平松洋子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ小川洋子さん、平松洋子さんによる、対談形式の書籍紹介本。
お二人の成長に合わせて、5章に渡り、印象に残った本を紹介してくださっている。
その5章は、少女時代の本、少女から大人へ向かう時の本、家を出る時の本、人生の中で思い出すと力が湧くような本、旅立ち(死後の意味で)に向かう本、という内容。
紹介されている本は、ほぼ読んだことのないものが多く、新しく読みたい本リストに加わった。
個人的に印象に残ったのは第4章、人生のあめ玉。
人には後悔や恥ずかしかった経験がたくさんあるが、
それらを肯定して、私はこれでよかったんだ、良いことも悪いこともすべて今の自分を作っているものだと思って生きていくとい -
Posted by ブクログ
野蛮な読書を呼んだのは2014年3月だった。12年も経っていた。その間、料理のエッセーを幾つも読みながら、本の話も読みたいなとはチョッと思っていた。
最初、アレ、何か反りが合わないなあと感じた。未読の著者の本が続いたからかなあ。段々、平松さんの手際の良さ、包丁の切れ味をみるような文章に絡めとられる。
女声の作家、エッセイストが多いかな。特に、向田邦子と有吉佐和子については対談もあり。実は、僕は60代半ばのお爺さんだが、その上の世代の女性作家の名は幾たびも耳に入ってきたが、未だ手に取らず仕舞い。恍惚の人の映画ポスターは中学の頃に街で見たのを覚えている。このお二人は読まなきゃいかんな~。
女性 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっとした美味しいものの記憶。
コロナ禍の頃を含めた食べ物エッセイ。どうやら旅に出たり出かけたりして見つけた美味しいものを語る連載だったようだ。ここで語られる美味しいものはどれも背伸びしすぎない味。表題作のいわしバターをはじめ、レシピを自分で考えたり、知り合いから送られてきたり教えてもらったりした、日常の延長線上にあるものだ。それがなんともほっこりする。
もっとも共感したのは「極道すきやき」だ。宇野千代の本にあったという、極上のお肉にブランデーと割下と溶き卵をかけたものを焼く、お肉だけのすき焼き、それが美味しそうでやってみたいと思いつつ、この先もやらないだろう、本の中で輝いているのが一番 -
Posted by ブクログ
「手探りで体重を増やしていく」 という言葉に、ぞくりとするリアリティがある。 野毛の寮の改築も宣伝活動と考えた 偉丈夫の口から聞く若手時代の実話は 「筋肉はドレスですから」時流の最先端を捉えた発言だと思いながら、彼の変貌ぶりに驚かされた。もやしとは言わないけれど、以前は葱位には白くて細かったのに、首や肩の筋肉が盛り上がって別人のように逞しく、そもそもこういう強気の物言いをする人ではなかった。筋肉という存在は、人間の内面をも変えるのだろうか。 可能性と限界との間、曖昧な領域に属するもの。稀代のナチュラル・ボーン・マスターの言葉は、サプリメントの本質を鋭く突いていた。 拙速に結果を求めては本末転倒
-
Posted by ブクログ
ルポと銘打っているからか、説明が多かったり、著者の感想が冗長に感じるところが多数あったが、現場のアスリートや研究者などのコメントの数々は興味深かった。
なお、最後のそれぞれの現在の章をざっと読むと分かりやすいと思うが、序盤、全体の40%ぐらいは相撲からプロレスの話で、そこから研究者、栄養士、陸上の方など別のタイプの方の話が出てくる。
最終的には他のアスリートも裏方も出てくるのだが、最初はこれずっとデカい男性の話がずっと続くのかな、と思ってしまった。
食べた物でカラダが出来る、というのはよく言われる事ではあるものの、様々な方のインタビューから改めて感じた。