津村記久子のレビュー一覧

  • やりたいことは二度寝だけ

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    筆者独特の観察力が詰まったエッセイでなんだかいっきに読んでしまった。

    津村さんの感性はなんだかとても良いなぁと読んでて感じました。

    杭全神社の読み方を初めて知った。

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    2023年02月25日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    こんな話だと思わなかった。

    いろいろなことが書かれていると思うけど、この本がどんなテーマの物語なのか、わたしには言い当てることが難しい。

    でも、(わたしの選ぶ言葉が正しいかわからないけれど、自分の言ったことで誰も傷つかないことを願うけれど)自分がいかに平凡で、それがどんなに幸せなことなのか、能天気に生きていられていることの非凡さを痛烈に感じた。

    読み終わったあと、わたしはどうしたらいいのかわからなくなって、気づいたら昔の自分の子どものころの写真を見返していた。

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    2022年08月27日
  • エヴリシング・フロウズ

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    始めはなかなか読み進められなかったけど、半分くらいから一気に読んでしまいました。津村記久子さんの作品を読むと何故かいつもそんな感じになってしまいます。やっぱり津村さんの作品が好きだなぁと改めて思いました。
    解説もわかりやすくてとても良かったです。

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    2022年08月19日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    うまく表現できないが題名からおしはかる芯のテーマと、全体のストーリーとが噛み合わない気はするけど、その散らかったまとまりきらない雰囲気も含めて名作だと思う。

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    2022年08月05日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    程よい庶民派(?)な貧乏性ぶりと、世の中のことに割と淡白で淡々と検索して「へー」と感じたことを活字にしている、そんな感じが所々本業の小説作品とも重なって絵面を想像してしまう。
    表紙裏の解説文には「アッパッパーみたいなのを着て」という部分を取り出して「脱力系」と称されているが脱力系、という表現ともまた違うかな。アッパッパーなる言葉はこの本で初めて知りました(笑

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    2022年07月31日
  • 浮遊霊ブラジル

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    あなたは、〈地獄〉がどんなところか知っていますか?

    悪いことをした人は、死んだら〈地獄〉に落ちる。だから、良い行いをしましょう。幼い頃からそんな教えの元に生きてこられた方は多いと思います。改めて思えば、刑罰というものが定められて、犯罪抑止という考え方が存在する、私たちの社会の有り様の原点がここにあるようにも感じます。

    では、そんな〈地獄〉とはそもそもどんなところなのでしょうか?あなたは、見たことがあるでしょうか?まあ、そんな突飛な質問をしても、はい、見てきました。苦しんできましたという人もいないでしょう。ただ、〈地獄〉という言葉の先にある一つのイメージというものはあるように思います。私は

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    2022年07月13日
  • これからお祈りにいきます

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    あなたは、どんな時に『お祈り』をするでしょうか?

    合格祈願、安産祈願、そして宝くじが当たりますようにといったものまで、人が『お祈り』をする目的はさまざまです。普段、神社仏閣には見向きもしない、そんな人であっても、何か困りごとがあるとそんな神社仏閣に赴いて厳かな気持ちで手を合わせ『お祈り』をする。祈られる側になったことはありませんが、神様仏様も、そんな私たちのことを随分と身勝手な奴らと呆れて見ているかもしれません。

    そんな風に私たちの願い事というものはさまざまです。一方でそんな『お祈り』によって叶えて欲しいと思う先も多種多様だと思います。それは、自分のことかもしれません、家族のことかもしれま

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    2022年07月11日
  • ウエストウイング

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    津村さんらしい特に大きな事件が起きない淡々としたストーリー展開。
    でもところどころクスッと笑えるし登場人物に愛着がわく。
    津村さんの感性が羨ましい。
    平凡な毎日やつまらない仕事も津村さんの目で見たら面白く感じられそう。

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    2022年04月19日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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      楽しい事や悩み事が有りながら、日常を過ごす若者。

     日常の中ある突然の計り知れないほどの暴力行為。

    サラリとした文章で書く事で主人公や周りの人達の心情がよりどんなものか分かり、引き寄せられる。

     希望と言うベースがきちんとある事が嬉しかった。

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    2022年04月04日
  • アレグリアとは仕事はできない

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    ミノべのキャラクターが一貫している。当たり前だけど同性同士だからといって何から何まで共感できるとは限らない、当たり前だけど。頼りにしていた存在との相容れなさに気づく過程が切ない。

    『地下鉄の叙事詩』一つの朝を多面的に描いていて面白かった。みんな勝手なこと思ってる。周囲を負け組と見なし、自分だけは特別だと多かれ少なかれ思い込んでしまうあの感じ。それを読み手の中に呼び起こす描写に冷や汗です。あと痴漢する奴は死んじまえよな。

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    2022年03月03日
  • エヴリシング・フロウズ

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    ネタバレ

    面白かった。長いけど無駄がなく、ちゃんと繋がっているから最後まで飽きない。その分一気に読むにはひとつひとつのボリュームが多いのである程度の量を数日かけて読むのがちょうどいい。津村さん十八番のお仕事小説でもそうだけど、実際体験していなくてもこういうことってあるよなあ、と、説得力のある話。主人公の「このコミュニティでは波風たたないように空気を読みつつやっていこう、できれば楽しくやろう」というスタンスに共感できる。中学生が主人公ながら、文化祭なども行われながら、学園小説感(恋と友情のスクールライフ!!という熱量)がなくてよかった。いまさら青春を求めてはいないので…。

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    2022年02月19日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    ネタバレ

    そんなに大きなことが起きず、淡々と進むから、この感じでずっと行っちゃうのかなーと思っていたら、残り三分の一くらいからは、一気に持っていかれた…

    結構、ドロドロしたことが起こっているのだが、それをまるで白黒の世界のように描ききるから、読む力みたいなものを引き出されて、読み終わりは放心状態だった。


    『君は永遠にそいつらより若い』と言えるホリガイは、このあと、きっと仕事を全うできる。

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    2022年02月10日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    まだ読み途中ですが、本当どうでもいいようなくだらないことが書かれています。それがとても脱力というか、くだらねえ〜と言いながらニヤッとしてしまう瞬間があります。何もしたくないけど何かしなきゃと相反する心境にあっても、力まず読めてダメな自分をこれでいいのだと受け入れさせてくれる安堵感のような感覚もあるかも知れません。読めてなくても同じところを何度も読んでしまっても、誰にも叱られないそんな感じのする本です。このままダラダラ読んで行こうと思います^ ^

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    2021年12月07日
  • 浮遊霊ブラジル

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    やっぱりおもしろい。
    大したことは起こらないし、オチもとくにない。でも、おもしろい。著者の人間観察の目の付け所がわたしにはとてもおもしろいし、それを文章で読むのがまたおもしろい。
    「地獄」を電車内で読んでしまい、おもしろくて声出そうになった。かよちゃんのしゃべりがたまらん。

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    2021年11月30日
  • 君は永遠にそいつらより若い

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    ホリガイのイノギさんへの気持ちがなんだか不思議。

    恋?尊敬?友情?

    大学あるあるみたいな感じで読んでたら、急に暴力とか闇的な部分が差し込まれたりして面白かった。

    闇を面白いってサイコパスかよ。

    まあでも、面白かった。

    【2023.5.10追記】
    映画を見て思ったけどこの作品には暴力わ受けた人の悲しみが描かれてると感じた。ホリガイが子供を保護したのは暴力が存在する世界での光。

    人を傷つけてはいけない。

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    2023年05月10日
  • ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法

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    ネタバレ

    津村さんの「ドラマを途中で止めて違うことをしてしまう」は凄く共感できたし、子供心と痛い子に対する疑問もとても素敵でした。言われてみれば確かにどうしてこんなことにとらわれているのだろうと心の荷がおります。ただ深澤さん、名指しで男性作家を批判するのはやめて~!(笑)本に残るねん!

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    2021年09月19日
  • 枕元の本棚

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    この人はどんな本を読んでるのだろうと気になる人の一人。図鑑とか、雑学系?の本が結構お好きなようですね。でも後半には結構硬派な本も並んでいて、参考になった。

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    2021年09月05日
  • やりたいことは二度寝だけ

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    面白かったです。すごくどうでもいい事ばかりですけど、とても落ち着きます、読んでいて。
    こんなどうでもいい事で良いんだ…ってちょっと気力が戻る感じです。非難の言葉ばかりが目に付く日々に疲れるので、津村さんのエッセイ心地良いです。
    どうでもいい事だけど、でも心に残らないかというとそうではないのですごいです。小説もエッセイも絶妙だなぁ。
    『「女が働くということ」についての原稿』の、「わたしには、わたしが稼いだお金で、こうやって遊べてて、それが大事やと思う」という津村さんのご友人の言葉良かったです。
    高校野球のお話と、数珠のお話も好きでした。
    「今年も、劇的な成長など期待せずにやっていこう。」

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    2021年08月22日
  • エヴリシング・フロウズ

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     新学期、掲示板で何組かを確認するシーンから始まる。とても読みやすい。中3男子の内面がよくわかる。ヒロシから見た母の姿をみていると、思春期男児をもつ母には大変参考になる一冊。家庭の事情、離婚、受験、塾、SNSの時代っ子、いじめ、様々な事情が盛り込まれ、コンビニもよく登場する。現代の物語。運動会や文化祭などイベント事も経て卒業するまでの1年間が語られている。学力こそそこそこだが、ヒロシはとてもしっかりした考えの少年だと思う。『たぶんまた誰かが自分を見つけて、自分も誰かを見つける。すべては漂っている。』と言う言葉がすっと入ってきた。こうやって、人との関係を作り学生時代には大切な友達をもつ、誰もが通

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    2021年07月04日
  • これからお祈りにいきます

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    なぜか読みもらしていたので購入。エブリシングフロウズでも思ったが、一人称語りの10代の子の心の声をかくのが抜群にうまいなあ。10代の子に限らないのだが、とにかく途切れそうで途切れないうねるような文体がこちらの心の凹凸にぴったり沿うような感覚をおぼえる。津村紀久子という作家の作品をリアルタイムで読めることを幸せに思う。彼女のファンであるということをなぜか自慢したくなる。

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    2021年05月25日