【感想・ネタバレ】苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月10日

小中学生向けに書かれた本ですが、大人の方も文章を書いてみようかな、と考えた人のとっかかりに最適な本だと思います。
日常を切り取り、丁寧に文章にする。
そのためのものの見方を知ることができます。

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Posted by ブクログ 2024年01月25日

心に残った言葉

自分の考えたことを書き留める行動は、自分という人間を内側から支えることにつながります。

自立という状態は、自由という価値のあるものへとつながっているようにわたしは思います。

人間関係は選ぶことが難しくても、本を読むということは選ぶことができます。

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Posted by ブクログ 2023年12月21日

クセ〜!
中学生向け?面白い!
好きなクセの文章。
なにこの書き方!

作文嫌だなぁ〜と思ってる子たちに、
ほんとうに小さな単位まで噛み砕いて、作文とは?を教えてくれている。
ただ、作文嫌いな子は本を読むのも苦手な子が多いので、この文章を読み通せるかが疑問。
なんとかこのエッセンスだけでも伝えたい…

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Posted by ブクログ 2023年11月19日

優しい語り口で分かりやすかったので、書くことのハードルが下がりました。
書く技術より、書くときの気持ちの持ち方の方が特に参考になったので、素直に書くことを楽しもうと思えたことが良かったです。

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Posted by ブクログ 2023年04月24日

読み終わったあと文を書きたくなる本。
何気ないことでも書いてみればいいんだ、と思わせてくれました。
もっと自分の日常に目を向けてみたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月09日


「自分の考えたことを書き留める行為は、自分という人間を内側から支えることにつながります。」


作文という課題を与えられた時に、自由に内面を書き起こすことに対するとっつきにくさを、テーマ、書き出し、一つずつ取り上げて、難しく考えなくて良いことだと、具体例を交えながら易しく教えてくれます。

副題の...続きを読む「文章が書けたらいいことある?」の答えが書かれています。この本は、思考のアウトプットの大切さについての話です。

子供向けに書かれた著作ですが、忙しさを言い訳にして内面について考えることをやめた大人にドンピシャにハマりました。

アウトプットは頭の中の整理。自分の思考は自分のもの。大人になったら作文の課題は出ませんが、子供の頃の課題で出た作文は、頭の中を整理すること、思考のアウトプットの重要性を意図していたか!と気がつきました。思考停止の大人による毎年恒例という惰性による課題である可能性もなきにしはあらずですが。

この本の言葉を紡ぐ作者について、他の著作を読んだことがありません。作者の文章の端々に、よく言えば、謙虚。悪く言えば、自分の生活を他の人から見たらつまらないとハスに構えるところが見受けられます。自虐的と言ってもいいかもしれません。唯一無二のクリエーターなのに、親しみが湧きます。そして、自分もまた唯一無二の存在であると思いだしたりしました。
作者を優しい人なのではないか?と思いました。
作者の物語も読んでみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2022年12月29日

最近1番好き。津村記久子さん。
内容は、本当に、苦手から始める作文教室。
中高生に、あまり説明上手でない年上の大人が丁寧に説明してくれていると言う感じ。

文章が少し回りくどいというか、とらえどころのない感じがあるんだけれど、これを読むと、文を書くことにすごく真摯に向き合っている結果なのかなと思った...続きを読む

メモや感想を書くことが、自分の輪郭をはっきりさせることにつながるかもしれない、ということ、
また、一番面白いのは本当のことを飾らずに書いたもの、というあたりが一番心に残った。

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Posted by ブクログ 2022年11月27日

文章を書くことについての考え方と、あと読書についての考え方もとても好きです。文章の書き方についても、すごく実践しやすそうだと思います。

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Posted by ブクログ 2024年02月09日

数々の賞を受賞されている著者が記すエッセイテイストの作文指南書。フワリとした雰囲気の中に知を盛り込み、肩肘張らずに気楽に日常に作文を取り込むといいことあるよ、楽しいよと教示してくれる内容でした。
何か書いてみようと思わせてくれる一冊です。

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Posted by ブクログ 2023年09月19日

楽しく読めた。文章を書く事や本を読む事について、日常の中で力まずに取り組みたい。まず、メモを取ろう。

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Posted by ブクログ 2023年05月04日

読書は友達の話を聞くことに似ている。
動きを追う必要がなく、ただ聞いていれば良い、ただ文を読んでいれば良い親密さがあるとのこと。

抜き書きではなく、要約をメモすること。

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Posted by ブクログ 2023年02月09日

気負わずに文章を書くことについていろんな視点をくれる。メモを取ることの現実的な実践の仕方が参考になる。どんどん忘れるから、メモしていくのって本当に大事だな! 
私も本に付箋を貼るということがいまいち気が乗らないので、ここで紹介されているやり方を真似してみたい。
津村さんの文章って、読みやすくて、シン...続きを読むプルだけど、おかしみもあり、品もあって、素敵です。

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Posted by ブクログ 2023年02月07日

すぐ読めるし、幅広い分野にも触れられるし、ってことで重宝している本シリーズ。反面、そこまで内容に打たれることは少ないんだけど、本書は良い。とりあえず、メモを取って作文を書いてみたくなる。これ、凄いことです。たかだか100頁かそこらで、そこまでの動機付けがなされるっていうのは、ひとえに本書の魅力がなせ...続きを読むる業。更に、文章の本でそれが実践されているのがまた、何とも素晴らしい。著者の小説も、もっと読んでみなきゃ!だな。

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Posted by ブクログ 2023年02月06日

小説家、エッセイストとして活動する著者は、文章を書くことを仕事していながら、作文がだんだん苦手になっているというところから始まる。そして、最初の壁として書く内容が見つからないことを挙げて、「作文は何を書いたらいいのだろう?」という問いに答えていく。

書くための技術を教えてくれるというよりは、自分た...続きを読むちが、いざ文章を書こうとするときにぶつかる壁に、順番に答えてくれるところがよかった。何を書いたらいいのか? どうして書くのか? どう書けばいいのか? 加えて、そうした疑問に答えるときには、実際に書くことを仕事とする人間として、普段、著者自身がどうしているか、具体的な行動を説明してくれていて、すぐにでも始められるところが印象に残った。

本に一貫して貫かれていたのは、背伸びをしない、できることから始める姿勢だったように思う。まずは、好きなことを書いてみる。くだらないことだなと思っても、メモにしてみる。とりあえず、書きたいことの内容を一文書き出してみる。そうやって始めたところから、足りないものを付け足していくことが大切にされていた。
ただ、このとりあえず始めてみる、ということが、とっても難しかったりもする。

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Posted by ブクログ 2022年12月23日

小中学生向け作文の書き方本。現役作家さんが書くだけあって非常に興味深く読んだ。学校ではなかなか教えてくれなさそうなニュアンスがとても丁寧に書かれていて、久しぶりに作文したくなる。

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Posted by ブクログ 2022年10月16日

感じた事を書く、難しく考えなくていい、バズる
文章なんて考えて閃くものでもないのだ。
本作は津村さんのポジティブな作文指南書です。
上手く書こうとすることが、大事では無くて、日常の中で起こる些細な事が逆に文章に伝わりやすく、
書き手のありのままを文章に伝えることが大事ということが分かりました。

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Posted by ブクログ 2023年08月29日

文章の中でも「作文の書き方」に
焦点を当てた本。
テーマの選び方や作文を書く意味、
書き出しの方法などサラッと書かれている。
作家の方ならではの視点が面白く小気味よいが、
中高生向けのようでやや物足りなさを感じた。

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Posted by ブクログ 2023年02月24日

作家の津村記久子さんによる子供向けの作文のハウツー本。
子供向けに書かれていますが、大人でもためになります。文章から津村さんの大人と子供を区別しないフラットな考え方が伝わってきて、なんだか気持ちがいいです。
体験談を交えて作文と読書の楽しさを伝えていて、いちいちなるほどな〜と思わされます。
この本を...続きを読む読んで、自分の好きなことってなんだろうと考え、日々の出来事についてメモを取りたくなりました。

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Posted by ブクログ 2022年11月15日

Webちくまに連載されていたときにチラッと見て、『ちゃんとした文章が書きたい』と思い、書籍になったので読んでみた。そもそも『ちゃんとした文章』とは何なのか。その規定は人それぞれで、読みやすく分かりやすい文章が『ちゃんとした文章』ということ、らしい…。
とにかくたくさん文章を書くことと、本をたくさん読...続きを読むむことが大切だ、と著者は言っている。

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Posted by ブクログ 2022年10月24日

私は子どもの頃から親に日記をつけるよう言われてたからか作文が得意な方でした。
この本は、いわゆるHOWTO本というよりも、津村記久子節が効いていて(笑)大人の私が読む分にはすごくタメになるというか、読んでいて面白いし、いつか子どもを持ったらこんなふうに教えたいなと思えたけれど、作文を書かなきゃいけな...続きを読むい世代はこの本をきちんと読めるのかなとちょっと思ったり。
てんぷらについて書いた作文の金賞が面白くて、私もてんぷらがたべたくて、頭の中が作文教室よりもてんぷらが食べたいでいっぱいになってしまった。芥川賞作家の書く言葉よりも破壊力の強い天てんぷら作文すごいな笑。今どんなふうに成長されてるかな。
海老天じゃなくて穴子天食べたいなぁ…

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