長野まゆみのレビュー一覧

  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    再読。
    本の中から自分の気に入った文章を書き出すのが好きなんだけど、長野まゆみさんの文章は全部が好きで選べない。
    星や鉱石が煌めく耽美的な世界観がたまらなくて、何回読んでもやっぱり好き。
    また長野まゆみさんの本を読み漁りたい。

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    2022年07月14日
  • カムパネルラ版 銀河鉄道の夜

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    銀河鉄道の夜の別視点、というよりはカムパネルラというキャラクターを通じて、作者である宮沢賢治さんの人生、人物像を読み解くといった内容だった。
    銀河鉄道の夜のスピンオフかと思ったが、それとはまた別物。スピンオフを期待して手に取った人にとっては少し残念かもしれないが、“宮沢賢治”という人物が好きな人にとっては、興味深い文献だと思う。
    何よりも長野まゆみさんの賢治さんへの愛を感じられて面白かった。

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    2022年07月01日
  • 鉱石倶楽部

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    個人的に鉱物が小さな時から好きで
    シトリンはべっこう飴みたいでおいしそうだなと思っていました

    この本は小さい時に夢想していたことを
    図鑑のように詩集のように綴られており、
    読み終わってしまうのがもったいなくて
    少しずつ大事に読みました

    写真も綺麗で眺めているだけでも楽しい一冊です

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    2022年05月15日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    左近の桜シリーズ。
    私は、長野まゆみさん作品の、謎が解けるような気がするんだけど、解けてなくて、で、結局なんなんだろう?というのが、好きなんです。なので、最後まで、もわっとした感じでおわってほしいと思ってしまうのでした…。まぁ、もわっとはしてるんですが、いつものもわっと感とは違うかなぁ。
    もう一回、読みます…。

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    2022年03月21日
  • レモンタルト

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    「レモンタルト」というタイトル、表紙や文章全体がおしゃれな小説だった。
    事前情報確認せずに読んだため、BLだったのは驚いたが心理描写が丁寧で良かった。

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    2022年03月02日
  • さくら、うるわし 左近の桜

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    「左近の桜」「咲や、この花」に続く第3弾。この世のものではないものに毎回毎回、本当毎回巻き込まれる桜蔵。物語が夢現で読んでいると私もふわふわした感覚に陥る。読後も私も夢現、、、飄々としてるけど、ちゃんと桜蔵を助けてくれる柾が私は好きです。

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    2022年03月01日
  • 改造版 少年アリス

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    オリジナル版より描写が具象的に、文章が平易になってる気がする。
    使われてる語彙も意識して「長野まゆみ作品らしい」ものを盛り込んでるような印象で、綺麗な装丁や最後の言葉辞典も含めてセルフパロディ的な意図が強い一冊なのかなと思った。
    大きく変更されたラストにはびっくりだけど、一度発表された物語にこうやって大胆なアレンジを加えるのはまさに「改造版」って感じの面白さだし、宮沢賢治の作品が改稿を積み重ねていったのと似たものも感じる。

    だいぶ印象変わったとはいえ、物語の素晴らしさは健在。
    この改造版から長野まゆみ作品に触れても充分楽しめる名作です。

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    2022年02月26日
  • その花の名を知らず 左近の桜

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    私、割と雰囲気で読んでるところがあって…
    名字も「あれ、これなんて読むんだっけ」と都度わからなくなったりしながらもサラサラと読みます。
    この、独特の雰囲気が好きなのです。
    なんというか…夏目友人帳 文学版…?

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    2022年02月21日
  • さくら、うるわし 左近の桜

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    連作短編集4編。
    異界と現世を行き来する桜蔵の幻想、夢の世界がなんとも妖しく、すんでのところで川を渡りそうになるのを父?の柾に救われ導かれていく構図は同じながら、桜蔵、千菊が成長していくので関係性にも変化があり、どうなっていくのかも楽しみだ。

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    2022年02月01日
  • 改造版 少年アリス

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    長野まゆみさんの著作は中学生のときどっぷりハマって読み漁った時期があり、特にデビュー作である『少年アリス』には思い入れがあります。
    懐古と憧憬が相まって、自分にとって大切な一冊。
    改造版ということで、装丁も随分と凝った仕上がりになっており、ぜひ本棚に納めたい…!と思って購入し、懐かしく読みました。
    アリスと蜜蜂、二人の少年の一夜の冒険が美しい描写と耽美な筆致で描かれています。
    改めて大好きな本だなあと思いました。

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    2021年12月31日
  • 野ばら

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    再読。
    長野まゆみさんのお話は、文章が本当に美しくて。その美しさを味合うために読んでいる感じ。
    月彦と、美しい二匹の猫。風変わりな理科教師。そういえば、大人はだいたい何か知ってそうなんだけど、多くは語らず。というか、結局、いつも謎ばかり残ってしまうんですけどね。
    解説がちょっと怖かったなぁって思ったら、今読んでもやっぱりちょっと怖かった…。

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    2021年12月08日
  • 鳩の栖

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    長野まゆみが描く少年像はどれも儚く理想然としていて涼しげ。
    単純に憧れるし、美しいと思う。
    表題作と『紺碧』『紺一点』が好きです。

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    2021年11月30日
  • フランダースの帽子

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    物語がはじまり、すすみ、おわる という体験がぶち壊される画期的な作品。こういうものがあってもいいかもっていう発想はどこからくるの?!
    ジャケ買いしたらとんでもないものに出会えました

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    2021年11月29日
  • 鉱石倶楽部

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    鉱石を題材に、1つ1つ綴られたストーリー。
    写真も掲載されていて、美しい美術カタログのよう。

    ビジュアルも含め、長野まゆみの世界観たるや脱帽。
    ほんの数行で、宇宙空間に放り出されたような美しさの渦に自分の思考が浸っていることに驚く。

    宮沢賢治をこよなく愛す長野まゆみ。
    まるで「銀河鉄道の夜」のような、不思議な世界観を繊細でガラス細工のような言葉で紡ぐ。

    ストーリーの他、鉱石を薬草か何かのように食べられるものとしてレシピや効用なんかが書かれている所なんか、想像力の豊かさが幼い子供時代を思い出させてくれる。
    暗に猫さん目線で語られている感じも宮沢賢治の影響力を感じさせてくれて楽しい。

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    2021年11月29日
  • レモンタルト

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     この作品を読むにあたり、俗っぽく言うところの「BLっぽい」雰囲気は前提にあるとして読むことが求められているように思う。主人公(男)が男性に襲われかけたり、また他の男性と関係を持ったりするシーンが何度かある上、主人公もまた義兄に好意を寄せている。その他周りの人間にも「それらしき」描写が多く見受けられる。同性愛を描く作品でよく見かける「同性だから」という理由での葛藤も本作ではないと思われる。
     そういう前提のもとで読み進めると、なんとも艶っぽい文章だったように思う。丁寧な地の文と少し荒っぽさのある実際の口調に差があるのもまた良かった。それに加えて、繰り広げられる情景もなかなかドキドキさせられるも

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    2021年11月02日
  • 咲くや、この花 左近の桜

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    また変なやつにからまれて、脇が甘いな。。。とは思うが、色々なことが少しずつ明らかになって来て先が気になる。

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    2021年09月28日
  • 左近の桜

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    エロチックだけど生々しくなく、登場人物が魅力的。桜蔵くんはほんとは認めたくないだけで、悪あがきしてるんだよね

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    2021年09月27日
  • 聖月夜

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    長野まゆみさんの、こういう童話のようなクリスマスの話が好き。星降る夜のクリスマス。観覧車に乗ろうよ。粉雪。

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    2021年09月14日
  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    ネタバレ

    久しぶりに長野さんの本。
    発売間近だった次に読む本との間をもってもらおうと読み始めた。理由は暑くて、薄い本だったから。

    休暇終わりの地下鉄の駅での朝から物語は語られ始める。
    銅貨は友人の水連を待っていたが、なかなか彼は現れない。
    やっとやって来た彼の片目には眼帯が付けられていた。
    理由は分からないが、朝起きると腫れあがっていたという。
    端正な水連の顔が見られないことを残念がりつつ、二人は混みあう学生群をのせた地下鉄から撤退して、さぼることにする。二人が向かったのは鉱石倶楽部という石やそれを愛でる道具を扱いつつ軽い食事ができる喫茶がいっしょになったお店だ。天体と鉱石に強い興味を持っている二人は

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    2021年07月31日
  • 咲くや、この花 左近の桜

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    左近の桜シリーズ2作目。
    人ならぬ妖しきものを惹きつけ、この世の限りに交わりを求められる体質の桜蔵。

    1話20ページ足らずの12編のなかで「灰かぶり」「雪虫」「ヒマワリ」が好き。
    私の物覚えが悪いのもあるけど、読んだうちからふわりと消えてしまう。半分くらい夢のようなそんなお話たちです。

    最後、父・柾に引っ越してくるよう鍵を渡されたのにはドキドキ。3作目に続きます。

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    2021年07月30日