平松洋子のレビュー一覧

  • 洋子さんの本棚

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    本の中で特に印象的だったのが、藤沢周平さんの『海鳴り』について語られた、平松洋子さんのこの一文です。
    「自分が相手に対して無垢であれば、相手も鏡のように何かを返してくる」
    大人の恋愛や男性の哀愁を描いた物語の奥にある、人と人が向き合うときの誠実さや「無垢さ」をすくい取ったこの言葉に、ハッとさせられました。
    他にも、西原理恵子さんの『パーマネント野ばら』をはじめ、『いやいやえん』や『アンネの日記』など、普段の自分なら通り過ぎていたかもしれない本がたくさん紹介されています。今まで小説を中心に読んできた私ですが、この本をきっかけに全く違う「新しい読書のセカイ」が開けていく感覚にワクワクしました。

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    2026年08月27日
  • 赤いするめ、黒いするめ

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    平松洋子『赤いするめ、黒いするめ』文春文庫。

    平松洋子の食のエッセイ。

    日常の暮らしや四季を感じる様々な食について、つれづれなるままに書き綴ったエッセイは賢まることも無く、肩肘張らずに読むことが出来る。


    塩辛いと言えば、昨日の昼に我が家で食べた明太子スパゲティが塩辛かった。恐らく妻が特売で購入した明太子を思いっ切り入れたのだろう。昼前まで夏の炎天下で庭の草刈りを行い、大量に汗をかいたので、塩分補給になった。

    ちらし寿司と言えば、実家の母親が作るちらし寿司は赤ん坊が産湯に使うくらいのデカい桶にパンパンに入っていた。当時は食べ盛りの男子が2人居たのであっという間に無くなったのだが、しゃも

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    2026年08月17日
  • 筋肉と脂肪 身体の声をきく(新潮文庫)

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    スポーツにおける身体と食に関わる話が多い。
    トップアスリートや管理栄養士などへのインタビューと、考察が各章で行われており、今運動している人にとっては何か得るものが多い内容だと思う。

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    2026年06月18日
  • アジア おいしい話

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    タイ旅行してから、アジア圏の米食をはじめとする食文化に興味が湧いた。
    元から食べることが好きだが、もっぱらパスタ、ピザなど洋食推しであった。
    それが、スパイスなどの香辛料の虜になってしまった。スパイスを調理に活用すると何倍も深い、とても深い旨味が生まれるのだ。
    だから、私はこれからもいろんなお店で、料理でアジア圏の食文化を知ってみたいと思っている。

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    2026年06月09日
  • あじフライを有楽町で

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    平松洋子さんの文章も物事の捉え方も大好きすぎる。
    若干私よりお姉様故、選ばれるお店や食材などが渋くて良い。
    昭和ってこうだったなぁと思いつつ、頷きつつの読書。じんわりと楽しみました。

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    2026年02月11日
  • 野蛮な読書

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    ネタバレ

    平松洋子を読んでいると、内容が広くて深くてほんとうにいつも感心する。内容そのものよりも感心する、が勝つほどの印象。
    今回はでも、沢村貞子に関してがとても印象に残った。

    憧れる昭和のキリリとした女性。

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    2026年02月02日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    著者の方は本当に「食」がお好きなんだな、というのが読んだ印象。食べるだけでなく作るほうも、作るにしてもこだわるだけでなく時短メニューも。あらゆる方面で。仕事だから、という面もあるだろうけれど、子供時代の思い出話も混じってくるあたり根っからお好きなんだろう。


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    2026年02月02日
  • 筋肉と脂肪 身体の声をきく(新潮文庫)

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    様々なアスリートやそれをサポートする人、その為のツールやサプリメントを作ることで貢献する人たちの話を聞いている。
    様々な角度と視点があり、色んな見え方があるなと思った。
    健康に関する一つ一つに敏感になれるんじゃないかな。
    楽しく向き合える様になるとも思います。

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    2026年01月23日
  • 肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行

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    ジビエと最近呼ばれているけれど、日本人は昔から食べてきたお肉であることがわかる。
    内蔵とか羊、猪、鹿、鯨、鳩…
    読んでいるとみんな食べたくなってくる

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    2026年01月15日
  • いわしバターを自分で

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    お腹空くなぁ(笑)
    あさり飯とか牡蠣飯とか巻柿とかウニ弁当とか山椒とかいわしバターとか!
    いわしバターは作ってみようかな

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    2026年01月15日
  • 泥酔懺悔

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    下戸の人の感覚を知ることができた一冊。
    私は飲める方だから、酔って泥酔までしても懺悔するほどの失態は今のところない。
    強いて言えば、二次会で食べきれなかったおつまみのベイクドガーリックをアルミホイルに包んでバッグに突っ込み、お持ち帰りしてきたことかなあ。
    バッグの中から出したときの母の顔は忘れられないし、次の日焼き直して食べたときの意外なおいしさも記憶に濃い。
    お酒は楽しいな。私、やっぱり好きだな。

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    2025年12月28日
  • 筋肉と脂肪 身体の声をきく(新潮文庫)

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    ネタバレ

    エストロゲンは明らかに身体機能の一部として重要な役割を果たしている可能性がある。エストロゲンが女性における筋力維持や運動能力レベルにおいて生物学的役割を果たすことを示唆している。骨量や筋肉量・筋力の維持作用があると言われている。

    スポーツに関する本は今まで縁がなかったけれど、食事の重要性やアスリートの食事や精神面など、自分に参考になることは多かった。筆者のアスリートの心情などの表現力が富んでいる。

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    2025年10月29日
  • 父のビスコ

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    食エッセイの名手による家族と郷里・倉敷の話。中でも表題作が白眉。だいぶ状況は違うけど、自分が家族を亡くして間がなかったというタイミングだったから、ということもあるかもしれないけれど、「ビスコが食べたい」に笑いながら目頭が熱くなった。

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    2025年08月31日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    ひたすら油揚げの話(笑)

    うちのこどもは
    小さい時に
    あげだいだい、って言ってたこと
    思い出した。

    油揚げレシピ、
    参考になります♪

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    2025年08月30日
  • 酔いどれ卵とワイン

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    食にまつわるエッセイ、良い。

    昔からの感性も大切にしつつ、若さもあって、今昔どちらも大切にしている様子に憧れる。

    何十年と経ったときに、あれにハマったときがあったなあ、とか、これだけはずっと譲れない!とか、自分だけの好みを探していきたいな。

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    2025年08月22日
  • 父のビスコ

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    どうしてか心が和む文章。
    ここの生活には目新しいものがないほうがいいと思うとる。
    知りたいことがまだたくさんある。だから死ぬわけにはいかん。自分もこうなりたい。
    柔らかい宝石を食べているようだ。

    無名の人の言葉にも胸を打たれる

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    2025年05月28日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    私も大好きお揚げさん。
    そう思わず”さん”を付けたくなってしまうよね。
    地味だけどいい仕事するのよね。
    お揚げさんを使ったレシピもいっぱい載ってて全部簡単で美味しそう。
    順番に作っていきたいな。

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    2025年05月16日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    食べ物の記憶は何処から入ってゆくのだろう。先ずはやはり味だろうか。
    「これ、美味しい!」
    そのあと名前を覚えてゆく。
    平松洋子は「ひろうす」で覚えた。
    西日本は一般的に「ひりょうず」「ひりゅうず」と呼ばれているらしい。
    東日本では「がんも」「がんもどき」と
    言われるモノとは今回初めて知った
    私は「ひろうず」で覚えていた。
    洋子さんも私も母親からの口伝えである
    洋子さんとは共に倉敷で
    家が15キロと離れていないからだろう
    元は「飛竜頭」ポルトガル語の当て字だそう
    「フィリョース」という小麦粉と卵のお菓子

    なるほど、油揚げを「おあげさん」て
    言ってたな
    なんか急に懐かしくなって味まで思い出す

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    2025年05月04日
  • いわしバターを自分で

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    平松洋子作品で初めて読んだ本。
    一つ一つが短く、電車の中で読むのに向いてる。ご飯の描写が多い。とても読みやすいが、一気読みするべきではないと思う。一気に読むと途中で飽きる。毎日少しずつ読むのが良い。

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    2025年04月28日
  • おあげさん 油揚げ365日

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    油揚げを愛する著者のエッセイ、29編。

    確かに主役としての顔はないのだが、それに匹敵するくらいの価値はあるのではないかと思える。
    味噌汁や炊き込みご飯に入れるのは定番である。
    きゅうりの酢の物にもちょっと焼いて短冊にして入れるとコクもでる。
    しかし、おせちの紅白なますに入れるというのは初めて聞いた。
    中盤にレシピとカラー写真があるのも嬉しい。

    後半は、萩原健一(ショーケン)の話や高橋由一の写実画「豆腐屋」の話、料理研究家の辰巳浜子さんの『料理歳時記』などなど盛りだくさん。

    難波「道頓堀今井」や松山「鍋焼うどん アサヒ」
    香川、まんのう町「谷川米穀店」、加茂町「讃岐うどん がもう」などのう

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    2025年04月19日