平松洋子のレビュー一覧

  • ステーキを下町で

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    自分の食べたいもの、好きなものを美味しくいただく。それが丁寧に愛情持ってつくられたものならば、もうそれ以上のことはないんじゃないかと。。

    何でもお取り寄せできる今だけど、やはりその土地に行って、その空気を感じながら食べるのが、一番だと思う。行ってみたい!!

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    2022年02月19日
  • かきバターを神田で

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    週刊文春連載の食エッセイ。これだけ食欲があっても品のある文章。

    一つ一つの話が絶妙な短さ。だからこそあえて少しずつゆっくりと読みたいエッセイ。このシリーズは最近の食エッセイとしては東海林さだおと双璧だろう。

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    2021年03月16日
  • かきバターを神田で

    購入済み

    是非、平松さんを食レポに

    平松さんの作品を読んでいるといつも自分も一緒に味わっているような気分になります。高級な料理から超庶民的な食べ物までとても的確な臨場感豊かな筆致でいつも一緒に食べているような気分になります。是非一度平松さんのテレビでの食レポを見てみたいです。並みいる芸能人の食レポでは足元にも及ばないような、あまりにも的確、しかし辛口なレポートでになるでしょうね。

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    2020年12月30日
  • かきバターを神田で

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    横串の女、おじゃまします、深酒の巨匠、道民魂、画伯の好物、セコスタンスでいこう、冬の煮卵、カリーヴルストをベルリンで、春うらら屋形船、水なすの季節、トマトをちぎる、なすそうめん、茂吉の鰻、とんかつの夏、アナ…

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    2020年11月11日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    うちでは母親のレパートリーにのり弁という概念はなく のり弁を初めて知ったのは たぶん高校生の時 友達のお弁当で見た時だったと思う。でも実際に自分で食べたのは それよりずっとあとで お弁当屋さんのお馴染みののり弁。のり弁の上に白身魚のフライとか ちくわの青のり天ぷらとかが乗ってるポピュラーなやつ。美味し〜と思って しばらく食べ続けた記憶が。何にしろ 気にいると飽きるまで食べ続けてしまう。そういえば最近のり弁食べてないな。今度ほっともっと行ったら のり弁にしよ。
    全くレビューじゃないな 笑。
    どのエッセイも平松洋子さんのこだわりが詰まってま〜す。オススメ。

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    2020年11月08日
  • ステーキを下町で

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    平松洋子の食事モノは見ると買わずにいられないモノのひとつ。
    なんたって ぱんちょうの豚丼がいちばん惹かれた。
    北海道ってこともあるけど なにしろ豚丼大好きなわたし。帯広には美味しい豚丼屋さんがたくさんあるとは聞いてたものの 札幌にも大好きな店があり そこで充分しあわせと思っていたので そんなに聖地帯広に憧れはなかったケド。でもさすがにこれ読んだら ぜひぜひ食べたいと心の底から思ってしまった。
    ぱんちょうって 初めて聞いたなぁ。
    札幌に 初めて いっぴん という名前の豚丼屋さんができた時(ここも本店は帯広だと思ってたけど違うのかなぁ)すぐ食べに行って 豚丼のイメージが一新。もともとお肉のなかでは

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    2020年11月08日
  • あじフライを有楽町で

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    食に関するエッセイの多い筆者。食欲は常人以上だが品のある語り口が心地よい。

    週刊文春の連載エッセイ。一話一話が短いのでスキマ時間に読むのに最適。筆者の品のある語り口と擬音が何とも心地よい。本当に食を大切にしていることがうかがえる。最近お気に入りの作家の一人。

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    2020年11月02日
  • すき焼きを浅草で

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    平松洋子『すき焼きを浅草で』文春文庫。

    週刊文春連載の人気エッセイの文庫化。相変わらずの名調子で、食はもとより日本や海外の文化や蘊蓄までが語られる。

    第三次流行のタピオカ、イノシシ、サバランに小岩井レーズン&バター、中華そばにセリそば、すき焼き、紅しょうが天と紹介される食べ物はどれも美味そう。揖保の糸が帯の色でランク分けされていたとは、銀座久兵衛が格落ち訴訟を起こしていたとは全く知らなんだ。

    初っぱなの『ゆで卵奇譚』。スイスのホテルでエッグスタンドにのったゆで卵と格闘する話なのだが、映画『エンゼル・ハート』でロバート・デ・ニーロがゆで卵を剥いて食べる描写が紹介される。あのシーンは

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    2020年05月08日
  • サンドウィッチは銀座で

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    食べ歩きや旅レポは文にするとどこか嫌味があることが多い(単なるヤッカミ?)。本書に限っては全くそんなことはない。この筆者、本当に食べることが大好きな感じが伝わってくる。擬音が、多いのが面白い。

    いずれの食も素晴らしいが上野聚楽の話が絶品。このテーマだけで1冊作れそう。

    社員以外立ち入ることの少ない社員食堂訪問も楽しめた。文藝春秋訪問の後日、編集者(文藝春秋社員)と新潮社の社食に行き最初緊張するも居心地が良くて悔しがるエピソードが良い。

    谷口ジローの挿絵も良し。

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    2019年12月12日
  • かきバターを神田で

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    平松洋子『かきバターを神田で』文春文庫。

    週刊文春に掲載中のエッセイを文庫化。今回は食べ物だけでなく、食の周辺に関するエッセイも多数収録されている。

    我々が毎日三度三度対峙する食。その食を毎食大事にするというのはなかなか難しいのだが、平松洋子さんはそれを実践されているようだ。相変わらず軽妙な文章は衰えず、決して食を蔑ろにしない敬虔な気持ちが伝わる秀作エッセイばかりが並ぶ。

    タイトルの『かきバターを神田で』に始まり、『ジェノバでパスタ』『カリーヴルストをベルリンで』『肉そばを山形で』といずれもシリーズのタイトルになりそうなエッセイタイトルを惜しげもなく披露している。個人的には谷口ジローとコ

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    2019年11月09日
  • サンドウィッチは銀座で

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    さすがだな、平松さん。
    流行り廃りの激しい「いいね!」スポットの紹介なんかとは全然違う。
    歴史の重みに文学的要素まで加わった、本当においしい店を、とびっきりの表現で書き綴っている。
    しばらく前の出版なので、それらの店が現在あるかどうかはわからないが、後追いで店に行く、と言う楽しみ方は不要だと思う。
    この一冊を読むだけで、じゅうぶん満足できて、思わず「ごちそうさまでした」と言いたくなる。

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    2019年11月06日
  • 食べる私

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    おもしろかった! いろんな人の食をめぐるインタビュー集。
    平松洋子氏の文章はいつも対象を愛する目に満ちて、読んでいてとても幸せな気持ちになるのだが、それは人に対してもそうなのだ。
    自分がインタビューされたとしたら、と、自分の食についていろいろ考えた。

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    2019年06月07日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんのエッセイ、大好きです。
    今回も美味しそうなものがたくさん!
    食の奥深さを感じさせてくれながらも、そんなに背伸びしなくても楽しめそうな雰囲気が嬉しい。

    平松さん、散歩の達人(雑誌)が好きなんだ。
    子供が大きくなってきたら、行きたい街を一緒に探して散歩に行きたい。計画を立てるのも楽しそう。美味しいものにも出会いたい。

    シーチキン卵丼
    京都のいり番茶
    干したナスの炒め物
    (ピーラーで剥いた皮はきんぴらに)
    山形県河北町谷地の冷たい肉そば
    北海道帯広ぱんちょうの豚丼
    盛岡福田パンのコッペパン
    中津川の栗おこげ
    四谷三丁目たん焼忍の牛タン
    新橋ベジタリアンのフルーツジュース
    きゅうりの炒め

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    2019年02月19日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんのエッセイは(たぶん)すべて読んでます。
    食べたくなり、飲みに行きたくなり
    家での調理は簡単でもいいんだと気楽になるという最高な本。
    読み終わったら実家の母に送るところまでがセット。

    タイトルですでに551の香りを思い浮かべ
    ああ食べたいと思う関西出身者。
    (里帰りで使う伊丹空港にも店が出来ててありがたい。並ぶので最近は早めに空港に向かうことにした、という別のお話)

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    2019年02月09日
  • 肉まんを新大阪で

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    心のこもった言葉で綴られた文章は、単に情報や知識を得る以上の何かを伝える力がある、と感じた一冊だった。

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    2018年09月15日
  • ステーキを下町で

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    とてもお腹が空くシリーズです。
    世の中にはまだまだこんなにもたくさんの美味しいものがあるのだ…と思うと、これからも生きようという気持ちになります。
    ごくごく入っていくステーキがやっぱり一番心惹かれます。
    平松さんと一緒にその地を旅した心持ちになりますが、行ってみたいところもたくさんです。現実逃避したい通勤のお伴にしていました。
    谷口ジローさんの挿漫画はここまでのようですが、こちらも楽しかったです。シリーズ続きも読みます。

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    2018年03月06日
  • サンドウィッチは銀座で

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    食べもののエッセイは平松洋子さんや森下典子さん、旅やお散歩のエッセイは菊池亜希子さんや杉浦さやかさん、暮らしのエッセイは森茉莉さんや松浦弥太郎さんや川上弘美さん…とか、信頼しているエッセイストさんが何人かいます。開拓もしたいけど。

    こちらもとてもお腹が空きました。
    食べるならやっぱり美味しいものがいいな、と思うので、これも食べたい、あ、これも食べたい…となりました。
    平松さんの食に対する好奇心と行動力の高さを感じました。
    食べたいものがたくさんあったので、これからも健康に長生きしようという気持ちに更になりました。
    谷口ジローさんの漫画とイラストも良かった…食事が美味しそうで楽しそうでした。

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    2018年02月28日
  • あじフライを有楽町で

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    平松氏の本にはいつも驚きと発見があるのですが今回も素晴らしかったです。何点か挑戦してみたい品もあり、行ってみたい所もありましたが「おばちゃんの実力」が衝撃的でした!こんなおばちゃん達になりたい...。

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    2017年07月22日
  • あじフライを有楽町で

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    平松洋子『あじフライを有楽町で』文春文庫。

    様々な食をユーモアと蘊蓄と共に描くエッセイ集。安西水丸のイラストと共に綴られた食のエッセイ78編。安西水丸との饗宴はこれが最後らしい。

    平松洋子が描くリズミカルな文章からは食の大切さと面白さと共に美味しさまでもが伝わってくる。鹿タン、熊タン、ちくわカレー、塩豆腐、霜柱など食べたことのない美味そうな食のオンパレード。

    谷口ジローのファンだったことからシリーズ最初の『サンドウィッチは銀座で』を読み、平松洋子のエッセイの面白さを知った。以来、『ステーキを下町で』『ひさしぶりの海苔弁』とシリーズを読んできたのだが、本作もまた間違いなく美味しい。

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    2017年06月09日
  • なつかしいひと

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    ネタバレ

     伊藤肇さんが「人間的魅力の研究」で、人間に大切なのは「懐かしさ」と仰ってますが、確かに、思い浮かべて懐かしく感じる人たちはみんな魅力のある人ばかりですw。一方、平松洋子さんの「なつかしいひと」(2012.2)は、なつかしいひと、季節のあわい、なじむということ の3章で仕切られた珠玉のエッセイ集です。あわいは「間」、季節の合間とても解せましょうか・・・。どれも心に響くエッセイですが、特に、「猫の音」「23歳の猫の夢」の愛猫に対する著者の思いに心を強く動かされました!
     緑萌ゆる若木の季節があった。今は老衰して脚は弱り、排泄場所もいろいろ・・・。持ち上げれば張り子ではないかと思うほど軽い。ガラス

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    2017年03月25日