あらすじ
【デジタル着色によるフルカラー版!】ルルちゃんの「バグス・グルーヴ」により負傷したウサギを治療するため病院を訪れたジョディオ達は、HOWLER(ハウラー)社が差し向けたもう一人の追っ手、ボビー・ジーン捜査官に遭遇する。スタンド2体による同時攻撃に防戦を強いられるジョディオは…!?
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Posted by ブクログ
ハウラー社長の登場。
グリーンピースを入れた北海道産昆布の出汁を女性達と楽しむ。
そこに銀行ドルフィン銀行の取立てが。
フアラライ山の北斜面を担保に貸した300億ドル。
お金の流れのシステムが変わった事に気づいたハウラーはバグズグループのルルちゃんに、
「ホビージーン捜査官(グローリーデイズ)には言わずに、溶岩石を回収」
する様に指示を。
病原菌の様に対象の体内に入り込み、病気の様に破壊するバグズグループ。
発射した銃のスピードを遅くできるグローリーデイズ。
ルルちゃんの不安定な精神。
ホビージーン捜査官の暴走テロ行為。
ルルちゃんは溶岩の秘密をホビージーン捜査官に伝えてしまい、
溶岩の力に目が眩んだホビージーン捜査官をジョディオが倒す。
ルルちゃんはホビージーン捜査官がやられた事の悲しみから、能力が解除される。
そして、ドルフィン銀行のMr.ヨコハマが持っていた、ハウラー氏への300億ドルの債権が、ジョディオ達の手元にやって来る。
流れが来たと悟ったジョディオは、この債権を利用して取立てる決意をする。
(流石にそこまで出来るのか?)
わちゃわちゃとして読み応えのある巻でした。
Posted by ブクログ
「溶岩」のことを知る大富豪、アッカ・ハウラーが登場する第5巻。ラスボスになるか、中ボス止まりかは分からないけれど、対決は次巻以降も続く様子。
主人公が正義の味方であれば、悪が立ち塞がるだろうけど、今作はジョディオが「大富豪になっていく物語」だから、立ち塞がる者もまた大富豪になるということなのかもしれない(同時に悪党ではありそうだけど)。
ボビー・ジーン戦直後、ジョディオのルルちゃんへの態度が、筋の通った悪党、といった感じで痺れる。
Posted by ブクログ
ハウラー氏の顔を覆う不思議なデザインのヒゲ(だと認識しているのだが)を見るたびに、ああジョジョだ、と実家に帰ってきたような安心感を覚える。
彼ももちろんスタンド使いで、足許にそれらしき姿が。
ボビー・ジーン捜査官の拳銃スタンドはミスタのようでありホル・ホースっぽくもある。
恋人(ラヴァーズ)の如きルルちゃんのスタンドといい、これはもうセルフパロディなのかもしれない。
指は何本の件も元ネタあった気がするし。
しかしMRIを創るシーンなんてホント無茶苦茶でかなりヤバい状況なのにどこまでも楽しい。
次巻告知Next Issueのヒキがまあカッコいい。
ドラゴナの傍らにルルちゃんがいるのは、味方になったってことかな。
ハウラー社の報復が始まる……って、なんか映画の『GONIN』みたい。
Posted by ブクログ
獰猛なクソガキ幼女ルルちゃん回。
かなりな獰猛な暴れる幼女なのだが、このどうにもならなさと振り切った虚無というかニヒルな表情、ボビー・ジーンにデレきって涙を流すクソガキ可愛い…
病院を舞台に西部劇の様なバトルが繰り広げられ、ボビー・ジーンとパコ、ハウラーなどのマッチョが渋かっこいい。
ノーヴェンバー・レインの内側に閉じ込める様な雨の振り方もかっこいい。
Posted by ブクログ
2025年5冊目『The JOJOLands 5』(荒木飛呂彦 著、2024年12月、集英社)
ここに来ていよいよ敵スタンドとの対決が本格始動。ボビー・ジーン捜査官との対決はシンプルながら緊張感が手に取るように伝わってきて大変ベネ。
敵のボスが大富豪というのは、昨今の時政が鋭く反映されている。こう言う時代感の取り入れ方も上手い。
ストーリー的にも整理されていてテンポも良いし、今のところ過去シリーズでもトップクラスの面白さなんじゃないでしょうか!?
〈飛び散った …………… 『水滴』〉
Posted by ブクログ
『メカニズム』を使い、早い段階からボスと思われるハウラーを追い詰める珍しい構図。
捜査官の銃スタンドを見ると、『エンペラー』、『セックス・ピストルズ』の方が優秀で万能。