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Posted by ブクログ
著者の作品を読むのは初めてだったのですが、食にまつわるエッセイストとしてたくさんの本を上梓されていて、25年以上のキャリアがある方ということで、洗練された文章に目を浄化されながら読みました(笑
雑誌の連載を纏めた本なので、15の短編に分かれていて、アスパラガス、鴨狩りから鰻屋、ケーキ屋まで割と広めのテーマが並んでいて、このチョイスを見るだけでも面白く感じます。
グルメを食べ歩いて感想を連ねる形ではなく、丁寧に取材していく中で、例えば食材がテーマであれば作り方から入って、作り手の苦労や喜びに触れられていて、1つずつの短編がまるでテレビのドキュメンタリーを見ているかのように、引っ掛かりなく入ってきます。
オーバーリアクションに美味しさを表現するような本ではないのですが、(どちらかと言うと)抑制的な味の表現や、食の背景にあるストーリーを描き出すことで、その食材への興味を掻き立ててくれる一冊です。
とりあえず、聖林館のピッツァ、くちこ、坂網猟の治部鍋、新橋の鮎正、凍みこんにゃくはどこかで食べていきたい…!
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小説・文芸
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