【感想・ネタバレ】JOJO magazine 2024 WINTERのレビュー

あらすじ

【ページ数が多いビッグボリューム版!】1冊まるごとJOJOの本第4弾! ・描き下ろしカバーイラスト「暗殺チーム」 ・巻頭企画 「荒木飛呂彦×ステンドグラス」「続・荒木飛呂彦の漫画術EXTRA TALK」 ・特集1「JOJOで描かれる女性たち」 特集2「暗殺チームの全て」 ・読切漫画『間田敏和の微妙な冒険』うすた京介 『魔好青年ビーティー「武装スモーカー」事件』原作/西尾維新 漫画/出水ぽすか ・小説『オレ自慢の針と糸』尾北圭人 ・グラビアインタビュー「ハ・ヨンス」 AND MOREッッ!! 大ボリューム304P ※紙版の付録「JOJO magazine スペシャルステッカー2枚組」は、デジタル版にはつきません。

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Posted by ブクログ

JOJO magazine2024 WINTER。第4弾ですねJOJO magazine。

表紙は第5部から暗殺チームの面々。ソルベとジェラートもちゃんといます。なぜに暗殺チーム?ということなんですけど、第5部コラボの香水が出たり、ソシャゲが第5部コラボだったりするのかな。時期的なものなのかもですね。

2024の目玉と思ったのは、うすた京介が描いたスピンオフ漫画。
主人公はあの間田です。彼の小物っぷりは、うすた京介の漫画世界にピッタシだと思いますね。仗助たちに懲らしめられてからの間田です。スタンドに目覚めていい気になっている時の彼じゃあないですよ。まあ、スピンオフ漫画での描かれ方の方が、その後の彼を知っているだけにしっくりきますがね。
敵としての「ヤバさ」を強調するために狂気を纏っていた登場でしたが、小物っぷりはすぐにバレてしまったか。仗助の女子人気の高さに嫉妬して腹いせに殴ったけども、木製だから殴った方が痛いみたいなシーンは、器の小ささですよ。
所詮は木の感触なのだから、好きな女子に変身させていたずらしようとしても、つまらなかったのではないでしょうか。夢がないな。

プロシュート兄貴とペッシコンビの前日譚を描いた小説「オレ自慢の針と糸」。
JOJO世界が好きで雰囲気を出したいというのは伝わってくるのですが『今にも落ちてしまいそうな青空の下』という冒頭はやりすぎかなあと思ってしまいました。JOJOでしかも第5部でこの表現となると、アバッキオを思い出してしまいます。
第5部では、あのシーンにだけ使って欲しい表現なんだよなぁ、と厄介なことを感じてしまいました。
小説は面白かったです。プロシュートの兄貴がペッシに感じているギャングとしての伸び代。マンモーニの彼のどこにそれを感じたのか、を描いています。
悪役である暗殺チームであるので、あまり美化しても仕方がないのかなと思わないでもないですが、JOJO歴代の主人公チームがもつ黄金の精神のギャング版を感じ取っていた、というお話。

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2025年01月19日

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