長野まゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
デパートや大型スーパーの閉店が相次いでいる。
特に、今年2017年に入ってからの勢いはとどまる事を知らない。
あ~あ、デパートってオワコンなんだなあ…
ニュース記事では、その理由を経済評論家が分析している。
郊外型の大型施設に取って代わられたとか、アウトレットが人気とか、駅前で買い物しなくなったとか、通販が盛んになったとか…
どれも、「今の状況」としては間違っていないのだろうけど…
震災や、世界経済の影響は別として、何事も突然始まるものではない。
長野さんのエッセイだから読みたくて手に取ったのだが、デパート勤めが題材の自伝的エッセイかと思ったら、『老舗デパート、なぜ閉店相次ぐ?どうしてこうな -
お盆がくるたび思い出す
それが、この本。
結局、原因はなんだったの?
やはり弟が?
謎展開なんですよね。あの先生も役どころが微妙と いうか。
もやっとするから余計に引っ掛かって思い出すのかしら? -
雰囲気はすごく好きなのですが、結局よく解らないまま何も解決しないラストに雪崩れ込む。
長野作品には割りとある、堂々回りな感じです。鬱々と重苦しいので注意。あと、こちらも長野作品によくある同性愛要素も含まれます。 -
Posted by ブクログ
混雑する空港で飼い主さんにはぐれてしまった、仔猫の兄弟。
小さな弟を守るしっかり者のお兄ちゃん「チマキ」と、無邪気で怖がり、何とも保護欲をかき立てる弟の「ノリマキ」
偶然たどりついた「宝来家」での、彼らの四季。
宝来家は複雑な家系図だけれど、皆いい関係だ。
チマキ視点で、家族の日常と、「まかない係」のカガミくんのつくる料理などが語られる。
長野版「吾輩は猫である」と言ったところ。
カガミくんの料理は、とても体に良さそうで、ていねいにつくられている。
「天然生活」という雑誌に載っているようなものを想像していただければ。
そして、ちょっとの不思議とBLの隠し味も長野さんらしい。
レシピ本、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ友人から勧められて読んだものです。
いわくありげな連れ込み宿の子である桜蔵(さくら)が、人ならざるものとの縁を結んでしまう(いろんな意味で)という短編集です。
ほんのりとすべての物語がつながっていて、さくさく読めました。個人的には「骨箱」が好きです。オカルト系は苦手と思っていたのですが、これはそのいわゆる悠連さんたちがとても生身の人間のように書かれていたので、自然に読めました。
全体的な描写がとってもしっとりとした雰囲気を感じさせていて、最初時代小説か?と思ってしまうほどでした。
父親である(血のつながりはない)柾や、店の常連の浜尾などのおっちゃん(?)がいい味出しております。
直接的な