あらすじ
「息子の背が私を超えました」。連載10年を超えてますます脂がのるサイバラ節。新聞連載の爆笑エピソード集にくわえ、感動の描き下ろし「贈り物」、そして、大反響を呼んだ松本ぷりっつ「うちの3姉妹」とのコラボ漫画を収録!
《16年続いた「毎日かあさん」もついに連載終了!!卒母した西原先生の新連載『りえさん手帖』は2017年10月2日スタート!》
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
涙が出るほど笑って、しんみりしてしまう場面もある。
善く悪く懸命に生きている。
母さんからこどもが巣立っていくのが悲しい。
いつでも思い出すのは幼いこどもたち。
母さんの戦略にはまっていつまでも幼いままだ。
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あいかわらず息子と娘がいとおしい(馬鹿な子ほど可愛い)。
宿題に対する娘の見解と息子からの消せないメール・・・
そして最後の「贈り物」ですよ
こらえてたのに最後のひとこまで涙がーーーー
Posted by ブクログ
毎日新聞紙上で大人気連載中の育児マンガ『毎日かあさん』の9巻です。ここでは『育っちまった編』と称して自分の身長を追い抜いてしまった息子と、日々女子力が赤丸急上昇中の娘とのやり取りが収録されております。
毎日新聞にて大人気連載中の『毎日母さん』その9巻目となります。実を言うと、僕は彼女の連れ合いであったカメラマンの鴨志田穣氏が他界された際、そのお別れ会に出席し、なんと途中で遺族席に何の間違いか座ってしまったことがあり、ここに描かれている娘さんとご子息と、そしてサイバラ女史のご母堂と丁度向かい合う形で座っていたことを読みながら思い出しました。
そんな彼らも時が流れてサイバラ女史の背丈を越えるようになって来た頃に描かれたのが本書と相成ります。肉を好んで食し、ラップやヒップホップにのめりこみ、家には彼の友人が多く押しかけるまでになった息子さんと、おませなところは相変わらずで、時にはサイバラ女史のフォローまでするようになった女子力急上昇中の娘との掛け合いは相変わらずで、そこにここでは少々薄めていはするものの、それでも強烈な彼女独特の『毒』が相まって、今回もまた『サイバラワールド』全開の1冊で、大満足でございました。
それに加えて、おなじく「子育てマンガ」というジャンルで大人気を博す松本ぷりっつ「うちの3姉妹」との大反響コラボや、巻末のほうに書き下ろしで収録されている引きこもり少年の再生を描くサイバラ渾身の描き下ろし「贈り物」も収録されており、これが15ページながら、『叙情派』といわれる彼女の部分を前面に押し出したなんとも泣かせる作りでございました。相変わらずサービス精神旺盛な彼女に(良い意味で)翻弄されてしまいそうです。
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育っちまったかぁ。
ふたりとも小さい頃と同じ絵ですがイメージ変えないようにしてるのかな?
女の子はやっぱり精神的に離れるのが早いのね。
男の子の親は「毎日かあさん」、女の子の親は「うちの3姉妹」なんですか。
男の子がうちのと同じ年齢だと思うので読んでますが、いろいろ細かいことが気にならなくなるので皆読むとイイよ。
「贈り物」やられました。
お姉ちゃんの件は本当に良かったのかわからないけど、みんなが幸せならいいや。
Posted by ブクログ
男の子はおバカなお子様に見えて実は、女親は成長を見守るしかない。一方女の子は女親と腹を割って話せるけど男の子より先に親の手を離れてしまう。一見奔放に見えて本当の所は色々考えて子育てしているサイバラさんと、中3と小6に成長した子供達の今回の物語を読んで、そんな事をしみじみ考えています。
初期の頃の子供達が幼かった頃や鴨ちゃんが健在だった頃よりはちゃめちゃな笑い話は減っているけど、その分親子関係が成熟して良い感じになってきたなあ、と思います。
そして描き下ろし「贈り物」の家族の絆。全ての家族がこういう絆を持てるわけではないにせよ、どんなに順風満帆でない出来事に見舞われても、絶望するのはまだ早いよ!ひとかけらの希望と誰かの幸せを守る為に踏ん張ってみ。と言われたように思いました。
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安定の西原理恵子の毎日かあさん。
笑いと少しのほっこり。
反抗期の中学生とのバトルも赤裸々だが、面白い!
「なんとなく消せない息子からのメール」がお気に入り。
Posted by ブクログ
育つんですよね、子供って。
私の周りのちびっこたちもすくすく生意気にすくすく健やかに、育っております。
それは私たちが老いてきている証拠でもあったり。
西原さん、今すっごく幸せそうだ。
いいことだ!!女性はどこまでもたくましく元気で明るくなくっちゃね。
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西原家のその後。
毎日かあさん、連載10年、なのね。
子供のいい加減さ、たまにみせる心遣いに一喜一憂しながら、自らも成長する。私の立場からは親心、という言葉を感じます。
人は必ず死ぬ。
でもあちこちで新しい命が生まれてくる。
これがこの世の習い…
Posted by ブクログ
サイバラのBlogを並行して見ているせいか、書かれているネタ(内容)が完全に被っているww
が、しかし!
マンガでしっかりともう一度読めるってーのは、買った意味があるのではないか、とサイバラフリークのワタシはフォローするww
Posted by ブクログ
西原さんのお話って、トシとともに沁みる。
息子さんも娘さんもブサイクでバカって言うけれど、心は良くて、いろいろあっても楽しい毎日なんだろうな…。
毎回「ワンページ」シリーズにツボが多いけれど、今回は5人男子の母親に「あんたんちみたいな多頭飼いと一緒にしないでよ!」ってセリフが良かった。
こういうセリフを吐ける友人が欲しい。
Posted by ブクログ
もう9巻目。
息子のおばかネタも娘の女子ぶりも、もうわかっている気がするのだけれど、いつも新しい感動が混ざってる。西原 理恵子ってやっぱりすごい。
男の子の親がこぞってこの作品を読むのは、「ああ、うちも(は?)大丈夫だ」と思いたいからじゃないか、ということに気づいてしまった第9巻。
毎日かあさんを読まずに、我が子を愛し抜ける人は偉いが、これを読んでほっとして、自分もがんばろうと思う人だって偉い。
どの子も素敵、どの親も幸せ。泥まみれ恥まみれでも、生きてるってありがたい。ありがたいよ、サイバラ。
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子供達も大きくなって、小さい頃のお話のように泣けてくるものは少なくなった分、それぞれのお話の最後に出てくるお母さんのモノローグにグッと来ることが多くなった。
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「大人になりやがって さみしいです」
あ~まったく本当に実際その通りだなあ。
でも、その寂しさはじんわりあたたかくもあるんだよね。これから先もきっと、ずーっとほんのりあたたかいんだろうなと思う。
子供が小さい頃よく行った公園とか、小学校なんかを通りかかったとき、ふっとあそこにまだいるんじゃないかなと思ったりする。
あのちっちゃかった子供はどこに行ったのかな。いや確かにでかくなってここにいるんですが、なんだかそれはもう別物で、だって「お母さんのもの」ではないもの。
サイバラの一番いいところというのが、子供を描くととてもよく出てくると思う。ギャグの切れ味と、豊かな叙情性が見事に同居している。
Posted by ブクログ
息子の体が大きくなったことよりも、娘の精神的な成長の伸びに驚いたー。大人びていく娘が愛おしい。
そして体は大きくなっても相変わらずというか、より一層肉の呪縛にがんじがらめになってる息子に妙に安心してしまう不思議。
Posted by ブクログ
絵は上手くないし、文字は手書きで細かくて。
そこいらにある家庭を描いてるだけ。
なのに。なんでこんなに笑って泣けるのか( ;´Д`)
飾らず、思ったことを素直に表現しているからかなぁ。
読む前は必ず構えて読み始める。笑うもんか。泣くもんか。
…いつも白旗振って終わります。
今回も笑いました。泣きました。
人生の切り刻んだ一部を見ただけなのに。
描かれている人の一生はまだまだ続くのに。
とりあえず。
知り得た部分が幸せです、と締めくくりがあるからと安心します。そして、応援しています。
形こそ違えど、同じ時間を生きる人間として、子育てする母親として働く主婦として。読者として。
毎日かあさん、大好きです( ̄^ ̄)ゞ