平松洋子のレビュー一覧

  • 肉まんを新大阪で
    平松さんのエッセイは(たぶん)すべて読んでます。
    食べたくなり、飲みに行きたくなり
    家での調理は簡単でもいいんだと気楽になるという最高な本。
    読み終わったら実家の母に送るところまでがセット。

    タイトルですでに551の香りを思い浮かべ
    ああ食べたいと思う関西出身者。
    (里帰りで使う伊丹空港にも店が出...続きを読む
  • 肉まんを新大阪で
    心のこもった言葉で綴られた文章は、単に情報や知識を得る以上の何かを伝える力がある、と感じた一冊だった。
  • ステーキを下町で
    とてもお腹が空くシリーズです。
    世の中にはまだまだこんなにもたくさんの美味しいものがあるのだ…と思うと、これからも生きようという気持ちになります。
    ごくごく入っていくステーキがやっぱり一番心惹かれます。
    平松さんと一緒にその地を旅した心持ちになりますが、行ってみたいところもたくさんです。現実逃避した...続きを読む
  • サンドウィッチは銀座で
    食べもののエッセイは平松洋子さんや森下典子さん、旅やお散歩のエッセイは菊池亜希子さんや杉浦さやかさん、暮らしのエッセイは森茉莉さんや松浦弥太郎さんや川上弘美さん…とか、信頼しているエッセイストさんが何人かいます。開拓もしたいけど。

    こちらもとてもお腹が空きました。
    食べるならやっぱり美味しいものが...続きを読む
  • あじフライを有楽町で
    平松氏の本にはいつも驚きと発見があるのですが今回も素晴らしかったです。何点か挑戦してみたい品もあり、行ってみたい所もありましたが「おばちゃんの実力」が衝撃的でした!こんなおばちゃん達になりたい...。
  • なつかしいひと
     伊藤肇さんが「人間的魅力の研究」で、人間に大切なのは「懐かしさ」と仰ってますが、確かに、思い浮かべて懐かしく感じる人たちはみんな魅力のある人ばかりですw。一方、平松洋子さんの「なつかしいひと」(2012.2)は、なつかしいひと、季節のあわい、なじむということ の3章で仕切られた珠玉のエッセイ集です...続きを読む
  • ステーキを下町で
     平松洋子さんと谷口ジローさんのコンビによる食のエッセイ第二弾である。今回もまた方々で様々な食を求めて食べ歩いている。
     本当に様々な種類の、様々な土地の食をめぐるエッセイである。中には餃子の王将や東京駅のエキナカなど、我々にも馴染みのある場所が選ばれていて、平松さんの視点でそれらがまた新たな見方を...続きを読む
  • ひさしぶりの海苔弁
    表紙のシンプルさに、ガツーン!
    海苔弁のシンプルさをダイレクトに伝えているわけだが、私のような素人が描こうとしたら、欲張って、どうにかして断面を見せようとか思ってしまうんだろうな…
    もちろん、平松洋子さんの食のエッセイなのだが、1編ごとに安西水丸氏のイラストが載っており、それは文章との絶妙の相性を見...続きを読む
  • ひさしぶりの海苔弁
    食欲の秋にどんぴしゃり。あまりたくさん食べることは出来ないけれど、少しでも美味しいものを多く知りたい!食べたい!な、食いしん坊の私にうってつけ。読むだけでお腹が満たされます。食べることへの執着心が増す、食への愛が溢れたエッセイ。これからは、もっとゆっくり味わって食べよう。…できる限り。まずは、お腹を...続きを読む
  • 小鳥来る日
    平松洋子さん、立ち食いそばレポート、大好きです。さて、蕎麦はさておき、庭に小鳥が飛んで来ると嬉しく幸せな気持ちになります。「小鳥来る日」(2016.3)、生きていることの悦びを感じる・・・そんなエッセイ、ユーモアたっぷりで面白く、そして懐かしさと温もりがある72編のエッセイです!「五月の素足」「猫の...続きを読む
  • ステーキを下町で
    全編おいしいものへのあくなき熱意に満ちた本。
    食べ物への熱意、食べっぷりの小気味よさ。とりあげられる食べものは徹底して庶民の食べもの、地元の人の日常の食事。
    作っている人への敬意も気持ちがいい。
  • サンドウィッチは銀座で
     様々な食にまつわるエッセイである。正確に言えば、飲食店に関するエッセイというべきかもしれない。
     本当にこの方はグルメだと感心させられるが、お値段もそれ相応の料亭から立ち飲み屋、ビアホールに社員食堂まで、ありとあらゆる飲食店を取り上げ、エッセイに描いている。食べるものも様々であり、中には熊肉のよう...続きを読む
  • サンドウィッチは銀座で
    あ、文庫本になったんだー。
    と気軽な気持ちで読みはじめたのだけど、ついつい引き込まれて一気読み。
    平松さんの文章はリズムがあって、一緒にお店に言っている気分にさせてくれる。
    どれも好きだけど、特に印象に残ったのは、池袋、オムライス、サンドウィッチ、昭和の大衆食堂、百年も二百年も。
    さらに共感をおぼえ...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • 野蛮な読書
    どちらかというと食にまつわるエッセイで知られた平松洋子さんのジャンルにとらわれない書評集『のようなもの』。
    のようなもの、というのは正統な書評集とはいいにくいからだ。
    普通、主題の本を決めたらそれにまつわる感想やエピソードなどで構成するのが、普通の書評ならこの本は一冊から五冊十冊と広がっていく連想ゲ...続きを読む
  • 野蛮な読書
    武田百合子、池澤夏樹、森茉莉、沢村貞子、宇能鴻一郎、小山清、開高健、獅子文六、室生犀星、古屋誠一などなど、気になる本がたくさん。メモしながら読んだため時間がかかった。平松さんの生活に本が溶け込んでいて、とてもうらやましく思った。特に好きなのは沢村貞子についての章。
  • サンドウィッチは銀座で
    平松洋子さんの文章を初めて読みましたが料理を楽しく思い浮かべることができて本当に食べに行きたくなりました。挿絵の谷口ジローさんの絵がまたいいです♡
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • なつかしいひと
    平松さんの文章は、情景が詩的に頭に浮かぶからすごい。それも静かな凛とした雰囲気のものが多い。
    この本も同様、場面場面が現実味をおびて浮かびあがってくる。
    街で会った見知らぬ人から、恋人であろう人、家族など、色々な人、場所が登場する。余韻を残す終わり方が、1話1話、続きを想像させる、いい本だと思う。
  • ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け
    筋トレ、サプリ、腸内細菌。
    私が、ん?と気になったワードが次々に繰り出された。
    これさえ何とかすれば、私の身体もどうにかなるんじゃないかと魔法の切り札みたいに思ってきたワード。
    でも、筋肉は筋肉だけじゃないし、
    同じ物を食べて同じトレーニングをしても、
    同じ結果になるわけじゃないんだね。
    自分はどう...続きを読む