平松洋子のレビュー一覧

  • サンドウィッチは銀座で

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    ビールの美味しいお店、池袋の中国料理のお店、社員食堂、洋食の定番オムライス、サンドウィッチ、熊鍋、昭和の大衆食堂、全部行ってみたくなるお店です。(いくつかは行ったことありますが。)

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    2013年08月26日
  • サンドウィッチは銀座で

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    東京在住の著者なので、レポートもそのあたりが多いですが、大阪のふぐや食いだおれ太郎でおなじみのあの店も出てきます。
    面白いのは、出版元の文春をはじめ、新潮社や共○党の社食堂についての記述。一番いまいちなのが文春というのが厳しい。
    自○党にも頼んだそうですが、「公平な内容が期待できないので」と、断られたそうです。文春から頼んだので、社食に見る自民党のぜいたくみたいなことを書かれると危惧したのかもしれませんが、単に食べたいだけですよ、平松さんは。
    共○党の社食は……いや、私、そのメニューはちょっと!とイデオロギーの関係でそのメニューなんか?共産主義ということはあの国の影響を受けてるのか!? という

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    2013年08月25日
  • サンドウィッチは銀座で

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    谷口ジロー氏の絵に惹かれ購入。
    平松さんのお名前は聞いたことがあるような、ないようなというレベル。
    古い映画の話が出てくるので、それなりのお年の方と思うけれど、健啖家ですね。最初の春先の天ぷらや野菜料理の文章が素晴らしい。そのままページを捲る手が止まらなくなった。
    ビールの立ち飲みや所謂B級グルメのような食べ物も出てくるが、B級なんて言葉は使わないし、素直に美味しさ、一緒に卓を囲む楽しさを伝える文章に品がある。
    銀座のサンドィッチやひとり鍋など僕の知らない世界も。そして滋賀の山奥に熊を食べに行く話まで。ホントにどれも美味しそうだなあ。
    神保町のランチョンと吉田健一の関係は知らなかった。次々と訪

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    2014年01月18日
  • なつかしいひと

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    怒涛のような数で迫ってくるエッセイだが,どれも情景が目に浮かび膝を打つようなものばかりだ.このような文章をさらりと大量に書けるのは素晴らしい.

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    2012年08月11日
  • アジア おいしい話

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    平松さんの選ぶ道具は綺麗だなと感嘆してしまう。
    アジアの国へ旅行したい。
    美味しいご飯が食べたい。

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    2009年10月30日
  • 筋肉と脂肪 身体の声をきく(新潮文庫)

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    ルポと銘打っているからか、説明が多かったり、著者の感想が冗長に感じるところが多数あったが、現場のアスリートや研究者などのコメントの数々は興味深かった。

    なお、最後のそれぞれの現在の章をざっと読むと分かりやすいと思うが、序盤、全体の40%ぐらいは相撲からプロレスの話で、そこから研究者、栄養士、陸上の方など別のタイプの方の話が出てくる。
    最終的には他のアスリートも裏方も出てくるのだが、最初はこれずっとデカい男性の話がずっと続くのかな、と思ってしまった。

    食べた物でカラダが出来る、というのはよく言われる事ではあるものの、様々な方のインタビューから改めて感じた。

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    2025年10月06日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    油揚げに対する著者の愛情こもったエッセイの数々が収められています。決して主役になれるわけではないけれど、いざというときの頼もしい相棒としての信頼感を感じることができます。冷蔵庫に常備しておくことで、様々な料理にインパクトを加えることができる安心感。その使い方や、おいしさについて、著者がその生活や仕事などのエピソードに絡めて熱く語られています。実際の料理の作り方も掲載されており、油揚げの魅力を余すことなく味わうことができます。

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    2025年07月06日
  • いわしバターを自分で

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    普段あまり馴染みのない食材も上手にお料理されており食べてみたいという気持ちになった。お友達から色々食材が送られてきて楽しそう!

    コロナ禍の街の様子など、ああそんなこともあったなと懐かしく思えた。

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    2025年06月09日
  • 肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行

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    羊や猪、鹿から鳩、その他、すっぽんからクジラまで…。うまそうな「肉」がたくさん。畜産や漁師(猟師)の真摯な姿が素晴らしく、筆者の肉愛が感じられた。アナグマの肉を食べてみたい。

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    2025年04月29日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    食にまつわる日々のエッセイ
    ひとつ3ページが基本なので
    少しずつ読めて楽しい。

    釜玉を、うどんだけじゃなくて
    そうめんでもやるっていう話
    ちょっと夏にチャレンジしてみようかな。

    灼熱の公園で涼んでいた時の
    見知らぬおじさんとの
    短い交流も良かったです。

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    2025年04月27日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    初めてこの作者さんのエッセイを読よみましたが、とても面白かった。興味深い場所や食べ物、作品が登場するので、インターネットで調べながら楽しめた。ほかの作品も読んでみようかな。3.6

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    2025年04月27日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    平松洋子さんの本は読み続けている。
    今回は油揚げの話。dancyuとかでも油揚げがあれば、3杯は呑めると答えていらしたが、1冊書き上げるだけの含蓄は流石。
    レシピもあり、有難い。
    平松さん言う処のあぶたま、卵の袋煮は2,3回やってみたことがある。袋状にするのが良く判らず、苦労した。
    ほうれん草などの葉物野菜の料理に油揚げがあると助かるな。もう少し、平松さんを見習って油揚げを使ってみないといけないな。

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    2025年04月25日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    作者のおあげさん愛が伝わる、おあげさんにまつわる色々。やっぱり、お稲荷さんときつねうどんは外せないかな。お腹が空きます。

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    2025年04月22日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    知らない言葉が多々あったため、調べながら読み進めた。自分でも試してみたい内容もあり、今後日々の生活を色付けていきたい。

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    2025年03月20日
  • 父のビスコ

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    平松さんのエッセイが何気に好きだ。ちょうどいい塩梅なんだ。いつもの感覚で手に取ったら、趣が異なることに戸惑った。食べ物のことも書かれてはいるが、どちらかというと父母と故郷の思いが詰まっていた。それはどこか石牟礼道子さんのエッセイを思い出させるもので、故郷という故郷を持たない身には憧れに似た感情を抱く。一方で戦火をくぐり抜けたお父様に対する想いが切なかった。もし平松さんが息子であったなら。そんなことを思う。

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    2025年03月09日
  • 下着の捨てどき

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    人になかなか聞けないけれど、気になることってあります。そんなことがタイトルになったこのエッセイ、なかなかよかったです。

    えっと思うようなことが起き始める時期のことも、さらりと書かれていて楽しめました。「捨てるものの判断は、5秒以内」「捨てどきが難しいのは、自分を問われているから」など、まさしく私に必要な言葉もありました。

    エッセイは書く人の人となりがわかって、読んでいるだけで親しみを感じます。待ち時間にするすると読めて、楽しめました。

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    2025年02月18日
  • いわしバターを自分で

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    食べ物に関する短いエッセイがたくさん。
    この趣を理解するにはもっと知識も経験も積まなければ……!と悔しいような気持ちになるものもあった。

    食に対する造詣の深さや探究心には恐れ入るし、わたしももう少し美味しいものを食べることに労力や時間をかけようと思った。

    料理の際の表現も面白い。
    「にんにくを懐柔する」「にんにくってこんなに性格がよかったのね」

    表題の「いわしバターを自分で」はコロナ禍初期の日々を日付順に綴った日記形式になっていたものの一部。
    いわしバターの作り方の所に思わず付箋を貼った。美味しそうすぎます。絶対いつか作る。
    飲食店が次々に閉まっていって、お気に入りの店を思ってもどかし

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    2025年02月04日
  • いわしバターを自分で

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    食に関するエッセイストによる、エッセイ集。週刊文春で19年12月から21年9月にかけて連載されていた。途中から新型コロナ禍真っ只中となり、当時の飲食店関係者の苦闘が描かれつつも、何とか前向きに明るく食についての想いが綴られる。

    豪華な食材よりも、身近なものや自分でも簡単に作れるものが中心。コロナ禍も含め、生活と人に根ざしたエッセイで、非常に読みやすい。

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    2025年01月11日
  • 下着の捨てどき

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    平松洋子さんの2冊目
    ⭐︎3.5かな〜
    さっぱりとした心地良い風が吹くエッセイ

    「逆境につよいのは、自分の置かれた状況にむやみに抵抗しないひと、、、
    ただ嘆いても仕方がない、さっさと諦めてつぎの手をかんがえようというふうに思考が向くひと。ところが、つらい、困った、いやだ、マイナスの感情で抗っていると、おのずと気持ちが閉じて、自分で自分に疲れていってしまう」と言うボランティアさんの言葉と、文庫版のあとがきが心に残った

    塩どうふ作って、メンチカツとビールも楽しみたい!!
    年と共に諦めるのではなく、出来る事で
    まだまだ日々を楽しんで行きたい♬

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    2024年09月18日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    「私のお屠蘇」に書かれていた赤ワインに屠蘇散を入れて温めるのはやってみたい、飲んでみたいと思いました。お酒はそんなに飲めないのに・・・
    平松洋子さんの本を読んでいると、自分の手で作り出すことの楽しさやおもしろさが伝わってきて私もやってみたい!という気にさせられます。

    印象に残っているのは巻末の藤原辰史さんとの対談。
    食が戦争と繋がっていることに驚きました。日常の食べ物であるたくあんとか肉じゃが、缶詰が戦争と結びついているとは思わずに、何にも考えずに食べていたなぁと思いました。

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    2024年06月02日