西原理恵子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎度毎度泣かされるんである。わかっているのに、なんでだろ。小さかった頃の二人が出てくるともうダメだ。
「あれ?きのうあんなに小さかったのに 夢をみてるみたいだ」 ううっ。
私もサイバラと同じく「役に立たない心配をする歳に」なり、親とはどこまでもどこまでも心配をする人のことを言うのだと知る。
がんちゃんが留学先でもらったすばらしい成績表を、ばあちゃんが「何回も何回も見ていた」というコマにもしみるものがある。
大人になりつつある娘さんへの言葉は、「王子様を待たないで幸せは自分で取りに行ってください」。ほんと、そうだね。ただ、マイペースで我が道を行く私の娘には「世の中には『王子様』っていうもの -
Posted by ブクログ
もうフォロワーはいらない、「無頼派」はサイバラだけで十分だ――誰の発言だったか失念したが、そんな言葉を聞いたことがある。本書はサイバラさんの作品のなかでもとりわけ「無頼派」色が強く、学生の頃「元祖・無頼派」坂口安吾にハマっていた僕は、どこか懐かしさを覚えながらページをめくっていた。
「脱税できるかな」の税金闘争は安吾のそれ(「負ケラレマセン勝ツマデハ」)を彷彿とさせ、「ホステスできるかな」をはじめとするルポは現代版「安吾巷談」といった趣だ。
僕はこの人が描く、野放図な日常と、誰もいない真っ青な海が好きだ。無頼派のフィルターを通すとき、今ここにある生ゴミ臭い現実は、容赦なく酷薄なユーモアに満 -
Posted by ブクログ
えーと、「うつくしいのはら」、結局、ロボットは出てこなかったのですね。
というか、人間に見えるロボットの話なんだから、人間かいとけばいいのでは……。
この話の中で、どうロボットがからんだんだろう??
いろんな疑問がありますが。
うーん、テーマが、こういう物語は、あんまり批判しにくいというのがあるかもしれません。
でも、このマンガ、西原理恵子のマンガとしての出来は、わたしは今ひとつだと思います。
よくある話で、西原理恵子なら、もっと突っ込んだところをかけたと思うから。
もちろん、こんな話がよくある話であること自体の世界が抱えている不幸というのはあると思うのだけど。