津村記久子のレビュー一覧

  • この世にたやすい仕事はない

    購入済み

    新しい視点

    仕事の環境、仕事に対しての向き合い方、主人公を通して新しい視点から深く考えられた気がする

    #深い

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    2025年12月26日
  • とにかくうちに帰ります

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    なにがあるってわけじゃないけど
    読み進めてしまった。
    会社の人の話。
    フィギュアスケートの話もよかった。
    最後の大雨の話も。

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    2025年12月24日
  • やりなおし世界文学(新潮文庫)

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    読んだことのある本の感想には、「津村さんはこういう風に感じたのか。おもしろい!」となったし、読んだことのない本には「おもしろそう。読んでみたいな。」となりました。他の人の感想を聞くのが大好きな私にはピッタリな一冊。積んでる『サキ短編集』読まなくちゃな。

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    2025年12月23日
  • 婚礼、葬礼、その他

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    一つの感情に心を占められてしまっていると思っても、それがずっと続くことは稀であるものだ。という、考えたら当たり前のことを、きちんと書いてくれてる本でした。

    やっぱ本能最強だなと、思いました。

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    2025年12月16日
  • 水車小屋のネネ

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    とても良かった。
    助け合いと優しさがバトンされていく素敵な話だった。
    そして、賢いネネの存在がとても良かった。
    親は選べないけど、自分の居場所は選ぶことができる。

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    2025年12月13日
  • 枕元の本棚

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    ネタバレ

    大阪の亜笠不文律で購入。個人経営の小さな本屋さんで津村記久子さんの本があると、「わかってるなぁ、この本屋好きだわ。」と小さく思って嬉しくなる。

    本好きの次男とお邪魔したその日は、未読だったこの本を買って帰った。

    津村記久子さんが読んだいろんな本が紹介されている本。

    とにかくバラエティに富んでいて、いろんなそして、個性的な本を読むんだなぁ〜と楽しく最後まで読んだ。

    特に、ある本の書評が、私が津村さんの小説に対して書いた感想と物凄く似ているところがあり、なんだか気持ちが通じたような、読み方、私間違ってなかったんですね!!というような、そんな気持ちで胸がいっぱいになった。

    p46 「生活図

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    2025年12月13日
  • 水車小屋のネネ

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    おもしろかった〜。面白いと聞いて手に取ったが、かなり分厚め。でも読み始めからとても気になる内容…姉妹へのお母さんからのひどい仕打ち。楽しいばかりではなく、結構辛い事多いお話。でもヨウムのネネがいい味出してて、かなりやわらげてくれてる。子どもは自分で環境は選べない。でもその時、誠実な大人に手を差し伸べられると、自分も誰かに手を差し出せる誠実な大人になれるんだと、心が熱くなって何度も涙がこぼれました。

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    2025年12月10日
  • ポトスライムの舟

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    具体的なエピソードとしては、主人公をはじめとした複数の登場人物が抱える職場や家庭での苦労が描かれているが、働く経験や、家庭的な苦労を未だ経験したことのない自身でも、登場人物たちの苦しみに共感することができ、人生の普遍的な苦しさをぴたりと言い当てる筆致に心を打たれた。一方で、とてつもない苦労を抱えながらも、やられっぱなしではなく意外にも(!)強かに日々を過ごす主人公たちに、希望も感じた。こうでないとやってられないよね、と共感できる。また、主人公との心情の距離感も絶妙で、過度な感情移入がないので、読後感が爽やかだった。苦しい時にまた開きたい一冊となった。

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    2025年12月10日
  • 現代生活独習ノート

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    題通り、
    現代の生活の中にある
    ちょっとした違和感やしこりのようなものを
    どこかの世界線や場面に仮託していく短編集。

    最近よくみる形式として、
    やっぱりどこかホラーじみた読み味が多め。

    個人的に印象により残ったのは
    『牢名主』『粗食インスタグラム』

    粗食インスタグラムは、
    普通に現代の生活に取り入れても有用そう。

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    2025年12月10日
  • 浮遊霊ブラジル

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    タイトルで面白そうと思い購入。津村さんの本はエッセイは読んだ事あるけど小説は初。

    7編入った短編集。世界観とか雰囲気が独特。癖が強いわけではなく、淡々としている感じ。この雰囲気が好きかどうかで好みが分かれそう。私は結構好み。楽しめました。

    特に好きだったのは、「アイトール・ベラスコの新しい妻」「地獄」かな。アイトールは読んでいて気持ちがザワザワしました。タイトルの段階では内容がこう転がるとは予想できなかった。終わり方が好き。
    地獄の方は世界観が斬新。この地獄嫌だわ〜。物語消費しすぎ地獄最悪。本の最後数ページ破かれてるの最悪。

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    2025年12月09日
  • 水車小屋のネネ

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    ネタバレ

    1981年から10年おきに2021年までのネネと周りのひとたちの40年を描いたお話

    とても長い話だけど、じんわりあたたかくなる。
    厳しい現実、苦しい環境に置かれた人がいると、周りにいる人たちが自然と思いやり、手を差し伸べる。
    不器用ながらもその思いは伝わり、連鎖する。

    血のつながりはなくても、他人であっても、鳥であっても
    そばにいることはできる
    拠り所になることはできる
    何かあれば、話をただ聞かせてもらうことはできる
    そんな誰かに自分もなれているといいなと思わされた。
    余韻を味わいたくて、最後の章2回読みました。またしばらくして読み返すと思います。

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    2025年12月07日
  • 水車小屋のネネ

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    人の良心とか善性とか、そういうものを素直に信じられる気持ちになる、とっても優しい物語だった。じんわり感動。そしてネネ最高!
    子供たちには学校で道徳の授業を受けるよりもこの本を読んでもらったほうが、よっぽど道徳教育にもなるんじゃないかな。
    実は津村記久子さんの本は初読み。他の作品も読んでみたいのだけど、次読むとしたら何がおすすめですか?

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    2025年12月04日
  • 浮遊霊ブラジル

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    津村記久子さんの描く世界が好きだなと思った。
    主人公は定年退職したおじさんだったり、疲れたOLだったり、なんと幽霊だったりする。
    おじさんの悲哀ではなく、しみじみとした情感を描くところだったり、普通のOLが人気店の店主にキレる爽快さがあったり、幽霊が人に乗り移ってブラジルまで行くけれど、最後は無事に成仏する安堵さがあったり、愉快な展開をする世界がおもしろかった。

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    2025年11月28日
  • アレグリアとは仕事はできない

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    表題作「アレグリア…」では飄々と、「地下鉄の叙事詩」ではイライラと、毒舌を連ねながら話は進んでいく。そして最後の最後に、このどうしようもない世界の片隅に生じた女たちの苦い連帯が言葉少なに描き出される。

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    2025年11月25日
  • ポトスライムの舟

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    ネタバレ

    主人公・ナガセの一年を追いながら、仕事やお金、生き方について何度も考えさせられた作品でした。
    年収163万円という現実味のある数字と、そこから始まる節約生活や世界一周資金作りは、夢というより「自分にも起こりうる選択」のように感じられて、とてもリアルでした。

    作中で、思うように貯金できず、働きすぎて体調を崩し、それでも働き続ける彼女の姿には胸が痛くなった。でも同時に、小さな幸福を拾い集めながら生きていく姿に、静かに励まされました。
    ポトスライムが水だけで増えていくように、ナガセも自分の力で生き方を模索していく姿が重なって見えたことが印象的でした。

    また、友人関係の描写を通して、誰もが表に見え

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    2025年11月22日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    会社員と小説家の、二足のわらじ生活が垣間見えるエッセイ。
    わざとらしい癒やしや丁寧さはなく、かといって無頼だったり爆笑するのでもなく、淡々とというのでもない。非常になんというか親しみにみちた作家さん。ピクサーの事を書いた文章に、創作に対する真摯さがチラ見えしてよかった。

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    2025年11月20日
  • 浮遊霊ブラジル

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    津村さんの発想はいつも面白い。

    本作は人が生まれる前〜生きている間〜死後に渡るまでの、あらゆる世界を描いた短編集。

    今の私のお気に入りは「運命」。主人公はいつ何時でも場所を訊かれる人。「〇〇ってどこですか?」と、受験の日も、初めて訪れた場所でも、海外でも、あんな時やこんな場所でも…思わず、えぇー!!と驚いてクスッと笑わずにはいられない。

    本作には、変わった人も性格が悪い人も愛おしい人も出てくるが、皆がそのまま並列に扱われていることが心地よかった。酷い人だから特別貶めることも、良い人だから特別幸運に恵まれることもない。
    これまで読んだ津村作品もそうだった気がする。

    わりかし薄い本に七篇が

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    2025年11月19日
  • 現代生活独習ノート

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    私の好きな津村さん(とか言ってあまり読んだことない。でも好きな作家)。
    ぶっ飛びすぎず、でもなんだか不思議な空間になっている。読み終えて、心が軽くなるような、ならないような。地に足がついてるような、いや少し浮いているような。

    「台所の停戦」「牢名主」「イン・ザ・シティ」など、悪人とまで言えないかもしれないが確実に自分を削り取ってくる相手、の解像度が高く描かれている。けれど全編通して共通するのは優しさだった。
    なんかね、ユーモアが優しい。津村さんの書く職場の話が好きだ。また、主人公たちが低体温だが人間臭くて愛しい。お友達になりたい。

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    2025年11月12日
  • 苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?

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    文章を書くことについて、わかりやすく優しい語り口で書かれていて、読みやすかった。あと、自分の中で長年言語化できていなかった「なんで映画やマンガより本がいいのか?」について「それだ!!」という回答をゲットできた。

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    2025年11月09日
  • サキの忘れ物(新潮文庫)

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    独特な世界観で語られる、よくある日常とちょっとした非日常。そして非日常の出来事をきっかけに日常が変わる。そんな物語の数々が集まった短編集。息が詰まりそうな人生における転換点は思いがけないところに転がっているものだと思わせてくれる。

    どの物語もからりとした雰囲気で淡々と進んでいくが、そんな中でも親しみやすく不思議と惹き込まれた。

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    2025年11月09日