平松洋子のレビュー一覧

  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんのエッセイは
    適度にお腹がすく 
    とりあえず他のものでも
    つまみながら へーふーん と読める
    爽やかで 嫌味がないエッセイですね
    太宰治が愛した
    若生おにぎりと身欠きにしん
    あーそうそう これって学生時代から
    憧れだったんだよなぁ
    いつか津軽で食べてみたいと
    新たに夢ができました

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    2019年01月05日
  • 肉まんを新大阪で

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    次々とおいしいものが出てくる。
    想像してはよだれを我慢する。
    ただおいしいものを紹介しているのではなくその食べ物にまつわるエピソードをとてもうまいこと織り込んでくる。

    それにしても料理ができる人ならさっそくこれ真似してみようとかなるんやろなぁ。うらやましい。笑

    イラストが下田昌克さんなのも嬉しい。

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    2018年11月24日
  • 肉まんを新大阪で

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    「ぶたまん」の響きは、聞いたそばから耳がとろけそう-。真夜中のちくわ、牡蛎ルーレット、名古屋めしの正体、ふくふくのコッペパン…。どんな時でも読めば食欲が湧いてくるエッセイ全76篇。『週刊文春』連載を書籍化。

    食べたくなった。

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    2018年11月18日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

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    2020年05月05日
  • 肉まんを新大阪で

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    読後は否応なしに食へのモチベーションが最高潮に達するので、今日は料理したくないなぁ、サボりたいなぁってときに読みたくなります。

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    2018年07月17日
  • 肉まんを新大阪で

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    シリーズ5作目。
    新作が出ると必ず読みたくなる。
    決して飽きないのは、食べ物に対するアプローチが360度だからだと思う。

    意外に庶民的なものが好物だったりする一方で、この食品はここのものが最高、というこだわりがあったり…
    懐かしい子ども時代の思い出が浮かび上がったり、馴染みの店の閉店に時代の流れを感じて切なかったり。
    他の人の、食べ物に対する姿勢に興味津々、あるいは、料理に欠かせない道具への愛。
    文豪の意外な好物を発見したり、後輩に対する気遣いに感動したり。
    …と上げていけばキリが無い。

    人間にとって、食べるということは生きること。
    でも、だいたいは無意識、本能のおもむくまま。
    ここまで「

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    2018年07月11日
  • 野蛮な読書

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    著作きちんと読むの初めてだったけど、すごく好きだったので、遡っていこうと思う。食べるように読んで、読むように食べる。そのうちどっちがどっちだかわかんなくなってくる。
    そうだ私も本読むの好きだった。もっと熱狂して、本から顔を上げたらぽかんとなるような、体験をずっとずっとしてたいんだったと思い出した。
    伊豆断食道場が気になった。自分の身体の事だけ考える時間。いつか行きたいなぁ。

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    2018年06月28日
  • 野蛮な読書

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    優れた本読みの人。
    食欲旺盛な人がもりもりと食べているのを見るのは、とても楽しい。著者の読書の仕方もそれと似ていて、すっきりする。
    紹介された本のみならず、写真や映画、俳優に興味を抱いた。

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    2018年05月20日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松洋子『肉まんを新大阪で』文春文庫。

    谷口ジローと組んだ『サンドウィッチは銀座で』から始まった平松洋子の食のエッセイ・シリーズ。相変わらず食を楽しむ情熱と、その情熱が読み手に伝わる文章力には敬服する。

    庶民の味方ちくわから始まり、コッペパンにうに丼、炒飯に肉そば、肉まんと日本全国の美味いものと意外性のある美味が紹介される。

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    2018年05月13日
  • あじフライを有楽町で

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    シリーズ4冊目もとてもお腹が空きました。
    前作から引き続き、文章の中で小さなレシピが書かれているものもあるので、書き出して作ってみよう…となるのも楽しいです。にんじんサラダは作りました。美味しい。そして今も食べています。
    帯の「あの味を知ってしまったのは、幸福だったのか。」にドキッとしますが、きっと幸福ですね。
    安西水丸さんのゆるい挿絵も好きでした。
    ずっと続くと嬉しいシリーズです。そうしたら、次の挿絵はどなたになるんだろう…?

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    2018年03月29日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    今回もとてもお腹が空きました。
    前作までとは違って短いエピソードがたくさん入った一冊となっていましたが、面白かったです。
    レモンスパゲッティやにらの味噌汁、作ってみたいなぁと思うものもありました。
    「人生の救い」も読みたくなったし、石井好子さんのレシピ本はわたしも好きです、となったり、美味しいものを知ることだけではない世界が広がります。
    安西水丸さんの挿絵もほのぼのでかわいかったです。
    シリーズ続きも楽しみです。

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    2018年03月18日
  • 泥酔懺悔

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    ニヤニヤしながら読んでしまった
    私の好きな作家さんと私の飲み方が似ていて嬉しかった
    下戸の人の感覚も知れて楽しい本

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    2018年02月12日
  • あじフライを有楽町で

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    解説にもあるよう、平松さんのエッセイには物語がある。食事とそれらをめぐる記憶と物語がとても心地よく、いつまでも読んでいたいと思う。

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    2018年01月11日
  • 洋子さんの本棚

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    小川洋子さんは岡山市朝日高校出身、内田百閒の居た古京町の隣の森下町で生まれたらしい。夕方5時、県庁のドボルザークの「家路」放送で家に帰るのは、あの街だけの特権だった。さらには、やがてしばらくは倉敷市に住んでいる(「玉島に10年住んでいた」というのは異議がある。倉敷市鶴の浦は玉島ではない)。平松洋子さんは、なんと倉敷市中島の出身、私より2歳上だから、何処かですれ違っていたかもしれない。渡辺和子学長がいた頃のノートルダム精心高校の出身。

    この本は、2人の洋子さんが、少女、大人の女性、その他人生の中で読んできた愛読書を持ち寄り、お互い読んで、お互い感想を出し合うというもの。本の世界は、ワールドワイ

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    2017年12月09日
  • 日本のすごい味―おいしさは進化する―

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    平松洋子 著「日本のすごい味 おいしさは進化する」、2017.9発行です。日本の15の「食べ物」が紹介されています。間違いなく、全部、特級品です(^-^) 私は特に「栃尾のあぶらげ」、「岩手・久慈&宮古の駅弁(うに弁当、ウニあわび弁当など)」、「東京江戸前の鮨」に感動しました! 北海道十勝マルセイバターサンドもエントリーしています。

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    2017年11月16日
  • 洋子さんの本棚

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    小川洋子、平松洋子『洋子さんの本棚』集英社文庫。

    同郷で同世代のダブル洋子により、本を切り口に人生を語る対談集。二人の洋子が何を読み、どう生きてきたのかが赤裸々に語られる。どちらかと言えば女性向けの内容。

    度々、平松洋子の『野蛮な読書』が取り上げられるが、あれは読書をテーマにしたエッセイの中でも傑作だと思う。

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    2017年10月23日
  • あじフライを有楽町で

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    食に関するエッセイを読むのは、僕にとっては精神安定剤の服薬にも似た行為である。その中で、特に著者の本は常に手元に置いておきたいほど愛好している。

    前作の「ひさしぶりの海苔弁」と同じく、安西水丸のユーモラスな挿絵も楽しめる本書では、あじフライ、羊羹、立ち食いそば、湯豆腐、どじょう鍋などの食材を通じて、食べることが生きることであり、よく食べることはよく生きることである、そうしたテーゼを実感できる。

    東京交通会館のあじフライを早く食べにいきたい。

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    2017年09月24日
  • あじフライを有楽町で

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    食べ物についてのエッセイ集。個人的に言えば、若干味の指向性が異なるところがあるようで、ほんの少しだけど「この料理なら、僕はそれほど美味しいとは思わないなあ」と感じるものがあった(実は香味野菜的なものがやや苦手である)。それでも、読んでいるうちに「だまされたと思って食べてみようかな」と思うくらい、それぞれの食べ物たちが魅力的に見えてきて、今まであまり口にしようと思わなかったことが、人生の大きな誤りのように感じてしまうあたりがすごい。だって、いちいち美味しそうなんだ。

    味付けとか、素材とか、ことさらグルメぶるというよりも、旬のものを愛情いっぱいに受け止めて、最小限の手間をかけて、楽しくいただく、

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    2017年08月27日
  • 泥酔懺悔

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    素直に読めます

    女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
    大酒飲みあり、そうでない方あり。
    みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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    2017年07月31日
  • あじフライを有楽町で

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    平松さんの食のエッセイは、何冊か読ませていただいている。
    しかし、かぶっている、とか、デジャヴ、みたいなことが一つもない。
    毎回新しい発見なのだ。
    毎日、ごはんとお味噌汁の食事でも、その時のちょっとした加減や、自分の心持で、一度として同じ食事は無い…みたいなものだろうか。

    この本で、アッと言わされたというか、長年生きていれば自分でも気付いていたはずなのに、初めて気付かされたと思ったのは、“鴨南蛮”
    そうね~、その辺のお蕎麦屋さんで、鴨なんて入ってないけど、誰も偽装だ嘘だ、と怒ったりしませんよね。
    落語の演目にちなんだ鰻料理、自分では食べられないので、お話を聞く(読む)だけでも素敵な味わい。

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    2017年07月21日