ。
    川瀬先生の法医昆虫学捜査官シリーズはテッパン!ハズレないな。

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    2021年06月02日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    若い夫婦が殺し合った事件を再捜査する「賞金稼ぎスリーサム」。3人のコンビネーションがすごく好き。一花の最後の「ハンター」的なのもいいし、淳太郎の人心掌握術もいいし、その2人をお父さん的に見守る藪下もいい味出してるというか。
    事件の方は結構最後まで真相が分からないまま進んでいたので、ミステリ的にも面白かった。これでまた鷲尾家の爺さんも手懐けたりしたら、次の話さらに面白い展開になるのかな。

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    2021年04月27日
  • 女學生奇譚

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    「読めば死ぬ」の出だしに、三津田信三は「聴けば死ぬ」だったっけと思い、時代設定に京極夏彦を想う。しかし始まってみればどちらも違う。

    料理の腕前プロ級で、恐怖の感情を知らないフリーライター・八坂と、身長180センチの美人だけど、喋りも立ち居振る舞いもまるで男のカメラマン・篠宮。呪われた本を持ち込んだ依頼人・あやめとの会話が可笑しくて、オカルトな雰囲気にそぐわず笑ってしまう。

    すべてにおいて好みの小説だと中盤までは思っていました。本の紙、印刷についての蘊蓄も非常に楽しい。けれど、唐突すぎる人物の登場に違和感。それがなければ私にとって満点だったのに。

    八坂と篠宮のコンビはまた見たいので、あの人

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    2021年04月26日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    めちゃくちゃ面白い/ 賞金稼ぎシリーズ2巻目/ 一花にかなり焦点が当たっていて嬉しい/ 「肌のお手入れはどうしてるの?」「洗っています」/ あらゆる家事をなげうって一気に読んでしまった/ どう考えても第三者の介入のない夫婦の殺し合い相討ち現場、なぜこのようなことになってしまったのか、に説得力を持たせるのは凄い/ 悪魔のような天賦を持つ犯人は本当に恐ろしいと感じる/ 川瀬七緒はほとんどのシリーズで最後の最後まで真相が明かされず、後日談のような蛇足をバッサリ切るのも良い/ あえて言うなら、盗撮魔の存在は都合が良かったかな/ あと、一花が犯人をもう少し凄惨に詰めればカタルシスが大きかったかな/ 気に

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    2021年04月02日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    賞金稼ぎスリーサムシリーズ第2作。
    前作で報奨金を得た藪下、淳太郎、一花は刑事事件専門調査会社を立ち上げて、若い夫婦が殺し合いをして相打ちで双方死亡という事件の遺族から依頼を受けて調査を開始。夫婦は本当に殺しあったのか、であればそれは何故なのか‥
    相変わらず3人の個性が素晴らしく、それぞれの能力を生かした捜査が面白い。真相はかなり恐ろしく、いやな話だが、この3人のおかげで読後感は悪くない。シリーズ続編が待たれる。

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    2021年03月24日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    前作でキャラに馴染めたので、気楽に楽しめた。
    それぞれの人の良さが、なんだか微笑ましい場面もありながら、謎解きとしても成立してる。

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    2021年02月21日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    チーム・トラッカー第二弾。前回はこれが面白いのか半信半疑でイマイチ、キャラクター設定に理解ができなかった。序盤もこれがシリーズ化されてもなんだかなぁ、なーんて思っていたのに。
    一花ちゃんの本気度があがってくるにつれどんどんヒートアップ。公安の刑事さんも常連になりそうな予感までしてきてすっかり虜になってしまった。それにしても今回の犯人。とにかく後味悪すぎ。ほんと怖かった。

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    2021年02月13日
  • 革命テーラー

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    ネタバレ

    川瀬七緒の初読み。
    川瀬七緒には、ちょびっとした思い出が。


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    震災後ちょびっとした頃、実家の母から電話が。
    『お前、小説読むのが好きだったよな?川瀬七緒って作家、知ってっか?』

    「いや?知らないけど?それがどした?」

    『いやな、この前知り合った人の娘さんが小説家で、ちょっと前にナントカ賞っていうすごい賞をもらったそうなんdqだ。その人からサイン入りの本をもらって読んでるんだけど、けっこう面白くてね。お前も読んでみたら?』

    ・・・と、そんな感じで。
    一応ググったら江戸川乱歩賞か。
    「よろずのことに気をつけよ」
    あらすじ読んだら、つま

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    2021年02月06日
  • シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学捜査官シリーズ二作目。
    葛西のトランクルームで見つかった腐乱死体現場に蠅とウジがいたことから、法医昆虫学者の赤堀が起用される。
    今作も、赤堀は真っ直ぐでぶっ飛んでいて気持ち良い!岩楯刑事は今回は曲者イケメンの若手刑事月縞とコンビを組んでいるが、あまり印象に残らないのは、田舎の空き家に移住している藪木が気になったからかも。
    最後まで、引き込まれてあっという間に読み切りました。

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    2020年12月21日
  • 水底の棘 法医昆虫学捜査官

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。今作は岩楯警部補の相棒として、1作目に出てきた甘党のメモ魔、鰐川刑事が再登場。他にも濃いキャラが多かったという印象だ。個人的には九条先生のその後が気になる。
    このシリーズは昆虫学を取り入れた捜査の過程が面白く、登場人物のキャラも良くて好きなんだけど、終盤に「大ピンチ→助かった~!」みたいな展開になるのが続いていて、ちょっとワンパターンかなと思う。たまにはしっとり終わっても良いと思うけどな。

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    2020年12月12日
  • 二重拘束のアリア~賞金稼ぎスリーサム!~

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    末は警視総監かと言われた元刑事の薮下、大企業の御曹司で警察マニアの淳太郎、一見乙女だが凄腕ハンターでコミュ障の一花、この3人で立ち上げた刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」への初依頼は、「夫婦相打ち死亡事件」の妻の方の両親からのものだった。真相を調べてほしいというものだが、初手から非常な困難が伴う調査で、途方に暮れるしかない。
    奇妙な3人組のやり取りが面白いが、中盤を過ぎるころから展開は加速する。裏で糸を引く思いもかけない人物が浮かんでくるのだ。題名の「二重拘束」は英語でダブルバインドだが、この実態が恐ろしい。ブラック企業、カルト、テロ集団などで使われる手法なのだ。
    最後は、もっと徹底的

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    2020年11月30日
  • 紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

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    法医昆虫学シリーズ文庫本第6作目。やはり序盤はなかなか話が進まない。我慢して読み続けると、後半は怒涛の展開、面白かった。やけど虫なんて聞いたことないけどwww

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    2020年11月25日
  • フォークロアの鍵

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    ネタバレ

    「おろんくち」その言葉、電車の中からみつけたウロのような一瞬の光景がしばらく頭を離れない。
    認知症の人たちの中に残されていく記憶にスポットライトをあてて進められていく話、主人公の明るく食いしん坊なキャラクターから興味深く楽しく読み進められたが、最後の方はちょっと怖くて1人深夜に読むのは無理だったーー!
    大地くんが恐ろしい事件を起こすのではなく、明るい未来に希望を持てる終盤で、ホッとした。

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    2020年11月08日