平松洋子のレビュー一覧

  • いわしバターを自分で

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    「肉まんを新大阪で」あたりでもういいかな…と思って続刊を買ってなかったのだけど、「コロナ禍の食い意地に効く!」の帯に興味を引かれました。
    コロナ禍の…にあたる部分は全体の三分の一くらい。突然の非日常の中でも、著者の視線はやはり鋭く面白い。
    しかし、早く日常が戻ってきて欲しいと思っているうちに、コロナが日常になってしまった。

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    2022年05月05日
  • かきバターを神田で

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    食べ物エッセイで、読みながらこんなにお腹が空いたのは初めて!
    食べ物の描写が上手いなー
    食べ物を愛したはるんやろな

    楽しく気楽に読めました

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    2022年04月24日
  • いわしバターを自分で

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    連載が文庫にまとまるたびに読んできた
    このシリーズにもコロナの影響が。
    ちょっと食事に…も行けない中
    ご自宅で過ごす日々と料理のことを日記風に。
    でも、そこは平松さん流。
    読んでいると食欲をそそります。

    出歩けた前後には、いつものエッセイ。
    美しい切り口を見てみたくなった「初めての巻柿」
    ぴりりと爽快な「緑のツブ」
    寒い時こそ「蒸し寿司を京都で」などなど。
    帰り道の読書に、とってもハラヘリの一冊です。

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    2022年04月10日
  • すき焼きを浅草で

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    シリーズも7冊目は、そば多め?
    特に食欲をそそらされたのが
    「せりそば」の章です( ^∀^)
    うーん、銀座かぁ。
    いつかまた行けたら食べたいな。

    ケーキ屋ごとに味の違う、大人の「サバラン偏愛」や
    「夏の即戦力」そうめんを
    手を変え品を変え食べる方法。
    プリンの海で泳いでみたいという
    少女の夢を紹介してくれる
    「デザートは日の丸弁当」など
    やっぱり目から口福な一冊なのでした!

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    2022年04月10日
  • かきバターを神田で

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    シリーズも6冊目か〜。
    いつもほっこり、おいしいもの。

    ホームのベンチでおにぎりを
    食べ始めた若者に目がくぎづけの「駅ホームの秘儀」
    仕事で訪ねたドイツで屋台を探す
    「カリーヴルストをベルリンで」
    阪神百貨店で買えるというおこわの話
    「浪花のとん蝶」

    「こんにゃく問答」のこの文章↓がすてき。

     地味に見せかけているが、
     ふと現れて任務をきっちり果たして
     消えてゆく背中に、無頼を感じる。

    他にも読んでいるだけで食べたくなる
    「トマトをちぎる」や「いちじく熱」など
    ごちそうさまでした!

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    2022年04月10日
  • 肉まんを新大阪で

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    食べものの香りというのは
    本当にもう、キョーレツですよね。
    好きに振れるか嫌いに振れるかが、ちょっと微妙だけど。
    好きに振れたとき漂うその香りにすら幸せを感じる。
    そんなソウルフード(笑)
    551の蓬莱♪

    なんか今回の巻は、味園ユニバースやら
    奈良漬けやら湖北の名物やらと
    関西にも足を運んでくれてて嬉しいなぁ。

    他にも「炒飯の音」「コッペパンを盛岡で」や
    お母上とのやりとりが温かい「今年の栗ごはん」
    私も使ってたゴーフルの「夢の空き缶」のことなど
    いつも通りにどこを読んでも楽しい1冊でした。

    挿絵に関しては、下田昌克さんになりました。
    シンプルで力強い。

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    2022年04月10日
  • あじフライを有楽町で

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    ドラマ『孤独のグルメ』で
    ゴローさんも美味しそうに食べてたなぁ、あじフライ。
    平松さんが食べたお店(東京交通会館のキッチン大正軒)
    他の揚げものも全部美味しそう!

    前巻の続き?で「海苔弁アンケート」なんてのも。
    私なら「すきな海苔弁のおかず」は
    ちくわの磯辺揚げと回答するね。

    他にも、これまた前回の
    「なすは肉でした」発言に匹敵する「鶏肉は魚でした」
    新幹線で持ち寄りランチを開く「おばちゃんの実力」
    手作り感が満載の「いちじく祭り」
    「わたしの柚子仕事」など
    仕事帰りに読むには空腹感を倍増させる
    楽しい1冊でした。

    …本文とは関係ないけど、挿絵を書いてくれてる人が
    谷口ジローさんに続き

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    2022年04月10日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    「週刊文春」連載のエッセイに
    今回は安西水丸さんの挿絵つき。
    この大胆な表紙の装丁よ!

    海苔弁の思い出といえば
    私にとっては「バイトの昼飯」だわ。
    ファストフードでバイトしてて
    昼は米のメシが食べたかった(笑)

    魔が差して入ってしまわはった
    高級紅茶店はもしや右京さんご愛用のあの店?
    高いと思ったら意外に安い…と思ったら
    グラム単位の価格でやっぱり高かった!
    あたふたする平松さんが可愛い。

    他にも「なすは肉でした」とか
    「あぶない三つ巴」や「ニッキは冬の香り」など
    タイトルだけ並べても楽しい
    あいかわらずの食欲倍増エッセイでした。

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    2022年04月10日
  • ステーキを下町で

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    今回も平松さんのエッセイに
    谷口ジロー氏の漫画がついている
    ぜいたくな作りの文庫本。

    食欲旺盛な上に丈夫な胃をお持ちで
    うらやましいかぎり。
    だからこそ書いてある文章を読んでて
    楽しいんだよね。

    大衆酒場と夜の街をウロウロした回が
    秘密の場所をのぞきこむような
    わくわく感にあふれている。

    関西は京都の王将と、うどん屋さん。
    東京駅の駅弁ネタもいい。
    「サンドイッチハウス メルヘン」
    次に東京行ったら足を運んでみるか~。

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    2022年04月10日
  • サンドウィッチは銀座で

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    ぜいたく~!
    平松さんのエッセイに
    谷口ジロー氏の漫画がついてるぜ。
    ああ…おいしそう。

    社員食堂に行ってる回がおもしろかった。
    それもタニタみたいな
    オッシャレ~なとこと違いまっせ(笑)
    文芸春秋や新潮社、横河電機、共産党本部など。
    すごいチョイスですね。

    東西のおいしいオムライスを味わったり
    カフェだけでなく
    酒とサンドイッチを銀座で楽しんだり
    熊を食べに行ったり♪( ´θ`)
    いろいろ楽しい食エッセイでした。

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    2022年04月10日
  • 下着の捨てどき

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    平松洋子さんのエッセイはいつも食べ物のものを読んでいてそれが大好きなので別のものを購入。
    加齢に伴うあれこれのエッセイは露悪的ではあるもののコミカルで面白い。

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    2022年03月07日
  • 下着の捨てどき

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    そうなんですよ。下着の捨てどきってめちゃめちゃ悩むんです。下着代に糸目をつけずにいつでも勝負下着を身につけているような人はいざ知らず(笑)。十年以上経っても、確かにへたっちゃいるがまだ使えるよねぇ、てなものばかり。特にブラジャーは、盛ることさえ意識しなければ、ビヨンビヨンになろうとも使えるんですってば。

    というような気持ちから、スルーできないタイトル。老いてゆくことを悲観せずにしみじみ優しい気持ちで見つめたくなるエッセイ。映画の話も見逃せないけど、やはり食べ物の話に目が行きます。食い意地は歳をとっても収まらない。

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    2022年03月07日
  • かきバターを神田で

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    読んでてお腹がすいてくる。
    とても簡単なのに美味しそうなレシピも時々のっていて、料理は技巧でなくセンスなんだなと感じられた。

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    2022年02月16日
  • 泥酔懺悔

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    朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代、藤野可織らの泥酔物語。藤野可織がよかった。

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    2021年12月10日
  • 食べる私

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    エッセイと思い、手に取ったので、
    対談とわかり、どうかなぁ
    と読み始めたけれど、
    さすが平松さん。

    よき書き手は聞き上手!
    興味深いお話に、するすると
    読み終えてしまった。

    人が生きることと、食べること。
    食の記憶。

    さまざまに考えさせられた。

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    2021年12月01日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんの食エッセイ。
    素朴だけれど魅力たっぷりな食べ物たち。
    旅先で出会う、そこでしか出会えない食べ物たち。

    深夜のちくわ。新大阪のぶたまん。実家の栗ごはん。

    食は、文化で、旅で、出会いで、人生だなあと思う。


    実家の栗ごはん、食べたい。

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    2021年09月25日
  • 食べる私

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    「食する」という言い方に不遜なあざとさを感じてしまう私は変かしら。
    翻って、この本には「食」への敬意がある。
    えいえいと食卓を整えてきた女たち。
    日々食べることで繋がってきたいのち、食卓の記憶。

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    2021年06月30日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    平松洋子の食べ物エッセイ、信頼度堅し。
    水丸氏の洒脱なイラストレーションの抜け感との絶妙なバランスが良い。
    食に手を抜かない人生って絶対得だよな。

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    2021年06月29日
  • すき焼きを浅草で

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    美味しい食べ物、飲み物について、平松洋子さんのこだわりがよくわかるエッセイ。
    食べ物だけでなく、丁寧な暮らしぶりが思い浮かぶよう。

    紹介されている街や店が自分も知っているところだったり、地元が近いと知って、親近感がわいてきました。
    他の本も読んでみたい。

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    2021年05月12日
  • 下着の捨てどき

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    もう少し年をとってから読んだ方が面白く感じたかもしれない(より共感できそう、という意味で。つまらなかったわけではない)。
    日常生活から切り取られた、静かなエッセイでした。

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    2021年05月08日