【感想・ネタバレ】ぼくんち 上のレビュー

あらすじ

恵まれてはいない人々の心温まる家族の絆を、独自のタッチで描く、サイバラワールドの神髄。

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Posted by ブクログ

大好きな鈴木涼美さんの「娼婦の本棚」の一説で紹介されており、興味が引かれて購入。
作品に引き込まれて一気読みした。
是非、子供が成長した時に社会の勉強として読ませたい作品(闇金ウシジマくんなども含め)である。

「海と山しかない小さな土地に貧乏人とガキがへばりついて生きている」ような場所で主人公である小さな次男坊とそのお兄ちゃん、そして長年家出していた母親が、ある日突然連れてきた「その兄弟のお姉ちゃん」の3人がその貧困な町で強くひたむきに生きていく様を漫画で描いた作品。
貧困がもたらす現実、だれにでも平等ではない神様の存在、自分に見合うだけの小さな幸せの大切さ、抗いようのない貧困から逃れられない運命でも人として失ってはならない尊厳や高貴な魂。
この3冊からは学ぶことがあり過ぎる。
これから西原理恵子さんの本を買い漁る自分自身が目に見える 笑

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

生活層を上流・中流・下流と分けるのならば、下流のそのまた下あたりの町のおはなし。しかしさらに最下層がある。そんな中でもたくましく生きる人たちと、優しくて弱い人たちが、上手く行かない人生を泳いでいる。
どんなにずるくて汚くても、人間とは愛すべきものだなあと思わせてくれるのは凄いと思う。

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2013年05月16日

Posted by ブクログ

BSマンガ夜話でだれかがいってなかったっけ?
「サイバラはオヤジ泣かせのツボを知っている」
って…。
その通りだと思った…

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

せつない。とても良い漫画だ。
かのこねえちゃんの言葉のひとつひとつがいいんだなぁ…
「泣いたら腹がふくれるかぁ!泣いてるヒマがあったら笑え!」

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2009年11月03日

Posted by ブクログ

西原理恵子の描く漫画は本当に独特のテイストのものが多いけれども、この本も、とことん独特で、かつ、最後はかなりほろりとくる。

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2011年09月20日

Posted by ブクログ

西原様のマンガは下手な救いがない。リアル人生らしさがココロに響く。文庫サイズなのにカラーという作りもGOO! 個人的にはつらいときこそ読みたい一冊。
(上)は、新しい家族ができあがる、部分。
「それからぼくは小さな声で、おねえちゃんはぼくのおかあちゃんになってくれるの?」って聞いた。
そうしたらおねえちゃんは小さな声で、
「一太と二太を生まずに授かった。こんなしあわせなおかあちゃんはそういない」とゆった。

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2011年02月09日

Posted by ブクログ

読むと
ものすごい温かさと
ものすごい寂しさに
襲われる本。
西原 理恵子ってスゲーって思ったのは
これに出会ったからやし、
この作風を読めるようになったおかげで、
色々な作品に出会えるようになった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

上中下三巻。
高知が舞台か?
軽く読めるけれど、産まれた環境は自分では打開できないものかと寂しい思いになった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

泣けるんだ、ホント。泣けるんだ。こんな時代があったなあ。こんな田舎あったな〜。こんな人たちもいたなあ〜。鼻水を垂らしながら、生きていた頃。上中下3巻。カバンの中に忍ばせて、地下鉄で読んだらアウト。鼻水が出てきて、変な人に思われます。

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2009年11月09日

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