荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレDIOの本体とルーシーの持ってきたDIOの首が合体したのは、1部のセルフオマージュ。
SBRではこれまで、自らのパロディを散々してきたのだから、これは読む前に想像できたはずなのに・・・くやしい。
荒木先生の描く絵はどんどん丁寧、綺麗に。
それとは相反する形でジョジョの奇妙な冒険史上最も”男くさい”ものだったのかもしれない。
そういう意味では、出番自体は少ないけれど印象的だったキャラクターのリンゴゥは象徴的な存在と言える。
主人公、ジョニィ・ジョースター。
試合には負けるし、勝負にも負ける。
だがしかし、これは「再生の物語」でした。
再生。マイナスからゼロへ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読時登録。SBRレースの結末に戦闘を絡めることで最後まで魅力を保っている。その上で、スピード感溢れる馬上の戦闘がSBRらしさがあってよかった。
戦闘の結末に納得が行かない人もいるだろうし、私も初読では大統領戦が良かっただけに少し物足りない印象を受けた。ただ、スティールの言うように「遺体がどちらを選ぶのか」、という観点から見てみると見方が少し変わった。戦闘ではなるほど勝利したかもしれないが、その後の結末は。何より遺体に選ばれたのはどちらでもなく、その資格があったのは。ロックしたあの人なんじゃないか。そういうことだと捉えた途端、この結末でも良かったと思う。
わざわざ作者コメントで「遺体」を手にする者は間違いなく「幸せ」になれる、と書かれていることからも遺体に注目して読むのも正しい気がする。ここで、最後ジョニィが持っているのも「遺体」といえば「遺体」だな、と思うとそういう示唆もあるのかもしれないと感じてしまう。深読みしすぎだろうか。
何にせよSBRの物語はコレで終わる。マイナスからゼロまで戻す、ジョニィが再び歩き出すための物語。作者の考え方が色濃く反映された精神的な話が多かったのが非常に魅力的な作品だと思う。是非色々な人に読んで自分のテーマとして考えて欲しい。