考えすぎた人―お笑い哲学者列伝―

考えすぎた人―お笑い哲学者列伝―

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

3.7

「ソクラテスより頭の強い人間はいますか」聞き間違えた神託のせいで頭突き勝負が始まって(「ソクラテスの石頭」)。論理学の講義が苦痛で仕方がない未来の大王は……(「アリストテレスの論理が苦」)。若く美しい婚約者とモメた四十男のヘーゲルは思慮深すぎる手紙を書くが(「ヘーゲルの弁証法的な痴話喧嘩」)。哲学史に燦然と輝く巨星たちを笑いのめし、叡智の扉へと誘うユーモア小説。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    考えすぎた人―お笑い哲学者列伝―
  • タイトルID
    :
    375865
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

考えすぎた人―お笑い哲学者列伝― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     清水義範の久しぶりのパスティーシュ短編集。それが筆者の本領なのに、最近は旅行記や老後の心構えみたいなのばかり依頼されて欲求不満だったとか。お得意の文体模写が実に楽しそうだが、往年の勢いは失われてしまったな。
     例えば、注釈で遊ぶという発想は清水氏らしくて面白いのに、その内容が説明過多になってしまっている。昔はもっと「わかるヤツだけわかればいい、それが教養ってもんだ」的な傲慢さが(謙虚なお人柄なので他の作家ほど露骨ではないものの)垣間見えて、それがパロディを痛快で鋭いものにしていたのに、子供向けやお年寄り向けの噛んで含めるようなウンチク本ばかり書いているうちに角がとれすぎてしまったのかなぁ。
     誰しも年を取る。ずっと同じ状態にとどまっていられる人なんかいない。長年見守っていると、自省もこめてそう達観せずにはいられない。日の出の勢いの羽生結弦くんだっていずれ後進に勝てなくなり、引退する日がくるのだ(って、関係ないか)。敬愛する清水氏の久々の挑戦への敬意とエールをこめて、ちょっと甘めの採点。

    0
    2015年12月14日

    Posted by ブクログ

    生産した物は、その場にいる人間が等しく分けあうのが共産主義。しかし、大国が共産党一党独裁政治をすると、必ず官僚による利権の独り占めが生じ、公平な配分は行われない。不満を抑え込むため秘密警察が作られ逆らう者は弾圧される。マルクス唱えた理想と夢は、欲にまみれた人間には実現不可能であった。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、デカルト、ルソーなど世界の名だたる哲学者を、とびきりのユーモアで面白おかしく紹介する。笑いながら哲学の断片をも齧ることができる。一粒で二度美味しいお得な作品だ。

    0
    2017年06月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ソクラテスからサルトルまで、有名哲学者に焦点を当てたユーモア小説。専門家ではない作者が真面目に勉強し、わからないところは正直にわからんとぼやきつつも、読者が置き去りにされないよう、おもしろおかしく伝えようとしてくれている。これはあくまで小説なので解釈はあてにせず、考えすぎた人たちの偉大さと変わり具合を楽しむのが無難。熱心に捏ねた結果、とりあえずこうなったでいいと思う。なにより気楽に読めた。

    0
    2022年04月28日

考えすぎた人―お笑い哲学者列伝― の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    考えすぎた人―お笑い哲学者列伝―
  • タイトルID
    :
    375865
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

清水義範 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す