【感想・ネタバレ】ぼくんち 下のレビュー

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Posted by ブクログ

大好きな鈴木涼美さんの「娼婦の本棚」の一説で紹介されており、興味が引かれて購入。
作品に引き込まれて一気読みした。
是非、子供が成長した時に社会の勉強として読ませたい作品(闇金ウシジマくんなども含め)である。

「海と山しかない小さな土地に貧乏人とガキがへばりついて生きている」ような場所で主人公である小さな次男坊とそのお兄ちゃん、そして長年家出していた母親が、ある日突然連れてきた「その兄弟のお姉ちゃん」の3人がその貧困な町で強くひたむきに生きていく様を漫画で描いた作品。
貧困がもたらす現実、だれにでも平等ではない神様の存在、自分に見合うだけの小さな幸せの大切さ、抗いようのない貧困から逃れられない運命でも人として失ってはならない尊厳や高貴な魂。
この3冊からは学ぶことがあり過ぎる。
これから西原理恵子さんの本を買い漁る自分自身が目に見える 笑

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2024年01月03日

購入済み

読み終えました

涙が止まりません

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2020年07月27日

Posted by ブクログ

きれいはきたない、きたないはきれいという
ことばがあるがこの作品はそんな感じ。
(引用元の使われ方とは違うけど)

たくましくなければ生きていけない。
世間はちっとも優しくない。

だから泣くんじゃない。
鼻血たらしながらでも笑うんだ。

きっと二太は今も笑って生きてる。

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2010年08月31日

Posted by ブクログ

上中下巻とあります。全巻読破しました。
なんだろう…この感じ。言葉にできません。
一人一人の個性もさながら、人間の心の奥深く(汚い部分を含めて)を随所に突いてるというか。
一話一話が胸に突き刺さります。いろいろと。
読んだあとなんともいえない悲しさと、でもこれから頑張ってと思えるとことか。ああああ、ボギャブラリーの少ない自分がむーかーつーくー!(涙

とにかく一度読んでみて損はない作品です。
人間とは何か、人生とは何か、生きるとは何か。
事細かなギャクの中にある悲しさと切なさと人生の深さをこれで味わってください。

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2010年07月17日

Posted by ブクログ

家族解散。
この家族にはおきてが一つだけある。
「おかあちゃんを泣かしたらあかん」
ぼくはこの掟はアフリカの生きものみたいでかっこいいと思う。

・・・泣いたらあかん。

"こういうときは笑うんや"

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2011年01月06日

Posted by ブクログ

正直、小説じゃないのに。小説のカテゴリに入れてしまった。切ないね。いろいろなことが、切なくて愛おしくて、ギュッと抱きしめてあげたくなる。彼らの行く先を思うと本当に切ない。このリアリティはなんだ?

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2009年11月09日

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