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Posted by ブクログ
これは面白い。
日本語についてのエッセイで中身はかなり濃いのだが、この作者にかかると、笑ひながら考へさせられるといふ、奇妙な經驗をすることができる。
私は通勤電車の車内で讀んでゐたのだが、笑ひを堪へるのに往生した。
聲はなんとか出さずに濟んだが、横隔膜や腹筋の小刻みな振動を押さへることは不可能であつた。
第?室から第?室までの6部構成となつているが、その第?室。
「ヘンナ語みつけ」と題されてゐて、街で見つけたおかしな日本語が集められてゐる。
たとへば、
「シロアリ・ゴキブリ・ダニ・ねずみ等の相談を受けてをります」
私の頭の中では、殺蟲劑による被害に困つたゴキブリやねずみが相談を持ち掛けてゐる映像がイメージされてしまつた。
「このままでは我々は全滅だ、どうしたものか」
「さうだ、こないだ貼り紙があつたぞ、あそこで相談してみやう」
なんて・・・。
2003年11月19日讀了
Posted by ブクログ
読書録「日本語必笑講座」3
著者 清水義範
出版 講談社
P78より引用
“目上の方というのはそのぐらいのことはたやすくやってしまい、
少しも苦労ではない、というのがこのことの論理である。”
小説家でエッセイストである著者による、日本語のおかしな使
い方や面白い部分を紹介する一冊。
政治家の言い回しから日本在住の外国人との対談まで、知らな
いうちにやってしまいがちな言葉遣いが多数収録されています。
上記の引用は、目下が目上をねぎらってはいけない理由につい
ての解説。どのような人でも、ねぎらってもらって文句をいうの
はどうなんでしょう?たやすく何でもできる、少しも苦労では無い
ように見えないのであるならば、その人が目上の立場にいること
はいかがなものかと思うのですが…。人間関係というのは難しい
ものですね。
流行語をまとめた章は、戦後すぐの昭和20年から平成11年まで
紹介されていて、今生きている人達の多くの年代の方に、見覚え
聞き覚えがある言葉が、一つは見つかるのではないでしょうか。
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