【感想・ネタバレ】毎日かあさん カニ母編のレビュー

あらすじ

文化庁メディア芸術祭賞受賞!
「家庭円満マンガを描いていたら、連載中に離婚してしまいました(笑)」と、あくまでも明るいサイバラ家の家族絵巻。
『毎日新聞』生活家庭面連載の「さいばらりえこの毎日かあさん」に描きおろしを加えた一冊!
2011年2月5日映画化!《16年続いた「毎日かあさん」もついに連載終了!!卒母した西原先生の新連載『りえさん手帖』は2017年10月2日スタート!》

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この人の描くマンガは、忘れた頃に突然ホロッとさせる話が出てくるので注意。でもそこがたまらなく好き。割烹着着た、こんな母さんになりたいな。

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2015年09月06日

Posted by ブクログ

何度うまれかわってもかあさんになりたい。という一文で妙に感動して涙が出そうになったけど、ふと自分の心を探ってみると、そういう気持ちは見つからなかったので、今でもなんで涙が出そうになったのかが不思議。きっと深く考えて行けば分かる気がするけど、面倒くさいのでやめちゃった。

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2014年01月12日

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あの小さな台所には
もう
がまんが入っているんだなあ。

この言葉に涙がポロリ。
笑って泣いてまた笑って。
そんな作品。

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2013年12月02日

Posted by ブクログ

有名人の貧乏話や苦労話はいろいろあるけど、西原さんの子供時代は愛情に関しては幸せだったんだなと思う。
お母さんになった今も、私には真似できないくらい愛情が溢れている。
相変わらず絵は凄いけど(笑)、いつもほのぼのと笑いながら読むことができる。

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2012年03月29日

Posted by ブクログ

泣いて、笑って、ほんとに好き。このマンガ。
母で良かったなぁ、
夫婦っていいなぁ、
人生って…(いいなぁとはここは一言ではとてもいえない)

マンガは高いので、月一冊ずつそろえるとする。

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2012年03月10日

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ネタバレ

やっぱり最強の育児本。「台所」の「あの小さな台所にはもうがまんが入っているんだなあ」という最後の言葉は、保育園での母子分離に苦労した私の胸に刺さるし、「兄妹」の「いつのまにかちゃんと兄妹になっていた」というのも、将来そう思う時が絶対に来るんだと思う。この勢いで、全部読むぞ。

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2012年02月29日

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家族の温かさを思い出す。子供の頃はこうだったなあ。。という想いから、こんなんじゃなかったけど、こうだったらよかったなあ。。という想いも。
ギャグにも下手な絵にも、底に流れる優しい感情・条件なしで受け入れる姿は、「母」の姿を思い出させる。

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2011年06月30日

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おバカな息子&しっかり者の娘、それに愛憎のベターハーフ=元夫の鴨ちゃんとの日々を、捨て身で笑い飛ばす。ときどき泣かせる。とうとう離婚しちゃったサイバラと鴨ちゃん。「一度すきになった人をきらいになるのはむつかしいなぁ」というセリフが、本音だろうなと思う。

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2011年06月27日

Posted by ブクログ

 多分、「どこの家庭にも起こりえる悲惨な一面」というものがあり、それに困った困った言いつつも、どっぷりつかって不幸を堪能するひともいれば、このひとのように、どっぷりつかれない己がいい加減さ、圧倒的なひらきなおりと、笑い飛ばす底つき感じが、なんか、じぶんとどこか、合致するような気がして。
 ひとは親になった途端、じぶんのなかに、否応、化け物を飼う。化け物をうまく飼いならせれば、よいのだけど、早々うまくいくはずもなく。
 しかし一方で、動物本来の本能でもって、子をいつくしみ、見守る能力がそもそも、そなわっているのもまた、にんげんである(はず)。

 ごたくはよい。ただ、笑えばよいのだ。

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2011年12月04日

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連載が毎日新聞だけあって、最初は様子見が感じられましたが巻を重ねるごとに西原さんらしさが出てきて、ご主人の鴨志田さんが亡くなる巻では涙ぼろぼろでした。

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2010年01月04日

Posted by ブクログ

りえぞうセンセは、どんなに攻撃的で毒舌をはいても根っこの部分に大きな愛が横たわっていて大好きです。欧米の個人主義というか、べたべた寄りかからない優しさってお洒落でかっこいいですよね。依存させて相手が持っている本来の力を弱めてしまうのではなく、相手が自立できるように心の底から手放しで笑わせてくれます。人間は笑うと力が抜けて恐怖や不安から手を放します。ニセモノを手放すことはホンモノを受け入れることです。誰にも、何にも、しがみついていない「原点」に戻ります。実際に顔が笑う、笑わないは別にしても、笑っているときの緊張感ゼロが「本当の自分」です。逆に、何かしらかしら緊張しているときは自分じゃない誰かを無意識に演じています。これが自己欺瞞です。そして、社会生活や恋愛や結婚ドラマの大半は嘘で成り立っているのです。笑いながら家計や老後の心配なんてできません。笑いながら喧嘩や戦争なんてできません。「本当の自分」は未来を心配したり、あれこれ悩んだり、闘ったりできないんです。あくまでも、恐怖や不安や心配は妄想でしかありません。妄想するのは個人の自由ですが決して「自分=妄想」ではありません。彼女は対極の磁石のように目いっぱいふところに惹きつけてから、最終的には同極の磁石のように反発させる。相手から必要とされなくなるように、相手が自分の足でちゃんと立って生きていけるように、ひとりでいるときもあるがままの自分に笑っていられるように、魂の成長にお付き合いしてくれる。ほんとうのお母さんです。エロくて、猫バカで、ちんこ好きで、おもしろくて、しかも超美人。心から尊敬する女子です。

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2009年11月15日

Posted by ブクログ

毎日新聞を読んでないので、これが掲載されていると思うと痛快なのだが、
それにしても西原はあたたかい。実際しゃべってるところを聞くときつい
感じがするが、それにしても大きい。
デビューのころから読んでいるが、あたたかく、大きいところは当時はなかった。
ひねくれず、周りに恵まれて、恩恵をたくさん受けてきたんだろう。

出戻り編の、鴨ちゃんが死ぬ話は、何度読んでも素直に泣ける。
どこだか忘れたが、子どもたちが迷子になる話。そうだよ、日曜の夜まで
仕事入れてる私が悪いよ。つないでた手を絶対離さなかったんだってね、
偉かったね。
私は子どもはいないが、あまたいる女流作家の、産む前までは子どもなんか嫌い、
でも産んだら子育てって最高よ!! みたいな手のひらの返し方はクソかと思う
のだが、西原は素直に読める。信者だからといったらそれまでだが、
マンガがおもしろいからだろう。
スナックかあさんの、納豆ねりながら走ってくるかあさんは素晴らしい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

たくさん笑ってちょっぴりホッコリ、んでドバッと泣ける。
特に4巻は秀逸。
理恵蔵先生風の育児?本ですw
毎日新聞日曜版に毎週掲載されてますよ☆

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2010年01月28日

Posted by ブクログ

時々読み返しては「ククッ」っと笑っています。
西原作品はほとんど読んでますが、毎日かあさんシリーズはいろんな西原さんをギュッと濃縮した感じです。
いろいろと物議もかもし出す同氏ですが、それも西原さんの西原さんたる所以。
自分の子供時代もこんな感じだったなあと思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

コピーが、「家庭円満マンガを描いていたら離婚してしまいました」

子どもは、キライ。ダメ人間は、キライ。とすぐにいう西原理恵子ですが、キライというのは、なんというか、自分がそれを切り捨てていくことができないからなんだろうなぁと思います。

まあ、子どもがキライな人に「ゆんぼくん」が描けるとは思えませんから。

今回は、「すきだったひとをきらいになるのはむつかしいなあ。」とめずらしくストレートな表現があった。
改めてというか、やっばりというか、かもちゃんのことを好きだったんだなぁと。

わたしは、「娘はうまい」話が好きですねぇ。

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2010年03月07日

Posted by ブクログ

「毎日母さん」の記念すべき第一巻。
今読んでも尚面白いこの作品。

母であり、妻であり、そして娘であることを正直につづった漫画。

時に大爆笑、時に考えさせられ、時にほろりとさせられる。

とってもすてきな漫画です。

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2009年10月04日

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ネタバレ

これを大新聞が連載させてたとは大胆/ドメスティックを通り越して野獣的(野獣から見れば野性人的)子育て。『できるかな∨3』と時期が重なる、プライベートを空恐ろしいほど暴露。一度離縁した鴨志田とまた同棲しているが終日飲んだくれているかと思えばパレスチナに行ったりする。鴨は「カンボジアの子を一人養子にしてもいいかな」「いいよ」と返事/子どもは絵本を読んで寝かしつけないと2時3時でも待ってる。しかし母は晩酌しないと眠れない…「横歩きすな」の蟹母かと思えば、夜中にこっそり「こんなおいしいものは私だけ」蟹を食べていた

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2019年03月02日

Posted by ブクログ

他人事だから笑えるエピソードてんこ盛り!…の中にホロッとする話やちょっと考えさせられる話もちょこちょこあって、読みごたえありました。
お葬式での泣いたり笑ったり、娘さんのおままごと、外国人の里子。印象に残ったエピソードはいくつもあれど、一番ツボだったのは「娘は上手いから気を付けろ!」でした!

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2016年11月10日

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結婚、出産、子育て、離婚・・・
人生いろいろあるけど、人に対する愛情がいっぱい詰まっている。

カニの美味しさは子供にはわかるまい。

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2014年11月16日

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西原理恵子さんの日常、ほとんどが1ページものの漫画。ほんのり個性的なエピソードが続くなか、時折差し挟まれる短い文章に心を掴まれる。

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2013年12月21日

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ネタバレ

最初、汚い絵だと思ったけど、じっくり読むと笑えるし泣ける。

特に娘ちゃんが保育園でお母さんを待っているエピソードが泣けた。

お迎えがくるたびにそこにいき、自分のお母さんがないたびに、自分でティッシュを取って涙を拭いて、自分でゴミ箱に入れて、またおままごとをはじめる。

最後のコメントがまた泣ける
「あの小さな台所にはもうがまんがはいっているのだなぁ」

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2014年04月03日

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ネタバレ

好きな巻。
この巻からアニメになった話し多数な気がする。

びゅっ「人は不意を突かれると涙が噴き出るもの」
台所「あの小さな台所には もうがまんが入っているんだなあ」
しゅき「おか おかしゃん    おかーしゃんだいすきー  しゅきー」
いつか「子供ってさあ もっとカンタンに もらっちゃってもいーんだよなー」
鴨ちゃんの話は心が痛む。

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2012年12月28日

Posted by ブクログ

このお話は、アニメよりマンガのが良い。
年齢を重ねた人のほうが、西原さんの奥深さはわかるんだろうな…。

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2012年09月19日

Posted by ブクログ

笑えるとこあり、うるっとくるとこあり、なんでもっと早く読まなかったんだろうか。こんなおもしろいマンガ久々だ。

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2010年05月06日

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祝アニメ化!
ってことで、ついにファンおよび作者も待望のアニメ化決定!
デビュー当時から追っかけてきて、所詮アングライロモノ作家、分かる人だけわかりゃいいさ!と思ってきたけど、素直に嬉しい。
往年のサイバラ節はナリを潜めていますが、子育てまんがとしての新境地は評価したい。
途中、鴨ちゃんとの離婚・復縁、そして永遠の別れがあるものの、これがアニメでどうなるんだと、今からちょっと心配。
ただし、涙なしではめくれない4巻は、なんだか開くのがつらいなあ。

神様、わたしに子供をありがとう。

女の無頼はサイバラ一人で十分だけれど、コドモにとっては愛すべきおかあちゃんになったのだな、と嬉しいでございます。

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2009年10月04日

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面白い!
うはは〜って笑ってたらしんみりしたり。
パワフルです。
そして、実写のかあさん(写真があるのよ)かわいいです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

 母さんと子どもたちの怒涛の日常&さりげなく離婚話。 ここの子どもそんなにあほなのかなあ?そんなことないと思うよ、たぶん。

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2011年09月09日

Posted by ブクログ

わたしの暗い部分を刺激するので、読むと必ず黒おハナになります。誰しもが表現できない辛さをこの人は描けるのだとおもう

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2012年08月08日

Posted by ブクログ

カフェに置いてあって初めて読んだ。
強烈な絵とキャラクターなんだね。
実際の子育てってあんな感じで戦争なのかも...
たまにすごい大事なこと書いてるんだけど
それを拾うには
カーチャンのツッコミがキツすぎて、ちょっと苦手だった。

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2018年06月24日

Posted by ブクログ

完結したことで話題のこのシリーズ。昔、いくつか買って置いたことを思い出して手に取った。

 本書で、西原さんは39歳。

 息子さんと娘さんは5歳と3歳。

 今の俺より若いんだ。長男は同い年だし。

 ダンナさんと離婚し、その後、亡くなった話は知っている。最初はいっしょに暮らす父親として出てくるんだなぁ。

 重い現実と、笑いを誘うエピソード。そしてじんとくる話も。

 すべてが等価で並べられている。

 最後の卒母編だけまた買ってこようかな、と思ったけど、このシリーズは最初からたどっていった方が楽しみが増す話だ。子育てって、一足飛びじゃないものね。

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2017年09月28日

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