津村記久子のレビュー一覧

  • やりたいことは二度寝だけ

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    アッパッパーってなんだよ、なにかわからんけどくたびれてることはわかる!!!w
    とおもって読み進めてたらチュニック?の別名らしい。言い得て妙な造語だ、私も使っていくぞと思ってたので勝手に悲しい

    最後の解説?がよかった
    なんでもない話っていい。するのも聞くのも。
    いや、嘘かも。オチ、いや、じゃなくても緩急ほしいかも。

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    2025年10月10日
  • 現代生活独習ノート

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    人生は選択の連続だ。しかも、今の世では選択しなかった人生を、簡単に覗き見ることができるのである。比べていいことも、ほとんどない。サンプルは上から下まで幾らでもあるのだから。とても疲れる。
    では、良いとされていることをすればよいのかというと、これまた大変である。憧れの生活スタイルもたくさん明示される。しかし、正しいことをし続けるのは、とてもエネルギーが必要になる。
    そうなると正しい方を選び、行い続ける、というのはとてもとても疲れるということになる。だから、しょぼくてもしけててもつまらなくても、これでいいというのはひとつの解決法だろう。「台所の停戦」の私や、「牢名主」の鶴丸が心に決めたように、他人

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    2025年10月07日
  • 現代生活独習ノート

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    『群像』に掲載された8短編集。レコーダー定置網漁、台所の停戦、現代生活手帖、牢名主、粗食インスタグラム、フェリシティの面接、メダカと猫と密室、イン・ザ・シティ。

    普通に仕事があって、仕事や対人関係やSNSに疲れて、料理の気力もない、でもそれなりに頑張る姿に共感します。端々に、なるほど、そう考えてもいいんですかという応援。

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    2025年10月06日
  • とにかくうちに帰ります

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    「職場の作法」 では田上さんのお作法がなかなか厳しく、でも痛快。「とにかくうちに帰ります」はそれぞれ事情は違っても、やっぱりお家が一番だよねって思いながら、帰る家があることに改めて幸せを感じた。見知らぬ人同士の交錯が良かった。

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    2025年10月05日
  • ポトスライムの舟

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    全然脱力系じゃないよ…仕事に振り回される描写の解像度が高すぎるので元気吸い取られる…
    表題よりも十二月の窓辺の方が好き、トガノタワーの設定が良い。

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    2025年09月27日
  • 浮遊霊ブラジル

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    どの作品も独特の視点や表現で面白いうえに気づかされることが多かった。
    そのなかでも表題作の「浮遊霊ブラジル」の幽霊の在り方が秀逸。怖いや割と万能に描かれがちな幽霊にあんなふうな特性をもたれるなんて今までみたことがなく、ラストも清々しくてよい。

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    2025年09月26日
  • アレグリアとは仕事はできない

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    ただただ、それぞれの理不尽に対して怒りをぶちまける。
    その様子を綴った物語。
    怒りにかられたとき、思考は支離滅裂になり、とめどなく負の感情が溢れてきて、その奔流に押し流されそうになる。
    それを文章にするとこうなる、という一つの形。
    正直、好きなお話、読んでよかったというものではなかったけど、こういうこともあるよなあ、となんとなく思った。
    作者が、会社勤めをしているとき、その通勤をしていたとき、辞めようと思ったときなどの負の感情を、作品にしたのかな。

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    2025年09月25日
  • ポトスライムの舟

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    『ポトスライムの舟』『十二月の窓辺』の二編からなる。
    『十二月の窓辺』は『ポトスライムの舟』の前日譚として位置づけられているらしい。

    29歳の長瀬由紀子(ナガセ)は工場のラインで働く他 友人が経営するカフェでのパート データ入力の内職 パソコン教室の講師 をかけもちしていた。
    ナガセは自分の時間がないことに安心していた。どの仕事も薄給だということが時々彼女を追い詰めたが、それでも働かないよりはましだと思っていた。
    ナガセは新卒で入った会社を上司からの凄まじいモラハラが原因で退社し、その後の一年間を働くことに対する恐怖で棒に振った経験をもつ。

    テーマは二編ともそこそこ重いが何故か悲愴感はない

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    2025年09月14日
  • 婚礼、葬礼、その他

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    ヨシノの行動や言動にクスッと、そしてちょっとホロリ。ドタバタして、空腹だしで感極まった感じなのかな。「旅行より強いのが結婚式でそれより強いのがお通夜」らしいです。

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    2025年09月10日
  • ポトスライムの舟

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    生き物として生きること、人間として生きることには、違いがあるように言われるが、どうちがうのか。

    それは自然とのかかわりに組み込まれて生きること、社会とのかかわりに組み込まれて生きること、そういう違いなのかなとおもった。
    だとすれば、それぞれ違っているようでいて、実質は同じなのかもしれない。

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    2025年09月06日
  • ポトスライムの舟

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    津村記久子さんの「この世にたやすい仕事はない」が好きで他の作品も読んでみたいと思っていたところに「芥川賞受賞作品」と文庫の裏にうたわれていたので、詠んでみました。
    中篇2篇でした。
    あとがきを読んで「十二月の窓辺」は、主人公の名前こそ違えども「ポトスライムの舟」の前日譚ということには納得。
    上司のパワハラに悩む主人公から、優良企業を職場の人間関係から辞めて工場の仕事や内職などで暮らす主人公へ…
    みんなそれぞれの悩みを抱えて仕事してるんだな
    ガンバレ〜自分!と思わせてくれる本でした。

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    2025年09月05日
  • 浮遊霊ブラジル

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    おもしろかったです。最初の3作が好きか、後半の4作が好きかで分かれそう。自分は前者で、「給水塔と亀」「アイトール・ベラスコの新しい妻」が津村さんらしくて好きです。

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    2025年08月29日
  • ポトスライムの舟

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。

    短編2篇が入っているのだけれど、オーディブルで聴いていたので、同じ話の続きで、突然視点とが変わったのかと思い、それがまとまることなく終わったので、「え?これで終わり?どうゆうこと?」と思ってしまった。
    微妙に繋がってる話だったのかな?ちゃんとよく味わえなかったと思う。

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    2025年08月19日
  • とにかくうちに帰ります

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    「不誠実さには適度な不誠実で応えてもいいけれど、誠実さに対しては全力を尽くすこと」をモットーにして働いている田上さんが好き。

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    2025年08月17日
  • ウエストウイング

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    ある場所をフックにして関係のない人が交わっていく津村さんお馴染みの展開。軸になる3人以外の登場人物も、いそうでいないユニークな人たち。でも実は隣にいる普通っぽい人も頭の中はこんなだったりするかも・・。最後の方で雪崩打つように話が展開するけど、そこまでが長すぎたのが残念。

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    2025年08月15日
  • 現代生活独習ノート

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    短篇集。選択するという行為に割とストレスを感じる自分‥‥「粗食インスタグラム」に慰められた気がした。最後の「イン・ザ・シティ」の3人のその後を知りたくなった(そういえばThe Jamもトリオだった)。

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    2025年08月13日
  • とにかくうちに帰ります

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    読後感が いい。舌打ちしたくなることだって じたばたしたいときもある。けど どうしてか まぁいいかで 納得してページをめくってしまう。津村さんのアンテナって すごい!鳥飼さんの職場仲間 なんか好き。ハラもオニキリもサカキも 無事に帰れたことを祈ります(笑)

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    2025年08月10日
  • 現代生活独習ノート

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    「ポトスライムの舟」から時々読んでいる津村記久子さん、相変わらずの独特感。

    その中でも「現代生活手帖」は読みやすくおもしろかった。恐らく作家さん自身のファンタジー的な願望とか反映してるのではないかと思う。

    それぞれまったく違った話の短編集

    現代生活とあるけど、
    現実からほんの少しズレる話が多く、
    それをユーモア溢れる描写で表現しているため、読者側は理解するのに時間がかかる印象になるんだと、実感。

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    2025年08月02日
  • ポトスライムの舟

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    胸が痛くなったり、わずかな希望を持ったり、少しだけラクになれたり、そんな話。すべての仕事がだめなのではない、仕事をもう少し頑張れるような気持ちになった。

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    2025年07月22日
  • ポトスライムの舟

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    私にはよくわからなかった。けれど、津村さんの作品は、あえて感情を少なくして淡々と描くことで読者の心にゆだねてくる、というようなことを他の方の感想でお見かけしたので、今の私にはよくわからなかったけど、また違うタイミングで読めば違う見え方があるんだろうな、と思う。またその時に読もうと思う。

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    2025年07月19日