西原理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自称「とりさん」だったくらいの頃から西原理恵子さんという作家の魅力に気づき、わりと単行本が出るたびに買っている。つくづくこの人は作家として「腕力」のある人だなあと実感する。才能という言葉で表すと陳腐になってしまうが、スタミナというか腕力というか、ひとつひとつの作品をつくりあげるためのカロリーがまるで目減りしない、息切れを感じさせないのである。とうとう長男は中学生になり反抗期に突入した「毎日かあさん」。ふつう子育てコミックエッセイは子どもが中学生にもなるとトーンが変わるか、あるいはスローダウンする。ほほえましいエピソードや笑える事件が起きにくく、題材に困るからだ。しかしこの作品ではあいかわらずの破天荒ぶり。なぜかといって彼女自身が、人生とか人間といったものをどこかで達観して、ずっと笑い飛ばしているからだろう。
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Posted by ブクログ
「いがいが反抗期」だって?はい、それはうちの息子です。中学後半くらいからかなあ「機嫌が良くても悪い」イライラオーラを出し続けて早三年。早く大人になれよと舌打ちする母である。
まあネが穏和な子なので、暴言を吐くわけでなし、おとなしいものなんだけどね。親としては天使のように可愛かった頃の甘美な記憶が忘れられないのよ。「おか〜さ〜ん」と目をキラキラさせてまとわりついていたチビは、今や180センチを優に超える見上げるようなシロモノになり、何を聞いても「いや」「別に」「ああ」ばっかり。そのくせ人の揚げ足とるときだけは妙に雄弁で素早く、かわいげのないこと甚だしい。サイバラが書いてる通り、息子にプチ災難が降りかかると「ざまあみろ」なんてちょっと思ったりする。はあ〜、思えば遠くに来たもんだ。
てなことを、下宿している大学生の娘にメールして愚痴る私。ああ、娘はいいわあ。子離れしたくないよお。西原の気持ちがわかる気がする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己啓発本のようなものをよく読むことがあるけれど、
こういう対談集でそれぞれ歩まれた人生を語りながらの
価値観や文化、思考を知るっていうスタイルは
意外にいいもんですね。受け取りやすい。
語り手が見えすぎているから、説得力がある。
しかも、この3名という豪華さ。
面白かったです。
佐野さんのお話では、命に関する価値観が興味深かった。
小さい頃から兄弟や時代のせいもあって死を間近で
見てきた佐野さんにとって、飢えて死んでしまう子供の命と
今の臓器を売り買いするような命は違うということ。
死ぬということには、自然な摂理があるということ。
タバコを吸いながら、健康とか長寿、お金に関しても
執着がないという佐野さんの人生観って素敵だなぁと
思いました。
絵本を描く人のイメージが、この3人によって大きく
変わる気が(笑)
人間味があって、自由であまりルールなんかに縛られて
ない感じが、うらやましいです。
リリーさんとのエロに関する話とかもされる予定だった
ようだけど、その前に佐野さんは去年亡くなられてしまい、
残念です。もっと続きが読みたかったなぁ。