津村記久子のレビュー一覧

  • 苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?

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    心に残った言葉

    自分の考えたことを書き留める行動は、自分という人間を内側から支えることにつながります。

    自立という状態は、自由という価値のあるものへとつながっているようにわたしは思います。

    人間関係は選ぶことが難しくても、本を読むということは選ぶことができます。

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    2024年01月25日
  • 浮遊霊ブラジル

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    111108さんに教えていただいて早速読む。
    全編に渡ってとぼけたユーモアが漂っているけれど、ふいに人生の真理をつくような一文があったりするのが癖になる。どうやってこんないい意味で変な小説思いつくんだろう!
    特に『地獄』『浮遊霊ブラジル 』が好きだけど、『運命』のラストの「何もかもが、簡単にいくわけはないだろう。それでも幸多からんことを。」という文章も、不甲斐ない人生を勇気づけてくれるようで心に残った。
    津村さんのこのヘンテコな世界観の物語、もっといろいろ読んでみたい。

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    2023年12月23日
  • 苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?

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    クセ〜!
    中学生向け?面白い!
    好きなクセの文章。
    なにこの書き方!

    作文嫌だなぁ〜と思ってる子たちに、
    ほんとうに小さな単位まで噛み砕いて、作文とは?を教えてくれている。
    ただ、作文嫌いな子は本を読むのも苦手な子が多いので、この文章を読み通せるかが疑問。
    なんとかこのエッセンスだけでも伝えたい…

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    2023年12月21日
  • アレグリアとは仕事はできない

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    仕事がうまく進まない感じがリアルに伝わってくるというか
    心境的にはそんな感じっていう
    そしてアレグリアみたいなやつに対する苛立ちとか
    こんな極端なシチュエーションではないけど、なんか分かるな、みたい
    そしてウッカリしちゃったこととか
    別にやる気がないとかそんなのではないんだけど、嫌なんかダルいなっていう
    なんも考えたくなくて「あー」しか言えない気分を、言語化できてるというか
    そして同僚がおなじくOA機器に愛着持ってるシーンとか、なにか得も言えない感動がある
    孤独な世界に、同族を見つけたような
    案外近くに、仲良くなれそうな人がいたんだっていう
    あと営業の人とかに見下されていたりとか
    ナチュラルに

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    2023年12月17日
  • 苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?

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    優しい語り口で分かりやすかったので、書くことのハードルが下がりました。
    書く技術より、書くときの気持ちの持ち方の方が特に参考になったので、素直に書くことを楽しもうと思えたことが良かったです。

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    2023年11月19日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    2023年39冊目。
    読書って、おもしろい。
    今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。

    「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満ちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。

    最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。

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    2023年09月09日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    また素晴らしい小説に出会えたことに感謝。そして、また大好きな作家が増えました。津村氏の語る言葉のあまりの熱量と、また、それを軽くいなすようなユーモアセンス、言葉のチョイスなど、どれも最高っす!イノギの「そこにおれんかったことが、悔しいわ」は最強に優しい。
    主人公ホリガイのブレブレではあるが
    やるべき時にはやる、行動力は素敵すぎる。動くべき時のために普段いかに準備しておけるか。誰かの為に…。

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    2023年09月02日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    津村記久子のデビュー作のタイトル「君は永遠にそいつらより若い」は改題されてつけられたものらしい。作品を象徴するとても秀逸なタイトルだと思う。このタイトルに惹かれ、沢っっ山の人に作品が読まれるといいなと思う。

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    2023年07月14日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    ネタバレ

    沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
    とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばない考えなので、興味深い。
    その他にも「結局悩み解決してないじゃん」といったものもあったが、回答の内容が大喜利のようで面白く、こう考えればいいんだな、自分もこういうところあるなぁと楽しく読めた。
    真剣な悩み解決に一役買う本ではないが、小さいコラムを読んでいるようで面白かった。

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    2023年06月04日
  • 苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?

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    読み終わったあと文を書きたくなる本。
    何気ないことでも書いてみればいいんだ、と思わせてくれました。
    もっと自分の日常に目を向けてみたいです。

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    2023年05月02日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。
    肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。
    回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。
    読んで良かった

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    2023年04月24日
  • 枕元の本棚

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    大好きな作家の書評エッセイを読むのはまたとりわけウレシイものだ。6年ぶりくらいの再読だがこんな本も取り上げてたんだという驚きもあり、小説を読むのと同様の津村さんの文章を読む喜びも存分に味わえて、おまけに読みたいと思う本も新たに発見した。

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    2022年10月29日
  • 浮遊霊ブラジル

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    面白かった〜!
    現実じゃありえないことでも、何か妙なリアリティ?があって好き。
    【地獄】が面白すぎる笑
    読んでる分には笑っちゃうような世界なのに、ちゃんと"地獄の苦しみ"が存在してて良い笑

    タイトルにもなってる【浮遊霊ブラジル】
    こちらも好き。女湯へのこだわりが好き笑
    終わり方もちょっと儚くて好き。
    私は死んだら誰に憑依して何処を目指そうかなあ…笑
    何処ってよりも、自分じゃ出来なかった体験とかもいいかも?

    いやはや面白かった…!!
    ブクトモ様におすすめしてもらった、独特な世界観の1冊!
    最高でした\( ´ω` )/
    ありがとうございました(*´ω`*)♪

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    2022年08月31日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    男らしく/女らしくと期待され、すり減るさま。
    いとも簡単に人は死ぬってこと。
    表層を舐めて理解した気になるグロテスクと、到達しえない他者理解という理想郷。

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    2022年08月22日
  • ウエストウイング

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    面白かった。平凡な会社員、平凡な小学生の日常でありながら非日常。冷静に考えて、水没した地下道をたまたま見つけたゴムボートで渡すアルバイトが急に発生するとか、子供が作った歯茎のオブジェとか、ありえないわけではないけど独特でくすっと笑える要素が散りばめられている。ネゴロもヒロシもとても賢い。エリートが集まる進学塾では落ちこぼれのレッテルを貼られるヒロシも、そこの講師に下に見られる椿ビルディングの勤め人であるネゴロも、賢くて機転がきいて、人の価値は一面的に決められるものではないと思う。アヤニノミヤさんやノリエさんやミソノさんや、古びて家賃の安い椿ビルディングで店を出す人々一人ひとりにバックグラウンド

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    2022年08月13日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    映画を見てから、原作を読みました。
    原作と映画では大きく印象が異なることが多いのですが、この作品は原作の雰囲気を映画にも上手く投影してるなと思いました。
    性について思い悩んだ青春時代。自分が何者かと言う問いと、何者でもないと言う絶望の狭間で、ごく『普通』に生きてきました。
    なにかその若き日の漠然としていて、切実な思いみたいなものを思い出させられる作品でした。

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    2022年07月16日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    とにかく1つ1つが短くて、内容も他愛なくて、たとえ「本」を読む気力や時間がない人でも心地よく読めてしまうような、読者にとってはハードルの低い本ですが、実はそれこそが手ぬかりなく整えられた、筆者による気づかいであり心づかいなのだと分かると、さすがだな、嬉しいなと感じ入ることができる2度美味しい本でした。

    読んでいるとクスッと笑ったり、あ〜分かる分かると共感したり、へぇーそんな事を考えるのかと面白がったり、急に自分の小学生時代をしみじみ思い出したりします。あとがきにもありますとおり、それがたまに会う友達と気兼ねなくおしゃべりする感じと似ており、同じようなデトックス効果があるように感じました。

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    2022年03月23日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    言ってしまってから、やってしまってから、言う前から、やる前から、の後悔が多いホリガイだけど、誰よりもちゃんと傷ついて、誰よりもちゃんと他者を想っている。短所の数が長所の数を上回っても、ヘラヘラした振る舞いの下に隠れる、たった一つの揺るがない信念があればきっとそれでいい。

    もう充分人の抱えた痛みに敏感な彼女を、それでもまだ自らが感じる言いようのない欠落感を持て余す彼女を、大事な人のためにとっ散らかってしまう彼女を想う。この本を、映画を思い出すと、彼女に対する共感や愛おしさ、私自身への情けなさと不甲斐なさ、そして自分にとっての大切な人のこと。いろんな感情が湧き出してきて眼の奥がツンとしてしまうの

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    2025年03月31日
  • ウエストウイング

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    なぜか未読だったが、たっぷり味わい尽くして満足。解説は松浦寿輝氏、津村さんの素晴らしさを余すところなく伝えてくれてこちらも満足。津村さんの文章は読むこと自体が快感になる。好きな箇所は無数にあるが例えばP377--- 背の高い女の看護師で、何くれとなくいかつさを発揮しては、ネゴロをばつが悪い気分へと追い込んでいた。---なんてところぞくぞくする。その前にこの看護師に関して、「外の血っていう貼り紙スゴイですね」「私が書きました」みたいなやりとりがあるのだがこの伏線があっての引用部分でニヤッと笑ってしまうのだ。あとこの作品の登場人物の中では小学生のヒロシが特にいとおしい。

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    2021年06月04日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    面白すぎる。低めの温度で日々のあれこれについて話している。この抑制されたユーモラス、本当に面白い。自己肯定感低そうなところ、自分と重なっていよいよ愛読書。

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    2021年05月17日