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Posted by ブクログ
今年お亡くなりになった佐野洋子さんの武蔵美の後輩である西原さんとリリーさんのそれぞれの対談集。
佐野さんの潔い生き方が淡々と語られているので、この時が闘病中だったなんて感じる事なく読みました。
西原さんは『金に執着する人生』で、佐野さんは『金が煩わしい』と考えるけど、お二人には何故か共通項があるように思えるのが不思議。
リリーさんと佐野さんの、今は亡きそれぞれの母親に対する思いとかふれ合い方などから男性目線&女性目線での母親の見方をみたような気がしました。
それにつけてもリリーさんのお母さんは可愛いと(リリーさんがかわいがっていたと)いつも感じます。
Posted by ブクログ
やっぱり佐野洋子さんはすごい人だ。
「そんなに命に執着することが意味のある事だとは思わないの」
ここまできっぱり言い切れるのは、佐野さんだからこその気がする。
私も同じように思うんだけど、修羅場も知らないから大きな声で言えない。
言えないけど思う。
生き物はいつかは必ず死ぬ。人もまた同じ。
西原理恵子さんとの対談と、リリー・フランキーさんとの対談は、男女の違いが期せずして浮かび上がっていて面白かった。
リリーさんとの対談が途中で途絶えてしまったのが残念だ。そのテーマが「エロス」だったというのだから、ほんとに惜しい。
でもまあ、佐野さんは予定終了して人生の幕を引いたわけで、残念だと思うのは残ったものの感傷にすぎないのかもしれない。
さばさばといさぎよい言葉が心地良かった。
ひとつ意外だったのは、佐野さんが一人息子をすごくかわいがったという話。
へー、そうなんだとちょっと驚いた。
Posted by ブクログ
佐野洋子の対談集。本書の発行は2011年2月。佐野さんが亡くなられたのが2010年11月なので、佐野さんの死後の発行であり、人生の最晩年の対談。対談の相手は、西原理恵子とリリー・フランキー。佐野さんを含め、3人ともが武蔵野美術大学、いわゆる「むさび」のご出身。リリー・フランキーとの対談では、佐野さんはベッドでということだったようなので、体調も相当悪くなっていた時期だったのだろう。ただ、対談内容は、佐野さんの他の対談集と変わらず愉快なものであった。
西原理恵子は、デビュー作の「まあじゃんほうろうき」をたまたま愛読していた。とても面白い漫画だったし、何よりも作品中に出てくる本人が面白かった。その後の活躍はここで書く必要もないが、ご本人の知らなかった側面が佐野さんとの対談で現れており、それがとても興味深かった。
リリー・フランキーは「東京タワー」で一躍有名になった。正確には「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」という長い題名の本である。私はこの本を、とても面白かったと記憶しているのであるが、このたなぞうでは、登録していない。もしかしたら、映画で見ただけなのかもしれない。記憶はいいかげんなものだ。
Posted by ブクログ
飄々として自由でザクッとした佐野さん。
どこまでもたくましくでも母性を感じる西原さん。
そして、率直でかっこいいリリーさん。
三者三様、みんな違うけれど、どこか近くて。
とても自然体で、芯がぶれずに自分の姿でシャラッと生きている人って見ていて気持ちがいい。自分が変われないことなんかもとっくに受け入れて、自分なりの生き方で長いようで短い時間を気負わずに生きる。
こんな大人の人達がいてくれると
なんだか勇気がでるなあとおもった。
リリーさんがお母さんを東京に呼んで一緒に住んでからの話はなんだかとっても幸福感に満ちていた。さらにすきになっちゃった、リリーさん。
そこまで生に執着しないと言い切る洋子さん。
いつか必ず死ぬ。生きてるってそういうこと。
だけど、もっと読みたかったなあ。
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