平松洋子のレビュー一覧

  • あじフライを有楽町で

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    週刊文春連載のエッセイをまとめた一冊。食については含蓄豊富で楽しめる作品。亡き安西水丸氏との共作もこれが最後か。

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    2017年06月20日
  • サンドウィッチは銀座で

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    美味しそうだな〜‼︎
    漫画は各編のうしろにあれば、
    もうちょい落ち着いて読めたかな〜
    食べに行きたくなりました‼︎
    社食シリーズでもいいな。お弁当派だけれども‼︎

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    2017年06月15日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    週刊文春に掲載されていた食事に関するコラム
    83回をまとめた一冊。

    本書のタイトルもインパクトありますが、
    83個のコラムのタイトルもインパクトのあるものが
    多数あります。

    1つ1つの話は非常に短いエッセイですが、
    筆者の経験や分析が散りばめられており、
    話題になっている食事が食べたくなる内容ばかりです。

    パラパラ読めてお腹の空く作品です。

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    2017年04月23日
  • ステーキを下町で

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    平松洋子氏が日本全国色々なおいしい物を食べに行かれるのですが、えっどこにいけばそんなおいしい物に出会えるの~!という感じでした。挿画は谷口ジロー氏。

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    2017年03月02日
  • なつかしいひと

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    平松さんの文章、だんだんと渋い味が出てきた気がします。
    もの静かに日常を見つめ、ひっそりと切り取る、それだけで美しい作品になる…そんなかけらの数々。
    物を書く、特にエッセイを書かれる方は皆そうだけど、どうして昔のことを良く覚えているのだろう。
    その、一つ一つが、素敵な文章になる。
    普通の人が、目にとめることをせずに見逃してしまう事を、そっと引き出しにしまっておく注意深さが、小さい頃から備わっていたのだろうか。
    そうだとしたら、もしも全く同じ人生を歩んだとしても、一生が違った意味になって行くのかもしれないなあ…
    「いろいろなことが楽しく思い出される一生だった」とほほ笑むのと、「何も変ったことが無

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    2016年09月14日
  • ひさしぶりの海苔弁

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    大好きな平松さんのエッセイ。
    そう言えば私海苔弁て食べたことないや と思いつつ読んでみる。作りたいなって思うことはあってもあまりに簡単なためかやっぱりまだ作ってない。から食べてない。
    貝づくし 粉わかめ さぬきうどん 丁寧なジェノベーゼ
    毎度毎度お腹が空く。
    青いレモンは読んでいるだけでエラが痛くなってきた。空腹の身にはなんとも辛い。と言ってもウミネコのエサに手を出してはダメでしょ。
    ニラどっさりお味噌汁作らなきゃ。

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    2016年09月13日
  • 小鳥来る日

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    平松さんの本はこれまでに何冊か読んだが、すべて食べ物に関するものだった。
    この本は、食がテーマというのではなく、生活の中で見聞きし、感じたことが書かれている。

    食べ物のエッセイは、いわば『動』のエネルギーにあふれ、元気が外へ向かってほとばしっているような感じであるが、この本は、『静』
    思いのエネルギーが深く内面に向かっている。
    こもっているというのではなく、内面を深く探っているというか。

    「あるもの」と「ないもの」のお話でもある。
    象徴的なのが、レース編みのこと。
    レース編みは、編み地の部分と、何も無い部分の組み合わせでなり立っている。
    失われた靴下や手袋の片方。
    古びた店が取り壊されたあ

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    2016年05月22日
  • 野蛮な読書

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    書評集。
    最初は合わなかったのか、ひとつの章の中にたくさんの本が紹介されていて、めまぐるしく話が変わるのでだんだん読み疲れてきて、途中で読むのやめよう…でももうすこしと頑張って写真集の章まで読んでみたらこれがすごいよかった…!!
    重い話にぐーっと引き込まれて、その写真集がすごく見たくなった。
    凄いのは、どんな写真か見なくてもその写真を想像までできたということ。
    その写真を見て自分が心震えるところまで想像できた。
    頑張って読んでよかった。

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    2016年01月19日
  • 野蛮な読書

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    経験も知識もものすごく豊富ですごい人なのに、飾らない、庶民感覚を忘れない、こんな私でも共感できてしまうような文を書けるのがすごい。

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    2015年10月10日
  • ステーキを下町で

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    孤独のグルメのマンガの画を描いている谷口ジロー氏のイラストに惹かれて購入した本。帯広のぱんちょうの豚丼や東向島のかたやまのステーキ、餃子の王将など普段遣いの出来るもしくは旅先で食べるB級グルメのショートエッセイ。何も考えずにさらっと読める。また短編なので細切れで読んで行くこともでき、またグルメ本としても使える本です。

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    2015年10月08日
  • ステーキを下町で

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    テレビには食レポと称しておいしさを伝えんと工夫を凝らした映像が毎日のように溢れている。紋切り型の美辞麗句や繰り返される感嘆の声に食傷気味になるそれらと異なり、本著では店の佇まい、店員や客の様子、そしてメインたる料理の描写によって食事の魅力が鮮やかに再現される。味についてはほとんど詳細されてないのに描かれる食べ物の数々はあまりにも誘惑的。空腹時に読んではならないのはもちろんの事、満腹時に読んでいてもまた食欲が出てくる危険な書である。

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    2015年10月04日
  • ステーキを下町で

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    前作の「サンドウイッチは銀座で」も良かったけれども、この二作目は超えました。お店、味、感想、そして地域性からの味わいイロイロあってご馳走様。

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    2015年09月01日
  • アジア おいしい話

    ami

    購入済み

    美味しそうなだけじゃない!

    調理器具にスポットを当てた本。
    使う人、使う国の解説もあり、雑学的な面白さもあります。
    料理をする人なら自分も使ってみたい!と思わせる興味深い調理器具がてんこ盛りなので、あれこれ想像を膨らませながら読めました。
    一点残念なのが、電子化にあたり挿絵が省かれてしまったこと。
    文字だけでは形が想像しにくいものも沢山あり(なにしろ見たことも聞いたこともない器具ばかり)、挿絵があればなーと何度か思いました。

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    2015年08月16日
  • 野蛮な読書

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    「読みたい」力を掻き立てる、洋子さんが日常に平行して野蛮に103冊の本を紹介していくエッセイ。

    フードジャーナリストなだけあって、食の描写が凄いんです。書評も秀逸…。叶恭子の本が紹介されたと思ったら官能小説を紹介したり、平松さんの気取ってない柔らかな文章、クスッと笑えるユーモア。
    個人的に"わたしの断食1週間"での断食中のひもじさと断食後の食への感謝と断食中の夜に読む正岡子規が印象的だった。

    自分の表現力じゃこの魅力は伝わらない…贅沢すぎて感無量!読みたい本がまた増えました。読書好きな方(そうでない方も)是非是非是非是非絶対読んでみて下さい!平松洋子さんのような母親がい

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    2015年03月27日
  • サンドウィッチは銀座で

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    てんぷらを揚げてる油の音や、トーストしたサンドウィッチを切るサクッという音が聞こえてくる本。
    タイトルはおしゃれすぎるけど、それを狙った本ではなかった。
    社員食堂訪問しまくる記事が好きだ。
    挿絵が無くても、十分伝わるけれど…挿絵も味。
    谷口氏のファンには嬉しいだろう。

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    2015年05月04日
  • サンドウィッチは銀座で

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    混ぜるな危険ならぬ読むな危険です。
    もしあなたが、ダイエットをお考えなら
    軽快な文体とリアルに想像させる描写で、ダイエットは敢え無く崩れ去ることでしょう

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    2015年01月16日
  • 野蛮な読書

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    読書にまつわる少し長めのエッセイ。読書だけでもないし、生活だけでもない。平松洋子さんの文章は初めて読んだけれど、構成と比喩がダイナミックで迫力がある。「わたしの断食一週間」で子規の『仰臥漫録』を読むっていうのはよーくわかる。私はやたら恋愛ものが読みたくなった、断食中。食を意識せざるを得ないからストレートに食の本に走るか別の欲求で埋めるかは性格が出るところだろうと思う。あと、「クリスティーネの眼差し」!写真集についての章が素晴らしい。実際写真見たことあるのは森山大道ぐらいだけど、恐ろしい鴉の写真を、是非見たいと思いました。宇能鴻一郎って芥川賞作家だったのか、知らなかった。

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    2015年01月11日
  • サンドウィッチは銀座で

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    食に関するエッセイなら、断然平松洋子さん。「孤独のグルメ」の谷口ジローさんの漫画もついて、お勧めです。

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    2014年01月13日
  • サンドウィッチは銀座で

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    出てくる食べ物みんな美味しそうでたまらない。
    既になかったり、出向くのが難しそうだったりするところもあるけれど、いつかぜひ自分も行ってみたいと思わせられる。人物や景色もそうだけれど食べ物を豊かな表現力で魅力的に描けるのは羨ましい。

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    2013年12月11日
  • サンドウィッチは銀座で

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    ネタバレ

    美味しいものを食べるより、美味しくものを食べよう
    俺が最近心がけていることなんだけど、そりゃ美味しいものを美味しく食べるのが一番で、できればそうしたい。
    この本を読むと、美味しそうな食べ物がたくさん出てきて、ほんでまた平松さんが美味そうに食べよるねん。美味しく食べる描写がまた上手いねん。

    少々寝の張る食べ物でも「とてもお安い」と言い切るあたりに、経済力の差を感じてちょっと引き気味のところもあるんだけど、妬みでひねくれる心をこれでもかと逆なでるような、美味いモノ美味い食い方、上手い描写の連続で

    逆なでもエエもんやとか思ってしまう。
    谷口ジローの挿絵(漫画)がまたエエのよなぁ。

    何よりも食い

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    2013年11月22日