ひさしぶりの海苔弁

ひさしぶりの海苔弁

750円 (税込)

3pt

新幹線で食べる海苔弁の美味さ、油揚げが人格者である理由、そしてかまぼこ板の美学とは――。
食を愉しみ、食を哲学する。週刊文春の人気食エッセイが電子版で登場!


春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。真夏に囓るきゅうりの爽快さ。
目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。
おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。
惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストレーションも、単行本版から大増量して、計60点収録。
食を楽しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。

【主な内容】
すいか相手にぶつかり稽古
どうする、目玉焼き
れんこん讃歌
パセリを丼いっぱい
パパパパパインはいかがです
ニッカボッカの男めし
南国おでんの宇宙
「うみねこパン」を盗み喰い
かまぼこ板の美学
さよなら、ホットケーキ
二十五年めのハンバーグ ……など。

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ひさしぶりの海苔弁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    うちでは母親のレパートリーにのり弁という概念はなく のり弁を初めて知ったのは たぶん高校生の時 友達のお弁当で見た時だったと思う。でも実際に自分で食べたのは それよりずっとあとで お弁当屋さんのお馴染みののり弁。のり弁の上に白身魚のフライとか ちくわの青のり天ぷらとかが乗ってるポピュラーなやつ。美味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月31日

    表紙のシンプルさに、ガツーン!
    海苔弁のシンプルさをダイレクトに伝えているわけだが、私のような素人が描こうとしたら、欲張って、どうにかして断面を見せようとか思ってしまうんだろうな…
    もちろん、平松洋子さんの食のエッセイなのだが、1編ごとに安西水丸氏のイラストが載っており、それは文章との絶妙の相性を見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月27日

    食欲の秋にどんぴしゃり。あまりたくさん食べることは出来ないけれど、少しでも美味しいものを多く知りたい!食べたい!な、食いしん坊の私にうってつけ。読むだけでお腹が満たされます。食べることへの執着心が増す、食への愛が溢れたエッセイ。これからは、もっとゆっくり味わって食べよう。…できる限り。まずは、お腹を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月30日

    きゅうりの古漬け似は笑った。
    海苔弁って(というかお弁当自体思い出が少ない)数えるくらいしか食べたことないけど美味しいものって記憶がすごくある。


    イラスト 安西水丸

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    Posted by ブクログ 2018年03月18日

    今回もとてもお腹が空きました。
    前作までとは違って短いエピソードがたくさん入った一冊となっていましたが、面白かったです。
    レモンスパゲッティやにらの味噌汁、作ってみたいなぁと思うものもありました。
    「人生の救い」も読みたくなったし、石井好子さんのレシピ本はわたしも好きです、となったり、美味しいものを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月23日

    週刊文春に掲載されていた食事に関するコラム
    83回をまとめた一冊。

    本書のタイトルもインパクトありますが、
    83個のコラムのタイトルもインパクトのあるものが
    多数あります。

    1つ1つの話は非常に短いエッセイですが、
    筆者の経験や分析が散りばめられており、
    話題になっている食事が食べたくなる内容ば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月13日

    大好きな平松さんのエッセイ。
    そう言えば私海苔弁て食べたことないや と思いつつ読んでみる。作りたいなって思うことはあってもあまりに簡単なためかやっぱりまだ作ってない。から食べてない。
    貝づくし 粉わかめ さぬきうどん 丁寧なジェノベーゼ
    毎度毎度お腹が空く。
    青いレモンは読んでいるだけでエラが痛くな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    とにかく海苔弁がたべたくていてもたってもいられなくなる。
    作って食べてみたものの、海苔がぱりっと縮んでしまい、いまいちな味に。子供の頃に食べた、懐かしい海苔弁が作れるよう、がんばろうと思わされた。
    平松さんのこのシリーズは制覇すべく少しずつ読んでいるが、読み終えて再読したくなる中毒性があるなと思う。

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    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    平松洋子と言えば毒舌書評だが、料理・食事にもそれなりに造詣の深い人らしく、週刊文春に連載した食エッセイをまとめた一冊。しかし、書評ほどのキレも深みもなく、凡庸。まあ、もともと週刊誌の埋め草連載だしな。

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    Posted by ブクログ 2022年04月10日

    「週刊文春」連載のエッセイに
    今回は安西水丸さんの挿絵つき。
    この大胆な表紙の装丁よ!

    海苔弁の思い出といえば
    私にとっては「バイトの昼飯」だわ。
    ファストフードでバイトしてて
    昼は米のメシが食べたかった(笑)

    魔が差して入ってしまわはった
    高級紅茶店はもしや右京さんご愛用のあの店?
    高いと思っ...続きを読む

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