【感想・ネタバレ】JOJO magazine 2025 SUMMERのレビュー

あらすじ

【ページ数が多いビッグボリューム版!】巻頭企画・読切『懺悔室』生原稿ギャラリー&手塚治虫記念館開館30周年記念トークイベント「荒木飛呂彦~創作の地図~」完全収録。 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』総力紹介。 特集「詳説 岸辺露伴」90ページ超 14の企画で露伴の魅力に迫る。 スピンオフ読切漫画『エコーズACT50』増田こうすけ スピンオフ短編小説 【岸辺露伴】『杜王町のシンクロニシティ』新川帆立 【暗殺チーム】『リゾット・ネエロは観察する』鳥谷綾斗 『野良猫は春風と去る』北國ばらっど その他企画and moreッ! ※本商品の「JOJO magazine 2025 SUMMER」デジタル版には、紙版の付録は付属しません。また、紙版購入者限定通販を購入することもできません。ご了承ください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

露伴と仗助の小説がすごく良かった。漫画家の方々が描いた露伴のイラストも良かった。全編好きなキャラの特集だったこともあって大満足。

0
2025年05月23日

Posted by ブクログ

JOJO magazine2025 SUMMER。第5弾ですねJOJO magazine。

表紙は、みんな大好き岸辺露伴。ちょうど実写映画の「懺悔室」が公開されるタイミングですしね。

収録されている小説の「杜王町のシンクロニシティ」がいいですねぇ。
露伴と仗助の二人が雨の夜、康一くんの家で一晩ともに過ごす、という設定の会話劇。この仲の悪い二人が、限定された状況の中でともに過ごすというだけで、ワクワクと悪いニヤニヤが止まらないです。吉良吉影の事件を解決したという仲間意識はあれど、基本的に「合わない」二人。最低限のビジネスパートナーとしての礼儀作法で接しているけど、心は開かないよ、という距離感ですね。いい。
ふと思ったのですが、『岸辺露伴は動かない』の漫画の方で仗助がちらっと出てきた回。密猟海岸かな、仗助が後ろ姿なのは二人の距離感だったのか、と喜び勇んで確認したら、コマの構図上の視点配置でした。席も隣同士だし。
考察と見せかけたデマ情報でウキウキするところでした危ない。

ミステリーの「リゾット・ネエロは観察する」と、ハードボイルドの「野良猫は春風と去る」。どちらも第5部の暗殺チームの小説。JOJO magazineは暗殺チームを推してます。
気位の高い魂≒黄金の精神と思っていて。所持しているだけでなく、その上での行動が、黄金の精神につながると感じています。だからジョニィは、難しいんだよなあ。
暗殺チームも彼らの小説を読むと、彼らなりの黄金の精神を持ち合わせてはいるのだけど、手放しで賞賛はできないのは、白か黒かでいうと、確実に黒であるからなんですよ。そこがJOJOの狂おしさでもある。
善悪の判断で行動できない部分も、抜き差しならない状況もあることを分かった上で、それでも白の方に立つことができるのか、ということを求められる気がするんだよなぁ。
7部以降は、その間で揺れる葛藤を見せつけてくる展開も多いような気がするけどさ。だから、狂おしいのよ。

0
2025年06月15日

「青年マンガ」ランキング