初代・バアさん…古くなったパンストを帽子にしている大正生まれ。趣味はふりかけ作り。2代目・ケンちゃん…火炎放射器で我が家を全焼させた家長。趣味はベンチプレス。3代目・セージ…30過ぎても机の中には爆竹が満杯。趣味はポストの投函口の匂いをかぐこと。バカの「黒帯」たちが繰り広げる戦慄のバカ合戦が、貴方の腹をよじりまくり! 読めば必ず元気が湧き出る、全人類必読の超絶コラム!
Posted by ブクログ 2019年08月18日
笑っちゃっていいのか?と思うくらいヤバイ、ある意味悲惨とも言えるぶっ飛んだ家族の様子を、冷静に突っ込みながら息子が書くエッセイ。
ぶっ壊れファミリーが巻き起こす事件の数々が相当に笑える。でもそんな貧乏な生活も、お馬鹿な人々も愛おしい…
…というテンションではなく、著者のスタンスは"貧乏と馬...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月20日
東京は立川に板谷家あり、この家族のすさまじいばかりのバカさ加減にはもう、笑って笑い倒すしかありません。読んだあとは爽快な気分になります。
僕はこの作者であるゲッツ板谷氏を越えたくてバカなことを色々やっていますが、まったく勝ち目はないと先日確信しました。やっぱり年季が違います。そして、この本はあらゆ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月28日
Q.今まで読んだ本の中で一番感動したのは何?
という質問に対しては、
A.重松清『その日のまえに』
と回答します。
Q.今まで読んだ本の中で一番笑ったのは何?
という質問には、間違いなく本書を挙げる。
とにかく読んでほしいと思う。
下手な漫才師共の下手な漫才みるより、全然面白い。
文句なく良書...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
エッセイです。
本当に馬鹿でくだらなくて、大爆笑必至なので人前では絶対読めないくらいの内容なんですが、散々馬鹿にしてこき下ろしているにも関わらず、嫌な感じを受けないのはそこに愛があるからなのですね。所謂ひとつのお友達パンチなのだなぁ、とあとがきを見て理解した。朝日新聞で取り上げられているだけの含蓄が...続きを読む