平松洋子のレビュー一覧

  • 下着の捨てどき

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    ネタバレ

    気取らず肩肘はらず。好きなものを好きと語り、愛しいものを愛しいと語る平松さんのエッセイは、雑事におわれてささくれだった心に沁みる。年を取ることを恐れず、変化を恐れず、日々を楽しむ。そんなポジティブな気持ちを気づかせてくれる。喫茶店が「町の止まり木」だって言ってみたり「八月の午睡は、そのものが夢のなかのできごとみたいだから」っていうその心持ちが好きだ。

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    2023年07月29日
  • 泥酔懺悔

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    藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
    大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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    2023年07月29日
  • 泥酔懺悔

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    女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。

    泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
    お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。

    個人的におもしろいなと思ったのは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
    私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えています

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    2023年06月05日
  • すき焼きを浅草で

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    ネタバレ

    今回はなんだかいつもと違った気がしました。個人的な感覚だと思うけど。
    油揚げをカレーに入れるのと、お麩ってお吸い物とうちの地方ではだぶのときしかほぼ接してきてないので「お麩料理_φ(・_・」と思いました。気になります。
    読みたいと思っていた「富士日記」をますます読みたくなりました。写真でしか見たことない田舎寿司のお話もあって、これまたますます食べてみたい。
    …あれだ。今回ちょっとハマれてないのは、ネズミ系を食してらっしゃるからだ。さすがに何処のでも危ないと思います。。
    でも次作も読みます。なんだかんだ、新しい料理や料理法どの出会いが楽しみ。

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    2023年05月13日
  • かきバターを神田で

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    ネタバレ

    無性に、トマトをちぎって食べてみたくなりました。これやろう。
    今回は食べ物が中心ではない回が多かった印象です。あの店のあのメニュー、ではなくお店や店主について書かれた回も興味深いです。「名曲喫茶クラシック」のお話素敵でした。
    お腹の調子が…と思っているので、せっせと蒟蒻ときのこを食べています。元気になったらお肉を!!

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    2023年04月07日
  • 肉まんを新大阪で

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    ネタバレ

    巻を重ねても毎度毎度美味しそうでした。
    だいたい、こちらとは離れた地域にあるお店や食材なので、ずっと目新しいものもあるのがすごい。
    缶入りのお菓子は何歳になっても心ときめくお菓子です。缶が素敵なだけでは買うことはないけど、お菓子が美味しそうな上に缶もかわいいとなると途端に誘惑に弱くなります。仕事がんばったから…とかの一区切りが危険。
    馴染みのお店が、店主さんたちの高齢で閉店になってる描写に切ない気持ちになります。行けるときに行っとかないと…と改めて思いました。

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    2023年03月18日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    とにかく海苔弁がたべたくていてもたってもいられなくなる。
    作って食べてみたものの、海苔がぱりっと縮んでしまい、いまいちな味に。子供の頃に食べた、懐かしい海苔弁が作れるよう、がんばろうと思わされた。
    平松さんのこのシリーズは制覇すべく少しずつ読んでいるが、読み終えて再読したくなる中毒性があるなと思う。

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    2023年02月05日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    平松洋子と言えば毒舌書評だが、料理・食事にもそれなりに造詣の深い人らしく、週刊文春に連載した食エッセイをまとめた一冊。しかし、書評ほどのキレも深みもなく、凡庸。まあ、もともと週刊誌の埋め草連載だしな。

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    2023年01月27日
  • かきバターを神田で

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    おいしそ〜と思ってたらスルスル読めた
    食通的な部分と庶民的な部分が両方あって飽きなく読めるところがよき

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    2023年01月22日
  • 泥酔懺悔

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    ★3.5
    飲める人と下戸の人の話がどちらも楽しめるお話がたくさん!

    私はたまに飲んで、さらにたまのたまに記憶もなくします、、。

    気心の知れた友達と飲むお酒は最高です!

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    2023年01月19日
  • 洋子さんの本棚

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    小川洋子さんって、すごい売れっ子作家さんなのに作品に出てくる人とおんなじで慎ましい人、無欲な人って印象なんだけど、よりその印象が強まった。

    親の嫌いな部分、欠点ばかり似てきてしまったなあと思っているけど、小川さんの「子どもが自分に似ちゃったなぁと思うのはたいてい欠点の方。ああ、やっぱり、みたいな」(P133)というとを読んで、親の視点から見てもそうなのか、と思った。まだ娘からの視点でしか考えられないけど世のお母さん方もそんなことを考えているのかな。

    以下共感したところ、覚えておきたいところをかいつまんで

    ✳︎子どもが巣立つ時、もう取り返しがつかないんだという後悔がくる。
    もっと日々感謝し

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    2022年08月11日
  • 食べる私

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    食と人生がこれほど密接にかかわっていると感じたことはないかもしれません。
    思い出や幸せ、あるいは不幸、死生観にまで。食の好みや関心のルーツは、本当に人生にあるのかもしれません。
    私もおいしいものは好きですが、それでもただ漫然と好きな物を食べているだけだったのではないか? これほ本当に私の必要としているものなのか?
    今口に入れようとしている一口について考えさせられる本です。

    人それぞれ、食に対する好みや関心・無関心が分かり、その幅広さも興味深い。

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    2022年06月05日
  • いわしバターを自分で

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    第一部は、身辺雑記風。
    第二部は新型コロナの日々。平松さんも取材で飛び廻る訳も行かない。馴染みやご近所のお店の苦労が語られる。コロナが落ち着いたら、こんなことあったねと読めるんだろうか。
    平松さんも配信ライブ鑑賞するんだ、と読むと、「生きていると言ってみろ」の曲が出てきた。僕は泉谷しげるプロデュースの「昭和の歌よ、ありがとう」CD、DVDで中村中の歌で聴いたけど。そうか、友川かずきの歌だったんだ。
    「ダンチュウ」記念号で平松さんとクッキングパパが掲載されている号は、持っているけど、その後のコラボ漫画は見落としているなあ。

    とりあえず、ピーマンの塩炒めは作ってみた。もっとまねしなきゃね。

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    2022年05月14日
  • 泥酔懺悔

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    どうも、私です。
    ただいま絶賛禁酒10日中(そんくらいで自慢するなっ!)

    お酒で「やらかした!」と冷や汗まみれ(あるいはゲロまみれ)な出来事はここ数年一度や二度はありまして。人の泥酔エピソードはふふふと笑っていられるが、いざ自分の身になるともはやホラー映画より恐ろしい。できれば宇宙の闇に葬りたいけれど、そういう時に限って記憶力を発揮し、うんこのように記憶は脳内にへばりつく(汚っ!)

    この一冊は12名の女性著名人の、酒にまつわるエッセイが書かれています。酒豪と呼ばれる人も居れば、代々下戸な人もいる。酒で失敗した話や、酒に対する思いなど綴られていて、さまざまな視点が見れて。20代後半によく

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    2022年05月06日
  • いわしバターを自分で

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    星をつけるなら3.5。
    3でもなく、4でもなく。

    読んでいると、だんだんとお腹がすいてくる。
    面白い話と、まあまあな話が繰り返し押し寄せてくる。
    時々、ハッとすることばも散りばめられている。

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    2022年05月05日
  • いわしバターを自分で

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    「肉まんを新大阪で」あたりでもういいかな…と思って続刊を買ってなかったのだけど、「コロナ禍の食い意地に効く!」の帯に興味を引かれました。
    コロナ禍の…にあたる部分は全体の三分の一くらい。突然の非日常の中でも、著者の視線はやはり鋭く面白い。
    しかし、早く日常が戻ってきて欲しいと思っているうちに、コロナが日常になってしまった。

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    2022年05月05日
  • かきバターを神田で

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    食べ物エッセイで、読みながらこんなにお腹が空いたのは初めて!
    食べ物の描写が上手いなー
    食べ物を愛したはるんやろな

    楽しく気楽に読めました

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    2022年04月24日
  • いわしバターを自分で

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    連載が文庫にまとまるたびに読んできた
    このシリーズにもコロナの影響が。
    ちょっと食事に…も行けない中
    ご自宅で過ごす日々と料理のことを日記風に。
    でも、そこは平松さん流。
    読んでいると食欲をそそります。

    出歩けた前後には、いつものエッセイ。
    美しい切り口を見てみたくなった「初めての巻柿」
    ぴりりと爽快な「緑のツブ」
    寒い時こそ「蒸し寿司を京都で」などなど。
    帰り道の読書に、とってもハラヘリの一冊です。

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    2022年04月10日
  • すき焼きを浅草で

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    シリーズも7冊目は、そば多め?
    特に食欲をそそらされたのが
    「せりそば」の章です( ^∀^)
    うーん、銀座かぁ。
    いつかまた行けたら食べたいな。

    ケーキ屋ごとに味の違う、大人の「サバラン偏愛」や
    「夏の即戦力」そうめんを
    手を変え品を変え食べる方法。
    プリンの海で泳いでみたいという
    少女の夢を紹介してくれる
    「デザートは日の丸弁当」など
    やっぱり目から口福な一冊なのでした!

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    2022年04月10日
  • かきバターを神田で

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    シリーズも6冊目か〜。
    いつもほっこり、おいしいもの。

    ホームのベンチでおにぎりを
    食べ始めた若者に目がくぎづけの「駅ホームの秘儀」
    仕事で訪ねたドイツで屋台を探す
    「カリーヴルストをベルリンで」
    阪神百貨店で買えるというおこわの話
    「浪花のとん蝶」

    「こんにゃく問答」のこの文章↓がすてき。

     地味に見せかけているが、
     ふと現れて任務をきっちり果たして
     消えてゆく背中に、無頼を感じる。

    他にも読んでいるだけで食べたくなる
    「トマトをちぎる」や「いちじく熱」など
    ごちそうさまでした!

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    2022年04月10日