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『坊っちゃん』『ロビンソン・クルーソー』『伊豆の踊子』『ハムレット』『罪と罰』――。文学史に燦然(さんぜん)と輝く20作品を、シミズ博士のウンチクとサイバラ画伯の過激なマンガで大胆に解釈する。名作を読まなくても楽しめる、新機軸のブックガイド。清水義範が選ぶ泣ける物語ベスト10、王道ミステリーベスト10も収録。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
三島由紀夫『金閣寺』が紹介されているので読む。既読作品の解釈だけ読んで、長らく積ん読していた。今回、これまで避けてきた未読作品についても読んでしまう。 巻末「王道ミステリーの楽しみ」では慎重にトリックに触れないようにしているが、小説は全て広義のミステリーである。『魔の山』のアレは知りたくなかった...続きを読む。 西原理恵子のマンガは不羈奔放で面白いけれど、361頁『ジェダイの復讐』の扱いにあきれた。「スターウォーズは結局ただの親子ゲンカで、最後に親父を手で投げた」。……ホントに観たのだろうか?
古い名作が結構多かったので、実は読んでませんでした・・・というのがかなりありました。面白い読み方もあったけど、え~、そんな筋やったんかという内容のもあり、読みたいと思わせない作品も。ええんか、それで?西原さんの鋭いつっこみは良かった。
独自視点?の略解が楽しかった。そして西原氏のシモネタ全開の粗い漫画もナイス。ちょっと電車内で読むのがはばかられるくらいの勢い。紹介された本のうち、数冊を所有していることが判明、読みたいと思う。
本文を読まなくても サイバラさんのまんがだけ読んでいるだけでオモロくなってきます 祝 手塚治虫文化賞受賞記念まんが オモロすぎっす!!
定番のサイバラさんとのコンビエッセイなのですが、「魔の山」解説のときのサイバラさんの漫画には笑った。 「しかしインターネットなぞであっという間にあらすじのわかる今、わざわざこの本を買って名作を読んだ気になる人なぞいるのだろうか?(企画的にまず失敗でないかと)」 「清水さんのファンが喜んで買うんじゃ...続きを読むないですか」 言い当てすぎである。さすがサイバラさんです……。 でもこの本は、五分で読む名作(だっけ?)みたいなあらすじ読んで名作知ろう本的なものじゃなくて、どっちかっていうとアルファブロガーに「この本おもしろいよ、こんな感じ。あとは読んでみてね」って紹介されるのに似てると思います。好きな人が好きな本だと思うと、読まなくちゃ!って気分になる、そんな感じです。 だから清水さんのファンじゃない人が読むとおもしろいのかどうかは、正直わかりません('A`)どっぷり捕まえられてるから…… ファンなら買いです。あいかわらず清水さんかわいい。だいすき。 しかし清水さんって、なんかいつまでも40代オッサンのイメージがあるのですが、もう還暦迎えてるんですね。おっしゃることが凝り固まってないから、全然おじいちゃんっぽい印象を受けない。このままいつまでも柔らかい方でいてほしいです。かわいいおじいちゃんになあれ。
ハカセのちょっとずれたキ真面目さは相変わらず。少なくとも、このガイドを読んで面白そうだから読んでみようとはぜったいならない(笑)むしろ読んだことがある本を一緒に笑い飛ばしましょうぜ的読み方をする方が楽しいと思う。しかし、このラインナップを今どき全部読んでる人がいるとは思えましぇんvv この私でさえ「...続きを読む魔の山」など高校生以来何度挫折したかわからない。サイバラはムシロ鋭い、が今回下ネタ過ぎ;; 清水ファンの息子に先に読ませてしまったじゃないか!どうしてくれる!
清水西原ペアの今回は文学ネタ。 清水の文章にあるちょっとした毒も楽しいけれど、西原のぶっちゃけた感想の方がより役に立ちそうな感じですね。(^^; これだけ、名作を取り上げているのに、自分が読んだことがあるのがポーの「黒猫」だけってのは、やはりちょっと問題を感じないわけではありません。(^^; ま、特...続きを読む別講座でまとめられている中には、読んだことがある本がたくさんあったので良かったということにしましょう。(^^; 古典作品世界の時代背景って、なかなか専門家が「常識だから」と言って取り上げてくれないので、こういった本で時代背景などを加味した読み方の解説があるといいですね。 こういうサービスをつければ、古典もまだまだ売れると思うんだけどなぁ。
清水氏の西原氏に対する評価、「この人は大した小説読みだ」は、清水氏に悪気はないのだけど、教師が生徒に対してよくやる評価(褒めているようだが、こう評価するのは自分より下と見なす人に対してのみ)である。この評価に喜ばず、それに敏感に反応した西原氏の反射神経はさすがである。
古今東西の、有名どころ本の感想…というか 突っ込みどころ? になるんでしょうか?? あれの意味が分からない、これの意味が分からない。 けれど分かれば面白いのもあるよ~でも理解できない。 みたいな内容は、感想、でいいのでしょうか?w 途中にある漫画は、内容に沿っているものもあれば まったく沿ってなく...続きを読むて、我が道を走っている事も。 続きものになっている部分もあって、別々に読んだ方が お楽しみはあるかも知れません。 聞いた事はあるけれど、あらすじ程度しか知らないものから それすら知らないものから、題名から知りません、まで。 ちょっとした興味はわきましたが、最後まで読むと 読まなくてもいいかなw という気分にさせてくれます。
いわゆる「世界の名作」を大真面目に紹介する清水義範のパートだけでも、それはそれで面白い。やっぱ古典は読んどくかなあ(…時間があれば)と思った。それにしても、りえぞうさんはやっぱし結構本を読んでいる人なんですね。
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