荒木飛呂彦のレビュー一覧
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荒木飛呂彦先生の傑作コミック『ジョジョの奇妙な冒険 第四部』より、スピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』をノベライズした短編集第二弾。本巻には「幸福の箱」「シンメトリー・ルーム」「夕柳台」「楽園の落穂」の四作が収録されている。
ノベライズ版の詳細なレビューは『岸辺露伴は叫ばない』に書いたが、第一弾が純粋な怪奇現象(洒落怖作品や都市伝説のような)が扱われていたのに対し、第二弾では人間の心の闇、歪な欲求や傲慢さによって引き起こされる怪異が多い印象。コミック『岸辺露伴は動かない2』に収録されている「ザ・ラン」のように、人間の異常さが際だって描かれているように感じた(特に「シンメトリー・ルーム」に登場す -
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ネタバレ2017/09/29、町田のゲーマーズで購入。
町田のアニメイトは混んでて並びたくなかった。
植物鑑定人に会いに行くのに邪魔が入って戦う話。
ドロミテの追跡スタンド「ブルーハワイ」がおぞましい。
どんどん宿主を変えていって追いかけてくる。
体液ついたら負けってスタンドだから描写が気持ち悪い。
次のスタンドも追跡してくる。追跡がかぶっているが。
攻撃性が異常。溶かすし正体見えないし勝てそうにないけど。
常敏と花都の過去話。刑務所に行った理由はわかった。
新ロカカカの効果と土地の呪い(埋めると混じる)の使い分けがよくわからない。どっちも別の個体に影響するけど結局等価交換で治りはしない。土地の -
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原作・漫画で袂を分かったフーゴが
どう着地したのか、それを知るため読んでみる。
背景を知った上での冒険・アクションものとして
面白く読めたことを先に告げておくが、
回想というかたちで原作のシーンを文字で追いながら、
思い浮かんだのは
「裏切者の名を受けて、全てを捨てて戦う男~♪」
フーゴが最終的にそうなったのは、よしとして、
受け入れる、前に進む(進ませる)、導く
ように見えるけど、ジョルノがわざわざ出てきて
トップに立ったら、そんな感じだったのかなぁ
という感想。
結局、掌で転がされていた、と思うには
ジョルノ側の描写が足りないのか、
フーゴが独り覚醒していく感じが、
あまりにご都合主義