西原理恵子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
定番のサイバラさんとのコンビエッセイなのですが、「魔の山」解説のときのサイバラさんの漫画には笑った。
「しかしインターネットなぞであっという間にあらすじのわかる今、わざわざこの本を買って名作を読んだ気になる人なぞいるのだろうか?(企画的にまず失敗でないかと)」
「清水さんのファンが喜んで買うんじゃないですか」
言い当てすぎである。さすがサイバラさんです……。
でもこの本は、五分で読む名作(だっけ?)みたいなあらすじ読んで名作知ろう本的なものじゃなくて、どっちかっていうとアルファブロガーに「この本おもしろいよ、こんな感じ。あとは読んでみてね」って紹介されるのに似てると思います。好きな人が好 -
Posted by ブクログ
祝アニメ化!
ってことで、ついにファンおよび作者も待望のアニメ化決定!
デビュー当時から追っかけてきて、所詮アングライロモノ作家、分かる人だけわかりゃいいさ!と思ってきたけど、素直に嬉しい。
往年のサイバラ節はナリを潜めていますが、子育てまんがとしての新境地は評価したい。
途中、鴨ちゃんとの離婚・復縁、そして永遠の別れがあるものの、これがアニメでどうなるんだと、今からちょっと心配。
ただし、涙なしではめくれない4巻は、なんだか開くのがつらいなあ。
神様、わたしに子供をありがとう。
女の無頼はサイバラ一人で十分だけれど、コドモにとっては愛すべきおかあちゃんになったのだな、と嬉しいでございます -
Posted by ブクログ
西原さんは1964年生まれとあるから僕よりもいくつか年上です。
その西原さんが高知から上京してきて、
やがて漫画家へとなっていく過程が描いてあります。
自伝のような私小説のようなマンガです。
僕はこの頃の東京のことをよく覚えています。
だから西原さんの描く風景は、
心の奥深くに沁みるように落ちていきます。
破天荒とほのぼのが交錯します。
僕がハイティーンだったその時代、
僕は自分をどうまとめたらよいのか、どんな風に生きてったらいいのか
わかりませんでした。
いつも収拾がつかない自分に手を焼いていました。
音楽や絵や小説が、僕の救いでありました。
この本を読んでいると、そのあたりがダブり