平松洋子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレつくづく平松さんのエッセイは大人の女性の文章で、一歩引いた目線で静かに物事を捉えておられるな、と感心する。
今回も気になる文章が多数。
「ほんとうにだいじなものは、記憶のなかにこそ静かに潜んでいるのかもしれない」
「現在を支えているのは、おびただしい過去の堆積である。だからこそ、たったいまを生き抜けば現在は更新され、明日へ連なってゆく」等々。
真夏の暑い日に平松さんが作られた、刻んだトマトの入った冷たい茶碗むしをつるんと食べてみたい。
私の地元を「雲の美しい土地」と書いておられて、なんだか嬉しい。
風と共に何処からか雲が低く湧き広がっていく様子が目に浮かぶ。
平松さんのように空を見上げて雲の在りかや風のみちすじをなぞってみたい。