津村記久子のレビュー一覧

  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    会話ができる鳥がいるなんて知らなかった。いつも寄り添って、信頼関係も築くことができるのが素晴らしい。ネネのおかげですね。

    0
    2026年06月14日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    3.9
    ヨウムのネネを中心に、姉妹と、その周りの人たちとのお話
    姉妹のスタートは大変なものだったけど、周りの人たちに支えられながらの成長を追っていけるのがよかった
    みんなネネが大好きだね!
    守さんのおそば食べたいなぁ〜

    0
    2026年06月14日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    世の中にはたくさんの不幸せな人たちがいる。いろいろな不幸せがある。でもそれぞれの生き方には少しずついいことがあったりする。この本の一人の主人公であるヨウムという鳥はそうした人たちの姿を3歳児程度という頭脳で理解しながら、優しい言葉をかけてくるようだし、誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なもんですよ、という先生の言葉も心に響く。
    1981年から10年毎に2人の姉妹と周りを取り巻く人たち、そしてネネの日常を見つめていくような物語。エピローグの2021年はコロナ禍の時期だったけど、そこまでいろいろなことがあっても、人々の優しさと助け合う気持ちとで生きてきたことがよかったなあというお話でした。ここ

    0
    2026年06月14日
  • 浮遊霊ブラジル

    Posted by ブクログ

    うどんの話が続いたので連作かと思いきや関係なかった。ほどよい短さの短編集。
    『地獄』が発想がすごくておもしろい。たとえ自我が保てたとしてもやっぱり死ぬのは嫌だ。

    0
    2026年06月13日
  • 水車小屋のネネ

    Posted by ブクログ

    手にした時、その分厚さにうわっと思ったが、楽しくさくさく読むことができた。身勝手な母と再婚相手の理不尽な態度に、親から離れて暮らすことを決心した18歳の理佐と8歳の妹律の物語。1981年から10年ごとの章に分かれている。危うそうな姉妹の生活も、優しく親切な大人たちとの出会いでだんだん変化していく。水車小屋にいる鳥のヨウム、ネネとのつながりも心の支えになっていく。ネネにとっても2人はかけがえのない存在。人間、捨てたものじゃないなあと、思えるのがよかった。

    0
    2026年06月11日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

     文庫化を楽しみにしていた作品。ネネは、主人公の女の子の名前だと思いこんでいましたが、ヨウムの名前でした。

     冒頭、辛い始まりでこの先どうなっていくのか、ハラハラしましたが、山下姉妹の周囲には良い人に恵まれ、どんどん人生を切り開いていく。

     最初こそ、大変でしたが、その後はどんどん、しあわせになっていく?展開で、最後はほっこり素敵なお話でした。

     時々、出てくる曲や映画作品は今後、観たり聴いたりしてみようかな…と思ったり。装画も素敵で、お気に入りのイラストレーターさんで、最後の解説も素敵でした。

    0
    2026年06月11日
  • 枕元の本棚

    Posted by ブクログ

    自分では知りえない本ばかりで、ちょっとマニアックでとても興味深い!作家さんなのでいろんなアンテナを張ってるんですね。
    少しずつ気になる本読んでいきます。

    0
    2026年06月10日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    良く言えば、穏やかな小説。
    悪くいえば、ビッグイベントは無い。
    もっと年齢を重ねた後に読めば、その穏やかさが沁みるのかもしれない。

    P.S. ネネは可愛らしかった。

    0
    2026年06月08日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    幸せなお話だった。

    みんながちょっと(?)ずつ大変だけど、ちょっとずつ親切な人に助けてもらいながら、大変さに飲み込まれず前向きに生きていく。そして自分がもらった親切をどんどんと広げて連鎖させていく。そんな救いのあるお話。

    人に親切にすることを肯定してもらえたなぁ。

    0
    2026年06月07日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    食べ物に例えれば、お粥のような小説
    優しさに溢れています

    人と生きていくには、出会いと別れは付きものです
    そして、その時々で優しくしてもらったり優しくしたりするものだと思います
    人に親切にすることは受けてがありがたいと思える行為でなくてはならないと思いますが、親切にする側にとっても何か満たされるものがあるんじゃないかなと思いました

    刺激的な内容よりも優しさを求めるときに読むといいなと思いました

    0
    2026年06月07日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕事に疲れた30代女性が短期の仕事を転々としていく。章ごとの表紙が妙に怖い。見張り、バスのアナウンス原稿作成、お菓子の袋の内容作成、ポスター貼り、公園整備の仕事はどれも初めて聞く仕事内容で社会を知れた気がして面白かった。掴みどころのない不思議な主人公。

    0
    2026年06月06日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    こういう温度感の話好きなんだよな〜
    と思ってたけど十二月の窓辺はあまりに前職の自分がチラついて…当時はどこに行ってもダメだと思ってたけど、全然そんなことなかったな。
    こうやって学生時代ぶりに本読んだり音楽楽しむ余裕もなかったな。嫌な環境の職場って害でしかない。やだね〜ほんと。(感想じゃなくて日記になるシリーズ)

    0
    2026年06月05日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    働くって何、仕事に没入していてふと立ち止まって考える機会って中々ないが巡り巡ってそうだよねって思える作品とでもいいますか。
    ただ祈り、全力を尽くすだけ。

    0
    2026年06月04日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作がとても良かった。
    薄給の職場で働いていると、ふとした瞬間に「自分の人生はこれで良いのだろうか」「他の人は立派なのにそれに比べて私は……」みたいな思考に苛まれることは自分もよくあるので、共感できるものがあった。
    ナガセは突発的に「世界一周」という夢に向けて貯金を始めるものの、些細なことで散財してしまう自分に嫌気が差してしまう。
    しかし、それは本当に散財なのだろうか?
    親や友人や職場の人たちと関わる中で、自然に「そうするべきだ」「そうしたい」という気持ちがナガセの心を動かしたのだと思う。
    我慢して貯金することも素晴らしいことだとは思うけれど、今この瞬間の僅かなお金の消費が人生を「豊かに」「

    0
    2026年06月01日
  • 君は永遠にそいつらより若い

    Posted by ブクログ

    未読だった津村さんのデビュー作。

    今まで読んだどの津村作品よりも、
    主人公が多面的であまりに人間臭く、とてもよかった。

    個人的に構成が若干わかりづらいところがあったり、河北のつかみどころのなさが理解できなかったりしたので4にしてみたけれど、限りなく5に近い。

    オカノ、好きだなあ。

    p. 153
    魂と肉体の組み合わせは無数にあり、その相性がよくないことに悩むことのなにを責められるというんだろう。両者の間の軋みを感じることができるのは当事者だけなのだ。

    解説が、解説しすぎていてナンセンスに感じて途中読み飛ばしてしまった。
    読み手がどう感じたか、それでいいのに、これはこの社会問題で…みたい

    0
    2026年05月31日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    ヨウムのネネと、その周囲の人々が織りなす、世代を越えた繋がりの物語である。

    決して経済的に恵まれたわけではない人々が、繋がりや助け合いで、困難を乗り越えていく。もちろん現実世界でここまで理想的な結末になることは少ないだろうが、でも、だからこそ自分とは育ちの違う他者への想像力を持ち、接していくことの大切さを認識させられる。

    それと同時に、経済的に恵まれていることが幸せにつながるわけではないこと、それよりも支え合える仲間がいることがどれだけ幸福なことなのか、再認識させられる。資本主義的思想が絶対的な権力を持つ現代だからこそ一読すべき名著である。

    0
    2026年05月31日
  • ポトスライムの舟

    Posted by ブクログ

    「ポトスライムの舟」と「十二月の窓辺」の中編2本が収められている。2つの作品は独立しているが、後者は前者の前日譚であるらしい。なので、後者の主人公ツガワは前者の主人公フカセと同一人物という事になる。確かに人物造形的に繋がりが感じられて、フカセの理解には後者も読んだ方がより理解が深まるだろう。

    解説でも触れられているが、文体が独特で静かな語り口であるのだが、中々にハードボイルドで、主な登場人物がカタカナで表記されている事により客観的に物語に入っていける。
    両作品ともいわゆるロスジェネ世代の女子の人生観や仕事観がよく表現されているように感じるが、僕がそこからかけ離れた世代であるのでどうでしょうか

    0
    2026年05月30日
  • 水車小屋のネネ

    Posted by ブクログ

    2人の姉妹の40年のお話。
    18歳で8歳の妹を連れて独立しようとする勇気
    その勇気が沢山の素敵なご縁を結び
    色んな優しさの連鎖を感じて心があったかくなった。
    最初は妹を思う姉の優しさ、そこから蕎麦屋の夫婦、街の人々、、、
    よくしてもらった分を他の人へ返す2人を見て
    私もちょっと人助け、よくしたいなと思った。
    他人が幸せなときに自分も幸せを感じる。
    人付き合いが減ってる今だからこそ
    無理ない程度にハッピーウイルスを少しずつ
    広めていけたらいいのかなと思えた!
    ネネに会いたくなりました!

    0
    2026年05月27日
  • やりなおし世界文学(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    サラサラっと読んだ。
    本のブックガイド的に使っていきたい。
    津村さんの注目する点が面白く感じた。
    読んでない本ってまだまだあるなと感じた。

    0
    2026年05月27日
  • この世にたやすい仕事はない

    Posted by ブクログ

    ありそうでなさそうな仕事が、夢を見ているようで面白い。
    自分もこの主人公に似てると思った。
    淡々としているが慣れてくると好奇心が勝って自分がしんどくなるラインを踏み越えてしまう。

    あとは、路地の話にあった、団塊世代への描写がキレッキレで最高だった。

    0
    2026年05月25日